六番目の小夜子 (新潮文庫)

六番目の小夜子 (新潮文庫)
あらすじ・内容
「あなたも赤い花を活けに来たの?」少女はゆっくりとそう言った。

津村沙世子――とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。

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六番目の小夜子の感想・レビュー(10246)

煮え切らない終わりとベッタベタな恋愛描写にうーむ。進学校に引き継がれる謎の脚本、閉じた空間で繰り返される都市伝説っていう設定とか、学校の中で自分の秘密が暴かれそうになり背すじが冷たくなるような描写が良かったかな
★14 - コメント(0) - 3月22日

高校生ぶりに再読。当時は意味わからなかったなぁ…。今思うと、加藤くんかわいそうすぎない?
★6 - コメント(0) - 3月21日

頭の中を?が飛び交いながら読了。結局あの野犬は何だったんだろう?沙世子がコントロールしてるように読めたけど、終盤はそうでもなかったし。沙世子を招待したのは黒川?私的クライマックスは中盤の学園祭の共同劇。怖くて夢中で読んでいたら、電車を二駅も降り損ねた^^;恩田作品はまだ二作目。こちらは面白かったけど、どちらもちょっと苦手な感じがするのはなんでだろうと考えたら、主要人物がみんな美男美女でリア充だからだと思い当たった。自分の学生時代を思い出しても、親近感や懐かしさを感じられない。あ、溝口くんは好き。
★23 - コメント(0) - 3月17日

学園祭の演劇のシーンは非常に印象的でした。読者であるはずの私も、体育館のなかで、あの特異な空気のなかで、自分に与えられたセンテンスを読み上げる時を待っているような、不思議な緊張感でぐいぐいと読み進めました。空気が爆発した瞬間には心臓がどきどきしていました。雅子がかわいらしくてほほえましかった。
★12 - コメント(0) - 3月13日

aya
ある高校を舞台に、三年に一度「サヨコ」と呼ばれる生徒が一人選ばれる。選ばれたサヨコは、全校生徒にその正体を知られてはいけない。サヨコはある使命を抱えながら、一年を過ごしてゆく… その年は、「六番目のサヨコ」が誕生する、はずだったのだが……物語はとてもホラーチックに進んでいく。読んでいて世界観にどんどん引き込まれ、頭の中で想像すると、思わずゾッとしてしまうことも。恩田さんの文才、恐るべしですw中盤の全校生徒で行われた「六番目のサヨコ」の芝居が一番ピークで、ここは読んでいて凄く楽しかった!
★35 - コメント(1) - 3月13日

読み始めて「吉祥天女」っぽいなぁと感じたので登場人物達が脳内で吉田秋生の描きそうなキャラクターに変換され、楽しく読めたw しかしアレだ。女性ってのは細かいルールを設定して守ったり誰かに守らせるのが好きだよなぁと思うことがあるのだが、このお話はそんな所も含めた女性性を強く感じましたとさ。 #ツレアイ蔵書活用シリーズ
★11 - コメント(0) - 3月12日

ミステリーのようなホラーのような伝奇ファンタジー。文化祭のシーンは発想も描写も秀逸で引き込まれた。あそこで終わっても良かったんじゃないかとさえ思う。冬以降の蛇足感が拭いきれない。まるで全てが終わったあとに突然現れ、主人公かヒロインを刺す、野生の暴漢みたいな扱いの美香子の存在が、明らかにそれを強めている気がする。しかし、個人的には気持ちよく読める青春物語だった。
★15 - コメント(0) - 3月12日

NHKで、確かドラマしてたよなーと思いながら借りた本。「サヨコ」ゲームがテーマの学園モノ。ちょっと怖い感じもして、読みすすめるのがドキドキした。
★9 - コメント(0) - 3月12日

結局野犬は何だったのとか思うけど、文化祭の描写はぞくぞくした。面白かった。かつてのドラマ、山田孝之が秋で山崎育三郎が加藤役って、ぜひ見てみたい。
★38 - コメント(0) - 3月11日

物語の世界観に引き込まれてしまいます。特に、全校生徒が「六番目の小夜子」伝説を演じる場面では、まるで自分がその場にいるかのように感じました。実際には自分一人で黙読しているのに、段々と早くなっていく生徒たちのセリフ一つ一つが自分の耳で聞こえるように感じられました。
★17 - コメント(0) - 3月10日

物語の世界に、グッと引き込まれながら読み進めた。三年に一度、「サヨコ」が選ばれるという設定や、全生徒が参加する劇という発想が、斬新で面白かった。高校生活の恋なども描かれ、青春小説としても楽しめた。
★16 - コメント(0) - 3月9日

T
読み足りない…圧倒的に本を読み足りない…
★1 - コメント(0) - 3月9日

ある高校では三年に一度、「サヨコ」と呼ばれる生徒が鍵と伝統ゲームを受け継ぐ。突然3年に転校して来た美貌の「ツムラ サヨコ」。事故、学園祭、部活室の放火、長年勤務する担任教師のことなど、はっきりした結果も語られず、どこか寒気のする小説だった。これも恩田陸なのか…。
★46 - コメント(0) - 3月8日

