ブランコのむこうで (新潮文庫)

ブランコのむこうで (新潮文庫)
あらすじ・内容
あなたも、この本を読んで優しい気持ちを思い出してみませんか?

ある日学校の帰り道に、「もうひとりのぼく」に出会った。鏡のむこうから抜け出てきたようなぼくにそっくりの顔。信じてもらえるかな。ぼくは目に見えない糸で引っぱられるように男の子のあとをつけていった。その子は長いこと歩いたあげく知らない家に入っていったんだ。そこでぼくも続いて中に入ろうとしたら……。少年の愉快で、不思議で、すばらしい冒険を描く長編ファンタジー。

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ブランコのむこうでの感想・レビュー(1824)

恥ずかしながら初めて星新一さんの本を読みました。前半はただ不思議な世界をたのしんでいたのですが、後半どんどん話が深くなる。ああ、これは良い本に出会えたんじゃないかな、という予感。人生の先輩から分かりやすい形でありがたい話を聞かせていただいているような感じ。夢から催眠術の世界に移動したり、赤ちゃんたちの見る共通の夢へ移動したり、予想のつかない展開が流石で、面白い。たくさん本を出されているからこれからどしどし読んでいきたいと思う。
★3 - コメント(0) - 3月18日

中学以来の再読。めずらしい長編。星さんを好きになったきっかけはこれだから、懐かしくておもしろい。「道」が印象に残る。
★8 - コメント(0) - 3月5日

少年が様々な境遇の人の夢の中と現実を行き来して「そっかー、この人は現実世界であんなだから夢の世界ではこんななんだねー」と納得していく話(?)。 物語自体はたぶん小学生でも難なく理解できるくらい読みやすいし分かりやすいんだけど、深い。深イイ話って感じ。 読みやすくて深イイ話は(・∀・)イイネ!! 個人的に彫刻おじさんの話が好き。人の自己顕示欲と幸せ・生き甲斐について深く考えさせられた(深くは考えていない)。
★5 - コメント(0) - 3月5日

少年が夢から夢へ移って行くが年の割に随分大人びているなぁという印象。読み終えた後は暖かい気持ちになれる。
★25 - コメント(0) - 2月26日

男の子はひょんなことから夢の中に迷い込んでしまいます。その中で数々の世界を目にし、いろんな人に出会います。この本ではおそらく、各章心に響くもの・出来事があることと思います。それも、読んだ人により様々であることでしょう。なので、一口にこの本はこうだった!と私には明言できません。一つ言えることは素敵な本でしたということです。少々この場を借りて…俺は眠るのが怖いです。一種の病的なもので、どうしようもないです笑。読了後もやっぱ怖いままです。でも、読んでよかったよ。この本に出会えてよかった。教えてくれてありがとねー
★6 - コメント(0) - 2月15日

星新一先生の長編小説だ。 やはりショートショートの方が向いてるの思った。
★3 - コメント(0) - 2月2日

主人公の少年がいろんな人の夢の中を冒険していくファンタジー。“もうひとりのぼく”について行ってある扉を開けたら不思議な旅の始まり。少年がとにかく素直で優しい!裸の王様に「なんで裸なの?」と聞けるくらい素直だ。夢から夢の移動は急にやってくるので、前の夢で出会った人たちに別れの言葉が言えないのがちょっと切なかった。次はどんな人の夢に入るのかなとか、現実世界に戻れるのかなとかワクワクドキドキしながら読んだ。約40年前に書かれた小説なのにみずみずしくて温かい。ああ、良い物語読んだなあと思った!
★21 - コメント(0) - 1月22日

題名からは想像つかなかった、少年が夢を渡り歩く物語。少年が夢に入ることで夢の主人の想像力を越えた変化が少なからず起こるので、夢が昨日までのルーチンから少しズレたり、主人の現実での行動に影響したりする。それにしても、少年の思考が大人びているなあ。彫刻に勤しむお爺さんの話が好き。
★6 - コメント(0) - 1月8日

