タダイマトビラ (新潮文庫)

タダイマトビラ (新潮文庫)
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タダイマトビラはこんな本です

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タダイマトビラの感想・レビュー(246)

TKG
悲しい話だった。終盤は読んでて頭がおかしくなるかと思った。村田作品のどうしようもない救いのなさと、「二度と戻れない」感が、本当におそろしい。
★2 - コメント(0) - 3月17日

主人公恵奈ちゃんの幼少期の話つまらなくて、高校生ぐらいから面白くなってきたなーどう成長していくのかなーって読み進めると、最後突然の舞城王太郎状態??意味わからんSFみたいになった??
- コメント(0) - 3月15日

読むのに苦戦する作品でした・・・。 村田さんの頭の中は宇宙ですね!
★1 - コメント(0) - 3月13日

自分の読書が読書欲を満たす事だとすると…この作品は常識を覆される強烈なドクシヨナニー体験だった!満たされない「家族欲」を「カゾクヨナニー」という行為により解消する主人公・恵奈。家族間の関係が希薄だからこそ理想の家庭を追い求めた恵奈の出した結論とは?人間という生物にとって家族の意味とは?私にとって理想の家族とは何か?家族とは精神的構造物なのか?家族には「成功者」と「失敗者」がいるのか?家族というシステムに闘いを挑む衝撃作!この結末には凄まじい以外の言葉が見つからない!
★33 - コメント(0) - 3月10日

家族って何だろうと考えさせられる作品だなと読み進めていたら最後ちょっと訳が分からない展開にびっくりでした。家族欲を満たす為に『カゾクヨナニー』で満足している恵奈の強がりが読んでいて寂しくなった。
★10 - コメント(0) - 3月9日

正直よく分からないけど、大変なものを読んでしまったというのは分かる。
★9 - コメント(0) - 3月6日

図書館で予約した「コンビニ人間」を読むまでに予習として購入してみた。中盤までは理解できていたと思っていたのですが、ラストで崩壊。心がザワザワとして、なかなか難解な作品でした。恵奈ちゃん、何でもかんでも小難しく考えすぎだよ~と言ってやりたくなりました。
★7 - コメント(0) - 3月2日

必ずしも面白いわけではないが、間違いなくすごい小説だ。
★3 - コメント(0) - 3月1日

TKN
本能から付随して生まれた家族という集合体が暴走し「こうあるべき」という制約が生まれてしまったことの怖さがクライマックスの恵奈の行動に色濃く反映されている。それに伴う、最後の本当の意味での家族の崩壊が恐ろしい。とにかくずっしりとくる。それでいて、狂気という世界では片づけられないリアリティもあるところがより怖い。今のところ、今年読んだ中でぶっちぎりの一番好きな作品。傑作。
★3 - コメント(0) - 2月23日

人間が社会的な存在でなくて、地球という星の物質の一つで、複雑なコミュニケーションなしに、単に繁殖して増殖する生物に過ぎなかったとしたら、家族や社会という壮大なおままごとはどう見えるかというおはなし。 私語、会話を禁じた真っ白な自習室のような渚の部屋で、アリスのように飼育されていることに気づいたところが怖かった。
★4 - コメント(0) - 2月19日

理想の家族を求め「カゾクヨナニー」をし続ける私。「私」は誰もが理想を追い求め脳をしごき続けていることを悟り家族を作る以前の生物に帰ろうとする。そうすれば愛されない苦しみから逃れられるだろうからと…。表現がエロさを通り越して気持ち悪い…のに共感し読んでしまう自分。家族に愛されたい欲望をオナニーに例えるのは凄い発想。ただただ凄いと思ってしまう。
★8 - コメント(0) - 2月18日

ラストの狂気に、自分の周りがグラグラと崩れ落ちていく感覚に包まれた。狂気と書いたが、これが狂気だと、なぜ言えるだろうか。「家族」という精神的建築物を抜け出すトビラを見つけ出した恵美が、狂ってしまった、「病気」なのだと、なぜ言えるだろうか。性や生の常識を打ち破り、越えていく村田文学が、ここにも健在だった。村田さんの描く狂気は身近であるがゆえに、より恐ろしく、より心の深いところにえぐりこんでくるのだろう。
★16 - コメント(0) - 2月9日

