夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)
あらすじ・内容
夜だから、いつものみんなも違って見える。私も少し、勇気を出せる。
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

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455ページ
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夜のピクニックの感想・レビュー(24764)

第2回本屋大賞というのを知らずに読んだが納得の秀作。正直、青臭いとは思う。リアリティーよりもシンプルなメッセージがみるみる身体にしみ込んできて快活に読み切ることができた。天気と風景の描写と、情緒をシンプルにリンクさせているのが気持ちいい。
★8 - コメント(0) - 1月23日

高校の夜通し歩くイベント、歩行祭の話。歩行祭といういつもとちがう雰囲気の課でこりか高まった角質が友人たちのおかげで解消されていく青春小説^^こんなイベント参加してみたい。とりあえずちょっと夜中歩いてくる^^ 追記:アンナさん、すごすぎ(笑)
★20 - コメント(0) - 1月22日

高校生の多感な心理描写が丁寧に描かれていて読みやすいです!自分も主人公たちと一緒に歩いているような気にさせてくれます。 恩田陸さんの作品はほとんど読んだことがなかったのですが、これを機に他の作品も読んでみようと思います。
★65 - コメント(0) - 1月22日

あっという間に読み終わりました。 淡々とした文章、淡々とした物語なのに、「歩行祭」というシチュエーションで、読み応えを持たしている気がします。 一日中歩き続ける歩行祭だけのキャラクターたちなのに、なんでこうもみんなのことが愛おしく思えるんだろう。 読んでいる時も過剰な興奮はない。なのに、じんわり芯が温かい。 貴子の賭けは見事勝ちに転び、新たな人生が始まったのだ。 正直、なんとも言えない。けど、この感覚は読書でしか味わえないだろう。 今までにない読書時間を体験できたことに、この物語に触れた価値があるだろう。
★67 - コメント(0) - 1月22日

気の合わないいとこが同じ学年にいただけでちょっと息苦しいのに、誰にも秘密の異母兄弟が同じクラスにいるなんて。どちらかというと西脇融の方に感情移入した。登場人物みんな思慮深くて、自分が高校生だったときこんなに大人な友達いなかったと思う。内堀亮子程度の子はたくさんいた。しかし、本当に名作だわー。しみじみ
★24 - コメント(0) - 1月22日

面白かった。この話に再登場しなかった榊杏奈という少女の「おまじない」。彼女だけでない主要人物たちの思いや行動があるとは言え、効果的に発動し場を動かす。「おまじない」とは言い換えるなら「主体的な」繋がりや絆…悪意や惰性であれば呪いとも言えるものだし、関係性も友人だけでなく親や兄弟や…複雑な事情で名前が分からなくても、繋がっていて発動「させる」のが「おまじない」で、それって誰もが使う事のできる魔法だ。使った事を自覚しないで傷ができたりあとあと引きずったり、人間関係ってすごく難しい。けど、面白いよね。
★29 - コメント(1) - 1月21日

最近読んだ方で一番好きかもしれない! 歩行祭という行事の中で悩みや不安を上手く描写しながらスッキリする終わり方でいいと思った!
★22 - コメント(0) - 1月21日

高校3年生の時期の、複雑な心情を絶妙に表してあって、共感できるところがたくさんあった。もっと早く読みたかった。けど、今、大人になって読んだから懐かしく感じるのかも。面白かった。
★29 - コメント(0) - 1月20日

ただ歩くだけのことが、どうしてこんなに特別なんだろう。高校生活最後の行事・歩行祭を舞台にした青春群像劇。主人公たちの語りが淡々としていて、さらりと読めた。実感というのはいつも後からついてきて、渦中にいる間は分からないものなんだよなぁ。ずっとこのままこの瞬間が続けばいいのに、と思ってしまう感覚が懐かしい。これからいくらでも道が開ける、人生の分岐点にいる高校生だからこそ感じる切なさやもどかしさがとても丁寧に丁寧に描かれた作品でした。
★42 - コメント(0) - 1月19日

内容はただ歩くだけだ。その歩く間に、人間どうしの衝突がある。過去や未来や、現在に想いをはせる。そんな青春小説であるこの作品にどっぷり浸った。
★21 - コメント(0) - 1月18日

当たり前が当たり前でなくなる瞬間、最後が増える、終わりが近づいてようやく大切さに気づく。着慣れた制服も朝8時半になれば毎日隣に座っていたあの人も無意味にすら感じていた授業の時間も登下校の風景も、永遠に繰り返していたようで、けれど確実に終わりに向かっていた。もっと早く、高校生の時に読みたかったなあ。あの時もっと上手くできた、なんて今だから言えたことであの時の自分にはそれが全力で、全てはタイミングなのだと、それを決めるのは今の自分なのだと、もっとぐちゃぐちゃになっていいんだよと昔の自分に言ってあげたい。
★35 - コメント(0) - 1月18日

