夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)
あらすじ・内容
夜だから、いつものみんなも違って見える。私も少し、勇気を出せる。
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

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夜のピクニックの感想・レビュー(25391)

あとがきにもあったけど、なぜだか懐かしい感じがする。私も高校生の時はぐちゃぐちゃをなるべく避けてきたから、もっと青春しとくんだったなー・・・。歩行祭が実際にあったらぜひやりたい
★24 - コメント(0) - 3月24日

懐かしいようなこの感じ!自然と自分の10代の頃を思い出しました。ただひたすら歩き続ける歩行祭という高校行事2日間の話。歩く距離とともに、貴子と融の心の動きや葛藤、親友たちの悩みや恋心、そして自分を見守ってくれていた優しさに気付いたりと…その時自分たちは気付いてないけど、青春、と思い出す時はこの時なんだろうな。みんなにお勧めしたい本です。
★37 - コメント(0) - 3月22日

話に起伏がないのにこんなに面白いのはなぜなのか。不思議だ。ただ歩いたり、走ったりする描写の中で青春を感じさせられる。こういう青春独自の甘酸っぱさを二度と感じることはできないんだなと思うと寂しくなった。
★33 - コメント(0) - 3月22日

評価:★★★★☆ 4点 いい青春小説だった。映画も観たくなった。
★23 - コメント(1) - 3月21日

忍がナルニアに対して感じた「しまった!」は、まさに本作に対する感想としてぴったりだ。どうしてこの本と、もっと早くに出会えなかったのか。特に、夜のシーンが好きでたまらない。それに、随所に散りばめられた神道ないし民俗学的なものに招かれた「お客さん」が、閉じた因習に変化をもたらすというのが、実に恩田陸ワールドらしくていい。世界の名作もいいが、こういう作品こそ高校生には読んでほしいと思う。
★35 - コメント(0) - 3月19日

高校生の青春?小説かな。80Kmを1昼夜かけて歩く学校行事で異母兄弟の葛藤を描いているがメインの登場人物がみんな良い人すぎて…
★23 - コメント(0) - 3月19日

ただただ全校生徒が丸一日歩くだけの歩行祭。そんなのあるのかなと思ってWikipediaを見たら、作者の母校がやってる「歩く会」がモデルだとか。訳ありクラスメイトの貴子と融の距離がだんだん縮まる過程にドキドキ。心霊写真のような少年、アメリカに引っ越した杏奈のかけたおまじない、いいヤツ・忍、聡明な親友・美和子、ゾンビでロックな高見など、楽しい仲間たち。青春物語。
★36 - コメント(0) - 3月18日

ただ歩いているだけの1日に、濃密な高校時代が濃縮されているよう。言うなれば地味な行事を題材にしてるのにも関わらず、誰にも心当りのある高校生の心情が鮮やかに描かれていて、時に昔を思い出して恥ずかしくなった。
★36 - コメント(0) - 3月18日

☆5.0
★11 - コメント(0) - 3月18日

再読。一日かけて本当に歩いているだけの物語なのですが、その一日の中に家庭環境や友情、恋愛、嫉妬、成長と高校生活の全てが詰まっているようなあまりにも濃密な一日。杏奈というその場にはもういない少女のおまじないが素敵です。本当に頭のいい子で本当に貴子のことが好きなんだなぁと実感しました。歩き始めがスタートで、歩き終わりがゴール。スタートと同じ学び舎に戻ってくるわけですが、スタートとゴールでは見える景色も変わっています。掛け替えのない高校時代の1ページが瑞々しく描かれています。本当に学生を描写するのがうまいなぁ。
★52 - コメント(0) - 3月17日

普通。ほんとにごく普通な高校生たちの話。だからこそ、読む人に懐かしさや一種の既視感を覚えさせるんじゃないだろうか。自分のことしか見えず、妙なとこに潔癖で、若さからくる自信と不安。そういうものを思い出させる秀逸な内容でした。またゆっくり読み返したいです。
★33 - コメント(0) - 3月16日

なるほど、本屋大賞になんでなったか分かりました。 前は「歩くだけのストーリーが面白いかあ?」みたいに感じていましたがいざ手に取って読んでみると、とーっても読みやすい文、そして暖かい物語。 歩行祭という時間の中で少女の悩みとか恋愛とか青春が完成していく……どんでん返しも感動もない小説ですが(嫌な意味ではない)、それでも読んでよかったなーって思える素敵な青春小説。
★61 - コメント(0) - 3月16日

aoi
本当にただ歩くだけの話だった!それなのに、読んでよかったと思える。想像した以上に魅力的な物語でした。もっと青春しとけばよかったー(´・ω・`)
★33 - コメント(0) - 3月15日

★9 素晴らしい作品。歩行祭という1日かけて80kmを歩きとおす学校行事の様子を描いているのだが、本当に歩いて話しているだけなのに恋、友情、葛藤、希望などの青春の多くの要素が自然な形で詰め込まれている。友人に言えない秘密や、転校して名前だけしか登場しない親友のおまじない、疲労感のピークで余計なものが全て落ち去ったあとに、普通に話して分かり合おうとする二人はとても尊いものに思えた。とても温かく優しい物語だったなぁ・・・。図書館だったのだが改めて購入しようかな…。
★64 - コメント(2) - 3月15日

