落日燃ゆ (新潮文庫)

落日燃ゆ (新潮文庫)
あらすじ・内容
平和につくした外交官が、なぜ、A級戦犯となり、絞首刑となったのか? 元首相・外相、広田弘毅の生涯。

東京裁判で絞首刑を宣告された七人のA級戦犯のうち、ただ一人の文官であった元総理、外相広田弘毅。戦争防止に努めながら、その努力に水をさし続けた軍人たちと共に処刑されるという運命に直面させられた広田。そしてそれを従容として受け入れ一切の弁解をしなかった広田の生涯を、激動の昭和史と重ねながら抑制した筆致で克明にたどる。毎日出版文化賞・吉川英治文学賞受賞。

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落日燃ゆの感想・レビュー(1530)

広田は自ら計らわぬ、という態度を貫いた。「外交官は自分の行なったことで後の人に判断してもらう。それについて弁解めいたことはしないものだ」という同郷の先輩山座から受け継いだ精神を最後まで貫いたのである。統帥権の独立を掲げた大日本帝国憲法の基で、外交官として不戦の努力を尽くした人間が居たということが丹念に描かれている。
★4 - コメント(0) - 3月11日

広田弘毅。国や世界の為に尽くす立派な人だったんだと初めて知りました。最初から最後まで自らの思想を変える事なく生き抜いたようだ。ただそんな人は戦後の政治にも参加して欲しかった。合掌。
★8 - コメント(0) - 2月13日

高校の時の日本史の教師が勧めていたのもあって読もうと思っていた本。日本がどのように大戦に巻き込まれ、またそれを広田弘毅は外交の立場からどう変えようと奮闘した彼の功績は大きい。また誠実で国を思い最期まで自分の信念を曲げず使命を果たす姿は尊敬した。自然に生き、自然に死ぬ。
★6 - コメント(0) - 1月30日

作品の評価は定まっており、素晴らしい作品であることは間違いない。ただウィキペディアなどに書かれているようにGHQおよび昭和天皇が嫌悪していた右翼団体玄洋社の関係者であったことは、正しい人物像や評価を行ううえで知っておきたい。東京裁判の絞首刑は過剰ではあったが、国政の責任者として有罪とされても仕方がない面はあり、それが従容と死に向かう態度に繋がっていたのではないか。
★6 - コメント(0) - 1月30日

郷里の大先輩であるとは勉強不足だった。極東軍事裁判でただ一人、文官として絞首刑で裁かれなければならなかった事に虚しさを感じる。合掌。
★4 - コメント(0) - 1月22日

大東亜戦争の事がまったく分かっていなかった自分に反省。モヤっとしか捉えていなかった。右、左、軍人、文官、皇族、色々な方々や国々の思惑が混ざりに混ざり、どうすることもなくなり混沌としていき、戦争をストップすることが出来なかった。広田さんはすべてを背負い、受けとめ、飲み込み、前に進み、最後を締めくくった。こういう文学を学生に読んでもらった方が、色々な大東亜戦争の見方が出来ると思う。
★6 - コメント(0) - 1月18日

思ってた以上に、すごい人であった。昔から気になっていた人だったので、細かい点でよくわからなかった所がはっきりしてよかった。批判的な見方もあるようですが、むしろあの状況下でよくやったよ、と思う。そして、本当に潔い人だったんだなぁ、と思う。A級戦犯として処刑されました、という事実は消えないんだろうけど、なんかせめてね、この人の名誉は汚してほしくない、と思う。この本の存在意義を強く感じました。
★4 - コメント(0) - 1月15日

軍人こそが国のためという色が濃かった中、戦争で勝っても外交で負け国益を損なっているのが日本国でした。背広を着た文官として国に尽くすことを広田弘毅は選択し、その手法は徹底的な平和主義の交渉が中心でした。しかし、外交の相手は他国ではなく、その多くが軍部でした。戦争防止に努めながら、それを妨げた軍人たちと処刑を言い渡され、それを受け入れ一切の弁解をしませんでした。そこには、文官として戦争を止められなかった責任があったのです。こういうカッコイイ大人が歴史の教科書で説明されるべきだと感じました。
★27 - コメント(0) - 1月6日

