ラッシュライフ (新潮文庫)

ラッシュライフ (新潮文庫)
あらすじ・内容
未来を決めるのは神の恩寵か、偶然の連鎖か。進化する伊坂幸太郎、一気読みまちがいなしの傑作。待望の文庫化。
泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。

あらすじ・内容をもっと見る
469ページ
29589登録

ラッシュライフの感想・レビュー(24460)

素直に面白かった。やっぱ売れてる作家は違うね。泥棒マスター黒澤が一番好き、いいキャラクター作るわほんと。
★11 - コメント(0) - 2月24日

ずっと積ん読していたがようやく読めた。様々な登場人物の様々な人生の一部をちょっとずつ見ているようで楽しかった。普通だと時間軸が同じであるかつながっているので珍しいと感じると同時に時間軸が違うけどつながっていたとわかるところが面白かった。河原崎や黒澤などの自己の経験に基づく悟った観念が納得できた。理解できない人間も描かれていたが、多様性を示していたところが人生を感じさせてよかったと思う。扱う事件、内容に比べて劇的な展開や文章の独特さを感じない分、登場人物の信念、人生観に触れられてよかった。
★15 - コメント(0) - 2月24日

色んな人の人生が交錯し影響されていく。こんな人と人とが知らないうちに繋がりあっている系は好きです。ただ解決されてないが結構あったなって思いました。高橋さんって結局何者?でも豊田さんと老犬は幸せになって欲しい。
★15 - コメント(0) - 2月21日

豊潤な人生ー。それぞれの視点で描かれ、バラバラだったはずが徐々に交錯し、収斂する5つの物語。人にとって人生の価値はそれぞれで、些細なことで瓦解しうるし、無意味なものに感じられる…そういう脆さを描いているようにも感じた。極端な話僕は明日人を殺すかもしれないし、逆に事件に巻き込まれて命を落とすかもしれない。共感してもらえないかもしれないけど、生きていくって、見方によってはそういう皮肉と示唆に富む、救いのないものなんだよって、そう言われた気がした。諦観の中に希望を見つける、生きるってそういうことなのだ。
★17 - コメント(0) - 2月21日

バラバラだった話が、最後に繋がっていく。それもしつこい感じではなく、ゆる〜く自然に。ラストは納得の締め方で、読了感は最高!
★20 - コメント(0) - 2月20日

[再読]先日読んだ『首折り男のための協奏曲』に黒澤が出てきたので,懐かしくなってこの本を読みなおしてみた。やっぱりおもしろい。読んでいる間はいろいろな登場人物視点でかわるがわる話が語られるので,「それとこれはどういう関係が?!」と思いながら読むのだが,ずべてはどこかでつながっているのだ。私も「思いついて終わり」ではなく,「その先を考える」ようにしよう,と改めて思った。伊坂幸太郎の本は時々読み直すとそのたびに発見がある。
★86 - コメント(3) - 2月19日

私にはあわなかった。面白くないのに読みやすくて不思議な感じ。色んな話がたくさんあって、奇妙な話が繋がっていたが、消化不良な感じ。豊田と犬の話が一番良かった。
★12 - コメント(0) - 2月18日

いろんな小説を一気に読めたような得した気分。ここがつながるかな。と予想したところがつながったり、思いもしなかったところがつながったりと、後半はいそがしかったです。ただ、時系列のズレはなかなか予想できなかった部分でした。老犬との話が一番面白かったです。
★46 - コメント(0) - 2月17日

つ、つまらないw
★6 - コメント(0) - 2月15日

リレーバトンのように繋がれていく物語。「昨日は私たちが主役で、今日は私の妻の京子が主役。その次は別の人間が主役。」伊坂幸太郎小説の原点を見ました。「人生は一瞬だが、永遠に続く」伊坂さんの面白さは、登場する一人一人にそれぞれの人生を感じさせるところにあると思います。彼らの人生はページの前から積み重ねられていて、本が終わってもずっと続いていく、そんな雰囲気が好きです。面白かった。
★37 - コメント(0) - 2月11日

面白くて一気に読めました!後半の、4つのストーリーがガッとまとまっていく感じがさすがだなぁと思いました。黒澤さん出てくる他の作品を読むのが楽しみ!
★23 - コメント(0) - 2月8日

伊坂幸太郎は別の人生を送るさまざまな登場人物を巧みにリンクさせていくのが上手ですね。一気に読んでしまいました。途中、あの有名なギャング 4人組の強盗犯がちらっと影をみせニンマリしてしまいました。他の小説にも登場する黒澤は相変わらず華麗な仕事っぷりで。色んなラッシュライフがありますね。宝くじが当たって幸せになれているといいなぁ。
★25 - コメント(0) - 2月6日