昔読んだ童話集・寝る前に読む本を思い出した。夢の話は惹かれる。星新一の文体は、細い線で描いた絵の様で好きだ。
★2 - コメント(0) - 1月6日

少年が夢の中の自分と入れ替わり、そこから脱げ出すため色々な人の夢を辿って旅をするお話。 一生をかけて彫刻をしているおじさんの話が身につまされる。大きな大理石を素晴らしい彫刻にしようと試行錯誤するけど理想の作品は出来ず、目標はどんどんスケールダウンしていき、大理石もどんどん小さくなり、最後は、人のためになることを、と通行人のために道端の穴を埋める石を彫る。まるで人生のよう、成し遂げたいことはたくさんあるけど、成し遂げれることはほんの少しなのだなと。
★1 - コメント(0) - 2016年12月31日

子供の目線で書かれたちょっぴり不思議なお話。。。 ドキドキワクワクっていうのはあまりないけれど、少し不思議で少し心があったかくなったりするそんな感じのお話でした。
★3 - コメント(0) - 2016年12月12日

夢の世界の自分と入れ替わられて、夢の世界に閉じ込められた主人公が、色々な人の夢を渡り歩く話
★3 - コメント(0) - 2016年12月1日

少年があるきっかけから他人の夢を渡る長い旅をする。キラキラな夢の世界の住人がキラキラな現実を生きているとは限らなく、夢はその人の思い出・願望・浄化と様々な役割を果たしているのだ。一見、複雑で重たい世界も子供の素直で偏りのない見方によって、幻想的に描かれている。児童文学にもなりうる内容ながら、終盤の「道」や「赤ちゃんたち」は読めば読むほど深く…これはすごく深い✧*。何故か読んでいる間、幾度となく切なさがこみ上げてきた。何度も読み返したくなる素敵な物語です。
★12 - コメント(0) - 2016年11月22日

誰かの夢から誰かの夢へと、次々渡り歩く少年のストーリー。不思議なこの世界感はどこか<星の王子様>を彷彿とさせたりして。ファンタジーの世界は人だけが創造できる限定空間。どこの夢や星にもそれぞれの個性があり、どこか滑稽で何気に寂しい。人って、そういうものなのかな。
★4 - コメント(0) - 2016年11月20日

アニメのショートショートしか見たことが無く小説は初めて。不思議な空間の中に大切なことや忘れてはいけないことが散りばめられている。現実を生きるためには逃げてもいいよと許された気がした。
★5 - コメント(0) - 2016年11月17日

再読。星新一さんの長編ファンタジー。小学生の「ぼく」がある時、ひょんなことから他人の夢の世界に紛れ込んでしまいます。なんとか現実へ戻ろうとするもなかなか上手くいかず、夢の世界を渡り歩くはめに... 40年以上前の作品なので多少時代がかったものは感じますが、淡々としていて非常に読みやすかったです。位置付けは児童文学なのでしょうが、ぐっとくるエピソードや言葉も多く、大人にこそ読んで欲しい作品です。再読でも充分堪能出来ました。とても面白かった。
★7 - コメント(0) - 2016年11月17日

さいどくー
★10 - コメント(0) - 2016年11月12日

子供の視点っていうのが良かったです。読み終わった後 ブランコのむこうで というタイトルから、日常と夢は表裏一体で近い存在なのではと考えました~。
★5 - コメント(0) - 2016年10月29日

友達が読んでたので。おそらく初めての星新一。 他人の夢をのぞいてみたら・・・そして、それが、ままならない現実の埋め合わせだとわかったら・・・。すんなり読めたけど、今はこういう気分じゃなかったかな~~。 読みながら、筒井康隆の「家族八景」思い出してしまった・・・。
★3 - コメント(3) - 2016年10月28日