★3 - コメント(0) - 2016年12月23日

四半世紀ぶりの再読です。一般に小説は、そのすべてを鵜呑みにすることはできないもの。しかし、本作は広田弘毅という人物を偏りなく描いた名作だといえます。外務官僚として、また政治家(首相、外務大臣)として、広田の「外交」の相手は終始日本の軍部であったようにも感じられます。「風車、風の吹くまで昼寝かな」と詠んだ頃はまだよかったのでしょう。広田という風車は、軍部や統帥権という悪風・暴風で吹き飛ばされてしまいました。極東国際軍事裁判が政治裁判であったことも、広田にとって不運としか言いようがありません。
★132 - コメント(1) - 2016年11月18日

日本史の授業で得た知識のままだったら、ずっと広田弘毅を誤解していた。 外交官として平和外交に尽力し続けた彼がどうして戦犯者とされなければならないのか、悔しくてたまらない。そして、これだけの代償を払って培われた平和を絶対に守っていかないといけない。そのためには、本文中にもあった通り、世界中の情勢に目を向けていなければならなくなる。でもそれが難しい事なんだよ~。
★13 - コメント(0) - 2016年11月17日

解説にこの本が広田弘毅の鎮魂曲である、と書いてあった。本当にそう思った。惜しい。なんといっていいかわからないが、惜しい人物を失ったとおもった。
★8 - コメント(0) - 2016年11月16日

第二次世界大戦に突入する日本で、最後まで軍に抵抗し、外交官から首相にまで登りつめた広田弘毅。しかし、時期が悪く、軍が暴走し手に負えない状態となっていた。そして、東京裁判では死刑を宣告され、軍の重臣たちと死刑台に立つという運命が待つ。しかし、同じ死刑囚と広田弘毅を同一視すべきではない。首相就任はあくまで平和外交に努めた姿勢が認められてのことであった。関東軍、参謀本部の二重構造や右翼の暗躍など当時の日本軍の状況を暴きながら、文官の抵抗を広田を中心にわかりやすく描き出しており、戦争前夜の状況を知る一助にもなる。
★10 - コメント(0) - 2016年11月13日

A級戦犯として絞首刑となった元首相・広田弘毅の生涯を激動の昭和史に重ねて綴った作品。首相在任中に日中摩擦が収まらなかったこと、軍の暴走を止められなかったことで、外交家としての評価は低いらしいが、本書では「自ら計らわぬ」を信条とした一人の日本人が、いかに日本のことを想い、責任を他人に転嫁することなく、実直に生きたかを丹念に描いていて、胸が熱くなりました。史実にどれだけ忠実かはわからないけど、小説としては、よい作品だと思います。
★14 - コメント(0) - 2016年11月4日

広田弘毅評伝。A級戦犯として処刑された唯一の文民。政治は結果がすべて、ということであれば、中国での軍の暴走を止めれなかった政治家にもケジメは必要だったということか。
★4 - コメント(0) - 2016年11月1日

A級戦犯として死刑になった唯一の文官、広田弘毅を題材にした作品。以前読んだ時は、身勝手に暴走する軍部に苛立ち、それに振り回された政府に同情したが、もう一度読み返すと、創設以来負けなしの軍と、20年間で17もの内閣という不安定な政治、という状況がある中で国民が軍部に拠り所を求めたのは当然のことで、安定した政権運営ができなかった政治家にも責任はあったと思った。広田は裁判で殆ど証言しなかった。死を望んでいたとしても、元役人として政策や文書に対してきちんと説明するべきだったと思う。
★8 - コメント(0) - 2016年10月27日

ほぼ同世代の吉田茂氏が、戦後日本の道筋をつけたことを思うと、生きて戦後の日本を導いてほしかったと思う反面、彼なりの責任の取り方なのかと思ったり、とても複雑。 いいたいことは山ほどあっただろうに、すべて飲み込んでしまった・・・あの時代のことはまだまだ分からないことだらけ。
★14 - コメント(0) - 2016年10月15日

