殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件 (新潮文庫)

殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件 (新潮文庫)
あらすじ・内容
あなたの隣に! ――事件ノンフィクションの決定版! 怒濤の文庫オリジナル。

屠られた者たちは、その刹那、眼前に何を見たのか。あの殺人鬼たちはどこへ消えたのか……。市民という仮面の下で、人間の業深き本性が嗤う。男と女の情痴殺人から、自壊していく家族の惨劇、どす黒い邪欲に溺れた鬼畜の凶行、さらに、ほくそ笑む凶徒の姿が見え隠れする未解決事件――。隣人が羅刹と化す恐怖、突然襲う不条理。「新潮45」誌上で大反響を呼んだ、傑作ノンフィクション集。

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罪の声
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殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件の感想・レビュー(366)

清水潔氏の名ルポルタージュと同名だが、その志はかなり違う。本書は「新潮45」に掲載された陰惨な事件関係の記事から13事件分をまとめたものであり、そのため、文章の書き方も雑誌的というか、扇情的な方に流れる傾向があるように感じた。しかし、罪を犯すと、今まで自分のことを知らなかった人間に、さも訳知り顔で色々書かれてしまうとは、罪は犯したくないものだ。
- コメント(0) - 2月10日

非情な13事件、知っているものもあれば、初めて知った事件もあった。感想は、全てあとがきで志麻子が語ってくれている。七転び八起きの「少年法」は被害者を九度目に起こしてはくれない。人を殺した奴は殺されてもいいのではないかとまで言いたくなる。懲罰は刑法でも被害者の代行でもなく、自分が自分に与える罰だと教えてやれ。岡山の格言「大人しい者ほど屁が臭い」。実況テープ、なんでこんなものを遺した?背後に鳴り響いていた轟音の正体は?。弱い男に逃げ道を用意してやらず、追い込んだのはまずかったね。
★29 - コメント(55) - 2月4日

「修羅たちは静かに頭を擡げだす」やら「暗き欲望の果てを亡者が彷徨う」やらタイトルがすげぇ…。「擡げ」って読み仮名ないと読めなかったよ。どれもひどい内容なんですけど、異常さが際立ったのは「熊本お礼参り連続殺人事件」。怒りを抱き続けることにはものすごい体力がいるのに逆恨みで関係のない人まで恨んで恨んで…怖い。
- コメント(0) - 1月26日

読んでる最中から重く……読み終えてからの脱力感。この国の司法制度の緩さ、曖昧さ……危機感すら感じ被害者より加害者に優しき国作りに吐き気すら催します。時折、目にする人権保護団体やら死刑制度反対……被害者遺族の前で発言ができるなと…ソレは当事者やら関係者ではないからではないだろうかなどとふと思う。身内やら愛する者をなぶり殺し生ゴミのように扱う。許せるのか、納得出来るのか……犯罪者を。驚きはコレが良くできた小説ではなく……全て事実であり。踏みつける者も踏まれる者も同じ人間である。訂正…人の顔した獣でした。
★5 - コメント(0) - 1月11日

普通の生活って一体何なんだ。
- コメント(0) - 2016年12月23日

凄惨な事件を淡々と描写するノンフィクション。読んでいる間、カーテンの隙間が気になってゾッとする感覚がありました。実際にあったことだという前提が、ホラーとはまた違うゾクゾク感を呼ぶ。
- コメント(0) - 2016年12月8日

13件の実際に起きた事件の記録。未解決事件もあり、ここに記されている事件はとうてい容認できない理不尽で残忍でおぞまし過ぎる。どれだけ作家がミステリー等で上手く表現しようとも、ここに書かれた事件に比べればやはりフィクションなのだと思う。数々の事件の中で「お礼参り」殺人事件について。無期懲役で服役するが反省無し。出獄後に復讐計画を立て二人を惨殺し死刑判決。無期懲役でも10年ほどで仮出獄が認められる今の制度。再犯率も40%程で高い。殺人者を野に放たなければ次の事件は起きなかった。無期の意味は何?歯がゆい。
★34 - コメント(2) - 2016年11月18日

