黄色い目の魚 (新潮文庫)

黄色い目の魚 (新潮文庫)
あらすじ・内容
ひとりでは見えなかったこと、ふたりだと少しだけ見えてくる。だから今は一緒にいたいんだ。──16歳のふたり、かけがえのない物語。

海辺の高校で、同級生として二人は出会う。周囲と溶け合わずイラストレーターの叔父だけに心を許している村田みのり。絵を描くのが好きな木島悟は、美術の授業でデッサンして以来、気がつくとみのりの表情を追っている。友情でもなく恋愛でもない、名づけようのない強く真直ぐな想いが、二人の間に生まれて――。16歳というもどかしく切ない季節を、波音が浚ってゆく。青春小説の傑作。

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黄色い目の魚の感想・レビュー(3965)

後半は一気読みしました!ただ高校生にお酒を出すとか時代を感じた。映画で観てみたいけどこういうシーンがあるから難しいかなぁー?
★2 - コメント(0) - 3月23日

最初は、短編かなと思ったのですが、話しが繋がっていて引き込まれました。面白かったですよ。星3.5⭐️⭐️⭐️
★8 - コメント(0) - 3月22日

映画化してほしい! 爽快感とかではなくて、心理描写が他のベタな恋愛ものよりも現実的に表現されてる!
★2 - コメント(0) - 3月14日

★★★★☆☆(4.0)不器用でもどかしくて、だけど読んでいて優しい気持ちになる。まさに青春小説そのものでした!
★4 - コメント(0) - 3月10日

高校二年生の悟とみのり。ピュアで、不器用な二人。お互いに好きなのに、好きと言えません。逆に喧嘩したり、相手に嫌なことを言ったりします。でも、ラスト近くで、悟はついに告白します。好きだと言ってもらえる喜び。好きだと言って喜んでもらえる幸せ。いいなあ。悟とみのりが、出会ったのは、奇跡だし、出会う運命だったのかな。わたしが高校二年生の頃、相手に「好き」はもちろん、声をかけることもできなかったな。相手もわたしのこと好きかどうかわからないし、告白して、玉砕する勇気もなかったなあ
★22 - コメント(0) - 3月8日

衝撃的な一冊になりました。 絵が好きな人、恋が好きな人、海が好きな人には是非お勧めしたいです。心が癒されますし、文体が基本的に口語(心の声)ばかりなので読みやすいです。 キーワードは絵です。すべての登場人物は絵で繋がっています。私も絵を見るのが好きなので、こんな見方があったのか、描く人はこう思っているのか、と発見が多かったです。 「あとがき」必ず読んでくださいね!
★4 - コメント(0) - 3月3日

内容に対して長すぎる。
- コメント(0) - 3月2日

「どんなの描いてるわけ?」山本くんは興味を持ったように真剣に聞いた。「え?あ、村田」 ーーお気に入りのシーンです。うーん微笑ましい。
★2 - コメント(0) - 2月21日

★2.0
★11 - コメント(0) - 2月16日

一気読み。 ものがたりのチカラ。 大傑作。
★2 - コメント(0) - 2月12日

☆☆☆☆ 高校生が瑞々しい。
★1 - コメント(0) - 1月25日

絵に携わり、癖のある親戚がいる共通点を持つ悟とみのりの思春期から出会いを描いた長編です。彼らの心情が緻密に書かれ、中でもみのりの中学生時代は中々、ストレートかつとげとげしいものであるため、確かに中学生はこんなもんだよなと思わず納得。その分、高校生になってからの落ち着き具合にメリハリがあって、緩急を楽しめました。みのりの家族との関係、悟の部活内の人間関係など、2人だけに捉われない世界の人間模様も深く描かれ、読み応えのある作品でした。
★21 - コメント(2) - 1月22日

家族や友人達と上手くいかないみのりと母子家庭で育った悟。ふたりが色々な事に合いながらおとなになっていく。そしてはじめはぎこちなかったふたりが少しづつ距離を縮めていく。友だちから大切な関係に。七里ヶ浜のふたりとてもよかった。とてもまっすぐなみのりが好きだ。未成年の飲酒は今の時代はむりですね。
★92 - コメント(0) - 1月22日

