• 十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。

十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。 (新潮文庫)

十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。 (新潮文庫)
あらすじ・内容
大作家が伝授「相手の心を動かす」文章とは。執筆から半世紀、奇跡的に発見された幻の原稿!

好きと打ち明けたい。デートに誘いたい。病気の人を見舞いたい。身内を亡くした人にお悔やみを伝えたい。そんな時、どうしたら自分の気持ちを率直に伝えて、相手の心を動かす手紙を書くことができるのか――。大作家が、多くの例文を挙げて説き明かす「心に届く」手紙の秘訣は、メールを書く時にもきっと役立つ。執筆より半世紀を経て発見され世を瞠目させた幻の原稿、待望の文庫化。

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十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。はこんな本です

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十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。の感想・レビュー(485)

同著者の『海と毒薬』、映画版『沈黙』を見て、手にとった一冊。上の2作品がかなりシリアスで重い作品だったため、(10Pも読まないうちに…)なんてことを思ったがそんなことは無かった。内容を大雑把に言えば手紙の書き方講座である。だからといってつまらない、訳ではなく『海と毒薬』の著者とは思えないほどの軽やかさとユーモラスがある。特に『彼女をデートに誘う一寸したこと』は街コン後の一回目のデートを誘う際によく断られる自分には大変耳が痛い内容だったorz手紙だけでなくSNSにも転用できそう。
- コメント(0) - 2月19日

タイトルに惹かれて手に取りました。三島由紀夫の「レター教室」みたいな感じかな?と思ったらこちらは参考書風エッセイでした。どのように手紙を書けば相手に響くのか、実例を混じえながらユーモアたっぷりに語られています。本書を読めば誰かに手紙(メール)を書きたくなりますね。私も文通しているので「読む人の身になって」はきちんと意識したいところ。そして使い古されたら慣用句ではなく、自分の心でキャッチした言葉を使うというのも目から鱗でした。「ようなゲーム」は面白そうなので、実践してみたい。
★105 - コメント(0) - 2月2日

時代かな?好きな遠藤先生も、スマホの今とかなりギャップあり。書くときの心は大事にしたい。
★11 - コメント(0) - 1月28日

著者の本はたぶん、読んだことはない。なんか難しそうで手にとるきになれなかったから。 筆まめになりたいとずっと思っているけど、年賀状もやめて久しい。字が下手だし、なんせ拝啓には○○とか、冒頭のあいさつ文とかの決まりがわからず、「あ~~~、面倒だ」と思ってしまい書けない。 著者の本を1冊くらいは読んでみたいと思ったときに、図書館で目にして、ページ数も多くないし読んでみた。 私のように字が下手でも、それは味になるし、難しく考えず、読み手の気持ちになって書けばいいんだよ(かなり自己解釈だけど)ってことらしい。
★1 - コメント(0) - 1月13日

内容は全く知らないまま、完全にタイトル買い。三島由紀夫レター教室は小説兼参考書だったけど、こちらはエッセイ参考書。面白おかしい具体例が満載で、当時の風景を想起させる描写が味わい深い。でも、趣旨はどの時代も変わらぬことを言っています。手紙を書く機会はめっきり減った今日ですが、メールや会話でも同じことが言えるはず。すべて、受け手ありきということ。それにしても手紙ほど熟成したコクのあるツールってないですよね。
★13 - コメント(0) - 1月9日

文章を学ぶつもりが、遠藤先生独特の、ジョーク混じりの軽快な語り調子にすごく癒され、心が軽くなった。もちろん、よい手紙を書くための秘訣も勉強になった。色々なテクニックが紹介されていたけれど、特に相手のことを考えること、使い古された文句ではなく自分の文章で相手に気持ちを伝えることが重要な原則のようだ。定期的に読み返したい本。
- コメント(0) - 1月5日

タイトルに惹かれて。趣旨は「手紙を書く時に大切なこと」だが、「手紙」を他の言葉に置き換えても通用する内容だと思えた。自分は「仕事の起案文書等」、「友人との連絡等」として読んでみた。 名文を書こうとすること、固定観念、悪筆だから恥ずかしい、、を捨てること。 手垢で汚れたの慣用表現ではなく、生き生きとしたオリジナリティのある表現。表現を具体的に、新鮮に。敢えて多くを語らず抑圧して書くのも手。
★2 - コメント(0) - 2016年12月31日

