うさぎとトランペット (新潮文庫)

うさぎとトランペット (新潮文庫)
あらすじ・内容
ブラスバンドに出会った少女の成長の物語。音楽は人の心に魔法をかける! 『楽隊のうさぎ』につづく、ブラバン小説。

宇佐子は、転校生のミキちゃんを仲間はずれにするクラスの雰囲気に傷ついて、学校へ行けなくなった。微熱が続く夜明け、宇佐子は公園から響いてくるトランペットの音色に心惹かれる。ミキちゃんに誘われて町のウィンド・オーケストラでトランペットを習うことになった宇佐子は、きらめく音、ブラスの楽しさ、演奏する喜びを知る。音楽に解き放たれて、伸びやかな心が育っていく……。

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うさぎとトランペットはこんな本です

うさぎとトランペットの感想・レビュー(306)

転校生のミキちゃんはクラスに溶けこめず仲間はずれ状態。主人公の宇佐子は寡黙な女の子だが、ミキちゃんと仲良くなり町のオーケストラに二人で参加する。 耳のいい宇佐子が感じる音の表現がすごい。楽器や人の声、風の音までがハーモニーを奏でるのを感じている。 そう言えば自分も子供の頃に人の声やもの音に色を感じていた事を思い出した。 そして、宇佐子はまだ出られないが大人達に混じってミキちゃんが出るオーケストラの発表会。 ため息が出る様なすばらしいエンディングだ。
★9 - コメント(0) - 3月2日

「楽隊のうさぎ」のその後、みたいな話で興味をもって読んでみた。主人公は違うから別の話ではあるんだけど。小学生の女の子の繊細さ(?)、あと音楽の力のあたりが印章的だったかな。語彙が少なくうまく表現できないのが悲しい。 後で他の読者さんの感想も読んでみようか。。
★1 - コメント(0) - 2016年11月2日

「お弁当を食べながらひたひたと寄せてくる演奏会の緊張を味わっていた。口の中にあるのは、お米の味ではなくて、金管楽器や打楽器が作る弾む音の味だった。」(p.473)『楽隊のうさぎ』を読んでからかなり経っていたため、続編という印象が薄いまま読了。吹奏楽のことよりも小学生にありがちな異質な存在を排除するような雰囲気が巧く描かれていると感じる。
★2 - コメント(0) - 2016年9月6日

tmm
同級生だから分かり合えるわけでもないし、年が離れてるから分かり合えないわけでもなく…思春期に入りかけの女の子の揺れる感じがなんだか危うい。
★1 - コメント(0) - 2016年5月24日

周りの人たちが何を考えて暮らしているのかなんてさっぱりわからない。その人たちが大人の場合はもちろん、同級生であっても。でもその人たちが醸し出している空気はわかるような気がする。もうちょっとで新しい世界が開けるというタイミングに感じる閉塞感に包まれている。そんな感じの中で生きているのがのが小学校高学年なのかと思う。この作品中ではそんな微妙な雰囲気と、その雰囲気の変化が描かれている。宇佐子はその中をゆっくりと、一歩ずつ歩んでいく。この雰囲気が、読むたびに遠くなる気がする。自分が大人になっているからなのか?
★2 - コメント(1) - 2016年3月29日

*小学5年生の無口で感受性の高い少女が主人公。トランペットを吹く少年と、クラスから仲間外れにされている女の子と友達になって、世界が広がり成長していく。
★1 - コメント(0) - 2016年1月18日

読破。えっと、伸びやかな心が、育っていったのか? ごめんなさい、正直その辺り、よくわかりませんでした(笑)タイトルからすると宇佐子が主人公なんだろうけど、どうも主人公の存在感が…。そして主人公を脇に追いやった物語が続いていて、どうにも本筋が掴みきれませんでした。こういうテーマならもっとこう、ストレートな方が読みやすいだろうし好感度も上がるかと思うんですがねぇ。
★45 - コメント(0) - 2015年9月21日

ひたすらに読みにくかった。やたら長くて長くて楽隊のうさぎほどサクッと読みきれなかった。楽隊のうさぎの方がサクサクッと話が進むから好きだったかも
★1 - コメント(0) - 2015年7月3日

