私にふさわしいホテル (新潮文庫)

私にふさわしいホテル (新潮文庫)
あらすじ・内容
文学史上もっとも不遇な新人作家、それが私。爆笑と震撼の実録(!?)文壇小説。

文学新人賞を受賞した加代子は、憧れの〈小説家〉になれる……はずだったが、同時受賞者は元・人気アイドル。すべての注目をかっさらわれて二年半、依頼もないのに「山の上ホテル」に自腹でカンヅメになった加代子を、大学時代の先輩・遠藤が訪ねてくる。大手出版社に勤める遠藤から、上の階で大御所作家・東十条宗典が執筆中と聞き――。文学史上最も不遇な新人作家の激闘開始!

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私にふさわしいホテルはこんな本です

私にふさわしいホテルの感想・レビュー(979)

売れっ子作家になってやるという強い野心を持った女性が主人公の痛快文壇復讐コメディ。山の上ホテルに自腹でカンヅメになるという出だしですっかり心をつかまれた。あの作家がモデルなのかな、あの文学賞のことかな、とパロディのネタ元を考えるのは面白いし、(朝井リョウは実名で登場する)自分の運命を突拍子もないやり方で無理くり切り開いていく様はあまりにえげつなくてかえって潔ささえ感じた。気持ちいいブラックな笑いで好きだ。
★15 - コメント(0) - 2月19日

才能があり野心もある女性作家がのしあがってゆく物語。彼女のはったりや強烈な物言いは圧巻。読んでいてあまり気持ちの良いものではなかったが、大御所作家のおかげで最後はまとまった感じがする。主人公のモデルが柚木さん自身だったらショックかも。★★★☆☆
★9 - コメント(0) - 2月18日

タイトルから感じたイメージと、主人公が真逆だった。めちゃくちゃだけど、何故か憎めない。東十条先生との独特な関係がとにかく良い。遠藤先輩の心情がイマイチよくわからなかったけど、才能に惹かれる編集者とはこんな感じなのか?と思いながら、これはこれで面白かった。
★8 - コメント(0) - 2月16日

文芸界の裏側をエネルギッシュに描いた青春小説?柚月さんにしてはブラックなタッチだが、主人公の加代子のなりふり構わないパワフルさと、東十条氏とのやりとりが面白すぎ。東十条氏は石田衣良さんなのかなぁ。朝井リョウさんは実名で登場かつ、マジエピソードらしい。
★23 - コメント(2) - 2月14日

主人公の悪知恵(?)のシナリオを描く才能にはたまげる。 爽快なストーリーでやっぱり私は柚木さんのストーリー好きだなと再確認できる。 周りからは痛い女だと思われるだろうけど。 こういうストーリー大好き。 そしてこういう風に自由に生きたいw
★13 - コメント(0) - 2月12日

★★★☆☆
★3 - コメント(0) - 2月12日

柚木さんがモデル?たくましい女性なのかも・・・。
★18 - コメント(0) - 2月10日

なんとまあ、ハチャメチャな。おもしろかった。山の上ホテル、行ってみたいなーと思ったり。朝井リョウさんが実名で出てきてびっくりした。
- コメント(0) - 2月7日

これは面白い。中年の青春小説枠。
★7 - コメント(0) - 2月6日

好きすぎて再読(3回目)やっぱり柚木麻子さんの小説好きです。 あっこちゃんシリーズと、これは私の中で何回でも読みたい位に大好き
★3 - コメント(0) - 2月1日

ちょっとブラックで、でも痛快さやアツイ情熱を気持ちよく混ぜ込んだエネルギッシュな一冊。間違うとただのヤバいやつなんだが、どこか憎めない爆弾のような娘とそれに翻弄される男達。読後感も悪くない。とにかく、アツイ気持ちは忘れちゃいかんね
★41 - コメント(0) - 2月1日

ヤバイな、これめっちゃ面白い♪デキレースの引き立て役として文学新人賞を受賞した加代子。以後、全く芽が出ずくすぶっていた彼女が、頭の回転の良さと演技力と向上心を武器に作家として成り上がっていく話。地べたに何度叩き落とされても這い上がる加代子がとても頼もしい。笑いあり、ヒリつくような痛みもあり、最後まで楽しかった!(*⁰▿⁰*)
★25 - コメント(0) - 1月31日

東十条先生との友情の作り方の家庭が素敵。野心に燃える主人公ってこれまで苦手なところが有ったんだけど、女優としての魅力?もある加代子の持って行き方に気になって話を読み進めるのが止まらなかった。編集者との付き合いの話は勉強になるなぁって。
★22 - コメント(0) - 1月29日

★★★☆☆ 演技力のある新人作家の加代子。成功するため、大物作家、編集者、書店員、仲間を駆使してのし上がっていく。最後は究極の復讐のために。
★223 - コメント(0) - 1月29日