再読。
★6 - コメント(0) - 2月5日

何回目かわからない再読、東京から札幌に帰る間に読む用に自宅本棚から持ってくる。 何回読んでもいい。
★16 - コメント(0) - 2月5日

これは面白かった!あの「世にも奇妙な物語」のようにシュールで、表紙絵や4つのよく似たつづりの英単語、エッシャーの挿入絵がぷ~んと匂ってくるような話の展開にお腹いっぱい楽しめた。それぞれ何かに囚われているちょっと貧弱な登場人物たちの中で、黒澤さん、ある意味達観した強さがあって、彼の人生観なんか実に啓示的でピカッと光っていて、アウトローなのにいいこと言うわ。白人女性も意味深かしら。なんて、色んな配役や素材がとても面白かったです♪
★24 - コメント(0) - 2月4日

5年半前に見た実写版映画がものすごくつまらなかったので(詳細な内容すら忘れて退屈という感情しか残っていない)、伊坂作品の中でも後回しにしていたし期待もしてなかったけど……面白いじゃん! 伏線を匂わせる描写や登場人物が多すぎて前半は読むのが大変だけど、後半は清々しい。時系列がわからなくなって、終盤はメモして状況を整理しながら読みました(笑) 終わり方もとても好き。
★24 - コメント(0) - 2月4日

★★★☆☆
★8 - コメント(0) - 2月3日

伊坂幸太郎版の「ドミノ/恩田陸」って感じでなかなか面白かった。豊田と野良犬のコンビが最高だった。勇気を貰った。タイトルも秀逸。
★20 - コメント(0) - 2月2日

バラバラだったそれぞれの登場人物の話が、すーっと収斂していってとてもスッキリとした読後感。面白かった。豊田さんには豊かな人生を送ってほしい。俺にもあるのか、ラッシュライフ?時間軸がちょっとずれてるのには途中で気づいて、頭を整理するのに苦労しました。
★27 - コメント(0) - 2月2日

凄い。流石。 視点が多いため起承転結の起承が長く感じ、やや読み進めるのに時間がかかったが 後半にスルスル繋がるのはやはり快感。 人物がどれも魅力的。本当に凄い。
★25 - コメント(0) - 2月2日

サクサク読めて、これなら満足
★12 - コメント(0) - 1月31日

K K
素晴らしい!秀逸。最後は鳥肌ものです。もともといわゆるグランドホテル方式というのですか、群像劇は大好きで吉田修一さんで久々に群像劇にハマりましたが、伊坂幸太郎さんは群像劇の名手なのですね。お恥ずかしいながら彼の作品は初めてでしたが、まさに騙し絵のようなストーリー。パズルの最後のピースがはまる快感といったら、、泥棒の黒澤のキャラクターが非常にいい。彼の語る台詞の一つ一つが非常に深い。実際のカウンセラーの女が毒婦で盗人の彼が人を癒す構造が素晴らしい。老犬も素晴らしかった。最後の話が粋でした。はまりました。
★28 - コメント(0) - 1月31日

登場人物毎に別々の話が進んでいくに従って関係性を持ってくるという展開にはそろそろ飽きてきたなぁと思ったら、これが最も古い作品なのね。
★15 - コメント(0) - 1月30日

おもしろかった。最近物覚えに自信をなく、5つのストーリーが並行して語られていく展開に「ごちゃごちゃになり、ついていけなくなるのでは?」と不安だらけのスタートでしたが、テーマ別にわかりやすいマークが用意されていたり、各テーマの書き出しに主人公名が登場していて読み易く感謝です。砂漠の中の一本線の上を導かれるように迷いもせず、しっかりトリックを楽しませていただきました。ありがとうございます。
★59 - コメント(0) - 1月30日

彼の作品を読んだのはこれで二作目。最後に物語が集約していくのを見るのは本当に爽快。時系列の繋がりが分かり、そうだったのか!と納得させられる感触が心地良い。オーデュボンの祈りで出ていたカカシがちらっとだけ登場していたのが嬉しかった。彼の物語は関連性があることが多いそうなので、順番に読んでいきたい。
★19 - コメント(0) - 1月30日

伊坂幸太郎にはまるきっかけになった本。主人公の豊田がボロボロのメンタルから、物語を通してその傷を癒して立ち直っていく様に感動しつつ読んだ。あとは物語構成の上手さにも驚かされた。ファンタジー的な描写かと思ってたらそういう伏線だったのか、と気付いたり。ただやはり構成が難しいのだろう、ご都合主義的な部分もあるが、それを補って余りあるほどの面白さのある小説。あとはラストの豊田と志奈子の対比も良い。
★28 - コメント(0) - 1月29日

