仮装集団 (新潮文庫 (や-5-8))

仮装集団 (新潮文庫 (や-5-8))
あらすじ・内容
政治に引き裂かれた芸術の世界。あの美貌の女の正体は……?――『白い巨塔』『華麗なる一族』に連なる社会派長篇の傑作。

すぐれた企画力で大阪勤音(勤労者音楽同盟)を牛耳っているニヒルな敏腕家流郷正之は、勤音内部の政治的な傾斜を感じている。勤音組織は人民党とつながっているのではないだろうか? 党との関係を探るため、流郷は美貌の経理責任者江藤斎子と情事を重ねた。だが、すべてを知った時、流郷は……。政治の手で操られる集団の無気味なエネルギーを綿密な調査と豊かな筆力で描く長編。

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陸王
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仮装集団 (新潮文庫の感想・レビュー(248)

久々に山崎氏の作品(35冊目)。1960年代頃のお話ですが、本当に面白くのめり込むように読みました。...何がそこまでのめり込ませるのか、自分でもわかりませんが...。
★3 - コメント(0) - 1月31日

最近若い方の本を読むことが多かったので、立ち返って山崎豊子さん。やはり完璧!
★1 - コメント(0) - 1月9日

☆☆☆
- コメント(0) - 1月6日

☆☆☆☆
- コメント(0) - 2016年12月25日

映像化されていない山崎作品 面白かった!
★6 - コメント(0) - 2016年11月19日

ちょっと難しい内容でした。
★3 - コメント(0) - 2016年10月13日

時々、ソ連音楽(←昭和40年代の話なので)の話題が出てくるのが楽しいです。ショスタコのオラトリオとか。しかも、ちょこっとだけどロシア語も飛び出てきます。まあ内容は、楽しい話では全然ありませんが‥
★1 - コメント(0) - 2016年7月30日

労組ネタ小説を探してヒットしたけど、内容は勤労者音楽鑑賞団体の話だった(x_x) これはこれでと読み進めてみたが、途中ミュージカルのシーンに楽しめたものの、結局政治の絡んだドロドロ話で終わったことにガッカリ。他の山崎作品ほどの感銘は受けなかった。
★3 - コメント(0) - 2016年3月8日

今はこんな事無いんだろうけど、昔は結構こういった思想闘争みたいな事は、多かったんだろう。文化的な活動に思想を持ち込むとつまらない事になることを痛感。
- コメント(0) - 2016年1月9日

とうしても労音と音協になぞらえてしまいます。作家は決してそんな事はないといいますが、読んでいればどうしても実在の2団体にあてはめてしまいます。共産党しかり、新興宗教しかり、若者への洗脳というのは簡単ですぐに組織の一部に陥ります。いつの世も難しい問題です。
- コメント(0) - 2015年11月2日

I couldn't help sensing there wasn't sharpness of Yamazak Toyoko in this story. She herself mentioned this was her first try to reveal a matter of egoism in innocent-looking societies. That explains. I look forward to what she wrote in her next work.
★2 - コメント(0) - 2015年10月25日

2015.10.24(2015.11.19)(つづき)山崎豊子著。  10/20  (P702)  (解説=青地震)  『暖簾』、芝居映画TVで世間の話題、取る。  大阪商人のど根性、描く。  従来の大阪商人を描いたものと違うところ、それは、それは外側からではなく、内側から描いたもの、船場生まれの船場育ち、お豊さん、大阪商人の商いを知識としてではなく、自分の感性で、大阪商人をつかんでいた。  ど根性を肯定的に描いていた。 
★51 - コメント(1) - 2015年10月24日

2015.10.23(2015.10.19)(初読)山崎豊子著。  10/19  (カバー)  すぐれた企画力で大阪勤音を牛耳る腕敏家流郷正之。  組織内部に政治的傾斜の匂い。  人民党か?経理責任者江藤斎子。  政治の手で操られる集団の不気味なエネルギー。  (あとがき)  四年前、ある例会を聞きにいった。  会員とその団体を運営する主宰者の奇妙な落差、感じた。  演奏内容に、思想的こじ付けがある。  特定のイデオロギーを持つ音楽集団。  それを、特定のイデオロギーを持たない人間が牛耳ったら? 
★63 - コメント(3) - 2015年10月23日

