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お江戸でござる (新潮文庫)

感想・レビュー
138

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ネタバレ2003年の本。
0255文字
YOUCO19
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江戸時代の生活を続けていたら地球温暖化もなかっただろうし、マイクロプラスチック問題も起きなかったでしょう。寝たきり老人もかなりの数が防げたし、孤独死、なんて言葉は絶対生まれなかっただろう。今問題になってるすべての回答はこの江戸時代にあるような気がする。時代物が好きな友達にぜひとも読んでもらいたい本。
0255文字
ピロ子
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「人間一生、物見遊山」ものに価値を置くのでなく、生きている時間を使う江戸の人々。いいなあ。
0255文字
るーま
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お江戸でござった!かの時代の風俗や文化がありありと想像できた。江戸は憧れるし、住んでみたい街。だけどコミュニティ強は合わないだろうなと思う。魅力なのに、現代の生活に慣れた私は町内会やらなんやらが面倒で疎ましく感じるから。でもこれってタイムスリップをしたらという前提の考えなんだよね。そもそも江戸時代に生まれ育っていたら、そんな奇跡があったなら、私もおきゃんになれていたかもだもの。
0255文字
せきちゃん
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江戸の文化や暮らしぶりが楽しめる本。公衆衛生やインフラも整備され世界屈指の都市だったばかりでなく、最後まで徹底的に資源を使い切るリサイクル意識(ひとつの教科書を100年くらい使う)、皆で助け合うのが当たり前のボランティア精神(身寄りのない子を町ぐるみで育てる)などSDGsも最先端。「人間一生、物見遊山」の言葉通り、江戸の市井の人々が人生を思い切り謳歌しようとしている様子が窺える。心の豊かさを失い、先進国からも凋落しようとしている斜陽の現代の日本にとっては、先人に見倣うべきところが沢山あるなと感じました。
0255文字
えりこ
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ネタバレ杉浦日向子さんが書いていると思って買ったら監修だった。けど、面白かった。 江戸は本当に世界的にも文化などが進んだまちで、更に男女の垣根が低く、男性が家事と育児をするのは当たり前だったそう。 リサイクル意識も高く、物を大切にした。そして、ボランティアという意識もなく、人々は常に助け合って生きていた。 現代人は江戸に学ぶべきものが多いと思う。この本を読んで、江戸の方が住みやすく、平和かもしれないと思った。 父に杉浦日向子さんの本をもらったので、また江戸の世界に浸ろうと思う。
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ぶんぶん
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【再再読】どうも、杉浦日向子に吸い寄せられてしまった。 これは、日向子の筆じゃあ無いけど監修してる。 テレビの「コメディ お江戸でござる」の文書化本。 さすが、NHK良く調べている、時たま「杉浦日向子の江戸こぼれ話」も載っていて嬉しい限り。 もともと、番組の「おもしろ江戸ばなし」を元にしているので杉浦日向子の独壇場。 おまけに、イラストや解説が入るとなると、杉浦本の一つと言って良いくらい。 「瓦版」から「かかあ天下」まで、いろんな江戸がある、寄ってらっしゃい、見てらっしゃいの面白さ。 杉浦流・江戸づくし。
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hippos
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再読。江戸の暮らしには戻れないだろけれど憧れる。日本人が本来もっていただろうおおらかさがあるような気がする。シアワセに追い立てられるように暮らしている今の僕たちに大きく欠けている何かがその暮らしにはある。
0255文字
ちくわん
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2003年9月の本の図版を入れかえた。 NHKの番組は記憶にある。銭形平次捕物控の解析にあたり、いまひとつ理解できなかったことの解説がここにあった。まさに横糸。可能な限り探して読みたい。お江戸でござる、バザールでござーる。
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balloon
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🎈🎈🎈🎈NHKで放映されてたのは知っていたけれど一度も観たことなかったな。今となって悔やまれます。色々と大変な事もあっただろうけど、江戸人の生活を楽しもうとする精神は見習いたいと思う。
