六番目の小夜子 (新潮文庫)

六番目の小夜子 (新潮文庫)
あらすじ・内容
「あなたも赤い花を活けに来たの?」少女はゆっくりとそう言った。

津村沙世子――とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。

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六番目の小夜子の感想・レビュー(10044)

とてもドキドキしながら読みました。恩田さんの作品は情景が綺麗に描かれているのが素敵です。読むのに少しのエネルギーがいる、これも恩田作品の魅力でもありますね。
- コメント(0) - 1月25日

言わずと知れた恩田陸のデビュー作。学園祭での「六番目の小夜子」の上演シーンは恩田陸の数ある作品の中でも屈指の名場面。そして卒業式の静謐な明るい美しさ。まさに傑作。それにしても、NHKドラマの影響で津村沙世子のイメージがどうしても栗山千明になってしまう。ドラマも傑作!
★11 - コメント(0) - 1月24日

どこか不気味な雰囲気に包まれながらも心地のいい青春小説。 文化祭のシーンは圧巻でした。
★13 - コメント(0) - 1月21日

直木三十五賞おめでとうございます読み!・・・ではないんですよね~(笑)おめでたいのですが、最近恩田陸再読ブームなだけでした。ついでに「(読メ登録前にすでに)読んでいる本」の消化でもある。まず『puzzle(秋の兄・春が出てる)』を読み、『象と耳鳴り(秋パパと兄・春と姉・夏が出てる)』を読み、あれ?秋ってどんなだっけ?と、この本を手に取った。放映時にドラマもチラッと見てたんだけど、DVDになってないんだよね。もう一度見たい。あと、これ読むと『図書館の海』もだけど、辻村深月の『冷たい校舎~』が読みたくなる。
★18 - コメント(0) - 1月20日

たまたま見つけたデビュー作。3年おきに代々伝わる高校の学園祭の怪しい伝統。そのサヨコと同じ名前の転校生が現れ、今年のサヨコは混沌としていく。。高校生の学校生活に追われながらの気持ちの動きと、集団心理と。デビュー作にしてすでに著者の色が出ている作品。ただ、謎が謎のまますぎたかな。。
★12 - コメント(0) - 1月20日

恩田さんが直木賞受賞の日に、デビュー作を読んでいたのは「サヨコ」に操られて いたのか?!冗談はさておき、なかなか興味深い作品だった。何となくホラー?と 思っていたが、あえてジャンル分けするなら「青春ファンタジー」ものだった。学校と いう狭い場所で繰り広げられる四季に渡る物語は、舞台芝居を観ているようで、 後々の名作『チョコレートコスモス』『中庭の出来事』に通ずる資質が色濃く漂って いる。荒削りで謎が判り辛い(狙いだろうが)難点があるが、高校時代の甘酸っぱさ が伝わってきて、懐かしくもあり楽しかった。
★106 - コメント(3) - 1月19日

あまりにも有名なドラマのイメージが怖すぎて、読んでいなかった。想像していたのとは別の怖さで、ほっとした。恩田先生のデビュー作にして、ほぼワールドの完成形。高校時代特有の煌めきや不安、噂や謎など、十代の憧れや喜怒哀楽の対象は、たしかにこんな空気感だった。いわゆる学校の怪談や七不思議とは異なる、学園という空間と思春期という時の揺らぎを絶妙に描いた群像劇だった。
★17 - コメント(1) - 1月17日

なんか怖そうで読まずにいたのが悔やまれる。これぞ恩田陸!ところどころ謎が残るのは残念だけど、それも狙いなのでしょうね
★15 - コメント(1) - 1月9日

定期的に読み返したくなる作品。初めて読んだ時は不可解さを強烈に感じたけれど、自分が歳を重ねる度に、沙世子・雅子・秋・由紀夫のやりとりを読んで、自分の学生時代を回顧し、とりとめのないことを何時間も話したり、学校行事でクラスが団結したり、はたまたテスト前に必死に勉強したり…。そういったことに懐かしさや愛しさを感じさせてくれる作品へと変化している。
★19 - コメント(0) - 1月8日

冒頭で吉祥天女を思い出してしまった。美しい謎だらけの転校生。そういう話だと思って読んだら、まったく違っていて驚いた。学校という場所は通うものには通過点だけど、迎えている側には季節のように通り過ぎていく旅人たちを相手にしているようなものなんだろう。通り過ぎられていく側の方が切なく寂しいものなのかもしれない。
★14 - コメント(0) - 1月8日

