不毛地帯 第4巻 (新潮文庫 や 5-43)

不毛地帯 第4巻 (新潮文庫 や 5-43)
あらすじ・内容
専務への昇進、油田開発。宿敵との果てしなき戦い。腹心の部下は中東へ。米企業との交渉も大詰めを迎えるが――。

フォーク社との虚々実々の交渉の裏で、壹岐は資源に乏しい日本の将来を見据え、原油確保の手段を模索していた。腹心の部下・兵頭はイランやリビアに飛び、文化や商習慣の違いに悩まされながら油田開発の可能性を探る。一方、フォーク社との交渉は最終段階に至って、ライバル東京商事の暗躍で思いもかけない展開に……。専務に昇進し、近畿商事ナンバー3となった壹岐の戦いは続く。

あらすじ・内容をもっと見る
557ページ
1553登録

不毛地帯 第4巻はこんな本です

不毛地帯 第4巻の感想・レビュー(1329)

些細な事であるが、誤りを指摘しておく。文中の出来事は1970年を舞台としているので、エネルギー庁は存在しない(73年発足)。昭和史、或いは現代史の書籍を読んだ人なら、あの戦争を何故起こしたのかと疑問を抱く筈である。主人公の壹岐が、シベリア抑留の朔風会を心の拠り所とするなら、一般の兵隊と違い枢要な地位にあった軍参謀として、なぜ関東軍は越境してきたソ連軍と戦わなかったのか。軍関係者は先に逃げ、何十万人という居留民を見殺しにし、それに対する反省の言葉が壹岐の口から出ないのか。私には著者の視点が非常に物足りない。
★25 - コメント(0) - 3月14日

日米自動車会社の提携話しは上手くいかなかったが他の方法を模索していく中で今度は油田開発事業に乗り出していく。副社長との確執も一方的に深まっていき面白い。昭和50年代に執筆された本なのだが何故かさほど古さを感じない。もちろん言い回し等はその時代風なのだがなんでなんだろ?!家族、恋人との関係を絡めながら主人公の商社マンとしての最後の仕事であろう鉱区の獲得へ向けて社内対策、政界工作が白熱しそうな最終巻へッ♪
★2 - コメント(0) - 3月10日

いよいよといういいところで終わる4巻。さぁ、ここからどうなるのか。
★1 - コメント(0) - 2月28日

nao
遂に石油案件が本格スタート。専務まで上り詰めた主人公の壱岐。社内政治まで覚え、副社長までも脅かすまでに。最終5巻が楽しみ。
★2 - コメント(0) - 2月26日

専務となった壹岐さん。クライマックスと思われる石油商戦のお話です。千里との関係がギクシャクしているのが心配(>_<)息子、娘に対してはっきりと結婚することを宣言して千里を幸せにしてやれよと普通に思う。
★3 - コメント(0) - 2月24日

第4巻。感動はまだまだ続く。ふと疑問。どんだけ交際費、接待費を使えばいいものか?そういう世界に身を置いたことがないので、皆目見当つかず。鮫島の身体は、一体、何個あるのか?そんなに、外国の国際線のロビーやらで、そうそう会うものか?人間の嫉妬って、本当に嫌だ。正しい判断力をも奪ってしまいそう。政治家は誰でもなれるというが、一回なったらやめられないと聞いたことがある。そんなことがよく伝わってきた第4巻。対里見副社長、対千里、対油田開発と問題山積。本筋の油田開発が、どうなっていくのか気になるところ。あと600頁!
★11 - コメント(0) - 1月22日

yu
四巻目では、主に石油開発について壱岐を中心とした極秘のメンバーが社運をかけて中東や各国を飛び回った。 だが東京商事も水面下でフォーク社との契約を進めており、まんまと契約を取られる事となった。私生活では壱岐と千里の関係が曖昧になっており、これから最終巻に向け全てがどう展開するか、期待が高まる。
★1 - コメント(0) - 2016年12月1日

最後の鮮やかな出処進退に心洗われる思いがした。
- コメント(0) - 2016年11月27日

4巻終了。今までの中で一番薄いが、それでも500ページ超える。既に2400ページ位は読んでいることになるかなぁ。壹岐が昭和のお父さんのようで、何だか妙に懐かしい感じかする。死んだ爺さんの世代の話だもんね。それはそうと、一流企業の中で出世するというのも、いろんな事に気配りしないといけない大変さがよく描かれています。
★8 - コメント(0) - 2016年11月6日

四巻が一番面白かった。社内の権力争い、商社同士のせめぎ合い、石油利権屋や政治黒幕まで現れ、本当にドキドキした。昔、唐沢寿明主演のドラマを見たが、あれって本当によくできてたんですね。再確認。
★3 - コメント(0) - 2016年10月29日

