ライオンハート (新潮文庫)

ライオンハート (新潮文庫)
あらすじ・内容
覚えていてね、わたしのことを……。時空を越えて二人は出会う。結ばれることはないけれど。

いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ……。17世紀のロンドン、19世紀のシェルブール、20世紀のパナマ、フロリダ。時を越え、空間を越え、男と女は何度も出会う。結ばれることはない関係だけど、深く愛し合って――。神のおぼしめしなのか、気紛れなのか。切なくも心暖まる、異色のラブストーリー。

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ライオンハートの感想・レビュー(4342)

娘に薦められて読んだのだけど、最初の2ページで、既に読んだことがある事に気がついた。 それでもやっぱり良いなぁ、と思った。 とても不思議な物語だけど、素敵な世界だと思う。
★5 - コメント(0) - 3月16日

約300年のラブロマンス。時間軸、舞台、作風まで異なる五編の連作短編集でエリザベスとエドワードの時代を越えて何度も何度も出会い、惹かれあい、求めあう物語。出会う年齢や年の差、形が違っていても、すれ違う事しか出来なくても、直ぐに別れ訪れても、それでも一瞬の素晴らしい幸せの為に出逢わずにいられない想いに胸が締め付けられる。各章の最初に掲げられる絵画どの繋がりも見事。そして全てのストーリーが一本の線で繋がるラストには、とんでもない感動と余韻が残りました!魂で感じる愛!自分も出来ればしてみたい!
★54 - コメント(4) - 3月13日

ライオンハートと聞くと、SMAPではなく、ケイト・ブッシュを思い浮かべる。この本もケイト・ブッシュの曲を思い出しながら読んでいたら、タイトルは本当にケイト・ブッシュの曲からだったよう。"Oh England My Lionheart." イギリスを軸にしながら、国を越え、時間を超えて、年齢も置かれた状況も変化しては、何度も繰り返し短時間の邂逅を繰り返す二人。輪廻転生なのか、魂の記憶なのか、時間旅行なのか、それらが複雑に絡み合い、更に歴史上の人物にまで重なる稀有壮大な物語は、まさに小説的な驚きに満ちている。
★52 - コメント(0) - 3月8日

☆☆☆ たまたま題名にひかれて、図書館から借りて読んだ。不思議なお話。ファンタジーだけどもどこかありそうな話。読んでるときはまるで舞台をみているかのような、語りに読み込んでしまった。所々わからないとこあったけど、そこはよし(笑)
★2 - コメント(0) - 3月3日

本屋さんに立ち寄ったら・・恩田陸の本が(色々)平積みされてました。直樹賞を受賞したから・・・今回2冊目ですが・・もっと早くにチェックすべき作家さんでした(反省) この本を読んで最初に思い浮かべたのは、映画(ある日どこかで)でした・・
★4 - コメント(0) - 3月1日

直木賞作家の作品を一つ読んでみたいと思って選んだのがこの本。エドワードとエリザベスの時空を超えた愛情が描かれた壮大なファンタジー。異なった時代・空間の丁寧な描写とダイナミックな展開が魅力的なストーリーは、鈴木光司氏の「楽園」を思い起こさせる。どの時点においても決して結ばれることはないのだが、それを切なく感じる一方で彼らの思いが永遠に時空の旅を続けて行くことに希望を感じた。本書の帯に”物語に愛され、読者に愛され続ける作家”とあったが、まさに現在旬の恩田陸氏。どれにしようか迷うが、もう一作品読んでみたい。
★6 - コメント(0) - 2月27日

時々ふと読みたくなる一冊☆この本に出会ったのは何年前だろうか。表紙はボロボロ、日焼けもしてるし…何回読み返したのかな。タイムトラベルの話は好きだな。ドラマ「仁」とか映画の「めぐりあう時間たち」とか。各章に出てくる絵画も合わせて楽しめる。
★3 - コメント(5) - 2月22日

恩田陸さんの初期の作品。エリザベスとエドワード。二人は出会いと別れを繰り返す。恩田さん独特の香りみたいなのを感じた。
★14 - コメント(1) - 2月18日

再読。面白かった。
★6 - コメント(0) - 2月13日

ちょっと難しい。50点。
★2 - コメント(0) - 2月5日

いや〜難しかった!(笑)「私の家では何も起こらない」の「我々は失敗しつつある」くらい理解が難しい場面が多かった。教養が足りなくてなんどもwikiのお世話になりました。でも世界観が好みすぎるから頑張って読み進めました。よくやったよ、私。(笑)エドワードとエリザベスが会えると私までほっとする。「時は内側にある」んだなあ、と。SFでロマンチック。力を入れて歴史勉強したら、5年後くらいにまた読みたい。
★4 - コメント(0) - 2月4日

初・恩田陸さん。私はこういう、ずっと一緒にはいられないけどお互いの中心には常に相手が存在している、みたいな二人がとても好きです。愛って感じがする......。
- コメント(0) - 2月3日