家庭を維持していくのに工夫が必要だと感じて、娘として努力している恵奈。両親と弟と暮らしていながら、お互いあまり干渉し合わない家庭の物語かなと読み進めるうち、ラストは別次元に飛んでしまった。家族というシステムの外側に行けたら気楽だろうけど、物足らないことにもなるだろうなと思う。
★3 - コメント(0) - 2月6日

信じようとしてきたものが揺らぐとしたら、信じて演じながらも心の底ではそれが茶番なのだと感じていたから。笑うのは狂気のようでいて一番正直なんでしょう。村田さんの小説には「本物の」というワードがよく出てくる。貪欲に本物を求めるひとには薄気味悪さや狂気を覚えるから、一歩引いたところから見たり、その逆に一段上に置いて崇めたりしてしまいがち。けれど本当に恥ずかしいのは最初から諦めたふりして大人ぶる私の方。それでもこの世界のいつかどこかの点にそれが在るものだと信じているのなら、彼女こそ余程愛おしいひとだと思います。
★17 - コメント(0) - 2月2日

コンビに人間を読了した後、読んでみた本。作者の評判は聞いていてかなりグサッとくるとは予想していたものの、衝撃はつよかった。家族についてよく考えさせられるとか、自分がいる状況が恵まれていることを実感したとかいう側面もあるが、やはりなんというか作者独自の恐怖感を感じた。この本「ヤバイ」です。。
★6 - コメント(0) - 1月31日

序盤の恵奈の、この家族じゃなくて私を選んでくれる本物の家を、というのはまぁまぁ共感できた。だからこそ、何故あんな結末になったのか…。この人の本を読むと、自分の感覚はまだまだまともだな、と変な安心感を覚える。うーん、でも、しばらくいいかなぁ。
★28 - コメント(0) - 1月31日

「コンビニ人間」を読みたかったが借りられなかったので同作者のこちらを。私にとっては面白くなくて読了に時間がかかった。自分で産んだ子に愛情を抱けない母を持った子としては主人公の恵奈よりは弟の反応のほうがまともだと思える。家族は確かにシステムだけど、疑似的な行為で欲を処理するということは結局は欲はあるということで、それが満たされないまま屈折した解釈が極端に走り、己という個を崩壊させ単なる生命というところに帰着したということか? 普通、平凡でいい。私は自分で産んだ子が非常に愛おしいので、この世界観は理解不能。
★8 - コメント(0) - 1月28日

最後の方、主人公の頭の中で起こっていること(すなわち狂気に陥った)なのかと思いきや、これは本当に起こっていること、として書かれている?? 正直、よくわからなかった。紅白の審査員として着物でおしとやかに座っていた村田さん、、、人は見かけからはわからないもんだわ、と思いました。他のも読んでみたい。
★5 - コメント(0) - 1月22日

ううう、なんでいっつも村田さんの本夜中に読了しちゃうんだろう。最後らへんよくわかんないし、こわくし、読了感噛みしめられないよう。
★10 - コメント(0) - 1月19日

最後どうした… 子を愛せない母に育てられた恵奈は、家族欲を満たすためカゾクヨナニーしながら、本当の家族を探す。祖母、母からの連鎖は共感できる。オチなく終わるかと思いきや、最後どうした… 壊れてしまった!狂ってる!!
★11 - コメント(0) - 1月17日

mai
何て言うか…後半狂気じみていて怖かった。親の愛情を求めて悩みもがきながらも最後には希望を見いだしていくのかと思いきや壊れていく結末。あまりオススメはしません。ただ子を育てる親としては考えさせられる内容だった。
★5 - コメント(0) - 1月16日

コンビニ人間、殺人出産に引き続き村田沙耶香さん3冊目。序盤は村田さんにしてはおとなしくて温度を感じたけど、クライマックスは家族というシステムを根本から覆し、無機質な世界観を示されて、トリップするような感覚に陥った。読み終わったいま、怒涛の展開を処理しきれないまま放心状態だ。
★9 - コメント(0) - 1月14日

村田沙耶香さんの初めて読んだけど、、、率直な感想。怖い、クレイジー感半端ない、意味がわからない。でも、なぜかスラスラ読める。不思議な本でした。
★35 - コメント(0) - 1月12日