初柚木さんの作品でしたが、勢いがあってあっという間に読み終えました。しかし、主人公の加代子が強烈ですね。そこまでするかっていうくらい自分の夢と目標のために貪欲で、邪魔するものは誰であっても許さないというものすごい強靭な心…。しかし最後の復讐はすさまじくで若干引くほど(笑)東十条先生とのやりとりは読んでいてとても楽しかった。朝井リョウさんはじめ、実在する作家さんや読書メーターなどが出てきてリアリティがある!(笑)最後の解説まで面白くて大満足でした。
★33 - コメント(0) - 1月28日

作家デビューを果たしたものの鳴かず飛ばずの女性が主人公。のし上がる為になりふり構わないわ!とばかりに元演劇サークルの演技力と瞬時にストーリー(嘘)をでっち上げる能力を武器にドタバタが繰り広げられます。ここまで自分に正直だと逆に爽快で応援したくなりました。文学にゆかりのホテルや、現在、活躍中の作家の方も登場して、今時の作家のリアルは、こんなかなぁ〜、と楽しませてくれました。面白サクセスストーリーのつもりで読んでたら段々と芸術家の孤独というか修羅の妄執という世界に踏み込んで..。とても面白かったです。
★76 - コメント(0) - 1月28日

パワフルな加代子がけっこう面白かった。東十条との戦いが何度も勃発する度にどんなことを仕掛けてくるのかワクワクしながら読んでた。終わり方も天敵同士で激しく踊りながらってのが良かったけど、その直前のかれんの話はあんまり好きじゃないな…
★16 - コメント(0) - 1月26日

aU
有森樹李のぶっ飛んだ復讐劇が毎回面白い。東十条さんとあんな良い関係になるとは思わなんだ。あと実在の作家さんがけっこう登場してて、どのくらい実話が混ざってるのか気になる。
★17 - コメント(0) - 1月26日

不遇の新人作家、中島加代子の成り上がりと作家という職業の業やしがらみを描いた連作短編集。初読みの作家さんだけど、豊富な語彙とテンポの良い言い回しを楽しんで読了。作家として大成するための加代子の執念と逆境をチャンスに変えるためのハッタリは読んでいて痛快だった。ただ、成り上がれば成り上がるほど自分を見失い、深みに嵌りそうになる場面も増えてくる。それを引き戻してくれるのは仲間とも違う、ぶつかり合った編集者や宿敵の大御所なのは読んでいて納得だった。作家たるもの孤高であれ。悩み苦しんでこそ作家は面白い物を書ける。
★27 - コメント(0) - 1月26日

華麗なる文壇の舞台裏をリアルに描いた。。。わけではないけれど、鳴かず飛ばずの新人作家が逆境をバネに開き直り迎合しそして自身に回帰して一歩成長し二歩下がりつつ、同業ライバルや編集に揉まれて成長する?ようなしないようなを描いた本作、想像した方向性とはまったく異なるものの、タイトルから期待した程度には十二分に楽しめます。MayBe
★13 - コメント(0) - 1月22日

作家の裏事情?とにかく、書くこと以外の日常に意外性が必要なんだってことはわかった。
★8 - コメント(0) - 1月21日

あまり期待しないで読んだら、意外と面白かった。売れない新人作家が、あの手この手を使い、あらゆる賞をかっさらい上り詰める話。主人公の加代子の面白い卑怯な手は何故か嫌味を感じず好感を持てた。でも、元アイドルのかれんに対しての復讐?はちょい可哀想になったな、、。彼女の周りが悪いのに。作家と編集者の関係も知れて楽しめた。そういえば読書メーターの名も出て来ましたね、笑。
★24 - コメント(0) - 1月21日

新人作家が、アイデアと演技力でのしあがっていく話。実在する作家さんが登場したりして、楽しめました。
★79 - コメント(0) - 1月17日

いやいやいや、面白かった。副題「東十条宗典協奏曲」で(笑)。面白いけどやばくね?と最初は本気で心配しましたよ。W主人公レベルにいい役でしたね。
★16 - コメント(0) - 1月17日

不遇の新人作家があの手この手で騙したりハッタリかましたりして上へ上り詰めていく物語。読みやすい。
★12 - コメント(0) - 1月17日

文学新人賞受賞により晴れて小説家デビューのはずが、同時受賞の元アイドルにすべての注目をかっさわれた不遇の新人作家・中島加代子。「スポットライトが当たらなかったら、スポットの前に飛び出せばいい」まわりが動いてくれないなら、自分で何とかせねばと持ち前のバイタリティーと不屈の精神でのし上がっていく様が痛快。喜怒哀楽をジェットコースターのように繰返し、売れっ子作家になる夢を貪欲に追い求めていく。目的のためなら手段を選ばない大胆さ、その負けん気と度胸はあっぱれ。
★82 - コメント(4) - 1月16日

新人作家が売れるためにあらゆる手段を使って文学賞を取りに行く話で、本業界の暗黒面が面白かった。最後の六話は、そこまでするかと思わせる復讐劇が柚木さんらしい。
★13 - コメント(0) - 1月15日