伊坂作品を読み進めていくうち、また黒澤に会うのが楽しみになった。
★14 - コメント(0) - 1月28日

最後の50ページ程は、まさにタイトルにあるように、目まぐるしく伏線が回収される。それも時系列が動きながらなのでなかなか息もつけない。(ただ裏を返せばそこまでの仕込みが長く冗長にも感じた)また面白かったのが、それぞれの人物が他の人物に深くは関わらないことである。もっと言うと、関わりはするがあくまでその人物の物語であり、そこに他の人物は少し関わるだけ。ただ、その関わりがバトンのように物語を紡いでいくのは読んでいて面白かった。2週目を読むと見逃した伏線にも気付けるかもしれない。
★29 - コメント(0) - 1月27日

【★4】428系。板尾の豊田、観てみたい
★12 - コメント(1) - 1月27日

「やばい」という言葉が辞書に載るくらいには時代が過ぎているのに、初期の伊坂作品のテンポが好きだ。それぞれの登場人物が間接的に同じ場所で同じ人物や犬に出会うためにはまってしまうトリックに読み手としては爽快な喜びを感じてしまう。人生は思うようにいかないけど、思いがけないことがある。それで良いじゃないかと思わせてくれるところがよい。
★32 - コメント(0) - 1月25日

群像劇、どちらかというと好きな方だ。個人的には東野作品はけっこうタイプだ。代表的な作品として、あるサイトに本作品があり読んでみたが、偽りはなかった。時間軸が絶妙で、最後にスケッチブックが整理をしてくれたw 以前、恩田作品で遭遇した群像劇、あれもお薦め作品になっていたが、あれはガチャガチャしすぎてだめだった。この作品は、とても魅力的な登場人物ばかりで、どこかで逢いたいものと思っていたら、なんと、解説によると登場しているようでw 確かにオーデュポンの伊藤も”チラ出”だったしな。早速、後続作品を購入ですね!
★459 - コメント(0) - 1月24日

まさに、"バラバラになったものが、くっつく"小説。断片だったものがくっつくことでダイナミズムを獲得し、読み手を引き込む力となり、1つの生きたまとまり(物語)として体験される。どうくっつくように仕向けるかが作者の腕の見せどころ。つくづく小説とは構成であると感じた。それにしても伊坂はお片付けの巧い作家である。
★31 - コメント(0) - 1月24日

他人とは違うと思っていた人生や時間の流れは実は複雑に交差し、互いに関係性を持っているのかもしれない。 伊坂さんらしい構成の作品に触れ、また人間への興味が大きくなった。
★219 - コメント(0) - 1月22日

金、権力、譲れないもの、手放せないもの、もう少し続きが読みたい。
★19 - コメント(0) - 1月21日

じわじわ繋がってく感じはいつもの伊坂さんらしく、そしていつの間にかストーリーが終了するシュールな感じが好きです。
★19 - コメント(0) - 1月20日

THE伊坂ワールドと呼べるほど伊坂さんらしさが溢れ出している作品だ。こういう収束していく群像劇に「らしさ」を感じる。ずれた時間軸で展開するので混乱するところも多いが、2度読んで2度楽しめるということで自分を納得させよう。
★20 - コメント(0) - 1月19日

5つの物語が中盤から一気に交差していく。爽やかな読了感がたまらない。何気ない登場人物だと思ってたのが繋がっていてまた読み返したら違う視点で読めそうで楽しみ♪
★26 - コメント(0) - 1月18日

たしかに「騙し絵」みたいな作品。終盤はすこしずつリンクしていくのが特におもしろくて、一気に読みました。
★23 - コメント(0) - 1月17日

6 別々に流れる5つのストーリーが徐々に頭の中で繋がっていく気持ち良さ。老犬、外国のくじ、拳銃、スケッチブック、赤いキャップなど…新出ワードが出るたび「これは伏線に違いない」とあたりをつけながらする読書もまた楽しい。確かに楽しかったのだが、読み応えの点では物足りなく感じた。まあ5つも話を詰め込んだらしょうがないか。そんな中でも黒澤が吐く泥棒らしくない台詞がかっこよく存在が光った。
★45 - コメント(0) - 1月14日

「人生がリレーだったらいいと思わないか。昨日は私が主役で、今日は私の妻が主役。その次は別の人間が主役。そうな風に、リレーのように続いていけばいいと思わないか。」あの日の僕は、たまたま主役じゃなかっただけなんだろう
★25 - コメント(0) - 1月14日

ラッシュライフの 評価:70 感想・レビュー:4391
ログイン新規登録(無料)