東京裁判で絞首刑を宣告された7人のA級戦犯のうち、ただ一人の文官であった元総理、外相広田弘毅の一生。時代も時代ながら、最後まで己の信じた道を貫く広田。憧れる生き方だが、こんなに勇気のあることが自分にできるだろうか。とても出来ないと思う。 家族、特に広田の妻静子の生き方もすごい。外交官の妻というと華やかな印象を勝手に持ってしまうが、人前に出るのはむしろ苦手。彼女の最後もまた一貫している。静かで、強い生き方。 今の自分たちがあるのは、過去の偉人たちのおかげなんだと改めて考えさせられる。
★7 - コメント(0) - 2016年10月1日

本書は再読。「自ら計って」出世を目論む人がいる一方で「自ら計らわぬ」という生き方を貫いた広田弘毅。リーダーたる者、どのような形で選ばるのが妥当かを考えると後者がベターだと思う。リーダーに必要なものは多くの人から認められた人でなければならないと思うからだ。広田は無能だと評価する人達もいるようだが、なぜ「自ら計らわぬ」広田が首相なれたのか。それは、多くの人から認められおり、あの苦難な時代を乗り越えるために託せる人物だと信じられていたからではないだろうか。
★3 - コメント(0) - 2016年9月27日

自ら計らわず 風車 風が吹くまで 昼寝かな 天才は周りが引き上げてくれる 先ずは今自分が為すべきことをすることが大切だと知りました。
★1 - コメント(0) - 2016年9月15日

東京裁判でA級戦犯として死刑判決を受けた唯一の文官である広田弘毅の生涯を綴った伝記小説。 自身は外交重視で協調外交を目指していたにも関わらず、軍部の暴走を止められず開戦を許してしまったことが彼の罪とされたわけだけど、当時の国家機構の構造からしたら仕方のないことで、ただただ不運としか言いようがないなぁと。 一切の自己弁護をせずに黙って死んでいったところに一種の美学があるのだろうけど、「ちゃんと説明しなよ!」と思ってしまって裁判の場面は悲しかったです。外交官には覚悟が必要なんだな。
★11 - コメント(0) - 2016年9月11日

東京裁判で死刑を言い渡されたたったひとりの文官広田弘毅について綴られた一冊。勤勉で真面目、質実剛健といった広田の姿を知る。戦中戦後に焦点を絞った作品は多いが、何故戦争に突き進んだのかを描く作品は少ない中、強い信念で戦争を回避しようとした人間のいないことや、軍部の暴走を止められなかった日本を知ることが出来た。自身にも責任があるからと弁解もせず刑に服した、日本を思い行動した広田弘毅のような人間は、今の日本には果たしているのだろうか。
★21 - コメント(0) - 2016年9月4日

先の大戦が終わった後で、当時の日本の指導者達を裁いた東京裁判においてただ一人文官で絞首刑を宣告された元総理の広田弘毅を主人公にした作品です。 広田弘毅は、福岡県福岡市の石屋の長男として生まれ、外交官となり、その後、外務大臣、総理大臣を務めた人です。 これまで殆どよく知らなかったのですが、二・二六事件直後の総理大臣を務めた人だったのですね。 この人の墓は、福岡市にある日本最古の本格的な禅寺である聖福寺にあるそうで、いつか行ってみたくなりました。 面白かったので、ついつい一気に読んでしまいました。
★11 - コメント(0) - 2016年9月3日

主人公は広田弘毅。福岡県の石屋の息子として生まれる。東京帝大卒業後、外交官。外交官同期に吉田茂。 昭和11年内閣総理大臣。 戦後、軍事裁判で文官として唯一A級戦犯、死刑。常に軍部と対峙し、協調外交、戦争回避の道を探ってきたが、その軍人たちと一緒に処刑されるという結果に。
★6 - コメント(0) - 2016年8月31日