これほど理不尽で、凄惨な事件がこの世の中で実際に発生していると思うと、やりきれない気持ちになる。関係者が再び安寧な生活に戻れることを祈るばかり。
★2 - コメント(0) - 2016年11月16日

猟奇的なものからオカルティックなものまで。人はここまで非情になれるものなのかと愕然とします。一番印象に残ったのは自殺実況テープの話。聞いた者は精神に異常を来すという曰く付きのテープ。文字起こしの担当者が最後まで聞けずにギブアップしたほどだとか。淡々とし過ぎていて文字で読んでも怖いです。井の頭公園バラバラ殺人、臨月妊婦殺人事件など、記憶に残っている事件も多数収録されていました。テレビでは恐らく伏せられていたような事実も紹介されていて、エグいしグロいので万人にはお勧めできません。
★41 - コメント(0) - 2016年10月11日

#2002年3月1日第1刷発行 #2014年2月20日第24刷発行で読みました #★★★☆☆ * 屠られた者たちは、その刹那、眼前に何を見たのか。あの殺人鬼たちはどこへ消えたのか…。 * #市民という仮面の下で、 #人間の業深き本性が嗤う。 #男と女の情痴殺人から、 #自壊していく家族の惨劇、 #どす黒い邪欲に溺れた鬼畜の凶行、 #さらに、 #ほくそ笑む凶徒の姿が見え隠れする未解決事件―。 #隣人が羅刹と化す恐怖、 #突然襲う不条理。 #「新潮45」誌上で大反響を呼んだ、 #傑作ノンフィクション集。 *
★3 - コメント(0) - 2016年9月23日

jin
ノンフィクションが大好きなので、この新潮45シリーズを知るとすぐに購入した。かつて起こった社会の事件を短編の形式で綴り上げたノンフィクション集になっている。文章の構成は読みやすいし、短編なのでいつも気楽に読める。未解決事件が多いけど、どうして冒頭の事件さえも未解決になる?証拠が不充分?少年法のため、捜査した時にも足手纏いになったし、捜査するサイドにとっても大きな痛手になったんですが、捜査のしにくさを再認識した。新潮45の第二弾に続くヽ(´o`;
★11 - コメント(0) - 2016年9月22日

犯人が捕まって無い事件もあるので不穏なのだが、知らなかった事件もあるし、異常とも思える妊婦のお腹に受話器だのキーホルダーなんか入れて捕まらないなんて、そんな人が普通に暮らしているとは実に怖いと思う。
★10 - コメント(3) - 2016年9月20日

この手のノンフィクションは好きなんだけど、これはあんまり、興味深く読めなかった。知ってる事件も知らない事件もあり、興味のある事件もない事件もあったけど、全体的に薄味で、知りたいところに踏み込んでいないような印象。まあ、なにを知りたいかなんて人によって違うとおもうので、たまたまわたしの趣味でなかっただけでしょうが。
★1 - コメント(0) - 2016年8月9日

本棚から。再読。
- コメント(0) - 2016年7月18日

未解決事件の?に迫る
- コメント(0) - 2016年7月10日

ページ数が多いわけではないのに時間がかかるくらい読みにくい内容だった。どの事件も知らないものだったが、ある日突然愛する家族を奪われてしまった家族の悲しみは、未だに消えてはいないのだろうと思うとやるせない。
★1 - コメント(0) - 2016年5月21日

理不尽に犯罪被害者となった人がたくさんいるのだということを改めて気付かされます。 人を殺すとか傷つけるということに本能的な嫌悪感を持たなかったり関心を引いてしまったりする人が一定数いる以上、個人ではなく社会全体が犯罪が起こりにくいように機能していくしかないと思います。
★2 - コメント(0) - 2016年3月22日