謎の残る終わり方でなんだかモヤモヤ。結局、読み終わってもわからない謎がいくつか残ってる。それがこの本のいい所なんだろうけど、真実を知ってあっと言いたかった。
★15 - コメント(0) - 3月5日

三年に一度、「サヨコ」と呼ばれる生徒が選ばれ、奇妙な伝統ゲームを受け継いでいく。決して正体を明かしてはいけない、投げ出してはいけない。このゲームは、誰が、なぜ始め、いつまで続くのか。そんな中、突然 転校して来た「ツムラ サヨコ」 一体この時期に何故?何者? サヨコゲームとの関係は…?この世の物ではない物も見え隠れします。都市伝説の様に、解決しない方が謎めいて面白いのかもしれませんね。
★17 - コメント(0) - 3月5日

中盤まではどきどきしながら読めた。最後の秋や沙世子の独白部分をもっと詳しく読みたかった。
★13 - コメント(0) - 3月5日

演劇のシーンはスピード感あってドキドキさせられた。ドラマのシーンもおぼろげながら思い出した。ドラマはまた違う感じだったかな?全体的にミステリーの要素があって、答え合わせをしたくなるけど、なぜ沙世子に手紙がきたのかなど、納得する答えはない。チョットモヤっとしたままに終わるところもまたいいのかもしれない。モヤミス。
★23 - コメント(0) - 3月1日

IKR
初恩田作品。サヨコの不気味さに引き込まれ面白かった前半部分。学園祭の演劇シーンにドキドキした。でも最後がよくわからない。こういう終わり方でもいいのかもしれないけどモヤモヤは残った。
★19 - コメント(0) - 3月1日

図書館本。恩田さんの「伝説の」デビュー作。 読んでみて、どうにも時代が読めない、少し古い感じがすると 思ったが、1992年に発表された作品とのこと。なるほど。 何とも言えない、不思議な謎につつまれた話。 ミステリーではなく、ファンタジーかな? 最終的に謎が残ったままで解説されないので、不完全燃焼(苦笑) 学園祭での「六番目の小夜子」は、トラウマになりそうな怖さ。 これはさすがに、モデルはないよねぇ・・・? 評価:星2 もやもやしてスッキリしない。ホラーなのか、ミステリーなのか、 ファンタジーなのか?
★36 - コメント(0) - 2月28日

面白かったです。高校生らしい脆さ、爽やかさを味わうことができる青春群像劇。 冒頭に「サヨコ」という行事についての描写があり、ミステリなのか、ホラーなのかとアレコレ想像してしまう。小夜子と秋では学校の「サヨコ」を巡る物語だが、雅子と由紀夫を見ていると初々しいような恋愛物語。2つが上手いこと絡み合ってるからこそ、ゾッとするものがあるし、学園祭の描写では鳥肌がたった。読後感はとても不思議な感覚でした。この人の文体結構好きかも。
★45 - コメント(0) - 2月28日

不思議な雰囲気に引き込まれて、ページをめくる手を止められず、一気読みしてしまいました。ミステリーでもあり、青春小説でもあり。。テンポよく勢いのあるお話だったので、読みながらドラマっぽいな〜と思っていたら、すでにドラマ化されているんですね。ドラマも見てみたくなりました。
★21 - コメント(0) - 2月28日

友人に「六番目の小夜子、どんなお話だったの?」と聞かれてとても困った。ホラーでもないし、、私が言うと薄っぺらくなるから読んでみて!とだけ言っておいた。ある進学校の伝統にまつわる不思議なお話。
★15 - コメント(0) - 2月26日

何となく今まで手にとらずでしたが、図書館にあったので借りてみました。何か怖かった…不気味というか正体不明な気味の悪さというか…その反面、あ~青春だね~って懐かしくもさせられたり。なんだかんだで一気に読んでしまいました。
★19 - コメント(0) - 2月25日

ぐいぐい引き込まれる。文書を書くのが本当に上手な作家だと思う。ミステリー的な展開で少し怖くなるのだが、結末が理解できない。最後がザンネン。
★11 - コメント(0) - 2月25日

サヨコ伝説のある学校に謎めいたサヨコという名の転校生が来たミステリーだが、友情や学園生活など高校生時代ではないと味わえない青春小説でもあった。
★19 - コメント(1) - 2月25日

本屋でみかけて読みたくなり、10年ぶりぐらいの再読。 知らずに読んだら辻村深月さんと区別がつかなさそう。
★12 - コメント(0) - 2月22日

ホラーというかミステリーというかいっぱい考えながら読んでいき、読めば読むほどこの世界観にはまり、あっという間に読み終わりました。
★11 - コメント(0) - 2月22日

まず印象として、「拙い」。場面場面の主語が曖昧に感じる場面が多く、幾分か萎えながら読了した。いまや直木賞作家の彼女にも、こういったデビュー当時があったのだなとほくそ笑む。「夜のピクニック」の時にも感じたことだが、恩田さんの話には、物分かりが良過ぎる美男美女しか出てこない。人生楽勝モードの春を謳歌する者たちが多少の困難に遭遇してなんとか自己解決していく。そんな具合だ。淡いゆらめきだ。
★17 - コメント(0) - 2月19日