男子高校生と女子高生、それぞれの視点から描く話。家族物であり恋愛物であり青春物である。エンタメ要素はないのでカタルシスもないが、若者風のライトな心理描写を中心に淡々と語られるストーリーは切なくもあり、清々しくもあった。男の描き方にも女の描き方にもあまり幻想がないので安心して読めた。夢のような話ではない。やや唐突な展開、都合のいいシーンがあるのだけ気になった。
★12 - コメント(0) - 1月21日

とても好きなお話です。2人の描いた絵を見てみたいと思いました。
★8 - コメント(0) - 1月18日

…好き!とっても好き。小学生、中学生、高校生、大人と子供のグラデーションを生きている期間の、村田と木島をどう関わらせて書いていくのか読み進めながらわくわく。巻末の角田さんの解説の、「現実の記憶よりも断然強く心に残ってしまう種類のものだ。」という一文に、まさに!と同意の気持ち。自己の体験として頭に残る断片的な記憶のように、お話の場面が散り散り頭の中に残ります。いやー。数年置いてまた読んだら懐かしい気持ちになれそうな本でした。話の中心に、絵を描く人と絵を見る人といるのもおもしろかったです。
★14 - コメント(0) - 1月13日

なかなか物語が進まなくて焦らされた
- コメント(0) - 1月9日

読み進めるほど内容にグイグイ入っていけた。主人公2人の内面の変化、関係性など情景にとても溶け込んでいてドラマを観ているような感覚になりました。似鳥ちゃんは最後まで謎だった。
★16 - コメント(0) - 2016年12月21日

再読 なんだけど、内容忘れてしまってて楽しく読めた テッセイと歩美ちゃんの息子、「木島」と 通ちゃんの姪っこ、「村田」の高校生活、進路、不器用な恋愛とかが色彩感豊かに描かれる 最後、七里ガ浜での待ち合わせのシーンは、大昔、当時の彼女と、何故か思い出せないんだけど、はぐれて、もう会えなくてこのまま終わっちゃうんじゃないかとか思いながら、大雨の中、走り回ったことを思い出した(==トオイメ 最後まで謎のまま終わってしまった「似鳥ちゃん」の過去とか未来はどっかできっちり書いてほしい 気長に待ちます
★6 - コメント(0) - 2016年12月18日

好きなことを見つけて、それに打ち込める姿は羨ましく思う。芸術分野を進路に決めるは勇気のいる決断なんだろうなぁ~家族としても。二人の距離感が清々しくて良かった。
★4 - コメント(0) - 2016年12月16日

タイトルに惹かれて読んだけどとてもよかった。最終的には恋愛になってしまうのだろうけど、友情でもなく恋愛でもない2人の関係が羨ましく思えた。この本を読んだら、無性に絵が描きたくなったので、リンゴを3つ並べて描いてみた。
★12 - コメント(0) - 2016年12月11日

何かに一生懸命になれたり、親や友達との関係に悩んだり、いろんな思いがぐちゃぐちゃになっても大切なものを見つけていく。YA世代の人にぜひ読んでもらいたい本。
★9 - コメント(0) - 2016年12月8日

世界観がものすごく好き。近くにあるものをひたすらに大切にしていて。木島だったり通ちゃんとの時間だったり。 「どんどん好きになる。きっと、もっと好きになる。」この言葉、どれほど嬉しかったか…。木島…!!! 最後の、砂浜を走って見つけ出すところなんか、映画のクライマックスみたいでドキドキした。出会えた2人は運命なんだって、出会えてよかったって。 似鳥ちゃんのことは本当に嫌だったけど、それがなかったらこの最後にはならなかったし、2人の近くて遠い絶妙な関係が生まれなかったって思うと、全部に意味があったのかなって。
★10 - コメント(0) - 2016年12月2日