他人の夢を覗いてみたらどんな世界が拡がっているんだろう?という不思議を描いたファンタジー。いろんな人の夢を渡り歩き、それぞれの現実世界での不満も垣間見えたり。それもドロドロしすぎていないのが丁度いい!「あのさまざまな夢の世界も、この現実の世界があればこそなんだ。ここが、ずっとぼくの生きてゆく世界なんだ‥」というラストはとても味わい深い。。小学生がここまで考えられるのか、というツッコミは置いておきます(笑)
★33 - コメント(4) - 2016年10月17日

★★★★☆夢の中の私はどんな人か気になりました。
★3 - コメント(0) - 2016年10月11日

自本 いつ買ったか忘れた 星さんのファンなので 大体こういうお話は展開が予想ついちゃうものですがさすが神様。結構、大人が読んじゃう文章です。星さんの「ほら男爵」よりも更に判り易く「人間とは」が嫌味なくちりばめられてる。皇帝陛下のお抱えの学者の言葉は物凄い。出来れば「ほら男爵」のようにイラストを章ごとに入れて欲しかったなぁ。更に出来れば「和田さん」で。
★35 - コメント(0) - 2016年10月10日

誰かの夢の中に入り込む連作短編のファンタジー小説。夢の中、そして現実世界も覗き込むことでその人の現実逃避を目の当たりにするというなかなかのブラックさ。しかし唯一現実世界を見ない「道」のおじいさんの語りは、ブラックなだけでない著者の丸い人柄を表しているようでした。解説で描かれた星新一のエピソードも意外性があって面白かったです。
★2 - コメント(0) - 2016年10月1日

MA
彫刻をしているおじさんの話が印象的だった。他のキャラクターは現実世界の姿が描かれているが、このおじさんだけは読者の想像力に任されているのでそこが良かった。
★6 - コメント(0) - 2016年9月8日

emi
子供に向けた作品だけれど、大人のほうが感じたり思うことが多いのではないかなぁ、と思う星新一さんの中編小説。自分そっくりな男の子と出会った僕は、そいつの後を追っていき、いつしか夢の世界へと来ていた…。夢は大人も子供も赤ちゃんも等しく見るもので、夢と現実の存在意義や人の生き方や人生の悲喜交々を何気なくすっと伝える文章に、何度もため息が出ました。ブラックユーモアはないけれど、出てくる人の姿は必ずしも幸せそうではない。どうしてなのか、どうしたらいいのか、星さんは優しく諭しています。「だれも知らない国で」改題。
★56 - コメント(7) - 2016年9月8日

いろんな人の生活を垣間見ていくお話。かと思っていたら最後は生命の流れという壮大なことにまで話が発展する。しかも、さらっと。しかし、堂々と。星さんという人は迷いのない人なのかなぁ。すごく颯爽として潔い感じがしました。
★18 - コメント(8) - 2016年9月5日

何度読んでも良い本。星新一の中でも1番好き。珍しく長編ではあるけれど、星新一らしさをひしひしと感じる。初めて読んだ小説ということもあって思い入れが強い本でもある。是非多くの人に読んでもらいたい。
★22 - コメント(0) - 2016年9月3日

「ぼく」が渡り歩いた夢の1つ1つが鮮やかで自分も一緒に旅してる気分に。最近はSF系読んでなかったから想像の世界に浸れるの久しぶりで楽しかった!石を削るおじさんの言葉には、思いがけず人生の真理を教えられた気がして、後悔しないように生きないと、と思った
★5 - コメント(0) - 2016年8月30日

再読。夢の中での大冒険。結構しっかりとした考えができる小学生で夢の中で色々な人に影響を与えている。ピロ王子の夢は楽しく道に夢のおじいさんは素敵でした。
★5 - コメント(0) - 2016年8月27日

なんとなく児童文学のように感じた。大人の醜いところ、人生のつらさなどそのまま描くと汚くなってしまいそうなものを夢というファンタスティックな世界と純粋なかわいらしい少年の一人称で描いており、どこか優しさや温もりを感じられました。
★17 - コメント(0) - 2016年8月23日