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真琴
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【一万円選書・2冊目】NHKで放送された「お江戸でござる」の内容の一部を書籍化したもの。江戸の庶民の文化、生活などの日々の生活の様子を知ることができ、とても興味深い内容でした。実は、時代物がちょっと苦手で読むのに不安がありましたが、いや、面白かったです。江戸の庶民はいろいろな知恵を絞りながら、どうせなら楽しもう。と工夫をしていたのですね。江戸の世界にタイムスリップした気分です。★★★☆☆
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三井寿里
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テレビ番組「お江戸でござる」。熱心な視聴者ではありませんでしたが杉浦さんの解説が細やかでわかりやすかったなと思い出しました。町内に複数箇所あった指南所(寺子屋)の一日、自宅まで読みたい本を配送してくれて新しい本の宣伝もしてくれる貸本屋システム、花見の時期は素人芝居「茶番劇」の衣装レンタルで賑わう損料屋…決して江戸もいいところばかりではなかったろうけれど、当時世界屈指の大都市だった江戸の、普段の営みがよく見えて楽しい一冊でした。
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じゃますけ2
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テレビ番組で作者が解説されてみえた部分をまとめた書。項目毎に作者の知識がとても詳しく、当時の江戸を見るように伝えてくれる。書かれた裏側から、作者の江戸への深い思いを感じる。今の東京のどこに江戸を感じるかについて、渋谷駅前のスクランブル交差点をあげる(p.178)とは、作者ならではの鋭い感覚の賜物。現在の「個人の自由を尊ぶ」意識に対して、江戸時代を封建的で個人の自由がないと考えることなく、介護も育児も町ぐるみで負担する(p.238)と、現代の生きづらい時代に対して、やんわりと江戸の良さを伝えてくれている。
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てついち
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江戸時代の生活、その他様々なことを学ぶことができた。これホントなのー?って内容もあるような気がするけど、本書に限ってはそういうのも含めて、江戸時代を観光する気分で見つめてみよう。そしたら当時を生きた人々の思いが少し分かった気分になるかもですね。
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しんさん
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「人間一生、物見遊山」あちこち寄り道しながら見物し、ものに価値をおくのではなく、生きている時間を買う。定年後の人生、江戸の人々のように生きたいね~。それにしても杉浦日向子の早い死はもったいない。NHK「お江戸でござる」は楽しく見ていました。
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金吾
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江戸時代の生活のイメージが沸く本です。他著作とダブっている部分もありますがよくまとまっており面白かったです。江戸こぼれ話が良かったです。
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kinupon
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江戸情緒たっぷりの本です。一般庶民の江戸が見えてきます。
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ぶんぶん
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【再再読】言わずと知れた「江戸本」の一種です。 杉浦日向子が監修でいろいろと判るようになっている。 「コメディお江戸でござる」の「おもしろ江戸ばなし」の中のエピソードをテーマ別に書籍化したもの。 これを読めば江戸の全てが判る、と言うよりも、江戸の生活を楽しみたい楽しんでやろうと言った次第。 宵越しの銭は持たない、江戸っ子気分で読んでみて下さい。
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アセロラ
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江戸時代関連の本は何冊か読んでもおもしろいし、杉浦さんの本は特に毎回気づきがあります。日本が誇るべきは、2世紀半の平和の中で独自の文化を育んでいったこと、とのことです。長崎に渡来したゾウを運ぶ方法がないので、ゾウは自力で江戸まで歩きました。駕籠(今でいうタクシー)の客の体重が重いと「重た増し」といって料金が高くなります。前を走る駕籠を抜くとご祝儀が出ます。
アセロラ