いい話だった。人間は音楽の入れ物、とはなかなかの名言
★1 - コメント(0) - 2015年6月30日

登録し忘れ、2月中に読了。長いわりに心に残らなかったのは、主人公と年が離れているからなのかな?
★5 - コメント(0) - 2015年3月9日

楽隊のうさぎの続き?と言うことで前から読もう読もうと思っていた作品。最初トランペットのお兄さんは克久だと思ってた。有木先輩、全然思い出せなかった。しょうちゃんとベンちゃんは覚えてた。今回は宇佐子ちゃん自身が楽器を演奏するシーンは殆ど無くて、音楽を通じてミキちゃんをはじめ様々な人と親睦を深め、自身も音楽にのめり込んでいくまでの話。前回は音楽を奏でる側の物語、今回は音楽を聴く側の物語。「聴く」ということを象徴するかのように耳がよくて、声で人の気持ちまで読み取り、ニンジンが好きなうさぎみたいな宇佐子ちゃんが主人
★6 - コメント(1) - 2015年2月11日

クラスの問題を無理に解決させるのではなく、問題について子供たちに考えさせようとする木村先生の姿は、小学生の頃の担任を思い出した。ピンクバナナの様に色んな世代が参加できる場所は、今の時代貴重である。子供にとって、見舞ってくれる大人がいるのは凄く安心だ。
★4 - コメント(0) - 2014年10月8日

おおよその流れというかストーリーは良く出来ているのだけれども、場面というか主体の人物の転換がころころしすぎてて、なんだか話に集中できないというか…適切な表現が見つからない。一言で片付けてしまうと読みづらい。何か勿体ないなぁ。
★2 - コメント(0) - 2014年8月28日

優しい心の持ち主である主人公。登場人物が皆魅力的だった。あと音の表現が好き。作中何度かある演奏シーンは飽きなかった。
★1 - コメント(0) - 2014年6月16日

小学生のころあったな。こんなようないじめ。大人になった今では、あれはいけないことだったとわかる。今の小学生に「いけないことだよ」と諭すのにどのような言葉を用いればよいのか考えてみたが、私には思い浮かばない。無駄に年を取っちゃったな。
★2 - コメント(0) - 2014年4月5日

前作の「楽隊のうさぎ」よりこっちのほうが好き。 音を言葉にする技法も心情描写も風景描写も、前作よりよかったです。
★2 - コメント(0) - 2014年2月9日

中学高校と吹奏楽部だったので、すごく共感、入り込めた。アルメニアンダンスはわたしも吹いていてバラバラになって、それを空中分解って呼んでいたのを思い出しました。音と音が手を繋いで響き合う感じも。音を文章で表現するのって難しそうだけど、面白く描かれていた。また宇佐子の年頃の独特の雰囲気も忘れかけていたなぁ。小さな頃を懐かしく思い出しました。あの頃悩んでいたことは実はちっぽけで、大人になればもっと広くて大きな世界が広がっているんだなぁ。
★2 - コメント(0) - 2014年1月28日

あたしもトランペットをしているけど、小学生でトランペットを買ってもらえるなんて、うらやましい。
★1 - コメント(0) - 2014年1月27日

読みにくかった。 「楽隊のうさぎ」の中学生達がどうなったのか気になったので、頑張って読んだけど・・ すっごい時間がかかった
★2 - コメント(0) - 2013年12月9日

宇佐子の気持ち,何だかわかるような気がするなぁ。いくつでも親子,友人,異性の人間関係って難しい。
★4 - コメント(0) - 2013年9月27日

ゆったりとした流れのストーリーでした。私も小学生の頃、クラリネットをやっていながら、トランペットに憧れていたので、トランペットに対する有木君や宇佐子の思いいれには共感できる部分がありました。ただ、小学生の時に女の子の間であったゴタゴタもこの本を読んでいろいろ思い出してしまい、ちょっと憂鬱な気分に。あらためて小学生高学年女子の人間関係って、複雑だよねーと思いました。
★10 - コメント(0) - 2013年9月21日

宇佐子とみきちゃんの関係が面白いなって思った。
- コメント(0) - 2013年5月18日

吹奏楽やってたわけでも、音楽に詳しいわけでもないけど音楽をテーマにした本に惹かれる。ウサギの好きなうさこちゃん。小学生ならではの友達関係の悩みがあってそれを解決してくれたのはトランペット!表現がやわらかくてやさしい。解説にのってた「楽隊のうさぎ」も読む!
★1 - コメント(0) - 2013年3月19日