高校生活の中のたった1日の行事、鍛錬歩行祭。「ひたすら惰性で前に足を出す」「心と身体がすっかり分離」と限界に近い心身の状態の中で、心の動きや友人との関わりが清々しく描かれていて幸せな気持ちになった。
★33 - コメント(0) - 1月17日

読んだ当時、親との関係について悩んでいた私は、登場人物の家族との関係性についての描写にやたら過敏に反応していた気がする。そこは決して物語の本質ではないけど、なぜかやたらと心を捉えられてしまった。
★26 - コメント(0) - 1月17日

2017年1月16日読了
★6 - コメント(0) - 1月16日

この先、二人が幸せな人生を送ってくれたらいいな。 一緒に歩いて、一緒に青春の甘酸っぱい気持ちを味わってるような気持ちになれました。
★32 - コメント(0) - 1月16日

★★★★☆
★11 - コメント(0) - 1月16日

年に一度の学校行事「歩行祭」。全校生徒が80キロの道のりをただ歩くだけの行事。ただ80キロを歩くだけの話なのに青春を感じました。果てしない距離だしツライのは目に見えているのに、こんな行事があったらぜひ参加してみたいと思ってしまうほどに…!
★27 - コメント(0) - 1月16日

おもしろかった!恋愛とか友情とは違う青春を見れました!
★24 - コメント(0) - 1月16日

高校全校生徒、最後の行事「歩行祭」夜通し歩いて身体は疲れきって、そんな状況だから生徒達は普段話さないような事を話したり、いろんな事に気付かされるのだと思う。
★24 - コメント(0) - 1月14日

10代の時に読みたかったな~と思ってしまった青春小説。こういう10代を送りたかったわけではないけど、こうして一種の高揚感に身を任せ、友人と過去・現在・未来について話すことがあれば、今の自分はもしかしたら変わったのかもしれない。そう感じた。夜は人をおしゃべりにする。しかも、年一回の学校の特別な行事となれば猶更だ。そこで語られる言葉もまた、特別なのでしょう。
★29 - コメント(0) - 1月14日

10代半ばの頃に読みたかった感。今読むとちょっと痒いな〜というのが率直な感想。心理描写が細やかだけど説明過多ではないのが良いなと。15年後にもう一回読もう。
★23 - コメント(0) - 1月14日

k5
☆2 歩行祭を体験してみたくなった。物語の時間経過が遅くテンポ良く読めなかった。
★17 - コメント(0) - 1月12日

全校生徒が80キロ歩く歩行祭。ただただ80キロ歩く話。本当にこれだけなのに、キュンキュンしてくる。30年前の高校生に戻りたくなってしまった。
★23 - コメント(0) - 1月11日

YA図書として教えてもらって…しかし話の間中ずーーーっと歩き続けて辛い辛い辛いなか。。高校三年生の彼らはそれぞれの思いを胸に。。。うーむ。。。複雑すぎ。。でも、、、設定は面白い。年に1回、一日中歩く。普段は寝ている時間も歩き続ける。歩き続けないといけない。そしてその間いつもの学校の友達とおしゃべりをしながら…時間が長い故にじーっくり話せる。真夜中の魔法(暗闇と妙なテンション)で普段言えない事も言えてしまう。。。まぁ、面白いっちゃぁ、、面白い。。…好き、ではないけど…退屈している高校生にはいいかも~
★27 - コメント(0) - 1月9日

再読。10年以上ぶりかな〜。やはりおもしろかった。ただ歩く。ひさすら歩く。静かに物語は進み、静かに終わる。そんな話ですが、なぜかおもしろい。やはり、恩田さんの描写の力量ですか。内容もキラッキラの、ビバ☆青春って訳でもないのに、なぜかキュンキュンしちゃう作品でした。きっと、心情描写が非常にきめ細やかで、自分にもこんな時があったと、きっと誰もが思えるからかも知れません。それだけに、この作品を身近に感じられるかも知れません。
★33 - コメント(0) - 1月9日

前から気になっていたので読んでみた。 主人公たちの抱える複雑な感情が、どんどん解きほぐれていく流れが美しかった。 読み終わって、しばらく会ってない親友に会いたくなってしまった。。。
★30 - コメント(0) - 1月9日

恩田作品は光の帝国、まひるの月を追いかけてに続いて三作目。修学旅行の代わりに80kmも歩かされるなんて、地獄以外の何物でもない。経験者にしかわからない感動があるんだろうなあ。登場人物はみんな普通の高校生として描かれているけれどそこはやっぱり小説だからか進学校の生徒だからか、頭が良く大人びて見えた。なんだかんだで貴子が好きな忍がかわいい。ところどころ口調が女子っぽいところもかわいい。とにかく忍かわいい。頭の中で光太郎のイメージがどうしてもスピードワゴンの小沢で固定されてしまって出てくる度にちょっと笑う。
★34 - コメント(0) - 1月9日