年賀状の季節、どうしても筆を執りたくなく、この本を手に取る。あの遠藤周作による手紙術と聞き、内容はどんなものかと期待していたら、良い意味で肩透かしを食らう。平凡な恋文や見舞い文のお手本を載せているだけかと思いきや、「ウンコ」「梅干しババア」「この人脳が弱いんじゃない」だのいちいち解説が爽快で、読みながらくつくつと笑ってしまう。昨今の売ることだけが目的の新書を読むならば、この本を選んだ方が良い。文字で伝えるとはどういうことかを、プロの目線でざっくばらんに教えてくれる。これからは切手を貼った葉書を持ち歩こう。
★3 - コメント(0) - 2016年12月29日

山根道公さん解説文「本書は,手紙の書き方を語りながら,実は人生に本当に大切なことは何かを教えてくれるているのではなかろうか。それは『読む人の身になって』という,他者の心を思いやる愛である。ちょっとしたことだけども,葉書一枚を相手の心を思いやって書く,そうした小さなことに大きな愛をこめて行うという生き方が日常のなかでできたら,きっとあなたの人生は変わりますよ。そんな人生を幸せに生きるヒントを,人と人との絆が希薄になりつつある現代の私たちに遠藤氏が天国から語ってくれているのではないかと思われるのである」
★6 - コメント(0) - 2016年12月12日

久しぶりの遠藤先生。十頁で飽きるどころか、一気読みです。人から便りをもらうと嬉しいのに、自分がいざ書こうとすると変に気構い右往左往する。これは、おそらく多くの方が抱える悩みではないでしょうか。手紙に限ったことではないけれど、親しくなりたい相手に対して褒めすぎず、自分を卑下しすぎないことが大切。どんな名文も洒落た文章も、相手を想う気持ちには敵わないでしょう。本書を読んで、手紙を書くことのハードルが幾分か低くなったように思います。
★13 - コメント(0) - 2016年11月3日

こんな素敵な本に十頁で飽きる訳がない。「手紙は相手の身になって書く」という教えは核心を突いておりLINEにも応用が効く。著者の毒舌ツッコミに電車で何度もニヤけてしまった。以下文字数の許す限り引用。「こんな本は古本屋に売り飛ばして、そのお金で今川焼でも買ってください」「ガール・フレンドに出す手紙も区役所の税金督促状のような手紙になってしまった」「女性というものは、ちょうど牛が一度たべたものを胃袋からゲッと吐いて口の中で、また、モグモグと噛みしめるように、過去のことを何度も何度も味わうのが大好きなのです」
★1 - コメント(2) - 2016年9月27日

遠藤周作没後に見つかったという著書は、手紙の書き方講座。 SNS等自筆での手紙を書くことに遠ざかっている現代であるが、内容としては、今でも十分通用するだろう。 一貫して語られる「相手の身になって考える文」は、当たり前の事なのだが、ダメな凡例を元に解説されると、「アチャー、私これ、使ってる手だわ」と己の愚かさを知る。 心をこめた文というのは、文章が上手、下手というものではないのよね。 この著書は、まさにお礼状や、お悔やみに頭を悩ます私達の身になって書かれている、遠藤周作の愛が溢れる良書だ。
★12 - コメント(0) - 2016年9月7日

手書きの文字であろうが、電気信号の文字であろうが、大切なことは変わらない。相手の気持ちを思いやること。それから自分の気持を正しく伝えること。フランクな語り口でするする読めました。
- コメント(0) - 2016年8月25日

ずいぶん強気なタイトルだな、と手に取ったもの。本の最後にこの原稿は死後に見つかったものだと知った。時代を感じさせないほど、内容はなるほどと思えるようなものばかり。顔の見えない文字のやり取りは、SNSでも手紙でも変わらない。違いは字数制限くらいか。毎年もらう年賀状の見方さえ変わりそうだ。
★3 - コメント(0) - 2016年8月18日

さすが作家だなあという印象。手紙の書き方について例文と共に書かれる。目についたものについて「~は、○○のようだ」の○○を埋める遊びは難しかった。使い古された表現はしてはいけない、自分の感性から導き出す。これを日常的に行っていたという遠藤周作。私もやってみようと思った。
★17 - コメント(0) - 2016年7月31日