★★★☆☆
★3 - コメント(0) - 2016年10月17日

山崎豊子祭り開催中。大胆にして緻密な筆致で進んできたこの物語も、最後の戦いである油田開発に突入しました。P356『松尾さん、エネルギー資源のない日本で、電力(会社)のように莫大な量のエネルギーを使う企業は、少々、コストが高うても、エネルギー・ソースの多様化ということが大事やないでしょうか』。この物語が書かれたのが昭和50年代初め。東日本大震災と原発事故という黒船によって「エネルギー・ソースの多様化」の重要性を思い知らされた日本ですが、この時代にこのことを小説のなかで表現した山崎氏の手腕に驚かされました。
★46 - コメント(0) - 2016年10月1日

疲れた。ところどころ不思議なところがあったりしたけれど、基本的にグイグイ読ませてくれるし楽しい。先が読めない展開も面白いし。
★22 - コメント(0) - 2016年9月28日

緊迫したビジネスの話の中で千里の存在が鬱陶しく感じてきた。クールな壱岐の印象にも変化が。千代田は宙ぶらりんのまま石油の話へ。この後どうなるのか。
★6 - コメント(0) - 2016年5月26日

遂に油田の開発にまででを出し始め、壹岐は会社のNo.3にまで上り詰める。会社で出回る怪文書には身震いした。男の妬みはみっともなく、汚い。
★22 - コメント(0) - 2016年5月6日

フォークと千代田の交渉は鮫にぶんどられる裏で、原油確保に動く壱岐さん。何かにつけてジャマしてくる里井さんがうざかったけど、この巻ではもう愛しくなってきた。出世欲がだだ漏れでむしろ清々しく、物語を盛り上げてくれます。それにしても商社の仕事ってすごいなー。本人はもちろん、奥さんも大変。海外出張から戻った上司のご機嫌とりに、手作り和食を届けるという発想。時代かねぇ。
★4 - コメント(0) - 2016年4月8日

ともいきの精神
★1 - コメント(0) - 2016年4月6日

自動車の話もケリがつき、いよいよ次でラスト。
★2 - コメント(0) - 2016年2月21日

それにしても壹岐はどうしてこうも社内外に敵を作るのか。たんに生き方が不器用なだけなのか。恋にも煮え切らず、商社ビジネスも結論が出ないまま自動車から石油へと舞台は動いていく。最後はどうなっていくのか、最終巻に期待。
★3 - コメント(0) - 2016年2月16日

果てしない商業の戦いを見ているようでした。資源に乏しい日本の将来を考えて原油確保の手段を模索し出した壹岐。部下たちをイランやリビアに飛ばし、文化や商業の成し方の違いに戸惑いつつ、油田開発の可能性を探る様子はまさにハイリスクハイリターンに思えました。一方、ライバル商社の暗躍が思わぬ展開を招いていくのも気になります。壹岐の戦いは出世や営利の争いであり、決して美しくはないけれど、そこが社会派人間ドラマと言えるところだと思いました。
★89 - コメント(0) - 2016年2月11日

石油利権のお話しは本当に勉強になるしスリリング。 商社の仕事の中にお国のためを見出した壹岐さんの戦いの結末は如何に。
★4 - コメント(0) - 2016年1月1日

★★★ 少し中弛み、現代に近くなってきたので想像し易くなった。中津さんとの関係が汚された気がしつつ人間的なのかなと思ってみたりする。
★2 - コメント(0) - 2015年12月30日

出世争いであったり、営利の争いであったりと、とても美しいとはいえないけれど、人間臭くて嫌いじゃない。綺麗事ばかりの小説じゃつまらない。特に出世争いは実に醜いのだが、そこがとてま好きな部分だったりする。
★26 - コメント(0) - 2015年12月18日

資源を持たない日本。先の戦争は石油のために戦い石油のために敗れた。元大本営高級参謀で近畿商事の専務となった壱岐正は、「平和な形で日本に石油を」という大義を掲げ、最後の大仕事に取りかかる。……石油に関わる仕事をしている身として、今当たり前の事が、ほんの半世紀程前は当たり前ではなく、先人達の血の滲むような努力の上に成り立っているものだという事を痛感させられる。石油に限らず、あらゆる物・サービス・知識もそうだ。“今”に繋がる道を辿りたいという思いが、自分が歴史を勉強する理由の一つであると、最近折に触れて思う。
★5 - コメント(0) - 2015年12月5日