面白い! 吹奏楽部というより音楽の好きな人たちと、オトナになりかかっていく小学生の宇佐子と転校生のミキちゃんのお話し。小学生以上の子供のいる人は自分の子供と重ねて読むと子育ての難しさにも思いを馳せて、う~んと うなってしまうかも。何気ない風景なども面白い表現がされていて、じっくりゆっくり読んだ。「あっち、あっち、あっち」と囁きながら雪が降ってくるなんて表現は子供みたいにわくわくしてしまった。
★7 - コメント(0) - 2013年3月19日

うさこの素直さが懐かしい。(別にそんな素直だったわけじゃないんですが。)/周りの声だとか雰囲気だとかっていうものを聴きとってしまう耳は持っていてしんどいのだろうけれど、高一の今読んで思うのは、そういう耳によって大人になるのだろうし、後々プラスに働くのだろうということ。持ってるうさこがちょっとうらやましい。/約一年前の自分の感想でうさこと自分が似ているとか書いてるのだけれど、今は似ていないと思う。読む視点がなんだか変わった。理由は自分の成長なのかはたまた後退なのかわからないけど。またそのうち、一年後とかには
★3 - コメント(1) - 2013年2月9日

先日読んだ「楽隊のうさぎ」の続編です。といっても前作の登場人物が主役ではなく、ストーリーの背景を引き継いでるだけでほんの少しでる程度で主役は感受性の高い小学生たちです。学校卒業しても楽器をやっていたいノスタルジックさは理解できますね。「ベストフレンド」「アルメパート2」などやったことがある曲名が出てくると「やったなあ」と共感できます。あと思ったのが楽団の名前って大事ですね!
★3 - コメント(0) - 2012年12月17日

うさぎ→うさこ、というネーミングセンスに親近感を覚え、とても楽しく読めた。「あんたなんか嫌いよビビデバビデブ」の場面から「バカ、アホ、ドジ、マヌケ…」とアイネ・クライネ・ナハト・ムジークの替え歌につながる場面は傑作。宇佐子のトランペットを通しての成長が十分に描ききれていないもどかしさはあったが、全編を通して子供たちが可愛く、音楽に関する比喩表現や音楽をからめた心理描写が素晴らしかった。
★4 - コメント(0) - 2012年10月31日

学生の頃、吹奏楽部でクラリネットをしていたので、みんなで合わせたときのぴったりくる感じやバラバラになったときの焦る感じが蘇ってきました。音楽は年齢性別を越えて楽しめる。いいなぁ〜私もまた演奏したいなぁ。 学校の中の狭い世界しかしらない子供たちにとってその世界を変えてしまうかもしれない存在は恐怖になり、仲間外れって始まるのかもしれない。
★2 - コメント(0) - 2012年8月18日

音楽が深く関わってくる作品を読むたびに思うのは、自分の音楽への興味のなさから作品を楽しめない残念さ。きっと演奏すること、聴くことがすきであれば楽しめる作品なのだろうなと。宇佐子の物事の感じとり方が冷静で大人。私が知っている等身大の小学生とはちがうところにまた、ひっかかりを覚えてしまった。
★2 - コメント(0) - 2012年6月24日

中沢けいさんの作品は初めて読みました。音楽好きなので演奏会前の緊張感やレッスン風景も含めて楽しく読めました。それにしてもミキちゃんと宇佐子ちゃんは感じ方や考え方が大人ですよね。物事を冷静に見ている半面ちょっと子どもっぽい言動が現れた時は少しホッとしました。ピンクバナナの定期演奏会の情景がもう少し見てみたかった・・・特にミキちゃんと朝岡先生ら3人で奏でる有名な?クラリネット曲の演奏風景なんかを。
★11 - コメント(0) - 2012年5月29日

なんだろうなぁ。。。 読みにくい感じはやっぱりあります。 吹奏楽知らなかったら本当にわからないと思いますし。 でも宇佐子可愛い! 「楽隊のうさぎ」よりは好きかなぁ
★2 - コメント(0) - 2012年5月12日