損料屋(レンタルショップ)が1番混むのが、お花見の時期。弁当箱、敷物などを借ります。お花見でやる素人芝居に使う衣装やカツラも借ります。早めに借りに行かないとチグハグな衣装になるので要注意。子どもが河童に連れて行かれないように頭に中剃りをして仲間だと思わせることから、「おかっぱ頭」というようになりました。宿の前に馬のエサを入れる籠を下げておいたのが「旅籠」の語源です。

03/12 10:02
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ナオ
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杉浦日向子さんが早くに亡くなられたことが実に悔やまれる。 一つ一つが楽しいエッセイに仕上がっている。 個人的には、江戸時代は身分差別の時代だった、男女平等になったのは戦後からなど、誤った固定観念をお持ちの方々にぜひ読んでほしいものである。
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星の巡り
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ネタバレ生活を楽しんでいる江戸の人々。だけど同じ時代に、地方の藩では農民が重い年貢にあえいで、一揆など起こしているんだろうな。江戸時代に生まれ変わるなら、町人になりたいと思ってしまう。
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meow3
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江戸の日常や娯楽、食べ物や年中行事などの紹介。江戸時代の何がよいって、一部の階級が楽しみを独占するのではなく職業、身分、年齢、性別お構いなしにみんなで文化を楽しんでいたこと。様々な地域の人が集まり、超個人主義ながら町ぐるみで介護や育児をするというスタンス。物を大切にし、徹底的にリサイクルする生活。よそから来た人ばかりなので閉鎖的なところがないのは東京にも通ずるところがあるかな。
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みけねこむすめ
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江戸の風俗、すごく自由ですね。 現代もこれくらい優しさと自由があれば、老後2000万円問題なんて、起こらないのに。
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  まーしゃ
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『珍』『奇』『怪』は江戸っ子の心を掴むキーワードで珍しく、奇をてらった、怪しげなところのあるのが喜ばれる。粋な話だ。スッカリ江戸時代にタイムスリップして来ました。1番のビックリは『ありんす言葉』と言われるもの… それは各見世によって違うという事… 吉原共通のありんす言葉があると思ってた。この一冊は手元に置いておきたい、そして実際のNHKの『お江戸でござる』を観てみたかった。
  まーしゃ

無かったです(^^;; 色んなサイトも覗いては見たんですけど… 復刻されるの待ちますw

05/16 22:51
 あんドーナツ

ショボーン━━(´・ω・`)━━。待つしかないね。(~_~;)

05/16 22:57
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冬見
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杉浦さんの本はこれが2冊目。とても楽しかった。各項目が簡潔にまとまっているので、入門にちょうど良い。辞書代わりにちょうど良い。これから先、何度も読み返すだろう。今まで江戸に関する本を読んできたなかで疑問になっていたことのいくつかが解消され、整理されきれていなかった情報がまとまっていったので、良かった。また、新たに興味が湧いた事柄も増えたので、とても実りある読書だったと思う。もっと早く読んでいたらなあ。他の作品もどんどん読んでいきたい。
冬見

江戸の花火が上がるのは夕方からで、「とっぷり暮れる頃には、お月様とお星様に空を譲ろう」という粋な計らいで終わってしまう。大きい屋形船よりも小さな猪牙舟の方が棹捌きの技術を要するのでずっと高給取りだった。 豪商がいると町そのものが栄える(周囲の支持を得ようと地域社会に利益を還元する)ので、皆から尊敬されて「有徳の人」と呼ばれる。 お稲荷さんの形が関東は俵形、関西は三角なのは、「お稲荷さん」という名前が、関東では稲を荷う田の神様「お稲荷さん」からきていて、関西では狐の耳の形からきているから。

05/08 23:13
冬見

腕を引っこ抜いた河童の詫び状文が今でも全国各地に残っている。 中秋は八月十五日、仲秋は八月のまるまる一か月を指す。十五夜は九月十三日の十三夜と両方を見るのが風習。片見月は縁起が悪い。 富士山はふだん女人禁制。六十年に一度の庚申の年に限って許可された。富士山そのものが御神体。「富士山に一度も行かぬ馬鹿。二度いく馬鹿」行くのがすごく大変。

05/08 23:13
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0255文字
れじい
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サクサク読めるし、へえー、ふーんと知識も増えたが。 日向子さんをしのび★五つ。
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織町
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ネタバレ“ああ、早く江戸になればいい。最近よく、そう思います。東京の片隅にひょこんと長屋ができて、それが次々に増えていって東京を覆い尽くし、江戸になってしまえばいいのになぁ、と思うのです。”大変面白かった。江戸の文化や生活の様々な項目が現代でいうところの何にあたるか、解説されています。こんなに、おおらかで人情味がありながらも個人が個人であった時代、他と比較することなく生きることを楽しんだ時代。物を使い尽くした時代。なんで今はこんな風になってしまったんだろうと嘆息してしまう。今からでもこの番組をDVDにしてほしい。
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ミナ
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お江戸でござるは小さい頃はNHK番組は年寄りが見るもので面白くないと思ってたからもったいないことしたなぁ。あの頃見ていたら、江戸通になっていたかもしれない。項目ごとに分けられているので、江戸について知りたい!となったときには、これが一番楽に情報を得られるかも?
やじ