解説にもあったがこの人はほんとにどういう思考回路してんだろうと思うし、淡々と淡々としてるからなんかもう、怖いわ。 私は幸せだったからどうしても家族をカゾクヨナニーしてる物としてしかとらえられない主人公に同情するし、主人公は処理していたけどやっぱり家族に対する異常な執着は拭えなかったんだな。主人公の考え方には共感できない。 ラストは…タイミング良く強盗でも押し入ってきたのか幻影なのか真実なのかもはやわからない
★6 - コメント(0) - 1月12日

狂ってる!!!!これぞ、クレイジーと言われる村田さんの真骨頂小説です!!読み終わった直後は、頭がジーンとして何も手に付きませんでした…。人間の欲求を普遍的な形で表現した異色の小説です!愛情、家族愛の欠如した家庭で育つ少女は、自分の「家族欲」を満たす為に、毛布をバイブの代わりに自慰を繰り返し、「カゾクヨナニー」をしています。心の中にある本当の家族の形を求めるあまりに、人という形を超越してしまった少女。人間でもない生命体に成り代わる瞬間は、恐怖を通り越し、気持ち悪いという嫌悪感に飲み込まれそうになりました…。
★81 - コメント(3) - 1月12日

気になっていた村田沙耶香さんの作品。読んでみてただただ驚愕。最終盤は一気読み。久しぶり読み終わった後、スゲーって唖然呆然。。ちょっと中毒になる、癖になる。村田さんの作品もっともっと読みたいって思った。色んな意味でぶっ飛んでる作品。スゴイ。。
★3 - コメント(0) - 1月12日

義務的に家事をする母、家庭を顧みない父、引きこもり気味の弟のもとで育った主人公の恵奈はある方法で抑えきれない家族欲を解消していた。おかえりと安心して帰れるドアを探し求める少女の物語。いろいろ問題があって最終的に家族が一つになるハッピーエンドで終わりそうな展開も、そこはさすが村田作品という感じ。マジョリティ的にはバッドエンドなんだろうけど、恵奈の視点で見るとハッピーエンドなんだろうなあ。これを読んで家族とは何かを考えることはおすすめできない。それにしても家族のことをオスとかメスとか呼ぶのって・・・。
★7 - コメント(0) - 1月9日

母性に倦んだ母親のもとで育った少女・恵奈は、「カゾクヨナニー」という密やかな行為で、抑えきれない「家族欲」を解消していた。「おかえり」の懐かしい声のするドアを求め、人間の想像力の向こう側まで疾走する自分探しの物語_。自分自身が「カゾクヨナニー」されているという前半と反転した形で出てきて驚き!「家族」というものや「自分」というものが、当たり前にあるわけではない、と気付かされた。最後の捉え方は人それぞれあると思う。
★18 - コメント(0) - 1月8日

率直な感想、作者は頭がおかしい(激賞)。なんとなく、いつもの家族意識こじらせ、他者認識こじらせ系の話かと思いきや、最後の最後で『幼年期の終わり』みたいなサイコホラー的な結末を迎えた。小説家の仕事というのは、どこまで認識の枠組みを取り外した世界を読者に提示できるか、というところが肝心だと思うのだが、この作者はあらゆる認識の枠組みを躊躇なく捨ててしまっている。すごい。なんだか、とてつもない作家、というか、希代の変人に遭遇している気がする。唖然とするぐらいの怪作。
★12 - コメント(0) - 1月8日

「コンビニ人間」の村田沙耶香氏の文庫が目についたので思わず購入。コンビニ人間の時もそうであったように、スルスルと読んでしまった。ただ、今回はラストあたりがよく飲み込めなかったので、再読してみようと思う今日この頃。
★5 - コメント(0) - 1月7日

村田さんの実験的な空想社会や、物事の見方のシフト、そうしたものを含みつつ語られる青春、そういったものが好きであれこれ読んでいるのですが、これは私向きの小説ではないと感じました。ただ否定的なばかりで、新しい世界の見え方などが特になく、しんどいです。
★7 - コメント(0) - 1月7日