ずっと気になっていた作品です。同じ名前の男女が時代をこえて何度も出会います。前世の記憶を持っているという設定はよくありますが、未来の記憶まで見ることがある、というところは不思議な感覚でした。過去と未来を行ったり来たりするため何度も前ページを確認しながら読みました。出会うのはほんの一瞬、だけれど出会うために生きてきた。これも一つの愛の形なのでしょうね...。
★2 - コメント(0) - 2月1日

恩田先生の作品を初めて読みました。直木賞受賞作品「蜂蜜と遠雷」を読みたいと思い、どんな雰囲気の文章を書かれるのか予習として。普段読んでいるジャンルの知識だけでは追いつけず、ただ長い詩集を読んでるような、文字を追ってるだけのような感覚でした。もっと色んな物を読まないとならないと痛感しました。情景の表現が絵画的です。
★7 - コメント(0) - 1月30日

歴史の中で姿を変えながら何度も会うエリザベスとエドワードの物語。時代があっちこっち飛ぶので、内容を掴みづらく読み疲れた。ただ、実際にある絵画に基づいてストーリーが作られていることは面白い。ジャンフランソワミレの「春」の絵と、風景の描写、二人が出会ったときのとてもドキドキする感じはとても素敵だと思った。絵や歴史の知識があれば楽しめたのかな。
★4 - コメント(0) - 1月24日

ケイト・ブッシュのライオンハートの詩と史実、そしていくつかの絵画が物語を形作っている。1組の男女が時空を超えて巡り合う純愛小説…と書いてしまうと陳腐に聞こえるかもしれないけれど、とても壮大でドラマティック。しかもケイト・ブッシュの歌詞の世界観からこれだけの話を紡ぎだすなんて。天球のハーモニーは、世界史でのみ知るあの女性の心の内を覗き見たようだった。「魂は全てを凌駕する」「時は内側にある」…記憶に残したい言葉。
★3 - コメント(0) - 1月21日

風変わりな恋愛小説と言っていいのか。夢で出逢い、何度も歴史のなかで一瞬の邂逅を果たす二人の物語。ロマンチックなSFで一気に読んでしまったけれど、エリザベスに感情移入はしなかったです。元が大物過ぎるからかな。夢でしか出会えないという切なさを一緒に味わうというよりは、その美しさを横から眺めるように読みました。ところで、二人がこうなった原因は述べられていたけれど、いまいちよく分からなかったです。
★12 - コメント(0) - 1月14日

再読。読んだのがかなり前だったので断片的にしか記憶が残っていなかった。SFなのかな?とにかくロマンチック。文章も美しく、第三者の視点で主役の二人を見れるのも良かった。新しく生まれ変わるたびにそれぞれの人生があって、その人生ごとにもきちんとドラマがあるのところもよかった。エリザベス一世について調べたくなった。
★3 - コメント(0) - 1月13日

【再読】『いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ』(P.55)出会った瞬間に、必ず別れが訪れる。何世紀にも渡って繰り返す、エドワードとエリザベス。ただただ美しい。この言葉だけで、胸をぎゅうっとつかまれる。これほどの吸引力を持つ物語を書く作家を私は他に知らない。
★5 - コメント(0) - 1月3日

なんだかわかったようなわからないような。
- コメント(0) - 2016年12月28日

★★★★ 物語への憧れを感じさせてくれるステキな物語。白黒はっきりするようなものでなく、ホワーンとした空想のような物語で万人受けはしないかもしれないが、趣味もよく品もよく私は好き。
★8 - コメント(2) - 2016年12月17日

運命を感じさせる不思議な童話って感じです。 ちょっと難しくて感情移入はできないけど・・・素敵です。
★19 - コメント(0) - 2016年12月3日

moe
なんてロマンチックな物語なんだろう。「春」が分かりやすく素敵。世界史に疎いのもあり、全体を通した繋がりはあまり飲み込めず。それぞれの章を楽しみました。高校くらいまでの勉強は、その後の人生をより楽しくするために必要なんだなぁと今更ながら思う。
★10 - コメント(0) - 2016年12月1日

あらすじからは、タイムトラベルものの悲恋小説かと思いきや、さすがは恩田さん。話の流れ、世界観、文章そのものに惹かれて、退屈することなく読了。「夢」が現実になる既視感。時を越え、年齢もシチュエーションも違うが、会った瞬間、何度も恋に落ちる2人。その度にエドワードとエリザベスは思い出す。木の下で出会うシーンが好き。これ、同じ感じで違う作家さんが書いていたら、こんなに面白くない気がする。読むと世界に入り込めるのが好きだった。でも難しくて、答えのない問いもあり奥が深く、読む度にちがう感じ方をしそう。再読しよう。
★12 - コメント(0) - 2016年11月30日

時空を超えた愛というテーマだけでもう惹かれてしまう。いろんな場所でいろんな時代で出会うエドワードとエリザベス。会えるのは一生に一度だけ。会う年齢もバラバラ。でも出会ったときにはそれが運命の相手だとわかる。なんて素敵なんだろう。「天球のハーモニー」でなぜ二人がそうなったかの訳が明かされる。「ブラッディ・マリー」とかいなくなった王子たちとか、なんとなくうろ覚え…あと書きを読み、「エアハート嬢の到着」の絵やケイト・ブッシュのアルバムなどが絡んでいたことを知り、こちらにも運命的なものを感じた。
★16 - コメント(1) - 2016年11月22日