★★★☆☆ 読了まで時間がかかった。主人公は口べたな小5の宇佐子。クラリネットを習ってる転校生のミキちゃんと、ひょんなことで音楽を通して仲良くなるが、いじめに遭うミキちゃんとの距離に悩んだりしながら、学校のない週末には市民バンドの練習を毎週見学して『校外では仲良し』の関係。中学校の吹奏楽部が舞台だった『楽隊のうさぎ』の続編とも言える作品で、懐かしい面々が高校生として登場する。市民バンドの練習風景はとても楽しく読めるのに、ミキちゃんを中心にした小学校の描写が週末の大人世界とのギャップで痛かった。
★6 - コメント(0) - 2012年4月25日

この本、吹奏楽経験者じゃないと読むの難しくないか!?曲目や教則本の名前など、細かく描写されていて、吹奏楽経験者には「ある!ある!」の連続だけど、吹奏楽のわからない人には全体の内容の3割くらいが理解できないんじゃないかなぁ。私は頭の中にずっと曲が流れながら読めたけど…。 小学校高学年の繊細な女子心は丁寧に描かれていて良かったわぁ。
★2 - コメント(0) - 2012年4月9日

いつの間にか音楽の力にのみ込まれていく宇佐子が、二年前、同じようにトランペットに出会って、同じようにのみ込まれた自分に重なった。きっと私も小学生の時に出会っていればそうなっていたであろう姿だった。楽器って自分を表現できるものだから、うまく表現できない人ほど、トランペットというトップの音を出せる楽器に魅かれるんじゃないか。自分ってなんか宇佐子に似てたりするかもと思った。
★7 - コメント(0) - 2012年3月2日

「人間が音楽のいれもの」なら音楽できないやつは人間として空っぽなの?音楽に興味ない奴は人間として不完全なの?そんなわけない。
★1 - コメント(0) - 2012年2月21日

続編をぜひ出して欲しい。楽隊のうさぎより先に読んだので、有木先輩たちが登場したときも宇佐子と同じように会話の中身が分からなかった・・・。 吹奏楽の経験はないけど景色の描写がとても丁寧でじっくりと読んで入り込んでしまいました。
★1 - コメント(0) - 2012年1月30日

『楽隊のうさぎ』から数年後の話なので、あの吹奏楽部のその後や部員達のその後が少しだけ知る事が出来る。 宇佐子は可愛かった。でも、宇佐子がトランペットに触れるまでが長い・・・。宇佐子の雄姿を期待してたので続編を出してほしいなぁ。続編ではピンクバナナに市民会館に来てた2人も参加してくれてたらええのになぁ。
★41 - コメント(0) - 2012年1月7日

前作『楽隊のうさぎ』の続編。 花の木中学卒業生が登場したりで,なんだか懐かしい感じ。ここのところ微熱続きで,宇佐子の気持ちがわかる気がする…。 電車で読んでいたが,これは家で読むべきだなぁ。流れる音楽バックに読み進めるのと,電車の音では格段の違いだ。インターネットの便利さを痛感した読書であった。 マーチ「ベスト・フレンド」 ナブッコ序曲 アルメニアンダンス パート2 第2曲 「結婚の舞曲」 アルメニアンダンス パート2 3楽章 ロリ地方の歌 アイネクライネナハトムジーク マイウエイ 真夏の夜の夢
- コメント(0) - 2011年12月25日

「楽隊のうさぎ」の続編。前作と同様に、成長する子供と、とまどう母親の心情が細かく描写されている。前作が普門館で演奏する所で終わっていて、その後は、一般吹奏楽団を作る話が折り込まれており、音楽を趣味にしているわたしには、たまらない2冊。
★2 - コメント(0) - 2011年12月17日

宇佐子の性格どおり、のんびりとした展開。そのせいか、読むペースもかなりのんびりでした。そして宇佐子がトランペットを手にするまでがかなり長かった・・・ちょっと間延びです。でも、小学校高学年てこんなにも感情が複雑だったのかと、ちょっと驚き。最後に、やっぱり「楽隊のうさぎ」組とはちょうど3歳違いだったと再認識。高2で読んだ楽隊のうさぎで中学生だったカッチン。この作品では高校生(ちょっと大人になってた!)になってたけど、ベストフレンドのとき私は大学1年だったもんな。
★4 - コメント(0) - 2011年7月26日

うさぎとトランペットの 評価:56 感想・レビュー:61
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