なんで近畿商事は勝てないんだ? 部活と一緒でかしこで仲良しでないとだめなのかも壱岐さんはずっと女っ毛ないままでいてほしいなあ
★3 - コメント(0) - 2015年12月3日

ああ…生きてて良かった…。こんな凄い小説を読む事ができるなんて。そして後悔。山崎豊子さんはほとんど読んでいるのに、なぜこの作品を今まで読まずにいたんだろう…人生損した気分。
★5 - コメント(0) - 2015年11月28日

千代田・フォーク社の提携が決裂しても、すぐさま八束さんが次の行動にでる。そしてハイリスクハイリターンの石油開発へ。兵頭さんの努力が報われるか。このお二人と反比例して、里井副社長「敵は壹岐」と固持して醜い。その壹岐は社長から「君にだったら騙されてもかまわない」とまで信頼され、専務に。仕事は出来るのに、千秋との事は周囲に隠そうと無様。東京商事・鮫島の狡猾さと頼もしい紅子が面白い。
★17 - コメント(0) - 2015年11月24日

K
専務となった壹岐さん。クライマックスと思われる石油商戦のお話です。千里との関係がギクシャクしているのが心配(>_<)息子、娘に対してはっきりと結婚することを宣言して千里を幸せにしてやれよと普通に思う。
★4 - コメント(0) - 2015年11月1日

近畿商事のナンバー3にまで昇りつめても、壹岐の戦いは終わりを迎えることがない。1人の人間の人生としては十分に成功している部類に入ると思うが、壹岐がストイックに仕事に打ち込むのは、かつて大本営参謀として国家のかじ取りに失敗した自分が、経済という土俵で国を富ませることに責務と宿命を感じ取っているからだろう。商戦の中心舞台は自動車の外資提携から石油の利権をめぐる争いへ。シベリア抑留から20年の時を経て、今度は中東の不毛地帯に身を置くことになった壹岐。クライマックスが近づく。
★5 - コメント(0) - 2015年10月30日

不毛地帯4読了。専務に昇進した壱岐が力を出してくる。陸軍中佐からシベリア抑留の苦を越えてきた男の迫力が沸き立つ。誠実さと非情さ。反する二つの世界で壱岐はどうする。鉱区獲得はなるか。千里とは?家族とは?いよいよラストへ。
★15 - コメント(0) - 2015年10月21日

壹岐正。最後の戦いへ。
★4 - コメント(0) - 2015年10月4日

戦後、高度成長期当時の人たちがなにを考え、いかに暮らしていたか。
★4 - コメント(0) - 2015年10月1日

★★★☆☆
★128 - コメント(0) - 2015年5月17日

専務となった壹岐さん。クライマックスと思われる石油商戦のお話です。千里との関係がギクシャクしているのが心配(>_<)息子、娘に対してはっきりと結婚することを宣言して千里を幸せにしてやれよと普通に思う。
★21 - コメント(0) - 2015年5月17日

三巻から続く中だるみのようなフォーク提携話がようやく終わって、最後の石油ストーリーに入ります。最終巻に向けた布石を着々と打っていきます。次で終わってしまうのだとしみじみしながら読みました。
★5 - コメント(0) - 2015年4月12日

最後のスピード感あるクライマックスはかなり面白い。壹岐が冷徹に徹するのも良いかと思ったけど、それだけの人物では収まらなかったんだな。TVドラマがあるらしいので、それと見たくなった。さて、最後の5巻が手元にあるが、この先のストーリーを何が描かれているのだろうか。
★5 - コメント(0) - 2015年2月17日

シベリアの体験や、2,3巻の暗い話題と比べて、ビジネスっぽい内容が増えたこが良かった。外資との提携で、国もからんでくる話が特徴的。規模のでかいビジネスは、会社単体でなく、国や競合との提携など、色んな要素が絡み合いそう
★6 - コメント(0) - 2015年2月17日

何も作らない、何も持たない状態から情報と行動と知恵を使って利益を産み出していく。商社マンのバイタリティーには目を見張るものがある。地頭が良く、行動力、洞察力、判断力など、全てを兼ね揃えていなければ勤まらない。しかも莫大な資金が動く石油や鉄鋼、自動車など一歩間違えれば地獄へまっ逆さまのリスクを背負って渡り歩く商社マンの果敢な働きぶりを目の当たりにすることができる。物事の組み立て方や、それぞれの立場の人間との交渉など、勉強になることもたくさんあって非常に読みごたえがある一冊。最終巻には更なる期待を。
★19 - コメント(0) - 2015年2月7日

感想は最終巻に
★3 - コメント(0) - 2015年2月4日

不毛地帯 第4巻の 評価:34 感想・レビュー:162
ログイン新規登録(無料)