不毛地帯 第2巻 (新潮文庫 や 5-41)

不毛地帯 第2巻 (新潮文庫 や 5-41)
あらすじ・内容
政界、防衛庁を巻き込んだ苛烈なる「黒い商戦」。国益と政争の間で揺れ動く次期戦闘機選定の行方は――。

商社マンとして生き抜くことを宿命と感じるようになった壹岐は、防衛庁の次期戦闘機選定に伴う商社、メーカーの熾烈な受注合戦に巻き込まれる。国防のため、真に優れた機を採用させようと奔走するが、背後には次期総裁選をめぐる暗闘が横たわっていた。壹岐は政界や防衛庁内の利害が複雑に絡み合う「黒い商戦」で水際立った手腕を発揮する。しかし、その代償もまた大きかった。

あらすじ・内容をもっと見る
590ページ
1770登録

不毛地帯 第2巻はこんな本です

不毛地帯 第2巻の感想・レビュー(1508)

表紙のF104に興奮して勢いで買ったら、戦闘機導入のえぐい裏話が暴かれまくっていて呆気にとられた。
- コメント(0) - 3月1日

戦闘機受注競争、中東戦争での情報収集合戦、ことごとく勝利してゆく主人公。しかし、それはドロドロとした軍人時代とはかけ離れた策謀渦巻く世界。友を死なせてしまったり、部下を犠牲にするなどちょっと酷いよなと思えなくもない。全体的に終始暗い雰囲気が漂うが千里との恋バナが唯一の心温まるシーンかな。
★1 - コメント(0) - 2月24日

段々と生臭いビジネスの世界に入り込んでいく様子、登場人物の駆け引き、取材に裏打ちされたストーリー、実に面白い。
★2 - コメント(0) - 1月26日

nao
面白かったに尽きる二巻。次期FXの選定が終わり、更に頭角を顕していく壱岐だが、ライバル鮫島との対峙に加えて、社内政治のしがらみにも巻き込まれる…大局感を持った戦略の重要性は、仕事にも示唆されると感じた。
★2 - コメント(0) - 1月21日

素晴らしい。読むの止まらないです。戦闘機の話が、ずっと続くのだと思っていたら、そうではないらしいです。戦闘機から、出世、中東戦争と負け知らずの隠岐常務。千里への淡い恋心が、今後どうなっていくのか気になります。中東の情勢の話は、ややこしく、こんがらがりはしますが、そんなに理解はせずとも支障はないと思えました。ずいぶん前に高村薫を読んだ時と同じく、これって、女性が書いているんだよなと、ふと思ってしまう。里井副社長との社内バトルが今後の見もの。鮫島も恐るべし。この感動も、あと三巻になってしまいました。
★5 - コメント(0) - 1月19日

いやぁ 面白いわぁ。 止まらないw
- コメント(0) - 1月10日

二期防衛計画の戦闘機をめぐる商社間の戦い、自衛隊現場と政治家の戦い。それを勝ち抜いた壱岐の昇進後のさらなる中東戦争勃発にからむ、先行きの読みあいなど詳細な下調べによる記述などには作家に対して敬服する。作品だけをみると、男性の作品かと思うほど技術的で力強さを感じる。
★1 - コメント(0) - 1月8日

第二巻では、いよいよ商社マンとして本領を発揮しだした主人公壹岐正が、祖国復興とシベリア抑留を共にした人々の思いを胸に、苦悩しながらも正義を求める生き方を貫いて行く。あまりにも陳腐なストーリー展開は、神の如き洞察力を持った元陸軍大学首席参謀によって裁断されて行く。日本を破滅に追いやった三宅坂の秀才は、戦後は華麗に転身し、政財界の裏面で暗躍する。同じ穴のムジナと共に。軍人にも良心的な司令官が沢山いたことはわかっている。だがしかし、小説になる題材だからと言って、フィクションを盾に真実を歪めてはいけないだろう。
★20 - コメント(0) - 2016年12月21日

テンポがいいし、引き込まれる。
★2 - コメント(0) - 2016年11月25日

yu
第二巻では、四十歳代にして新人商社マンとしての主人公と、そこから七年後の物語について書かれていた。最初の壱岐は後輩への心配りや、謙虚さからさすが軍人だなという印象でしたが、昇進を重ねるにつれ、だんだんと社会の黒さや泥臭い部分にまみれて荒んでいったなぁと感じました。最後のあたり、シベリア連行を共にした仲間たちと話し合う箇所では「元軍人」を忘れてはいないが、そこには明らかなギャップを感じている壱岐の複雑な心情が描かれていました。
★2 - コメント(0) - 2016年11月16日