知らない事件ばかりだったが、どれもある意味で興味をそそられる事件ばかりだった。異常性行、受話器と人形、逆恨み、etc。殺人者の行動や思考が一体どのようなものになっているのかということを考えさせられる。殺された被害者のことを思うと、どうしてこの事件が起きてしまったのか、防ぐことのできない社会がもどかしく思う。
★1 - コメント(0) - 2016年1月20日

「無期懲役」で出所した男が憎悪の矛先を向けた相手、目の不自由な夫と身体に障害を抱えた妻を殺害した銀行員、“売春婦”に狙いを定めて、次々と殺害したタクシー運転手・・・陰惨な事件を起こした犯人たちの姿、未だ解決していない事件の闇など13の事件を書いたノンフィクション。
★23 - コメント(1) - 2016年1月14日

先ほど、読破。私物。知っている事件もあれば知らなかった事件もあった。事件の裏側(裏話)は悲しい。つくば市真瀬であったつくば母子殺人があった頃、父は真瀬で仕事をしていて、近所が現場だったから新聞記者の方にインタビュー?されたようです。一番重かったのは葛飾区で起きた社長一家無理心中事件で、下手するとおばの家の近くでは?!と思いました。荒川を跨ぐ平井大橋のたもとにおばの家があるからです。これを読んでちょっと本が読めなかった。社長は妻と娘を殺し、逃避行をして自殺の模様を録音して残していたのだが、生々しくて疲れたの
★2 - コメント(0) - 2015年11月9日

黒い報告書や凶悪と言ったノンフィクションものを得意とする新潮社の真骨頂。 本当にある話だけでは片づけられない恐怖と狂気。垣間見える殺意にゾクゾクしながら読み進める。
★2 - コメント(0) - 2015年10月13日

日本で起きた殺人事件(未解決含む)の概要本。この本で有名なのは「自殺実況テープ」。犯人の見栄を張った性格が災いしたかのような書き方だが、もっと踏み込んだ内容がほしいところ。人間描写も単調で、殺人に至る動機も憶測の域を出ないものばかりの記述が目立つが、本格的クライムノベルではないのでそのあたりは仕方ないところ。まあ、日本も怖いっすね。
★2 - コメント(0) - 2015年9月29日

未解決事件やるせない。
- コメント(0) - 2015年8月11日

狂気のオンパレード。読後感最悪。どれもこれもヤダな・・・
★3 - コメント(0) - 2015年6月10日

実際にあった殺人事件 13件。 生々しく、未解決のものもあり、恐ろしかった。 「自殺実況テープ」に関しては もはやホラーだ。  身近におきるかもしれない恐怖。 
★12 - コメント(0) - 2015年6月6日

映画やドラマとは違う犯罪が扱われている実話の本だが、読みながら「なぜ?」という疑問が湧くばかり。死刑廃止はありえないという遺族の話しも納得できるし、死後も許されざる加害者には一片の同情も感じられなかったものばかりだった。このシリーズのある本は近隣での事件を扱ったものが、貸出禁止になっていたが、これももしかしたら、犯罪現場の図書館では禁書になっているのかもと思った。
★1 - コメント(0) - 2015年5月4日

タブー文庫。】殺人事件の事例集。週刊誌的な記事の寄せ集めかと思い、あまり気が乗らなかった。事件の横顔を多元的に描写していないという点で、雑誌記事の延長線上でしかないのかも。家族関係を含む経歴については記載しているが、学校・仕事上の経験について具体的な記述があまりない。趣味、遊興、思想などにおける行動の特徴についてもあまり描写がない。殺人事件を考察する際の参考資料の一つとしては有用。
★122 - コメント(0) - 2015年4月15日

自分がしたことを微塵も悪いとは思っていない、出所しても再犯を繰り返す、生まれながらの悪人というものがいるのだ。そういった人には更生は期待できない。 複数の事件の記事が集められているので、どうしてもひとつひとつが浅い印象。一冊丸々一つの事件を扱った本のほうが良いな。
★1 - コメント(0) - 2015年3月12日

