オーデュボンの祈り (新潮文庫)

オーデュボンの祈り (新潮文庫)
あらすじ・内容
あの伊坂幸太郎、初文庫。伝説のデビュー作、見参!

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?

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オーデュボンの祈りの感想・レビュー(27647)

日本の鎖国が終わった時代から、ずっと外との交流を絶ってきた島、荻島。そこには不思議な人や物がいて、いつか島に足りない物を外の人間が持ってくるのをまっている。犬にそっくりなペンキ塗の日比野に殺人を許された詩と花が好きな桜、鳥を愛する田中に天気を当てる猫、そしてしゃべる案山子、優午。島にたどり着いた伊藤は、数日間不思議で驚きの体験をする。1つひとつのことがつながって、事件が起こる。リョコウバトの話は本当に考えさせられた。島の人たちの考え方になるほどと思うことがたくさんあった。城山は最低だったけど最初に会ったの
★15 - コメント(3) - 1月22日

城山が吐きそうなぐらい残酷で、読むことを放棄したくなった。曽根川さんの死は優午が犯人だった。 動機は理解できないではないけれど、人が亡くなることは受け難い。だけど、桜が城山を殺したとき、殺されて良かったと思った。桜の存在は本当に考えさせられる。桜に対して、どう言う気持ちが正しいのか分からなくなる。その答えを見つけたい。ただ、人の命も心も奪うことは決して許されないことだと思っている。
★18 - コメント(0) - 1月19日

5,0
★5 - コメント(0) - 1月17日

陳腐な言葉になるかもしれないが、本当に「シュールな小説」(解説)であった。なんとも言えない設定で、一歩間違えば、おいおい的な作品になるところが、本当にフツウにシュールw 読後感はその感覚を引き継ぎ、ふわんとしていて、あれ、夢から覚めた?みたいな感じw 優午が早々に死んでしまったが、予想は、最後にポツンとその場にそのままたたずむみたいなものを予想したのだが、残念。城山も荻島で悪さをするかと思っていたが、あっさり、桜にやられてしまいこれまた、予想が…まだまだ伊坂ワールドを読み切れていないってことかなw
★492 - コメント(1) - 1月15日

この本には結構ためになるような事がいくつか書いてたった気がする。優午を殺した犯人、萩島に足りないものとはなんなのか気になったが、読み終わってみてああ、そういうことか、という感じ。
★16 - コメント(0) - 1月14日

未来が見えて喋ることが出来るカカシ、外と関わりを持たない荻島…などなど、解説の方が述べていた“シュールな小説”にとても同感です。かなりぶっ飛んだ設定だったからか、ぐいぐい引き込まれました。面白かったです
★26 - コメント(0) - 1月14日

「未来予知ができ、喋ることができるカカシ」吉野仁さんが解説においてこの作品を「超現実感(シュール)」と表現するのも納得。個性的で偏屈なキャラクターたちの一挙一動が物語の展開を支配する一方で、それに負けず劣らず鮮やかな風景描写が印象に残りました。そして伏線の一網打尽はいつものこと(ていうかこれがデビュー作か)、この物語が現在の伊坂ワールドの原点だったことを証明しています。
★61 - コメント(0) - 1月14日

ずっと読みたかった本作。サクサク読んじゃいました!足りなかったものは〜そうだったのねー!伊坂ワールド、やっぱり好きだな〜✨
★13 - コメント(0) - 1月14日

あっさりした雰囲気だが世界観と登場人物の感情はかなり複雑なものを描いていると思う。 優午の物語に巻き込まれた話なのかも。 最近の伊坂さんの作品と違う点を探すのも面白い。
- コメント(0) - 1月13日

日本に属していながら江戸時代から日本とのつながりは轟一家のみという不思議な設定の島にある日突然連れてこられた伊藤が、喋るカカシの殺人(殺カカシ)事件に巻き込まれる話。設定がぶっ飛んでるだけあってハテナな箇所が多い。キャラクターもそれぞれ変わってる。個人的には化もなく不可もなくという感じでしょうか。
★20 - コメント(0) - 1月13日

伊坂作品の中で一番好きです。 皮肉がきいていたり、さらっと流すトリックがちりばめられていたり、引用されたセリフも言い回しも全てが美しい。 伊坂さんにどっぷりハマるきっかけとなった一冊。 カカシは喋らないと思ってる方にぜひ読んで欲しい。
★30 - コメント(0) - 1月12日

こういう文章書きたい。
★10 - コメント(0) - 1月11日

好きな人は好きなようです…私は作品に入り込めなかった。ファンタジーのような雰囲気の中に差し込まれる残虐性。細かい疑問を無視したまま進んでいく捉えどころのない感じ。私には伊坂さんが合わないのかもしれません。
★11 - コメント(0) - 1月11日