A級戦犯として文官として唯一死刑となった広田弘毅。戦前は外交官として始まり、外務大臣、総理大臣も務めた。痛恨は軍部大臣現役武官制の復活を認めてしまったこと。死刑となったのは欧米ではシビリアンコントロールが常識のため文官から誰か犠牲者を出す必要があったから(近衛文麿が自殺しなければ死刑ではなかったかも)外交官の同期吉田茂の戦後の活躍を考えると残念だ。
★31 - コメント(0) - 2016年8月25日

A級戦犯ただ一人の文官である広田弘毅の生涯を描いた作品。恥ずかしながら日中戦争から太平洋戦争までの流れを詳しく知らなかったので、歴史の勉強にもなった。広田弘毅については賛否両論あるようだが、自ら計らわぬという生き方を貫いた点で、人生に一本の軸を通した人物であると感じた。妻や家族への愛情が深かった点も、人々が広田弘毅という人物に惹きつけられる理由なのかもしれない。
★13 - コメント(0) - 2016年8月23日

8月の太平洋戦争読書3作目。 戦後、東京裁判においてA級戦犯として処刑された七人のうち、唯一の文官であった広田弘毅の生涯を描いた本作。彼が福岡出身であることと自分と名字が同じことから何となく親近感を感じて手に取ったのだが、これは本当に読んでよかった。 「自ら計らわず」を貫き、与えられた使命を粛々とこなしていく姿はまさに仕事人。だからと言って人間味のない冷血漢であるわけでは全くなく、若い頃から積極的に同郷の先輩に教えを乞い、面倒見よく後進を育て、家庭内では良き夫であり父親だった。(→続く)
★25 - コメント(1) - 2016年8月21日

名著。広田弘毅に焦点を当て、日中戦争勃発までの状況がよく分かり、また広田の戦争回避の取り組みに関わらず陸軍の暴走、それに伴う河北から上海、南京への戦渦の拡大は読む者を悔しい思いにさせる。文中触れられる広田の事務ぶりは、紹介は少しだけだったが、内容は濃いものだった、見習いたい。
★7 - コメント(0) - 2016年8月14日

広田弘毅をして、軍部の暴走を止められなかったとしたら、軍関係者以外に、誰が止められたのだろう?と感じた。 計らず、という言葉に、共感を覚えつつも、残された家族のことを思うと、計っても良かった(=弁明しても良かった)のではないかと…。 清々しさはなく、やるせなさが残りました。 伝記小説として、広田弘毅の人物像に迫り、時代背景も分かりやすかったです。広田弘毅のやったことについては、世間様で賛否両論あるようですが、僕はこの小説は素晴らしい小説だと思います。
★10 - コメント(0) - 2016年8月14日

ys
「軍部は野放しのあばれ馬だ。それを止めようと真っ向から立ち塞がれば、蹴殺される。といって、そのままにしておけば、何をするかわからん。だから、正面から止めようとしてはダメで、横から飛び乗ってある程度思うままに寄せて、抑えていくほかはない。もっとも、この馬には鞍もなく、飛び乗るのが大変だし、裸馬だから、いつ振り落とされるかも知れん。しかし誰かがやらなくちゃいかん。そう思って、自分は飛び乗ったのだ」
★10 - コメント(0) - 2016年8月11日

再読。あの戦争は間違っていた、多くの文化人・著名人・軍人さえも戦後そう綴っている。敗戦の予感・戦争の愚かさ、「私は分かっていた」後出しで言い募っても、戦争への歩みを止められなかったのが事実だ。正しい少数派の苦しみは世の常なのか。広田元首相は、東京裁判で多くを語らなかった。作品では彼の「内なる士道」が読み取れる。押し流された悔恨も水泡に帰した努力も敗戦の将の美学も、何もかも身の内に抱いたまま死に赴いた。誰かが責任を取らなければ終わらぬ戦後処理に、黙する首相の存在は都合がいいが、総括を閉じるのは更に間違いだ。
★125 - コメント(2) - 2016年8月7日