星新一の中で一番好き。
★5 - コメント(0) - 2016年7月24日

PPP
★★☆☆☆:大人になればなるほど《夢の世界》を必要とするのかもしれない。現実の鬱憤を夢の中で発散させるべく、記憶と想像とで組み立てられた世界。〈 どんな夢を見ようと、当人の勝手じゃないかというわけさ。〉欲望を夢の世界で叶えるのは悪い事ではない筈。自分の夢の世界では誰もが自由!誰もが独裁者! だから他人の夢の世界なんかに入り込んだりしたら… 、それは大変!!  ところで、私が見る空飛ぶ夢は、何故か地面すれすれを低空飛行ーー  どうせ夢なら大空を優雅に飛び回りたい…。
★16 - コメント(0) - 2016年7月23日

ファンタジーを読んだのは久しぶり。淡々と物語は流れていくけれど、“ぼく”が行動を起こそうとしたときに、違う場面に変わってしまう。惜しい、あと少しだったのに!終わり方も嫌いじゃない。やけに大人びたぼくの対応が微笑ましい。次は星さん本領のショートショートを読んでみたい。
★7 - コメント(0) - 2016年7月17日

昭和日本版 星の王子様 この当時のおしゃれ表現てこんな感じだったんだーと思いながら読み進んだ。児童書の風情ではあるけど、なかなかシニカルだったり深かったり。平成の現代も 抱えるものはそんなにかわってないんだなあ。
★3 - コメント(0) - 2016年6月28日

後日記載予定。
- コメント(0) - 2016年6月20日

「勝手に星新一読み直し祭」第15弾。平成24年 1月30日 改版 58刷 読むセットであった。結局は発熱をして、色々な人の夢を見ると言う話である。お父さんの懐古の夢、病気で寝たきりの子供の夢、交通事故で子供を亡くした母親の夢、などちょっと悲しい切ない夢の世界に入っていく。この小学生(中高学年だと思う。)がキレキレである。最後は赤子の夢であって、ハッピーエンドかと思いきや、最後まで読んで行くと、まあそうだなぁと納得させられる。
★12 - コメント(0) - 2016年6月19日

時代かな。
- コメント(0) - 2016年5月23日

まだ子供の頃風邪で熱を出して寝込んでいると、本当に変な夢をリアリティーをもって見た記憶がある。この本の主人公を追って読み進めていくと、夢と分かってるんだけど夢から夢へ移り行き、なかなか現実へと帰れないことに読んでて息苦しさを感じた。子供向けの話のように思えても夢の中では大人の世界を垣間見る場面もあるし、星さんのお話は、禁忌に爪先を触れるかどうかくらいの危うさを感じさせる。
★12 - コメント(0) - 2016年5月21日

もし自分がこどもの頃にこんな体験をしていても、こんなに色んなことを考えることはできなかったと思う。夢の主人公の本当の姿を見た時、それを受け入れられる素直さ、気遣える優しさ、夢の中の出来事に繋げて考えられる柔軟な発想。今の自分ですらそんな風には考えられないように思えて全部が羨ましかった。けれど「じゃあこんな体験をしたいか?」と訊かれるとそれはきっと大変で途方もないから、あくまで「お話」として自分の中に留めておきたい。特におじいさんの夢の中が印象に残っています。
★5 - コメント(0) - 2016年5月13日

「ある日、学校の帰り道に、もうひとりのぼくに出会った」 自分とうりふたつの''ぼく''を追いかけるうち、他人の夢の世界に迷い込んでしまった、おとこの子の物語。 夢の世界が、それこそ夢のように幻想的で引き込まれる。 イメージの細部にまで夢の持ち主の感情が顕れていて叙情的でもあった。 おとこの子の目線で話が進んでいき、ちいさい子の拙いことばで綴られる文章にも目を惹かれる。 本書は「だれも知らない国で」が原題のようで、個人的にはそちらのほうがおさまりが良く感じる。
★9 - コメント(0) - 2016年4月30日

ブランコのむこうでの 評価:84 感想・レビュー:359
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