私にふさわしいホテルは、山の上ホテルのことだったのか…。なぜだか、にんまり…。
★12 - コメント(2) - 1月14日

主人公 中島加代子の狂気とも思えるパワフルさにただただ圧倒されっぱなし!かっこいいぜ~!
★8 - コメント(0) - 1月13日

単純に面白い! 作家を目指す主人公の中島加代子(またの名を相田大樹、そのまたまたの名を有森樹李)と大御所作家の東十条宗典、編集者の遠藤先輩が織りなす笑える小説です!
★10 - コメント(0) - 1月9日

はちゃめちゃ!ドタバタ!「使えるものは何でも使う!」怒りを瞬発力に転化できる鮮やかさ!まるで飛び出す絵本を開いているみたいな小説でした。面白すぎる!敵の敵は味方と犬猿の仲の大御所との休戦協定。クリスマスどたばたが最高です。文学賞や編集者、大御所の老害、作家同士の仲など、すっごく興味のある出版界の話がたっぷり。作家と主人公を同一視する「素人読み」と書かれていたので、あえて素人読みすると…柚木麻子さん「木」の数が4つもある。
★11 - コメント(0) - 1月3日

面白かった〜〜。パワフルで自分の思うところに一直線な主人公が、『校閲ガール』に似ているなと思いました。自分には真似できないので、こういう人に憧れます。実在の作家や、読書メーターも登場するので、現実との区別がわからなくなりそうでした。朝井リョウが出て来て会話をするのですが、ラジオやテレビで見る感じにそっくりで笑えました。
★20 - コメント(0) - 2016年12月29日

パワフル!ほとんどダッシュしてるみたいな主人公がステキ。私もぶっ飛びたいと思った。
★7 - コメント(0) - 2016年12月27日

素晴らしいバイタリティとエネルギーに元気湧いてきた
★13 - コメント(0) - 2016年12月24日

最初と最後で話のトーンが変わったところが「あれ?」と思ったが、結論からいうとおもしろかった! エネルギッシュ! 若いときの人生すべてをかけて小説を作りだし「売れるための努力」までする主人公は偉い! 編集者は会社員に逃げ込まずにちゃんと作家の努力を受け止めろ! びびってんじゃないよ! 書店員さんの努力もちゃんと描かれている。本読みさんは図書館で借りて文句を言うんじゃない! 作家は人生をとして小説を書いているのだから、ちゃん働いたお金で買ってあれこれ言いなさい…と言いたくなりました。
★7 - コメント(0) - 2016年12月24日

面白かった!柚木さんてこんなユーモラスなものも書くのね。寸劇を見ていて観客(読者)が思わず笑い声を漏らすような感覚で読んでいた。テンポよく展開もドタバタで面白い。馴染みの作家も読書メーターも出てくる!山の上ホテルも知ってるので親近感が湧いた。元演劇部加代子の策略、思いがけぬ行動に始終驚かされた。パワフルで負けん気がすごいので、こんな女だったらこの先どんな困難も乗り越えられそう。最後の石田衣良さんの解説で、この作品が現実を映していることや柚木さんのエピソードも書かれていて、作家たちの世界を覗いた気分だった。
★47 - コメント(0) - 2016年12月24日

面白かった!主人公のエネルギーと演技と策略が練られた怒涛の展開に引き込まれた。一躍有名作家になったあとの傲慢さもしっかり書かれていて、自分を取り戻す展開もますます物語に引き込まれた。大御所の東十条先生とのやりとりもとてもおもしろく、お互いに影響を受けあって最後は良き友になるのも心がほっこりしました。作家と編集者の苦悩や関係性、文学賞の裏側など業界のことも書かれていて面白かった。
★11 - コメント(0) - 2016年12月20日

17
主人公、加代子のエネルギーに圧倒されました。「女は怖い」というありきたりな感想しか言えない自分に未熟さを感じます。もし映像化されるならリーガル・ハイの脚本でおなじみ古沢氏を希望します。
★6 - コメント(0) - 2016年12月18日

困難にぶち当たった時のこの行動力とアイディアのヒラメキ凄すぎる。ここまで強い主人公見たことなかった。東十条宗典との掛け合いが面白すぎました。天敵ながらお互いがお互いを高め合っていく二人。限界を決めないでどんどん乗り越えて、スポットライトに走っていく姿に勇気が出ました。この本大好き。柚木さんの書く女性たちって皆バイタリティがあって読んでいて気持ちがいいです。本屋のダイアナの働く本屋さんでも東十条の本出てきますね。
★3 - コメント(0) - 2016年12月15日

面白かった! ただの痛い女かと思った主人公の度肝を抜く策略と行動力。浅田次郎の「プリズンホテル」を思い出す、ぶっとんだ面白さでした。 あと、永遠と続く大御所とのバトルと徐々に変わっていく関係性がとても好きでした。
★11 - コメント(0) - 2016年12月15日

私にふさわしいホテルの 評価:92 感想・レビュー:408
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