高校生活最後のイベント歩行祭を舞台に悩みを打ち明けていく。貴子の賭けも杏奈のおまじないもちょっとした驚きが隠されていて面白かった。時間的には一日と少しなのに高校生活のすべてのような気がしてくるのが不思議だった。
★58 - コメント(0) - 3月15日

なんとも「地味」な小説。ただ、「地味=つまらない」ではないところがすごいところだ。物語は男女の高校3年生を中心に進んでいくが、そこには驚くような事件も甘酸っぱい青春も描かれていない。ただ高校生がひたすら歩くのを第三者的目線で見ているだけなのにどんどんページが進んだ。そこには誰もが経験しているように高校生特有のなんとも言えない微妙な気持ちが、絶妙に書き連ねられている。だからこそどこか懐かしさを覚えるし、もう二度と戻れないすごく貴重な時間だだだという気持ちになった。
★37 - コメント(0) - 3月14日

体力・気力の限界まで追い込まれる北高歩行祭。その中で、高校生が持つ悩みを淡々と克明に描く名作。夜のもつ魔力、高校時代の何気ない会話の切り取り方は抜群‼️いや〜、青春してますね。
★30 - コメント(0) - 3月14日

もっと、ちゃんと高校生やっとくんだったないい大人になっても時々融みたいなことを思うからこの本は学生のうちに読んでおきたかった。もっと素直に青春しとけば良かったな~行事事をもっと素直に楽しめば良かったな~。
★32 - コメント(0) - 3月13日

★★★★☆ 登場人物全員が思春期で、全員が彼らなりの悩みを抱える。しかし、読んでいて生まれる心の靄は終盤で消えて、読後感は清々しく爽やか!恩田さんは、登場人物の心情の変化や迷いを表現するのが本当に上手い(`・ω・´)
★73 - コメント(0) - 3月13日

最初から最後までただ歩き続ける物語だけど、それでも一人一人の人間性が伝わってきて、物語がちゃんと進んでいくところがさすがです。 私も高校生に戻って貴子達と一緒に歩いてるような感覚になりました。 多感な当時を思い出して、懐かしいような、甘酸っぱいような、そんな気持ちになりました。
★34 - コメント(0) - 3月12日

また読みたい。 読んでいて楽しかった。 さわやかだなあ
- コメント(0) - 3月12日

祝直木賞の気分で。学生時代、学校と、おそらくそこから半径十数キロしかなかった当時の私の世界が、ああこんな感じだったなと。小さな世界でいっぱいいっぱいで生きてた自分と今の自分は確かに同一人物だけれども、大人になってよかったと心から思う。
- コメント(0) - 3月11日

融くんと貴子さんがどうなっていくのか、兎に角はらはらと、それでいてスラスラと読み進められた作品。 読めば読むほどに先が気になる文章だと感じながら読んでいました。 忍くんと美和子さんに憧れのような気持ちを抱きつつ、個人的には千秋さんが良いなぁと。 なんだか切ないけれど、清々しさも…想いの持ち方と幸せは、人それぞれなんだと改めて思い知らされました。 どうしても生きていると他人と比べて、自分の人生の足りないところばかりを探してしまうけれど、 他人を見ることが出来れば、それだけで尊いものだと思う。 良い一冊☆
★29 - コメント(0) - 3月11日

本屋大賞になったことも、ネットで検索すると感動本の上位に様々な方が推薦しているのも知っていながらなぜ読まなかったのかというと、「ただ歩くだけでそんなに話が膨らむのか、ほんとに面白いの?」と疑っていたからで、読んだらおおっ、と脱帽だった。高校時代が懐かしくもあり、夜になるだけで興奮すること、だらだら足が疲れてきてイライラすること、思考力もだらけること、歩くからこそ見える世界、そんなアルアル話も面白く、一方恋愛が実ったとかでもないのに、ひそかな誓いが成就してゴールと共にものすごい達成感があり、心も温り大満足。
★53 - コメント(4) - 3月11日

出てくる人物一人一人が誰しもが持ってる根本的な感情や悩み、秘密を丁寧にすくい取っていて、好き。歩く描写では私自身も疲れたような気持ちになった。感情移入しやすい文脈。というより、代弁してくれてるような、諭してくれているような、心がタイムスリップする感覚にもなる。大きな事件が起こるような作品ではないけど確実になにかが変わっていく(成長していく?)物語で、主人公だけでなくサイドストーリーもしっかり絡んでいて読んでいて楽しいかった。
★40 - コメント(0) - 3月10日

爽やかな読後感。“みんなで夜歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう”社会人になって,みんなで一緒にする行事がなくなった今,この言葉が響いて学生に戻りたくなった(笑)高校生の時に似た行事があって,懐かしくなりました!
★36 - コメント(0) - 3月10日