壹岐、意外と商社マンに順応するのが早いというか、自分でも気づいてないだけで適性があったというか。代償も大きかったっていうのも、日本軍時代にも同様に自らの作戦で部下を失っているわけだが、本来は命のやり取りとは関係ない商社の仕事の結果部下や友人を失ったのだから、戦争時とは異なった重みを、壹岐は感じているのだろうか。
★2 - コメント(0) - 2016年11月3日

商社マンとして、第二の人生を歩む壱岐。軍隊の時のように、命令だけで動いていかない環境で悪戦苦闘していく姿が切ない。妬みや嫉妬が、目的遂行の一番の障害となって行く。ん~、世の中、難しいね。それはそうと、国土を守るという事について、自衛隊の在り方についても書かれており、当時(昭和40・50年頃)確かに世の中全体が、防衛に武力が必要だというような考えをすることが禁句だった気がしますね。
★8 - コメント(0) - 2016年10月23日

★★★★☆
★2 - コメント(0) - 2016年10月14日

ボリューム、内容ともに厚みがあり、読み応えがある。先に唐沢寿明主演のドラマを見ていなかったらちょっと辛かったかも。壱岐さんに負けない様に私も仕事頑張ります笑
★2 - コメント(0) - 2016年10月7日

ひとり山崎豊子祭り開催中。今までの不遇が嘘の様な上昇気流です。しかし同時に主人公壱岐の雰囲気も少し変わってきました。これは最初から意図していたのか? 物語の流れの中でそうなったのか? 非常に興味のあるところです。3巻に進む。
★46 - コメント(0) - 2016年9月28日

疲れた。ところどころ不思議なところがあったりしたけれど、基本的にグイグイ読ませてくれるし楽しい。先が読めない展開も面白いし。
★22 - コメント(0) - 2016年9月28日

社長の何か含みのあるアメリカ出張同伴から帰国後、次期戦闘機選定に向けてライバル会社のライバル社員との激しい商戦を繰り広げる。政治家、防衛庁、そして社員を巻き込み様々な思惑のなかを渡りきる様子が生生しく描かれていた。ドラマではとうてい表現できない部分が多々ありとてもスリリングで面白かった。そして勝利するのだがだがそこは世の常か会社組織だからかひがみ、嫉妬等で成功した主人公の事を面白くない人が出てくる。そういった人達との戦いも予感させる様相を呈してきて第三巻へッ!お祭りホドホドでゆっくり読書したいね~ッ♪
★3 - コメント(0) - 2016年6月6日

「島耕作」と「半沢直樹」をブレンドしたような感じの2巻でしたが、山崎豊子の力量を感じ、読み物として、おもしろかったです。
★18 - コメント(0) - 2016年5月6日

商社間の熾烈な争いは緊迫感があって面白かったが、決着が尻すぼみに感じた。商社ってよく判ってなかったけどFXにまで関与するんですね。
★2 - コメント(0) - 2016年5月5日

Kai
山崎豊子作品「不毛地帯」第2巻読破!
★1 - コメント(0) - 2016年3月22日

接待顧客をランク付けしたり。報告書の書き方だったり参考。
★1 - コメント(0) - 2016年3月20日

壱岐さんFX攻防でめきめき頭角を現したと思ったら、常務になって業務部本部長に。軍隊と民間企業の違い(兵隊は命令できるけど、社員は納得して自主的に動くよう仕向けないと)になるほど。3巻も楽しみ。
★2 - コメント(0) - 2016年3月19日

壹岐正の戦いと受難は続く。p355「ビジネスはイエスかノーにどちらか一つで、理由をあげつらう必要はないでしょう」p549「商社はメーカーと違い、何といっても人と金を握らなければ、本当に大きな仕事はできませんよ」
★4 - コメント(0) - 2016年2月28日

商社色が強くなってきたように感じました。政界や防衛庁を巻き込み、苛烈な商戦が見られます。シベリアから帰還した壹岐の第二の人生は商社マンという道でした。商社マンとしての手腕は見事ながらも、その変貌と適応力が薄気味悪く感じます。元参謀で国防に強いことで巻き込まれる次期戦闘機選定。ドロドロした商戦が凄まじいです。陰謀が渦巻く世界に手に汗握りますね。
★87 - コメント(0) - 2016年2月11日

壹岐が近畿商事で頭角を現してきたところ。 防衛庁の戦闘機の選定や中東戦争時の水面下での船舶の手配の話など。
★2 - コメント(0) - 2016年2月1日

★★★ 1巻に比べ、商社色が濃ゆくなり現代小説へ近づいたが、ドロドロとした国防。時代背景が、わかり易かった。
★4 - コメント(0) - 2015年12月28日

軍隊の如く昼夜を問わず働くモーレツ商社と、冷静沈着ながら恐ろしい程の策略により力量を発揮する壹岐さんの対比が面白い。 その壹岐さんを登用した大門一三は、成長期の昭和の社長そのもので、大門社長を主人公にしていたら、どんなストーリーになったのだろう?
★1 - コメント(0) - 2015年12月23日