変わった男女の青春物語。終盤の「最後は自分だけだ。誰かのせいにしてはいけない。」ってところに心打たれました。おすすめの本を聞かれたら今は一番にこの作品を推すと思います。
★11 - コメント(0) - 2016年11月28日

そこそこ。個人的には共感できるに至らず。主人公の2人の関係性自体は不器用でじれったく、青春小説らしさが出ている一作。ただ、木島くんの性経験描写が手慣れた感じすぎてキャライメージが統一できず。玲美ちゃんのエピソード含め必要だったかな?という感じが残りました。連作短編をつなげた長編ということで若干冗長した部分が出ちゃった気がします。
★11 - コメント(0) - 2016年11月26日

読みたい本があって本棚漁ってたらふと読みたくなって、再読しました。学生の頃、純粋な気持ちで読んでいたのとは、また違う気持ちで、読んでいて抉られた。だめな大人、と言ったらいけないかもしれないけれど、昔はきっと木島とみのり目線で読んでいたはずなのに、今は似鳥ちゃん通ちゃん目線で読んでる。またしばらくした頃に再読したら、また違う気持ちになれるかな、と思いました。
★9 - コメント(0) - 2016年11月20日

運動部員が打ち上げで飲酒してるのはいいんだろうか。いや未成年の飲酒の是非どうこうでなく、みのりはともかく真面目に大会に出ようとしているサッカー部員が堂々と酒飲んでたらさすがにヤバくないの!?とかお金なくて携帯持てないのにカフェで酒飲む金はある…だと?とかそういうところが気になるね。。/裏表紙あらすじに「友情でもなく恋愛でもない」と書いてあったのでそういうつもりで読んでいたら普通に恋愛方面になったのにも面食らった。思えば新潮文庫のあらすじっていつもどこか外している。あまり本気にしてはいけないんだなぁ…
★11 - コメント(0) - 2016年11月19日

遠い昔の自分の年の話なのにぐいぐいくる。不思議!すごい
★7 - コメント(0) - 2016年11月18日

周りに媚びない少し冷めた感じの女の子と、絵を描くのが好きな素直な男の子を優しく描いた物語。2人が出会うまでのそれぞれの話から始まり、そして出会う。2人の気持ちが少しずつ変化して、ほんの少しずつ距離が近づいてゆくところに、もどかしさとほほえましさを感じた。2人の素直な気持ちがとても良かった。★★★★★
★11 - コメント(0) - 2016年11月14日

重たいんだけど、重く感じさせない感じが良かった。絵を通して繰り広げられる、ふたりが交錯する感じが、とても自然で、あっという間に読んでしまった。悩みを抱えていても寄り添うことで生きやすくなるんだなと感じた。佐藤多佳子さんの作品はとても好き。次は何を読もうかな…
★13 - コメント(0) - 2016年11月5日

みのりと悟、不器用で真っ直ぐで純粋な二人の高校生が出会ってお互いに強く影響を与え合う瑞々しい物語。二人が凄く眩しくて、正に青春小説という感じ。
★13 - コメント(0) - 2016年11月2日

★★★★☆少し微笑まれながら「そういう顔が描きたい」なんて、言われてみたいものだ。みのりは非常に魅力的な女の子だ。口が悪く、仏頂面で愛想が無いが、その目は真っ直ぐで、気圧されるようなオーラがある。そんな、周りを気にせず背筋をピンと伸ばして堂々としている姿に好感が持てた。みのりは叔父に、木島は父に影響されて絵に関わりを持つようになる。この人の絵が描きたい、見てもらいたいという実直な思いが二人の間に流れる空気を甘酸っぱくさせる。この関係を、単に「青春」「若い」といった言葉で片付けられないような気持ちになる。
★26 - コメント(1) - 2016年10月28日

佐藤多佳子さんの作品は読んでいてハッとさせられることが多い。 自由な絵を描く大人、『テッセイと通ちゃん』に縛られている2人の変化や青春の模様が見ていて気持ちがよかった。 似鳥ちゃんと木島が寝る場面では若干不快な要素もあったが最後まで読んでから仲を一度こじれさせてこのシーンを書きたかったのかな?と納得した。 過去読んだ青春ものの作品では1番好き。
★9 - コメント(0) - 2016年10月26日