海外設定だったのでなかなか内容に入り込めなかったが、エリザベス女王が「エリザベス」だと判分かった瞬間さらに醒めてしまった。が、作者のあとがきを読んで、この作品がケイト・ブッシュのライオンハートがキーとなっていると書かれていたことで、イギリスである必然性、エリザベス女王である必然性が理解できた。作者の嗜好と遊び心を感じる作品とわかれば、興味深いものがある。
★4 - コメント(0) - 2016年11月17日

再読。仕組みがわかっているからか、落ち着いてイヴァンチッツェまで読めました。が、初読のとき私は何を思って読んでいたのか…真相だというのに天球以下の内容をまったく覚えていませんでした。なるほどエドワードが歴史家なわけだ。エリザベス女王の苦しみから始まった、無垢なる魂エドワードとの時空を超えた一瞬の邂逅。夢を渡り歩き…って考えるとじゃあ苦悩している現実のエドワードは?とはまり込んでしまうのでもう少し時間のある時に考えます。ハワードは何のつながりなんでしょう。春のプロムナードの着地点がわからず。
★4 - コメント(1) - 2016年11月15日

ロマンチック。だけども悲しい。様々な時代に飛ぶので、混乱しましたが、それぞれ別物と割り切って読むとスッキリ読めた。本は厚めだけど、エドワードとエリザベスの出会えた時の感動のために本をめくる手が止められない。映画を見ているようだった。最初から最後までロマンチック。
★4 - コメント(0) - 2016年11月2日

恩田先生には珍しく、ラブストーリーでメロドラマ。名画のイメージを元に、前世というか、同じ人の過去性への記憶の中にいつも登場するという男女の縁。彼らのすれ違いは、最後にようやく結ばれる。あのエリザベス女王の孤独なアイデンティティがすれ違いの始まりだったとは。美しい世界観の中に、甘いだけでないリアルなきっかけが描かれていて、素敵な作品。
★1 - コメント(0) - 2016年11月1日

不思議で壮大。全体像がなかなか掴めなかったけど、章ごとにはすぐに引き込まれた。終盤、物語の『はじまり』は、この人でしたか…!という驚き。重くて哀しい想いで生まれた夢。最後まで読むと、恩田陸らしいあたたかさに包まれる。
★7 - コメント(0) - 2016年10月31日

読んだ。ロマンチックだった
★2 - コメント(0) - 2016年10月30日

SF設定でのラブストーリー?。連作短編集。1話目がクライマックスでそのあとは中だるみしてるような気が・・・。
★142 - コメント(0) - 2016年10月25日

恩田陸の小説で一番甘く素敵なものだと思う。作者自身メロドラマを、と書いたものだから当たり前ではあるけど。人間球体論はロマンチックな考え方だしメロドラマするにはピッタリですね。「春」と「天球のハーモニー」の章が特に好き。解説の梶尾真治がちょっとおもしろい。
★5 - コメント(0) - 2016年10月23日

100pくらいまでなかなかストーリーに入り込めなくて やっと入れたと思うと又突き放される。 そのくり返し。 最後までずっとそのくり返し。 結局モヤモヤしたまま入り込めず終わりました。
★6 - コメント(0) - 2016年10月18日

つまらなかった。「春」までは悪くなかったけど それ以降が…。パナマの話とかいらない。ラストも は? って感じ。
- コメント(0) - 2016年10月10日

映画を早送りで見た気分です。世界史に詳しかったら、もっと驚きが感じられたのかな、と思うと残念です。
★4 - コメント(0) - 2016年10月1日

決して結ばれることのない二人の男女が長い長い時を経て出会いと別れを繰り返していくという壮大なロマンス物語。過去に読んだ恩田陸さんの作品とは違った作風だったので、新鮮な気分で読み進めた。(恩田陸さんの作品テーマに統一感があったかは疑問だが)イギリスを舞台にし、第二次大戦やエリザベス女王、アメリア・エアハートなど様々な歴史的出来事や人物を物語に組み込む手際が鮮やかで、作者の技量の高さを感じた。彼女の新たな一面を垣間見た気分だ。
★9 - コメント(0) - 2016年9月29日

世界史や輪廻転生ものが好きなので、開始早々ワクワクが止まらなかった。でも、終盤では失速…というか、よくわからなくなってしまいました。自分なりに考察してみたけど、ネットで感想を漁ったら皆解釈がばらばらで、結局モヤモヤしたまま終了。忘れた頃にもう一度読んでみようか。 エリザベス1世を絡めた不死の魂のお話、という点で、なんとなく映画「オルランド」を思い出しました。おそらく関係はないんだけれど。
★4 - コメント(0) - 2016年9月26日

久しぶりの恩田さん作品。いつものワクワク感がいまいち。。たぶん、ストーリーの前後を考え過ぎて、のめりこめなかったみたい。
★4 - コメント(0) - 2016年9月15日

ライオンハートの 評価:70 感想・レビュー:893
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