再読。書き出しと最後の文章が同じなのがいいよね。「まだ見ぬ彼女を」。主人公たちが卒業しても連綿と小夜子は続いていくんだろうなあ。オカルトなのかそうでないのかを読者に任す展開も良い。
★20 - コメント(0) - 1月1日

神様はお客様に化けているだからお客様を丁寧におもてなしする。これは心に残った言葉だ
★4 - コメント(0) - 2016年12月30日

上演のとき自分がその場にいるような感覚で怖かった。こまかに分からないことも色々残るけれど(犬が気になる)先が知りたくてどんどん読めた
★14 - コメント(0) - 2016年12月20日

再読。恩田陸のデビュー作。とても面白かった。
★14 - コメント(0) - 2016年12月19日

初めて読んだときは、転校生である沙世子に、ずっと不気味な印象を抱き続けていたと思う。改めて読み直すと、沙世子の人物像に魅力が感じられたし、周囲の人間にも、目が向くようになった。それほど、転校生という存在は強烈であり、異質なのかもしれない。
★6 - コメント(0) - 2016年12月18日

高校生のうちにこんな小説に出会いたかった。どこを切り取ってもみずみずしい青春小説の雰囲気が漂う。それと同時に冷たくて、静かで、無機質な何かが後ろに蠢いているような感覚が離れない。
★51 - コメント(0) - 2016年12月14日

ぼんやりとした、おもしろさ。やっぱり恩田さんの本好きだなぁと再確認。デビュー作ということで、他の作品より、親切感がありました。
★16 - コメント(0) - 2016年12月7日

デビュー作に手を出せた記念。初めはこんなにスピーディだったのかぁ。恩田さんの作品は個人的には、どこか寂し気で靄がかかっているような、それでいて優しくふんわりと包み込んでくれるような、そして偶にひやっとした緊張感が頬を掠めていくような雰囲気を感じられてとても好き。何年かかってもいいから恩田さんの作品を全部読みたいな。
★17 - コメント(0) - 2016年12月6日

何回目かの再読。久しぶりに読むとずいぶん印象が違う。小夜子側の感情を汲みながら読んだのは初めてかも。思えば中高女子校だったので、ああいう感慨を抱くことは少なかったせいもあるのだなあ。とはいえ、自分はどっちかというと雅子や美香子みたいな部分が多いので、やっぱり小夜子は特別だなあとも思うけれど。
★19 - コメント(1) - 2016年12月6日

恩田さんの作品は、この年代を書いたものがやっぱり面白いな。高校生ってこんなに大人だっただろうか、と思うけれど、成長過程だからこそ、作り上げられてしまう、見せたいように見せれてしまう危うさにドキドキさせられた。
★3 - コメント(0) - 2016年12月3日

モヤモヤは残ってるんだけど、なかなか面白かった。
★13 - コメント(0) - 2016年12月3日

今回のはよくわからなかったなぁ。結局学校が黒幕なの?それともホラー?
★8 - コメント(0) - 2016年11月30日

恩田陸さんのファンと言いつつ、これまで読めてこなかった作品。やっと読めて嬉しいです(^ ^)恩田陸さんの学園ものはどれも、この学生時代にしか味わえない「刹那」感がすごく素敵ですが、これぞ原点というくらい沢山盛り込まれていて楽しく読めました。最後はモヤっとする部分もありますが、これはこれでありかも?中盤はこれでもかというくらい、謎がどんどん膨れ上がって、ページをめくるのが止まりませんでした。
★17 - コメント(0) - 2016年11月27日

「サヨコ」伝説のある学校。そこに転校してきた美しい少女、沙世子。とても怖かった。怖くて楽しくて夢中で読んだ。ラストまで不思議でもやもやして、しかしなんとも高校時代って良いな特別だな素晴らしいなという感じ。恩田さんの少女観が好き。「女の子でなくちゃ、沙世子みたいに本当に完璧な女の子がいるってことの、ほんとのすごさって分からないと思うな」最高。
★27 - コメント(0) - 2016年11月20日

ずっと読みたいと思っていた作品。すべての謎がすとんと綺麗に落ちるわけではなく、心に引っかかる後味です。現役高校生としては外から見た高校ってこんな感じなのかなぁと少し新鮮に思うことも。解説がまた良かったです。
★13 - コメント(0) - 2016年11月19日

3年に1度、生徒に「サヨコ」役があてがわれ、サヨコ役は赤い花を自分の教室に活けて誰にも気付かれることなくすべきことを1つ果たせばその年は良き年となる。その年の「サヨコ」に勝ったことになる。うーん、よく分からなかった。学園ファンタジー?ミステリー?ホラー?秋や転校生の津村沙世子、担任の黒川は一体何をしたかったんだろう…本当に分からなかった。
★51 - コメント(0) - 2016年11月13日