『サヨコ』という3年に一度の秘密めいた儀式を軸に不安定な高校生の心情を描く。高校生活に大学入試、学祭、模試、恋愛模様とミステリーを絡めるのはある意味王道。ミステリーの方が、少し雑な扱いになったのは残念だが、高校生が実物大に見事に描かれているので、実感を伴った迫力は充分。会話の妙も絶品だ‼️
★16 - コメント(0) - 2月19日

こういう「感じ」は好き。ドラマが見たいのだが、レンタルが見つからない。
★8 - コメント(0) - 2月19日

母が唐突に「恩田陸知ってる?」と私に聞いてきたのがきっかけで、中学生の頃読んだこの作品をもう一度読み返してみた。だいぶ前の話なので内容もすっかり忘れており、新鮮な気持ちで読了した。学校という閉鎖空間の中でこそ起こりうる恐怖や集団心理に背筋が凍るような作品。少しファンタジックな部分もあり、謎は謎のまま、読者に委ねられているかのように終わる。
★20 - コメント(0) - 2月19日

小学生の頃、夕方にやるドラマがとても好きでした。ずっと津村小夜子に惹かれていたのに、こうして本を読むのは初めてで新鮮。四季に合わせた舞台設定と、その時々の周りの風景描写が絶妙でした。息が詰まるほど。出てくる人物たちの感情や少年少女時代だからこそ繊細になれる部分が鮮明に描かれていて、やっぱりおもしろかった。わたしも雅子だったら、他の女の子と仲良くしている小夜子を見たら嫉妬してしまう。男子の間抜けさと熱心さも絶妙なコントラストで、少し不穏な物語に安堵感を与えている気がします。
★53 - コメント(0) - 2月18日

恩田陸のデビュー作。高校に受け継がれてきた奇妙なゲームの話。昼は青春、夜はホラーみたいな感じでほどよく描かれていたけど、少しホラーが物足りないかな?と思った。体育館?講堂?で生徒が集まって文を読んでいくあのシーンのハラハラドキドキ感は堪らなかった。ラストは結構予想できるような展開だったけど、読み終えたあとのスッキリ感は心地よいものだと思う。
★5 - コメント(0) - 2月16日

小学生の時にこれのドラマが放送されていてとても怖かったのを覚えています。原作を読もう読もうと思っていて、やっと読めました。恩田さんの母校が舞台なのかなーという文も所々に見られ、茨城県民としては楽しく読めました。伏線回収バッチリ!という感じではなかったのが残念でしたが、たまにはこういうのもアリかと思いました。
★29 - コメント(0) - 2月15日

面白かったのだが、結局謎は謎のまま終わってしまって、すっきりしない結末だった。無理矢理理屈をつけられなくもないが、これも作者の狙い通りなのか。学園祭でのお芝居の場面の緊迫感は、なかなかのものだった。
★23 - コメント(0) - 2月15日

舞台は高校。生徒の間の「サヨコ」の言い伝え。3年に一度、先代のサヨコから秘密裡に指名された者が、サヨコであることをさとられずにいくつかのことを成し遂げると、その学年の大学合格成績は素晴らしいものになる。今年はその3年に一度の年。設定が面白い。途中で語り手が変わるのは恩田さんらしい。後半、学園祭で演じられる劇がすごい。謎が解けたような、これで合ってるか自信がないような、そんな終わりかた。回収されていない謎が多いように感じる。
★25 - コメント(0) - 2月14日

まずまず
★4 - コメント(0) - 2月13日

定期的に読み返したくなる本のうちの1冊。高校卒業して何年も経つけれど、やはり学校という空間の特殊性みたいなものは卒業してからの方がよくわかる気がする。そこに流れている時間も空間も、理屈ではない何かに支配されている部分がどの学校にも多少なりともあるのだと思う。そしてだからこそ、決して返ることのないその日々が切なく、愛おしいのだ。
★27 - コメント(0) - 2月12日

一生を学校で過ごす身としては、その存在の圧倒的な力にひれ伏す瞬間がよく分かります。なんだか身に染みます。全編を通して感じる不穏な空気感は、常に学校に流れている一種の緊張感に似ています。ドキドキソワソワキュンキュンハラハライライラ…そんな息詰まる空気を感じながら読了。
★38 - コメント(2) - 2月11日

恩田陸さん直木賞受賞記念に再読しました。本書はNHKでやっていたドラマで知りました。豪華キャスト陣で非常に面白かった記憶があります。このドラマがきっかけで、当時小学生だったのですが、生まれて初めてハードカバーの本をお小遣いで買ったという思い出の一冊です。再読してみると言葉遣いに時代は感じるものの相変わらず面白かったです。集団心理による集団ヒステリーが起こる文化祭の場面は今読んでも恐ろしいです。結局小夜子とは何なのか、野犬や竜巻は単なる偶然なのか、と謎が残るのですが、このすっきりしない余韻がまたいいのです。
★28 - コメント(0) - 2月9日

六番目の小夜子の 評価:78 感想・レビュー:2099
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