カゾクヨナニーが強烈すぎて、面白かった。オナニーの描写が上手く変換され表現されていた。主人公が後半部で恋人にカゾクヨナニーの対象物とされていることを知り、狂ってからが未だに完璧に内容を理解することが難しい。ただ、「タダイマ」って言葉は、私たちが心の奥底で棲みかや帰る場所を求めているんだろうなと感じた。私たちが生きている世界も実は、虚構の不思議な世界なのかもしれない。
★9 - コメント(0) - 1月5日

想像以上にぶっ飛んでいました。 今まで読んだ村田さんの作品の中で一番ぶっ飛んでいた気がします。圧倒されっぱなしでした。 村田さんの作品ばかり読んでると、他の作家さんの作品を読んだ時に刺激が足りなくなりそうな気がして怖いです。
★13 - コメント(0) - 1月4日

父親はいつから普通に帰りたくなくなったんだろう。それが何年続いていたんだろう。夫から妻への愛情不足によって子供達への振舞いが決定されていることが前半と後半を見ててわかる。 ただ、最後どうしてこうなった。作品の世界を全てぶっ壊しちまうほどのイカれっぷり。恵奈の脳内だけで起こっている出来事なのか、恵奈に賛同したアリスたちが自宅の外で待ち構えて取り替える準備をしているのか、SFオチなのかさっぱり判断がつかない。SFだとガッカリしちゃうなぁ。
★5 - コメント(0) - 1月3日

小学四年生の彼女はオナニーをする。心に欠けた家族欲を満たすための「カゾクヨナニー」を。欠損のある家庭環境で見つめ直す"家族"という記号。村田沙耶香さんの作品は前提や概念を覆してしまって、やはり読んでいて気持ち悪くなる。けれどその不快感の一歩先に、真理が見えるような気がして、だからやめられない。人はもっと心地良い場所を知っている。表層で人間を演じていることが社会で生きていくのには都合が良いから。でもそんな芝居しかない現実で苦しめられるなら私はトリップしたい。490円の文庫本はここまで人を覚醒させられるのか。
★7 - コメント(0) - 1月3日

村田さんの作品は、短編集の「殺人出産」から2冊目。 共通したテーマとして「生(死)と性」があり、ほんの少し現実からズレた舞台設定を用意することで、社会システムの欺瞞や人間の欲望をあぶりだそうとの試みを感じる。本書では、「家族」と「母性」。 母性を持たない母親に育てられた少女の視点から、社会が作り出した「家族」という幻想と、その幻想と気づきながらも渇望する人間の滑稽さ、悲しさを描き出している。 ラストの「セカイ系」のような展開は、2012年初版としてもやや使い古された感じがするかな。
★5 - コメント(0) - 1月2日

殺人出産の人かーと思って読み進めてたらラストで訳が分からなくなった。解説にある「なんだかよく分からないけど、すごいものを読んでしまった」感がすごい。家族とは、折り合いを付けながら生きていくものであり、そこに本物とか偽物とかは無いのかもしれないなぁ
★10 - コメント(0) - 1月2日

村田さんは人間の中にあるグロテスクなものを直視できる人だ。だからこそ気持ち悪いのだけど,確かに存在するものだから,同時に安心感さえくれる。家族は人が寄り集まった瞬間に「家族」になるわけじゃない。工夫し合って,「家族」は「できる」。「カゾクヨナニー」けっこうじゃないか。だからこそこのラストは尊いのかもしれない。「カゾクヨナニー」をするヒトとしての営みをまるごと愛しいと受け止め,そのうえで人と人とのシステムにとらわれない関わりを差し出すラストはこの世界への愛に満ちている気がした。気のせいかもしれないけど。
★11 - コメント(0) - 2016年12月31日

読めちゃった。一気読み。誰にも救いがないのがいい!
★1 - コメント(0) - 2016年12月27日

最後の衝撃がとてつもない。打ちのめされた。この作品について、何を語ればいいのかわからない。私も自分の家族ができ損ないで作り物のように思っているところがあるので、ちょっと共感してしまった。そんな自分がちょっとイヤになるくらいには衝撃というか爆弾な小説。でもそんな村田さんの作品が好きだ。私達が見ないようにしている問題を扱って考えさせてくれるというか。そして、樋口毅宏さんの解説がとてもよかった。
★9 - コメント(0) - 2016年12月26日

タダイマトビラの 評価:76 感想・レビュー:98
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