やっと読み終えた~っ アカだとか自己批判だとかオルグだとか、 こんな時代もあったのねぇ・・・。山崎豊子らしいネタだけど、ちょっと題材としては広げにくかったんだろうな~ 流郷さんのお住まいがまたもやご近所!
★1 - コメント(0) - 2015年10月21日

特定のイデオロギーを持つこととはどういうことか。自らの抱くイデオロギーを至高善として、他の価値観を認めないということであろうか。イデオロギーの衝突が時には最悪戦争までに発展する訳であるが、なぜ人間は多様性を認めることができないんだろう。
- コメント(0) - 2015年10月11日

大阪勤音。人民党とのつながり。操られる集団。なかなかの作品。☆4
★31 - コメント(0) - 2015年9月8日

えっ自らを批判する。僕が突如として罷めるその罷め方をみても君はまだ実態が解らないのか? そうか、じゃあ、僕は、何も君に云うことはないよ。
- コメント(0) - 2015年7月27日

これまで読んだ山崎作品とは違い、主人公の色は弱い。ストーリーも最後にどんでん返しがあるかと思いきや、そういうわけでもなく、無力感や徒労感を残して終わったことは予想外だった。でも、「あとがき」を読んで、そういうことだったのかと納得。
★12 - コメント(0) - 2015年3月15日

どんなにスキルがあっても組織の中で活躍出来るかどうかはまた別問題。流郷氏は個の力を過信しすぎた。追放されるとは思ってもいなかったろう。組織の怖さを再認識した。
★1 - コメント(0) - 2015年2月17日

特定のイデオロギーをもつ者がイデオロギーを持たない者を牛耳るドラマ。世にあるNPOをはじめ、人の為になっていそうな団体の多くが、こんな風にオルグ化しているんだろうなぁ~と。本の中で久し振りにアカ言葉に接しました。そう云えばアカ言葉を吐いていて『信●毎●』に入社した大学の後輩は、今でもアルプスの麓で共産党を讃えているのかなぁ~。
★11 - コメント(0) - 2014年12月2日

kou
社会派として名高い山崎さんの長編は読んでいるが、これは埋もれた名作でしたね。
★10 - コメント(0) - 2014年11月23日

意外とおもしろかった。これ、当時は相当ハレーションあっただろうな。中ソ分裂、なんていまや遠い昔だけれども。
★1 - コメント(0) - 2014年8月25日

「ぼんち」以来に読んだ山﨑豊子作品。勤労左翼なるものがあった時代の作品で時代背景があまりにも今とちがうこと、また、結末がどうも尻切れトンボ的なところ、登場人物はステレオタイプ的で深みをあまり感じられないこと、等々、頁量がそこそこある割に満足度が低かった読後感でした。自分に合わなかっただけだろうか?それとも読み切れてないだけ?
★1 - コメント(0) - 2014年8月18日

世の中って汚い。頑張る者が評価される社会であってほしい。流郷は音連に早く転職すれば良かったのではないかなぁ。そこまで勤音に肩入れする必要はないと思う。門林にも認められてたし、後ろが分かっているだけでも気持ちがいいわ。
★1 - コメント(0) - 2014年8月14日

1982.8.13読了
- コメント(0) - 2014年8月8日

山崎豊子氏自身「書きにくい小説だった」とあとがきで評した作品。 力強く重厚かつ写実的な表現で、荒々しく情景や心情を描く山崎氏の筆勢は健在だが、巨大な渦に呑まれ、浮かび上がれないかのような息苦しい読後感。 混沌とした重みが晴れることなく、結末を迎えた。 そのなかで、後半にソ連の世界的ヴァイオリニストの演奏会を迎えるシーンは圧巻。これまで圧せられていたものが爆発するかのような解放感が感じられた。 「大衆を馬鹿にする者は、何時かは大衆に葬り去られるよ」 主人公の心が解放される日は、何時か訪れたのだろうか…
★4 - コメント(0) - 2014年7月30日

小説の時代背景を理解していない私にとって、読み進めるのが結構辛い小説でした。山崎豊子さんの作品は何度か読んだことがあり、大好きではあるのですが、底までわかって読めたかというと、ちょっと難しかったかな。最後、団体の本質を知らず一日の労働の疲れを癒すため、楽しそうに音楽を純粋に楽しむ人たちが、本当は裏切られているようで、なんとも悲しい気持ちになった。実生活でも、私もその人たちの中の一人になっている時があるんだとうな。こわい。
★1 - コメント(0) - 2014年7月15日