福岡出身の首相広田弘毅。文民唯一のA級戦犯だが,玄洋社との関係や外務官僚だった彼の人となりを知る。松岡や幣原や吉田や重光など,外務官僚が政治を動かしていた時代。 東京裁判では東条英機と並んでの潔さが際立った。妻静子の殉死と,弘毅が妻へ向けた手紙の結びの「シヅコドノ」が心を打つ。
★11 - コメント(0) - 2016年8月6日

A級戦犯として靖国神社にも祀られている元首相、広田弘毅氏のお話。ワイの認識ではあの世の中が目まぐるしく動いてる時代に何もしなかった優柔不断な人、というところでしたが、作品中では『自ら計らず』を信条にしておりかなり美化されてます。笑 この本だけを読むとA級戦犯が納得出来ない、などと感じてしまいます。笑 話はよく出来てますよ、話はね、そこは著者の能力。笑
★22 - コメント(0) - 2016年8月5日

A級戦犯で絞首刑となった文官、広田弘毅。石屋の働き者の両親から生まれ、人生の幕を閉じるまで、著者の感情が排除された筆で進む。外交で開戦を避けられなかった状況がよくわかる。誠実で信念を貫いた広田。胸に迫るものがあった。
★35 - コメント(0) - 2016年7月31日

K.
「自分自身の出世より、国のため役に立つか立たぬかが問題である」一貫した姿勢が気に入った。自分一人が問題に対処したとしても上手く行かず、最終的に自分に不都合な解釈をもたらす理不尽も「自ら計らわぬ」として受け入れる姿が印象的。
★11 - コメント(0) - 2016年7月28日

落日燃ゆ再読完了。自身 城山文学へ大きく傾倒する引き鉄となった思い出の作品がコレ。外交を通じて平和の為に努力を重ね、結果的に防ぎ得なかった世界大戦の責任を一身に背負い、文官唯一のA級戦犯として、静かに死刑台に就いた元首相 広田弘毅の生涯を描く。自ら計らわぬ事を信条とし、軍装が幅を利かせる時代に、背広姿がことさらよく似合う男が広田その人。夏真っ盛りのこの時期、瞑目しつつ先人に思いを寄せるに相応しい、城山文学の数多ある名作のひとつです。幼き日の彼の手による扁額を眺めに、博多水鏡天満宮を再訪したくなった次第。
★20 - コメント(0) - 2016年7月27日

前半部の広田に戦犯を思わせる事例は出てこない。官僚、政治家として、むしろ暴走する軍部のブレーキ役になっている。後半三章分が戦後巣鴨プリズンでのドラマ。効かなかったブレーキとしての罪を背負い、弁護を拒否し刑に服した潔さを惜しむ。★
★11 - コメント(0) - 2016年7月12日

東京裁判のA級戦犯として唯一文官で死刑になった広田弘毅の伝記小説。外交官であった彼が、戦中に願ってもいない政治の中心に駆り出されるが、軍部の台頭を許してしまう。歯止めの効かぬ軍制に対する彼の「無私」の境地。碁を見るだけで打たず、トランプも一人で楽しむ。裁判においても「自ら計らわぬ」を信条とした広田の多くを語らぬ姿勢は堕ちゆく日の丸を表しているのか?無私の中にも家族との情愛が感じられ、虚しさが余計に響く。 毎日出版文化賞・吉川英治文学賞受賞。
★45 - コメント(2) - 2016年7月5日

淡々と事実ベースで物語が進行していったのでサクサク読めました。歴史モノとしては⚪️、小説としては⚪️に近い△。当時の日本の状況、まさに現代史の教科書として勉強になりました。
★7 - コメント(0) - 2016年6月27日

人間としての広田の姿は常に一貫性を持っており、この作品を通してかなりの好印象を持った。ただ外相、首相としての広田への評価は難しくもっと勉強しておきたい。この作品では東京裁判の様子が詳細に描かれているのも重要な点だと思う。作中でも言われていたように納得のいかない点が多く、政治裁判の要素が強いと改めて感じた。
★10 - コメント(0) - 2016年6月24日

落日燃ゆの 評価:76 感想・レビュー:477
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