あまりに「毒気」が強すぎて気持ちが落ち込む。 鬼畜13連発ってとこでしょうか。 読後、混沌とした気持ちを消化するまで数日かかりました。 「執着」・・・このキーワードがなかなか出てこなかった。 人は少なからず「執着心」が存在するものです。物欲だけじゃなく、思想にたいしてもあります。 それを守ろうとする気持ちが強いほど「犯罪」の確率が高くなり、その究極が「殺人」になるんだなと。 自らも「執着心」を持たないように心がけます。 ある意味、強烈な「悟り」本でした。
★6 - コメント(0) - 2015年2月26日

現実の殺人事件は、リアリティがありすぎます。
★2 - コメント(0) - 2015年2月21日

どれもひどい話しばかりだが、自分の自殺の実況テープを残した男がひどすぎる。気持ち悪いほど自分大好き、自己愛と自己顕示欲が強すぎ。人と縁を結ぶのが怖くなる。狂った世の中だ。自分が殺した理由をあの世で「何時間でもかけて、わかってもらえるまで説明する」んですって!! どこまで自分勝手なんだろう?
★2 - コメント(0) - 2015年2月17日

13の凶悪事件を纏めたノンフィクション集。 元々、雑誌掲載の単発ルポなので、内容そのものは完成度が高くても、どうしても薄い。 特に未解決事件の章は、あまりにも説明不足。 しかし、(こういう言い方は不謹慎かもしれないが)いくらかマニアックな事件が風化しないように記憶に残されるという意味では良い一冊かと思う。 今の若者には、森安九段の事件などはあまり知られていないのではないだろうか。 他にも、臨月妊婦殺人事件や自殺実況テープなど印象深い事件が多かった。
★4 - コメント(0) - 2015年1月16日

森川が最後に捕まった荒尾競馬場もすでになくなっちまった。
★1 - コメント(0) - 2015年1月6日

再読。
★10 - コメント(0) - 2014年11月6日

遺族の方の言葉として「最近は死刑廃止論が叫ばれとるようですが、事件に何も関わっとりもせんもんが無責任な話ばするな。人一人殺したら命でつぐなうのが当たり前」と仰っている。遺族はこれから先の人生を生き地獄のまま過ごさなくてはならないと思うと、死刑廃止論にしろ、少年法にしろ、日本が見直さなくてはならない課題は山積でしょう。
★10 - コメント(0) - 2014年10月11日

この厚みで13の事件について書かれているので、それぞれの内容の薄さは仕方がないですね。現実に起こった凄惨な殺人に、ぞっとする程悲しくなりました。残酷な殺人者の心理はわからないです。でもわからなくて良かった。刑務所出所者の半数が再犯している、とは聞いたことがありましたが、改めて更生って可能なのかなと疑問に思いました。有期懲役よりも無期懲役の方が、結果的に入所期間が短くなってしまうのは大問題やと思います。
★40 - コメント(0) - 2014年9月19日

inu
各章のサブタイトルのセンスに震える…修羅たちは静かに頭を擡げ出すってなんだよ…
★2 - コメント(0) - 2014年9月13日

殺人者の異常な感覚が怖かった。 自分のした事を棚に上げ、逆恨みする心理・・・こんな感覚を持つ人間が周りにいのかもしれないと思うとゾッとする。 死刑反対署名活動での署名を拒否してから、死刑関係の本も数多く読んでいますが、常軌を逸した行動を起こす人間を見極めることの難しさを改めて考えました。 私は幸い自分や身内が犯罪に巻き込まれた経験はありませんが、やっぱり死刑反対を唱えることは出来ないと思っています。 その昔、江戸時代なら殺したら死罪だったんですから・・・
★4 - コメント(0) - 2014年9月12日

殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件の 評価:82 感想・レビュー:93
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