喋るカカシとか未来がわかってるとかちょっと不思議。それが意外と自然に読めてしまうのも不思議。多くの作品に吐き気がするほど悪いやつが登場するのはなんでかな?
★16 - コメント(0) - 1月11日

誰にも知られていない島、荻島と不思議な島民、未来を予知する案山子。 コンビニ強盗未遂の罪で悪徳警官から逃げてきた主人公の伊藤は不思議な島での事件に出会う。 だいぶ前に他の2作読んでいましたが、社会のシステムとかの話とか、グロテスクな拷問シーンとか、あぁこんな作風だったと懐かしくなりました。本作自体は初。不思議な雰囲気のミステリーでした。途中シュールすぎて合わないと思ったけど、最後まで読み終えた頃には世界観にハマっていました。 普通のミステリーに少し飽きた方、不思議な雰囲気の小説が好きな方におすすめです。
★25 - コメント(0) - 1月8日

今年初はやはり伊坂さん♪今更ながら伊坂さんの初作品を読みました。パズルを組み立てていくドキドキ感、そして全てのパーツがぴったりとあった時「伊坂さん、やっぱ最高です!」。「島に足りないもの」の謎解き、「ウサギ」のおばあさんの言葉、そして題名の「~祈り」の意味が深く心に染みました。個人的に「桜」はPENICILLINのHAKUEIさんかな♪
★29 - コメント(0) - 1月7日

終盤の伏線回収がすごくて、独語のすっきり感がはんぱないです。あとは単純に桜がかっこいい(笑)
★21 - コメント(0) - 1月6日

案山子がしゃべる?と思いながらも、どんどん引き込まれて、ひとつひとつの行動が繋がっていくのが伊坂さんワールドだな!と思った。桜すき。
★19 - コメント(0) - 1月6日

桜が一番好き。
★10 - コメント(0) - 1月5日

プロットの見本だ。
★8 - コメント(0) - 1月3日

★★★★☆伊坂幸太郎のデビュー作。外界から遮断されている荻島、喋るカカシ優午、拳銃で人を殺す桜、外界と島を行き来できる轟、嘘しか言わない元画家、サイコパス城山。島に欠けているものとは。他にはない不思議な世界感に引き込まれた。
★46 - コメント(2) - 1月3日

なんて感想を書いたらいいのか。気分的には、死神の浮力の読了後のような感覚。
★13 - コメント(0) - 1月2日

外界との交流を捨てた島に訪れた主人公が、島で次々と起こる出来事の真相を解明していく推理小説。未来の分かる案山子を中心にして、島で起こった事件が徐々に関連付いていく。 現実の中にファンタジーを混ぜたような設定に最初は違和感を覚えたが、謎解きが軽快で読み進める内に自然と話に引き込まれる魅力があった。 ただ、話の筋以外で起こる事件が不必要な位に残酷で、あまり気分のいいものではなかった。また、事件のインパクトが強い割には、結末は弱い印象だった。
★16 - コメント(0) - 1月2日

案山子がしゃべる。最初は理解ができなかった。桜の存在も理解できなかった。それを何事もないもののように扱う荻島の住民。さらに理解できなかった。でも気づけば慣れてくる。普通に、当たり前になる。そしてとても引き込まれる。
★23 - コメント(0) - 1月2日

友達に作者を勧められたので読んでみました。最初の方は奇妙な島の習慣と、一見無意味な行動の連続で、事件が起こったときの目立った行動すらなく、この小説はなんの話なのだろうかと疑問に思いました。が、後半の怒涛の追い上げは本当に素晴らしく、パズルのピースが一気にはまっていくような爽快感を感じました。読んでて楽しかったです。
★22 - コメント(0) - 1月2日

★5
★6 - コメント(0) - 1月2日

作者のデビュー作品らしい。逆らえない大きな流れ、終盤のパズルが解かれる感覚、そして音楽、この3つが他作品でも出てくる共通項だと思う。しゃべるカカシという訳の分からない登場人物?の思考をトレースした後に非常にきれいなラストが。
★13 - コメント(0) - 2016年12月31日

面白かった!島民たちのいろんな行動が繋がった時、全部が繋がって、欠けているものがもたらされた時がすごく楽しかった!
★24 - コメント(0) - 2016年12月29日

ムーミン系。荻島=ムーミン谷、日比野=スニフ、優午=スナフキン、桜=ヨクサル、なんてことは、まるでない…? 10
★18 - コメント(0) - 2016年12月29日

美しい。完璧。
★11 - コメント(0) - 2016年12月28日

オーデュボンの祈り(人間が動物たちを絶滅に追い込むことのない世界)はいつになったら叶うのか…桜はアリよりも価値のある人間などいないと言い切る。本当にそうなのかもしれない…それでも荻島に欠けていたものがもたらされオーデュボンの祈りが叶うのを願いたい。
★128 - コメント(3) - 2016年12月27日