朝8時から翌朝までかけ80キロ歩く高校行事、歩行祭。同級生なのに訳あって話をしたこともない融と貴子の視点から交互に描かれる。自分に同じ経験はないけれど、仲間の心遣いや特別に感性豊かだった10代の終わりを再体験させてくれる小説。「みんなで、夜歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう」読み終えて改めて素敵な言葉だ。
★44 - コメント(0) - 3月10日

かなり昔の高校生活を思い出させてくれる。最初は口もきかなかった異母兄弟の二人がだんだん距離がせばまってくるのには、友情の力がってこそであり、いい仲間たちが羨ましくも感じた。みんなでただひたすら歩く。そんな純粋なことは大人では経験できないことである。爽やかな感動があった。
★39 - コメント(0) - 3月10日

言いたくても言えないとき、自分の中で賭けをして勝ったら言おうとかいうのが何だか懐かしい。自分も昔よくやったなー。賭けに勝っても結局言えなかったり…もう少し若い頃に読んでいたらもっと面白かったかも★★☆☆☆
★32 - コメント(0) - 3月10日

全校生徒が一晩かけて80kmを歩き通す。劇的な展開もなく、ただみんなで歩いて話しているだけで、どちらかというと淡々とした物語です。でも、一つ一つの会話がとても眩しく、まだ大人になり切れず、かといって子供でもない多感な高校生の心理描写が鮮やかに描き出されていて、自身の高校時代を思い出しました。そして、異母きょうだいである貴子と融を取り巻く友愛の深さ、気遣いや優しさが沁みます。色んなものを取っ払って素直な心で2人が語り合えた時の清々しさは、これからの2人の未来が明るいものであると思わせてくれました。
★134 - コメント(0) - 3月9日

高校のときの健脚会を思い出しながら読みました。でも、夜通し歩くこちらの高校の方がハード。歩くという行為、地味なようでいて、持久力に挑戦してり、話をしたりするチャンス。一晩限りの歩行でどんな話が展開するのか。なかなか面白かったです。
★34 - コメント(0) - 3月9日

あまのじゃく な私。すごく人気な作品だったので、あえて読んでなかった。今になって気になり、この本から読んでみたら……早くに読めば良かった(^^;すごく面白かった!自分も歩行祭に参加しているような気になるし、脚まで痛くなる(笑)前半は切ない様な気持ちになるが、後半は温かい!主要人物のみでなく、周りの友達の性格なども丁寧に描かれてて、色々な人の気持ちに寄り添える感じ。恩田陸の他の作品も読みたくなった。
★44 - コメント(0) - 3月9日

大人の都合で、わだかまりをもち続けた、異母兄妹。青春の悩み。私も会ったことのない異母兄妹がいるので他人ごとではない。
★30 - コメント(0) - 3月9日

面白い!私も高校生に戻ってこの歩行祭に参加したい!
★32 - コメント(0) - 3月8日

「蜜蜂と遠雷」が面白かったので、これも読んでみた。うん、面白い! お互いを意識するあまり、口をきいたことのない異母兄弟。しかもクラスメイトでもある貴子と融が学校行事の80キロの道のりを歩く過程で、打ち解けていく様子が綴られていた。まわりの友人の高校生活も描かれていて、最後まで気負わずに楽しく読むことができた。恩田陸さんの他の作品も読んでみようと思う。
★42 - コメント(0) - 3月8日

中学・高校時代の歩く会を思い出した。中学のときはショートカットして線路を歩いて怒られた。高校のときは田園風景をひたすら歩いてツラかった。でも、友達をいろいろな話をしながら過ごした時間。今でも覚えている。青春だったんだな。
★42 - コメント(0) - 3月8日

読んで爽やかな気持ち、優しい気持ちになれる本でした。本筋とは関係ないけど、テープを巻き戻す、とか今の若い人は使わないだろう言葉遣いがちょこちょこ気になった。見てみたら10年前に書かれた本でした。
★37 - コメント(0) - 3月7日

今、この時期にこの本を手に取ったのはきっと運命だと思う。もう少し早くても遅くてもダメだった。
★31 - コメント(1) - 3月7日

まるで一緒に『歩行祭』を歩いている気になるほどの細かな描写に加え、どの学校にも居そうなほど多彩な登場人物達に、ついノスタルジーに浸りながら読んでいました。困難を乗り越えて共に何かを成し遂げる。内容は違ってもそういった学校行事は様々あるもの。見返りは無くても共に何かを成し遂げようとする純粋な絆。何でもないことが特別に思える無垢な心。振り返ると切なくなるのに在りし日の記憶を呼び起こすような作品に心惹かれるのは、それが愛おしいものであるから。
★52 - コメント(0) - 3月7日

私の母校でも朝から夕方まで数人のグループにわかれて歩くというイベントがありました。細部は当然違うのですが当時を懐かしんで読んでいました。 高校生という大人でもなく子どもでもない、ましてや他者とのコミュニケーションに経験も自信もない登場人物たちの行動に、歳をかさねて読むと自分の経験とだぶる部分もあり、とてもノスタルジックな気持ちになりました。 読了後も爽やかな気持ちでしたし、ある登場人物の「みんなで夜歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう。」というセリフがとても心に残りました。
★42 - コメント(0) - 3月6日

夜のピクニックの 評価:76 感想・レビュー:5586
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