ラブレターを書きたくなってしまう本。だけど、幸い相手がいない。
★3 - コメント(0) - 2016年7月17日

SNS全盛の時代にあえて手紙の書き方の本を読んでみる。やはり学ぶことも多かったです。
★24 - コメント(0) - 2016年7月3日

jun
手紙の書き方の本。今の時代だったらちょっとした気遣いを入れたメールといったところか。でもやっぱり手紙かな(迷)。男と女はわからないことだらけだけど、ユーモアがあるといいよね。「私は悪意はありませんよ」と見せておきながらの「ズバッとハートをかっさらう」みたいな誘われ方したら、油断している分だけ心が動くかも。そんなかっさらわれ方、経験してみたいです。
★15 - コメント(0) - 2016年6月28日

手紙を書く時に気をつけること。読む人の身になって書く。表現を具体的にする。言葉を並べ立てるより、たった1行のキメ手があること(抑制法)、表現したいそのままの言葉を使わず、表現だけで説明する(転移法)。また、表現力を身につけるには「のようなゲーム」で目の前の光景を形容する練習をすること。そう書いていた著者は、著書の中でしょうもない男のことを「いたちのおならのような男」といったりしたり、冗長な内容の手紙を「牛のよだれのようである」と表したり、なんとも個性的で面白い表現をしていました。さすが。
★4 - コメント(0) - 2016年6月27日

手紙ってもらえたらたしかに嬉しいし、ちょっとした気遣いってのは人間関係において大事かなーと思えました。 インターネットの時代にあえて手紙。というのも普段言えないようなことが言えて良いかもしれません。
★1 - コメント(0) - 2016年6月26日

遠藤先生のハートウォーミングなお人柄がしのばれる(^_^)
★17 - コメント(0) - 2016年4月23日

ほんの一寸の気遣い。
★3 - コメント(0) - 2016年4月23日

手紙の書き方エッセイ。とは言え手紙を巡る事情が大きく変わった昨今、日々の暮らしでの「心配りの方法」として読んだ。ラブレターを出す方の例には「むしろ悪文の例に上がってる方が貰って嬉しい気がする」という私の個性による違和感や、「今これを書いたらむしろ失笑かも」と思う時代の空気による違和感があったりで、なるほど恋は難しい。一方、ラブレターお断りの手紙や、病床お見舞いやお悔やみ、夫婦間のやり取りについてはすとんと納得。心がけたい。
★2 - コメント(0) - 2016年4月12日

まるっきり不熱心な読者なれど、こんなタイトルの本があったっけ?ということで、手に取ってみる。数十年ぶりに発掘されたのは、果てしなく返信に返信を重ねなければならぬ今を見越したように、手紙の書き方とは。「一天俄に晴れ上がり」とか書く奴なんだぜえ、と北杜夫に散々からかわれていたせいか、所謂「文章読本」ではない。添削もご教示もあるけれど、テクニックは読む側を思いやることに伴うとするのはいかにも作者らしい。そう、そもそも本作がそのように配慮されていて、柔らかく心得を伝える。
★11 - コメント(0) - 2016年4月8日

タイトルからは内容が推察できず、読み始めたら「手紙の書き方」に関する本でした。ユーモアがあってよかった。大事だよね。
★29 - コメント(0) - 2016年3月24日

むやみやたらにラブ・レターを書いてみたくなる危険な本。
★2 - コメント(0) - 2016年3月5日

亡くなった後に発掘された未発表作品。なかなか挑発的なタイトルで読み始めにネタが仕掛けてあるのかと思ったら本当に面白くなるのは十頁過ぎたあたりからだったというオチ。そこまで煽って書いてるのが手紙・文章の書き方っていうのがタイトルと全くマッチしていないようで凄い。仰っていることは流石でして、文章を書くのに一番大切なのは読み手・受け手のことを考えるというのは正にコミュニケーションのありかたそのものである。相手のことを考えるとか見えてるものの上手な例えを練習するとかいう想像力の鍛錬はやっぱり必要なようである。
★2 - コメント(0) - 2016年2月10日

後書きによると本書は周作先生亡くなった後10年目に見つかった当時の未発表原稿で書かれたのは昭和35年。そりゃ受け取る側とのギャップも生じますが本書が肺結核で入院中に書かれたものと知ってちょっと背筋を伸ばして読みなおしました。苦境の中だからこそユーモアが冴えたのかと感心します。 読み手に対する優しく温かみたっぷりではありますが、未発表のままにされていた理由もなんとなく分かる感じで「お前にラブレターの書き方なんて教わりたくないよ」と言われるのを周作先生が恐れたんじゃないかと想像したりしてまた微笑ましい。
★4 - コメント(0) - 2016年2月10日