本巻はもう本当に商戦一色。いつの間にか商社マンとしての手腕を発揮するようになる壹岐だが、その変貌ぶりというか、適応ぶりには気味悪さ感じる部分もある。こういった素養を備えた壹岐の姿をみるにあたり、彼の大本営参謀時代の姿、立ち回りを知りたく思う。
★28 - コメント(0) - 2015年12月12日

第1巻で地獄のシベリア抑留から生還した壹岐は、商社マンとして第2の人生をスタートすることになるが、元参謀で国防に詳しいことから、防衛庁の次期戦闘機選定の商戦に巻き込まれていく。ドロドロした商戦の裏側もすさまじいが、あらためて国防の在り方について考えさせられる。
★5 - コメント(0) - 2015年12月10日

川又さんのことが残念でなりません。日本を真の平和国家にさせるには何が必要か、周囲に反対されながらもその姿勢を貫き、是非空幕長になってほしかったです。またこの話題は今の日本でタイムリーであり、自衛隊や憲法9条のありかたについて考えさせられます。
★2 - コメント(0) - 2015年11月27日

どうやら同じタイミングではまった人がいるらしく 2巻から全集で読むことに でも作者のエッセイとかインタビューが 載ってておもしろかった 物語は一語一語ちゃんとよめば なんとかついていけそう 商社って大変だ 
★5 - コメント(0) - 2015年11月24日

シベリア抑留から帰還した元大本営参謀・壱岐正が動き出す。智謀の限りを尽くし、憑かれたように。競合商社の他、政界や防衛庁の利害も絡む次期戦闘機受注合戦は、手に汗握る展開に頁を繰る手が止まらなかった。また、中東の動乱を的確に読み莫大な利益を上げた手腕にも唸らされる。次巻からは、さらにスケールが大きくなるようだ。…この小説、最高に面白いが、読後は爽快さはなく、一抹の暗さ・淀みが残る。欲が蠢く権謀術数のリアルな世界を見せつけられるからか、それとも何かを得るためには何かを失うという現実を痛感させられるからか…。
★8 - コメント(0) - 2015年11月15日

K
戦闘機受注競争、中東戦争での情報収集合戦、ことごとく勝利してゆく主人公。しかし、それはドロドロとした軍人時代とはかけ離れた策謀渦巻く世界。友を死なせてしまったり、部下を犠牲にするなどちょっと酷いよなと思えなくもない。全体的に終始暗い雰囲気が漂うが千里との恋バナが唯一の心温まるシーンかな。
★1 - コメント(0) - 2015年11月1日

good
★1 - コメント(0) - 2015年10月25日

シベリア抑留から帰還後、右も左も分からない商社に入社した壹岐だが社長室付嘱託としてアメリカ出張に同行したあたりから、商社マンとして生きることを自分の宿命だと感じるようになる。アメリカでの戦闘機視察を終え帰国してからはやり手の商社マン顔負けの手腕を披瀝し、ライバルを押しのけ、あるいは出し抜き、「影の航空機部長」と揶揄されるほどの活躍を見せる。商社同士の利権の奪い合いが浅ましいが、壹岐の“敵”は社外の人間だけではないというところも非常に人間くさくて歪んだ興味をそそられる。
★2 - コメント(0) - 2015年10月9日

「一つの負けにこだわっていたら大きな事柄の本質を見失う」真っ直ぐな壹岐の言葉が強く印象に残った。出る杭は打たれるのか…。頑張れ壹岐正。
★3 - コメント(0) - 2015年9月16日

再読に気付いたのに、止められなくなって読了~(* ̄ー ̄)
★2 - コメント(0) - 2015年9月11日

不毛地帯2読了。11年間シベリア抑留を共にした友達の貧しい生活の闘いの場であったが、壱岐にはその貧しい友達の闘いの方が心安らぐ。繁栄だけをもたらし人間の心を置き忘れつつある現在の社会の方が過酷なのだ。仲間をも欺き、心無き今の世を生き勝ち抜く事はある意味その当時よりも大変なのかも知れない。壱岐の第二の試練が始まった。
★13 - コメント(0) - 2015年8月25日

一度ドラマで見ていたので、1巻はシベリア抑留のくだりが原作と大きく食い違った部分があったものの、2巻はドラマと大筋同じであった。ただドラマと小説の大きな違いは描写がはっきりと言葉で書かれていることだ。
★2 - コメント(0) - 2015年8月14日

商社で才能を発揮する壱岐さんだが、すんなりとはいかない。苦悩しながらも前に進んでいたのに妻を失うなんて。 どう、立ち直るんだろうか。
★3 - コメント(0) - 2015年7月14日

不毛地帯 第2巻の 評価:38 感想・レビュー:192
ログイン新規登録(無料)