たまに見てましたけど(年寄りw)面白かったです。最後に杉浦日向子さんが解説してくれたんですよね。早逝されて悲しいです。

02/23 08:18
ミナ

やっぱり面白かったんですね~!完全に偏見に満ちた目で見てました(-_-;)反省します。杉浦先生のお話をまだまだ読んだり聞いたりしたかったと今さら嘆いております。

02/23 12:12
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P
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子供の頃、このTV番組が大好きだった。杉浦さんが語ったこぼれ話が、いまのわたしが歴史好きになった一端を担っていたのだなと思い出した。 石川先生の解説に「杉浦さんは江戸のレポーター」と書かれてあった。だからこの本は、こんなにある種リアルに感じられるんだなと、妙に納得した。 大人になってから読むと、子供の頃にはなかった目線で江戸を眺められるのが面白かった。 「窮屈な現代生活に疲れた方へ。江戸へタイムスリップしてみませんか?」そう言って、他人に勧めたい本だと思った。
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みみみ
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「人間一生、物見遊山」精神が素敵だ。そりゃ良い事ばかりではなかっただろうが、うらやましいといえばうらやましい。
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出口求
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杉浦日名子さんをこの番組で知りました…。わかりやすく江戸のアレコレをまとめてくれていて、とても面白いです。今よりユルく生きていけそうでちょっとうらやましいと思ってしまいました。実際は疫病や火災などでそれなりにサバイバルしていたんでしょうけれど。杉浦さんの作品は本当に江戸人が見て書いているようなリアル感があります。非常に研究されているんでしょうなあ。もっといろいろ読みたかった。
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マッスンロール
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江戸時代ってこんな時代だったんだよ、江戸ってこんな街だったんだよ、というのを教えてくれます。同時代の世界の国々に恥じることのない文化的な生活を送っていた事がわかりました。園芸に親しみ、花を愛でる。貧しい庶民たちまでが、お互い助け合いながら毎日を楽しみながら活き活きと生活している。江戸って良い街だったんだなぁというのかわかります。
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ほっかいジンくん
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とても面白く読みました。 横浜でなかった本書は、札幌の丸善・ジュンク堂にはありました。やっぱり、札幌だ。
0255文字
ながりこ
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モノはなくても不便でも、日本人は工夫や助け合いで心豊かに生きていける。読んでいると、そういう希望が持てる。江戸時代は現代と違って、お金より人の価値が高いんだろうと感じた。これは大きな違いだなぁ。
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きっち
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江戸庶民の暮らしが書かれている。杉浦日向子さんの本は一日江戸人に続いて2冊目です。テレビで「お江戸でござる」が観たかった…江戸人の「人間一生、物見遊山」の考え方に賛成です。ものに価値を置くのではなく、見聞を広め、友達を増やすことが楽しい人生だと思います。
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トネリコ
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本書は江戸っこの暮らしについて実に多岐にわたる項目を設けて解説されている。江戸のよき面ばかりが語られてちょっと美化しすぎなのではと感じてしまうほどだが、それもこれも杉浦日向子さんが江戸に心底ほれこんでいるゆえのご愛嬌といったところ。まるで実際に見てこられたのかと思うほどに江戸の市井の人々の暮らしが描かれていて面白かった。
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よー介
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現代から江戸ではなく、江戸時代から江戸を解説していた杉浦日向子さん。もちろん江戸時代は乳幼児の死亡率も高かっただろうし、すべてが良いとは言えないけれど、これからの日本は人口も減っていくし、平和はたぶん続くし、江戸に戻るんじゃないかと思いました。
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鈴蘭
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江戸時代の庶民の暮らしぶりについてのハンドブック。江戸の様子が生き生きと書かれていた。挿絵もよかった。
0255文字
ラムセス
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良きかな、良きかな。
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