学校行事である歩行祭。全校生徒が80キロ歩く伝統行事。行事の中でおきる高校3年生の主人公達の話。この本は本当に皆で歩く話。殺人事件も不可解な事も起きず、ただ80キロ歩く話。本当にこれだけなのに、主人公達の心情の変化が起きて面白かったです。主人公の親友が言った『ノイズ』の話は、何か残りました。
★36 - コメント(0) - 1月8日

自分も高校生の時に歩行祭があれば、色んな思い出が作れただろうなぁと思わせるようなお話でした。昔を振り返ることができた青春小説。まぁまぁ面白かったので、★★★。
★21 - コメント(0) - 1月7日

sao
★3
★9 - コメント(0) - 1月7日

こんなに長く歩いたこともないのに、疲労感や達成感がすごく伝わってきた。まるで自分も一緒に参加してるかのように感じられるくらい、描写がすごい。
★30 - コメント(0) - 1月7日

青春小説の名作と解説の池上冬樹さんも絶賛する作品。自分はなかなか入り込めなくて2年、いや3年越しの積読本解除となった。何度そのまま放置しようとしたかしれなかったが、改めて読んだ解説の力⁉︎をかりて、中盤あたりからやっと作風に慣れ面白味が感じられるようになってからは一気だった。感性鈍ったか?自分。。読了してよかったな。
★66 - コメント(0) - 1月7日

読みたかった一冊。高校でのイベント歩行祭。ただただ歩き続ける話なのだが、ずっと読んでいたくなる心地良さがあった。歩行祭が終わるまでのたった1日なのに、生徒それぞれの心情の変化や成長に胸が熱くなった。いい一冊でした。
★40 - コメント(0) - 1月7日

物語自体に激しさはないけれど、いつまでも読みたい、人におすすめしたい一冊。「歩行祭」がとてもリアルに感じられて、誰かに聞いたような、本当に見たような感覚になった。子供のようで大人、でも大人になりきれない思春期の高校生の悩みや、出来事に引き込まれた。
★30 - コメント(0) - 1月6日

わたしの高校生活に《歩行祭》はなかったけど、なんだか読んでいるうちに、過去に自分もその行事を体験したような、懐かしいような気持ちにさせられた。なにか大きな事件が起こるわけじゃないのに、明らかに登場人物たちの心情が徐々に変化していく。 甘酸っぱい青春のすべてを詰め込んだような作品。 もう一度高校生をやり直したいと思った。
★39 - コメント(0) - 1月5日

周囲からすると実年齢よりもかなり大人っぽく映る融の、本当の意味で大人になっていく過程が歩行祭と重なって進んで行く様子がおもしろい。「歩きやすい道と、歩いて心地よい道は必ずしも一致しない。」人間関係、仕事観、プライベート…。様々なものに共通する言葉だなと思い、気づいたらメモしていました。
★29 - コメント(0) - 1月2日

「歩行祭」という足掛け二日の高校のイベントの中で、殆どの同級生には知られていない異母きょうだい(作中でもひらがなで、兄妹でも姉弟でもない)の融と貴子を、時に別々に時に絡ませて彼らの変わりゆく心情を描いていく。高校生活、特に3年生になってからあまり良い思い出のない自分には眩しすぎる物語だった。登場人物も大人びている、いや老成してしまっているような印象だ。ただ、舞台設定を夜にする蓋然性には大きく賛同する。部活の合宿の、昼とは違う雰囲気の女子達との会話を思い出した。
★64 - コメント(0) - 2016年12月31日

再読2~3回目。映画版は3回鑑賞。恩田さんを知ることになったきっかけの作品。そして、何回でも読み返したくなる青春小説かな。自分にとって高校生活は遥か昔のことになるが、学校の行事(特に修学旅行、体育祭や文化祭など)はクラスメートの普段とは違った姿を見られるいい機会だなと思う。こんな風に劇的な出来事はあまり無かったけど、クラスメートの新たな一面を見ることができてその点で自分はそういった学校行事が好きだったなと思い返していた。多分また読みたくなると思うので中古でいいから購入しようかな。感想はこんなところです。
★37 - コメント(3) - 2016年12月31日

ハッピーエンドでほっこりした面白かった
★18 - コメント(0) - 2016年12月29日

夜ただただ歩く、それだけなのに、なんでこんなにうれしくて切なくて、きらきらしているんだろう
★22 - コメント(0) - 2016年12月29日

夜のピクニックの 評価:76 感想・レビュー:5417
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