久々に再読。初期作品もやっぱりいい。全てがつながる瞬間は、何度読んでもときめきます。忘れているつもりでも、やっぱり影響されてるんだなあ。こんなところにも。改めて読むとやっぱり考えられているのだなと思いました。まあにしても、ぶれないなあ。見えなかったものが見えるようになったのは、わたしも変わったのでしょうね、
★26 - コメント(0) - 2016年12月26日

序盤、中盤はファンタジーを読んでいるような、終盤はきれいなパズルを見ているような印象だった。作者のデビュー作ということを意識すると、なかなかに感慨深い。基本は主人公の伊藤の視点で物語が進んでいくが、群像劇の要素がが所々顔をのぞかせているように感じる。リズム感というのか分からないが、とても読みやすくやめ時がわからない小説で、シンプルに面白かった。
★24 - コメント(0) - 2016年12月25日

凍えるような冬の夜、泥酔して帰った後に潜り込む夢のような話。なぜかチンケなコンビニ強盗をしてしまった僕が、警察から逃げてたどり着いた先は、百年以上前から鎖国したままの風変わりな島だった。未来を告げる案山子、変わり者のペンキ屋、嘘しか言わない画家、誰を殺しても罪にならない処刑人、肥満で動けない女、深酔いした耳元で囁かれる筋の通らない話のようで、頭がクラクラする。一体これはどこに分類したら良いのだろう。まるで酔っぱらいのおとぎ話だが、不思議と読後に美しい余韻がある。私なら、童話のコーナーにこの本を置きたい。
★23 - コメント(0) - 2016年12月23日

非現実的で、ボタンを掛け違えているような感覚に陥る最初の部分にうまく乗れれば、思う存分楽しめる作品。わたしは馴染むのに時間がかかったので、序盤は休み休み読みました。伊坂さんデビュー作とのことですが、丁寧な伏線回収は既に健在です。若干、主人公が都合良く閃きすぎ感もありましたが、読了後のスッキリ感はさすが。登場人物(今回は特に優吾)の言葉に考えさせることがあったり、何度も読み返したフレーズがあったりと、やはり伊坂さんの描く人(優吾は案山子だけど)は素敵だなーと思います。ただし、城山は嫌いです。
★24 - コメント(0) - 2016年12月22日

ただ一言おもしろかった!読み初めは、あれ?これ伊坂さんの本だよね?と戸惑いましたが、デビュー作とは。最後まで読みきると、一気に畳まれていく伏線回収や、キーワード、どれを見ても伊坂ワールドでした。以前読んだクーパーも知らず世界に引き込まれましたが、オーデュボンも同じく。リアリティーのない世界なのに、生々しく描かれるシュールなキャラクター達。まさに吉野さんの解説にあった超現実感に浸れました。
★31 - コメント(0) - 2016年12月21日

これが伊坂さんのデビュー作なのね。完成度高いわ。コンビニ強盗をした伊藤は気付いたら江戸以来外界と交わりのない「荻島」にいた。ここにはしゃべるカカシや、殺人が許されている島のルールの男や、嘘しか言わない画家など不思議な人ばかり。戸惑いつつ島に馴れていく伊藤だけど、ある日カカシが殺された。なぜ殺された?犯人は?いやー、かなり現実離れした話だけど色んな伏線もしっかり回収され読み応えあって面白かった。しかし城山は最低すぎ、ゲスの極みだわ。桜ナイスだった!
★78 - コメント(0) - 2016年12月20日

伊坂さんの他の作品を読んだ後に、このデビュー作を読んで、伊坂ワールドの原点がこれかと思いました。なんて面白い世界観!すぐに物語の中にはいりこんじゃいました。リアリティのない世界に、その土地に立っている現実。面白かったです。
★32 - コメント(0) - 2016年12月20日

これは凄い。最初は何もかもありえない事だらけなのに、だんだん真実に近づいていき後半には現実味を帯びていく見せ方が素晴らしい。例えばばらばらになったピースがあったとしよう、本来ならゴールを目指しピースをはめていくのだが、読み進んでいく内にばらばらの形だった物は本来の形だったそんな衝撃を受けた。本当に凄い。
★28 - コメント(0) - 2016年12月19日

最初のほうは頭の中が??でいっぱいだったけど最後はスッキリ終わりました。存在するけど普通に考えたらありえない。そんな世界観が面白かった。カカシの気持ちもよく分かる。
★33 - コメント(0) - 2016年12月19日

オーデュボンの祈りの 評価:72 感想・レビュー:5335
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