尻切れトンボでした。テーマはよかったのに残念です。(☆☆)
- コメント(0) - 2014年7月9日

かなりおもしろい。読み応えも十分。映像化してみてもおもしろいんじゃないだろうか。門林が脳内でずっと西田敏行だった。
★4 - コメント(0) - 2014年6月6日

そう言えば、かなり前にうたごえ運動に参加させられたことを思い出しました。この本も現在とは時代が違うのですが興味深く読みました。最後はちょっとなぁと思いますがそれが現実(っぽい)かも。(4.0)
- コメント(0) - 2014年5月30日

数少ない映像化されていない山崎作品。作品としての評価が決して高くないのもあるかもしれないが、そりゃ、政治的すぎて映像化できないよなー。筆者もあとがきで認めているように、他の作品に比べると創作性が強い印象。その分、話が頭に入ってきやすいし読みやすい。
★1 - コメント(0) - 2014年5月11日

労使の対決に政治的イデオロギー問題が絡んで 面白いテーマだと思った。 終盤の雑な終わらせ方が非常に残念
- コメント(0) - 2014年5月8日

白い巨塔の前後の作品。労音をモデルにした。あまり評価が高くないのは時代の空気を濃厚に含め過ぎて普遍性が薄くなってしまったからか。主人公が正義の味方だろうか。文中に突然場面がガラッと変わる部分がある。そこが秀逸で、ゾッとするあ
★1 - コメント(0) - 2014年4月19日

登場人物がステレオタイプであり、内容も私にとっては陳腐。徹底した取材による丁寧な仕事だが、小説を読むことの楽しさを満たしてはくれません。そのため、小説としての評価はかなり低くなってしまいます。まるで、政治的な目的としての興業を作者が小説の中で繰り返し指摘しているように、この小説もじつは同類と言えるのでは。
★1 - コメント(0) - 2014年3月4日

時代は1960年代。舞台が馴染みのある大阪なのに、中東欧のスパイ小説のよう。とくに斎子。政治的目的のためになら男とも寝る、さながら女工作員。主人公、流郷も格好良い。「ニヒル」で色気のある男。離婚歴があり、音楽に造詣が深い。しかし、怖いなあ。私がこの時代の労働者だったらば、間違いなく「ピンクムード」と集団心理で、簡単に煽動される側の人間だ。最期は、なんだか、残念な結末。これがエンターテイメント小説なら、大きな敵を打ち負かす痛快なラストに描かれるだろうが、超社会派の山崎作品なのだから仕方がないかな。
★5 - コメント(0) - 2013年11月21日

追悼に寄せてと本屋さんでGET。『仮装集団』とは上手いことつけた題名だなぁ。働きながら音楽を聴くことで文化的人間になっていこうとする『勤音』だが、その裏では仮面を被った連中が暗躍し政治的にも『勤音』の面子をどんどん洗脳しようとあの手この手を使う。『勤音』に対し『音盟』は兄弟の葛藤を逆手に取り『勤音』を潰しにかかる。音楽をダシにして政治的活動を行うことで民衆を巻き込んだり、寝ることも厭わない『勤音』対『音盟』の浅ましさや、最終的に音楽から追い出された流郷の仮面を被りきれなかった哀しさを感じた。
★12 - コメント(0) - 2013年11月19日

初の山崎作品。巨大な組織を運営する人間たちの様々な思惑。読み応えアリ。
- コメント(0) - 2013年10月26日

山崎豊子作品の中では知名度が低いが、あらすじをみて興味を惹かれたので読んでみた。黒幕の正体が終盤になって判明するミステリー仕立ての構成は他の作品と違った趣きがあり新鮮だった。加えて、組織や社会に潜む闇に深く切り込み、その中で苦悩しつつも、力強く生きていく人物を丁寧に描く山崎節はこの作品でも健在で面白く読めた。
★1 - コメント(0) - 2013年9月26日

☆☆ 久しぶりの山崎豊子で、期待大だったが、そこまで面白くなかったので☆2つ。左翼、右翼が良く分からない時代で育ったため、内容を深く理解することができなかった。
- コメント(0) - 2013年5月13日

仮装集団 (新潮文庫の 評価:70 感想・レビュー:52
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