さらさらと流れるような文体が好きな自分としては、この作者のまるで舞台上の台詞のようなカッチリとした文章はちょっと読みにくいと感じていたが、慣れるとこれが心地良い。あとは登場人物が夢を見ているような不思議な情景描写が多いので、いちいち「これは何だ?どうしてこうなった?」と考えないこと。あくまで雰囲気を楽しみたい。田舎の進学校のちょっと変わった言い伝えをめぐるお話。不気味で怖いところもあるけど、なんだか自分の高校生時代を思い出して愛おしい気持ちになる。ノスタルジーの真骨頂。
★14 - コメント(0) - 2016年11月12日

ラストが少しモヤモヤしたが内容的には面白かった。ミステリーというよりはホラー要素の方が強いかも。結局サヨコとは一体何だったのか?
★41 - コメント(0) - 2016年11月10日

ファンタジーノベル大賞受賞後の書籍化されたときに読んで以来。表紙が、こんなイラストだったかな?と思いつつ、20数年ぶりの再読です。学生時代に思いをはせました。荒削りというかこなれていない文章ですが、それもよいかも。会社の、好きな本を読んでいいよ!コーナーの本。
★8 - コメント(0) - 2016年11月9日

再読。産業祭に行き、帰ってきて娘が昼寝した時に一気に読みきった。毎回思うけど高校が舞台の物語の春の雰囲気が大好きです。 かしらん。このフレーズを見ると恩田陸だなーと思います。 他もまた読み返したくなりました。 8点/10点 好きな登場人物 秋
★18 - コメント(0) - 2016年11月6日

ホラー?ファンタジー?ミステリー?青春小説?ユージニアと夜のピクニックと、あと色々と足した様なお話でした。でも、デビュー作ですから順序が逆ですね。恩田さんは、最初から謎めいた作風の作家さんだと言う事でしょうか。タイトルから、ダニエル・キースみたいなお話かと思って読み始めたのですが、いい感じに予想を裏切られました。
★12 - コメント(0) - 2016年11月5日

『毎回手探りで、伝説と想像が頼り。ほんとに変な行事だよ』
★5 - コメント(0) - 2016年11月3日

ファンタジー小説と言うことをすっかり忘れていて、辻褄がイマイチあわなないように感じた場面もあった。が、サヨコ、「彼女」、彼らの高校生活の大筋ではない点が一年間という大きな形で蝕んでいく様は引き込まれていくものを感じた。 なぜ、鍵をもつ人物が複数いて、それを実行に移す事をよしとしたのか。先生の意見を聞いてみたい。
★9 - コメント(0) - 2016年10月27日

再読。話としては面白いんだけど、デビュー作であってもそこは恩田作品。モヤモヤは残る。今回のモヤモヤは「サヨコ」の謎というより、転入生の沙世子の暗躍が中途半端だからだと思う。野犬は「サヨコ」が守ってくれたと考えるにしても、結局「サヨコ」が消えないなら、放火をけしかけた理由は? 「サヨコ」に利用されただけというには、沙世子が残酷すぎた。なんか放火した女の子と病気になった加藤クンがかわいそうで、最後だけ青春ものみたいにまとまってしまうことに違和感が残った。学園祭の芝居の場面は圧巻。
★20 - コメント(0) - 2016年10月24日

【再読】この学校では、十数年間奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。そして、津村沙世子という名の謎めいた転校生がやってきて…。彼女はただの転校生なのか?それとも…。序盤から不気味で不穏な空気が漂っている。そして、その空気感は秋の学園祭で最高潮に達する。最低限ここまでは、一気読みしてほしいと思います。ホラーテイストだが、友情、恋愛。そして、失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込めた青春小説。
★45 - コメント(0) - 2016年10月24日

恩田陸デビュー作。彼女の世界はもう広がっていたが、向かう方向は見えずじまい。読解力か?
★9 - コメント(0) - 2016年10月17日

高校の文化祭で行われる集団劇のリアル。
★3 - コメント(0) - 2016年10月14日

面白くて一気読みしました。。 結局先生が仕掛ていたのか。 学園祭のシーンはとても怖かったです。
★6 - コメント(0) - 2016年10月13日

これがデビュー作というから驚く。 虚構と現実の境界があいまいな、著者独特の世界観はデビュー作からずっと続いていると納得。
★14 - コメント(0) - 2016年10月11日

六番目の小夜子の 評価:66 感想・レビュー:2041
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