絵を描くのが好きな男子と絵を見るのが好きな女子。親とか家族と上手くやって行けず、家での居心地が良くない。ん?うちの娘もそれか?自分に自信がなくて、本気になれない。本気になって駄目だったら、もう後がないじゃん。そう。逃げ場が欲しい。でも向き合ってみる。ぶっかってみないと結果は出てこない。立ち止まってたら、みんなが先に行ってしまう。心地良さだけで立ち止まらずに、本気で前に出てみようよ。と娘にも言ってやりたいし、私にも言いたい!
★9 - コメント(0) - 2016年10月23日

佐藤多佳子さんの小説は、読んでいて、ハッとさせられて、グサッときて、そして、個人的にとてもしっくりきて、心地よい。大好きな大好きな作家さん。読み終えて本を閉じた後、この作品が大好きだなという気持ち、10代の頃の気持ち、いろいろな感情が込み上げてきて、泣き出しそうになってしまった。綺麗事だけじゃなくて、でも前を向いていくことが出来る希望があって。相手がどうなっていくか、ではなくて自分がどう思うかどうありたいか、ということを大切にしたいと思った。やっぱり佐藤多佳子さんの書く物語が、どうしようもなく大好きだな。
★14 - コメント(0) - 2016年10月20日

木島の視点と村田の視点が合わさった時に一気に面白さが増した。まず木島と村田の関係性がなんとも言えない、誰も邪魔することの出来ない良い関係だと感じた。 また村田が木島を、木島が村田を観察する描写がなんかリアルで、互いが互いのことを深く理解しているところがよかった。木島は絵にサッカーに本気になれていなかった感覚がなんとなく分かって、自分も本気で何かに取り組まないといけないと感じた。本気で取り組むことが人に態度で伝えることができるんだと感じた。とにかく最後は良いところで終わってくれた気がする。
★10 - コメント(0) - 2016年10月19日

☆☆☆
★7 - コメント(0) - 2016年10月15日

家族になじめずイラストレーターの叔父「通ちゃん」に懐く村田みのり。一度しか会うことのなかった父親「テッセイ」に影響され、絵を描くことが日常生活の一部になった木島悟。その二人がある日の美術の授業をきっかけに恋愛とは違う特別な関係になっていく。この本は、読むとあっという間に物語の世界に引き込まれて夢中でページを捲ってしまう、そのくらい面白い。物語内に大きな動きがあるわけではないのに、飽きること無く、最後まで夢中で読めた。そして甘さと酸っぱさがとてもいいバランス。青春小説の中で一番好きかもしれない。
★17 - コメント(0) - 2016年10月10日

すごく良かった。読んでいて、思わず胸を抑えたくなるくらい苦しかったり、切なかったり、ついにやけてしまったり、という事が何度もあった。舞台が鎌倉というのも世界観に合ってて、すごく爽やかで良かった。佐藤さんは、何でこんな高校生を描くのが上手いんだろう?と思ったけど、大人も上手なので人間を描くのが上手いんだな。登場人物が全員嫌な部分含めてすごくリアルで、そして魅力的なので読み終わった後も、まだまだこのまま読んでいたい気分になる。お気に入りの作家さんになりそう。
★10 - コメント(0) - 2016年10月8日

自由奔放を絵に描いたような大人、テッセイと通ちゃんにどこまでも縛りつけられている木島とみのりの話。何に対しても妥協できずに周りとぶつかるみのりと、何にも本気になれない木島の2人が、絵を介して少しずつ近づいて少しずつ変わっていく過程が、良かった。あんなに真っ直ぐだと生きづらいだろうな、と自分の10代の頃のどうしようもない苛立ちや焦りや劣等感を思い出してしまいました。でもねー、似鳥ちゃんと木島のあの話はやっぱり必要だったの??うーん。。。
★10 - コメント(0) - 2016年10月7日

黄色い目の魚の 評価:82 感想・レビュー:961
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