手紙に限らずメール、延いては人との付き合い方にまで応用できると読みながら感じた。また、こういう文章を書くうえでも参考になった。
★1 - コメント(0) - 2016年1月25日

優しい気持ちの時はすごく役に立つし、イライラした時はせっかく作ったのを壊してしまう。これを読むとメソッドなんだなぁと。良い意味で。
★2 - コメント(0) - 2016年1月3日

2.3時間もあればあっさりと読めるページ数ながら、大事なことを教えてくれる一冊。
★5 - コメント(0) - 2015年12月21日

遠藤周作さんの本は「海と毒薬」しか読んだことがなくて、どういう人かもよく知らなかった。なので、何となく難しい人なのかなと身構えたけれど、とても分かりやすく親切だった。誰かに宛てて何かを書きたくなる。
★3 - コメント(0) - 2015年12月7日

遠藤周作さんの没後に発見された原稿だそう。最初は「ちょっと読みにくい文章かな」と思いましたが、途中から面白くなり、一気に読み切ってしまいました。簡単に言えば手紙の書き方について書かれているのですが、その中に出てくるダメな例とそれに対する鋭いツッコミに思わず電車の中でにやにやしてしまいました。それにしても、これを闘病中に書いていたなんて。解説を読んだら、それまで読んでいた本篇の印象が180度変わりました。痛みを知っている人の言葉は優しくて強い。
★2 - コメント(0) - 2015年11月30日

没後10年、もと編集者のもとで奇跡的に発見された原稿。手紙を書くコツを例を挙げながらおもしろ~く書いてある。書いた時は1960年くらいだから古さは否めないが、笑いながら読めてしまう。「ようなゲーム」なるほど。あとがきに書いてあるが、氏はやさしく情が深い人だったらしい。
★2 - コメント(0) - 2015年10月24日

私たちがこの本を手に取った時点で、「読み手の気持ちに寄り添うような文章を」という遠藤周作氏の想いは達成されている。だって、タイトルを読んで、中身を読みたいと思わされて、実際に読んでしまったのだから!たくさんのテクニックが書かれていたけれど、その後の人生において「たまには手紙を書いてみようかな」と思えるようなきっかけをくれたことがこの本の1番のテクニックではないだろうか。
★3 - コメント(0) - 2015年10月19日

遠藤周作って面白いなぁー!!ワタクチ、この本好きでチュよ!笑
★7 - コメント(0) - 2015年9月21日

珍しく表紙買いした、遠藤周作さんの著作。一口に言えば、「手紙の書き方」を紐解いたハウツー本。その根底には“「読む人の身になって」書く”という視点があるため、現代のメールやネット上でのやりとりにも当てはまると言って間違いないと思う。同時に、「ようなゲーム」をはじめとする「文章術」にもいくつか言及されており、普段からモノを書く習慣がある人に広く勧められる内容です。おすすめ。
★2 - コメント(1) - 2015年9月15日

j
すごいタイトルだけど、気持ちを届ける手紙の書き方についてのエッセイ。文章の書き方に自信がないので、本書に出てきた「ようなゲーム」は練習してみようと思った。ラブレターを書くときにもう一度読み返したい。
★1 - コメント(0) - 2015年8月22日

手紙を書くときは◯◯◯の◯になって…千の風になって?(字足らず)
★6 - コメント(1) - 2015年8月7日

ずるいなぁ、遠藤周作。まずタイトルがずるい。こんな長ったらしい文句、見てるだけでつい手に取っちゃうじゃないか。本の書き出しも全くけしからん。本当に十頁で飽きたら捨ててやろうと思ったのに、一気に読めてしまった時点で負けた気分。内容は手紙の書き方口座なのだが、時おり挟むユーモアや毒舌で飽きのこない授業に仕上がっている。大抵、毒舌家の先生の授業が一番面白いものなのだと思い出す。手紙だけじゃなくメールや小説にも使えそうなテクニックを学べる一冊。執筆から半世紀近く経った没後十年に発見されたってことが一番ずるい。
★8 - コメント(0) - 2015年8月1日

十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。の 評価:82 感想・レビュー:184
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