楽園のカンヴァス (新潮文庫)

楽園のカンヴァス (新潮文庫)
あらすじ・内容
ルソーとピカソが生涯抱えた秘密とは!? 第25回山本周五郎賞受賞。雑誌「ダ・ヴィンチ」プラチナ本 OF THE YEAR 2012受賞。王様のブランチBOOKアワード2012大賞受賞。
ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとは――。山本周五郎賞受賞作。

あらすじ・内容をもっと見る
440ページ
8044登録

楽園のカンヴァスはこんな本です

楽園のカンヴァスを読んだ人はこんな本も読んでいます


楽園のカンヴァスの感想・レビュー(5311)

先輩からの紹介もあり、原田マハの2作目に、そして旅のお供にこの本を選んでみました。 ある絵画に夢中になり、情熱を注いだ人達の物語。 美術には疎い僕でも面白く読めたし、少し美術館に行きたくなった。 (1人で行くほどあれでもないので、一緒に行く人ゆる募。笑) どこか推理小説のような、そしてどこか切ない男女の物語のような、そんな2面性のある小説です。 それにしてもまだまだ旅路は長い、、笑 今いるヒューストンからリマへ、リマからさらにクスコへ向かいます。 寝よう。
★22 - コメント(0) - 2月18日

A Y
絵画への情熱、劇的な設定と展開、どれをとっても惹きつけられずにいられない物語。これは面白い。 『自然を理解するという事は絵画を理解する事。海外を愛するという事は自然を愛する事』(だったかな?)という台詞で絵画の楽しみ方がわかった気がした。ルソーの魅力も理解できた。物語の終わり方もいい!読んで満足!中野京子さんとはまた違う絵画ミステリだったが、どちらも絵画へのロマンを感じられる良い本。登場する絵画のまとめで実際の絵を確認しつつ読了。★★★★★☆
★31 - コメント(1) - 2月17日

E
やられたー!ってなる( 笑 )美術とか絵画とか全く興味ないわたしでもすごい惹き込まれた。言葉にすると陳腐だけど、ハマる。ってのが伝わって。どーなるんだろうどーなるんだろうってわくわくと、期待を裏切らない結末が気持ち良い◎すごいよかったです。今回もありがとう♥
★23 - コメント(0) - 2月16日

読了 絵画に無知なのでタブレットを片手に登場作品を検索しながら読んでいきました。 こんなに絵画に向き合ったのは初めてです。 余韻を残しての終りは物足りない。 本編の前と後の物語を切望します。
★18 - コメント(0) - 2月16日

アンリ・ルソーの描いた一枚の絵画に隠されたミステリーを巡る愛の物語。時代背景やルソーの生き方にも迫るアートに興味が湧く良質の一冊。
★18 - コメント(0) - 2月15日

ルソーの幻の絵画をめぐるミステリー。本当に実在するのではないかと思わせる作者の読ませ方や、きっと実体験であろうアートの世界の事柄がとても良かった。私も大学で美術史の勉強をしていたので、とても興味深く読みました。こんな創造力すごいなぁ。ルソーの傑作が2つあって、その一つは二重作品… ロマンがあります。私も1つの絵画を好きになるのは、「生命力」を感じるかどうかという点が重要なので、作者の気持ちがとてもよくわかりました。でも、どんな情熱をもって描かれた素晴らしい絵画でも、評価してくれる人が、それも実力を持った
★35 - コメント(1) - 2月15日

この小説で初めて知った絵が多いけど,残念ながらルソーさんの絵もピカソさんの絵も良さがわかりません.そもそもルソーさんを知りませんでした.けどこの小説でルソーさんの生き方や評価を知れて面白かった.あと,最後の何も知らないトムがティムに嬉しそうに話をする場面が良かった.
★22 - コメント(0) - 2月15日

『社会契約論』か,『夢』のどちらが出てくるかで,その時の自分の頭の状態がわかります. Google様は,ルソーというと『社会契約論』が先に思い浮かぶようですけれど.
★13 - コメント(0) - 2月15日

4.5★★★★☆映画を観ている感覚でした。全く絵画に興味のない私でもスっと入り込むことができましたが、ほんの少しでも興味があったら何倍面白かったかと残念でなりません。物語に出てくる絵画を検索して見てみても、登場人物たちのように深く感じることのできない自分が悔しい(笑)もし絵画が好きだったら、出てくる絵画を眺めながらワインかウイスキーを片手に読んだだろうな。
★29 - コメント(0) - 2月14日

マハさんの本は2冊目でしたが、全く違う雰囲気で面白かったです。私は楽園のカンヴァスが好きです。絵にはあまり詳しくありませんが、たまに美術展に行ったり、絵を見るのが好きなので本当に面白かったです。絵画に対してこんなに情熱が秘められているのか…と新たな感動がありました。また、自分自身展覧会に行った際には予習復習をしようという気持ちになりました。今まではただ綺麗、好きといった感情でしか見ていませんでした。美術史を勉強したくなりました。この本にもっと若い時に出会いたかったなぁ、と思います。
★32 - コメント(0) - 2月13日

出来過ぎだけど、そこが冒険小説らしくて良いのかも知れない。こんなにも引き込まれる小説はなかなか出会えないから読み終わるのが惜しかったな。
★21 - コメント(0) - 2月13日

rk
初めての原田マハさんの本でした。引き付けられる様に一気に読んでしまいました。絵画作品への向かい方と文章が凄く判り易く興味をひかれた。他の本も読んでいきたくなりました。
★20 - コメント(0) - 2月13日

★★★★
★9 - コメント(0) - 2月13日

絵を見ることは好きなので、美術館や展覧会で絵の前に立ち、少しだけその絵にまつわる作者の物語を想像してみることはある。この本の作者は同じように絵の前に立ち、実に豊潤な小説を紡ぎだしてしまった。近代の有名な画家であるルソーとピカソを大胆に物語に取り入れ、そこに2人の男女を絡め、一つの恋愛小説 でありミステリーである小説に仕上げている。また、話の素材として歴史的事実である絵画をこのように使うとは、作家の手腕に脱帽である。 ところで、時を隔てて開けられた恋というパンドラの匣の行方の方は、この先どうなるんだろうか?
★30 - コメント(0) - 2月12日

アンリ・ルソーの絵は1枚しか知らなかったが、美術界での評価の変遷や、40にして画家を目指したこと、ピカソとの交流など、史実自体が大変面白い。どこからがフィクションなのか分からないけど、アンリ・ルソーの絵を知ることができたので満足。現代美術とミステリーは鉄板の組み合わせですが、20世紀が、こうやって歴史になっていくのかと痛感しました。
★27 - コメント(0) - 2月12日

「倉敷に行くなら読んだ方がいいよ」たまたま読もうと思って本棚に置いていたこの本を持ってバスに乗った。大原美術館から場所も時間も越えて展開される物語は、いつも通り、いつも以上に鮮やかに情景が、心情が描かれている。原田さんの物語は、なにか気付きをいつもくれる。ピカソの「鳥籠」の見方、知れてよかった。
★31 - コメント(0) - 2月12日

わー、どんどん読める!そのうち、大原美術館に行くぞ!絵のこと、全然分からないのに、興味が湧いてきた。
★43 - コメント(0) - 2月12日

絵に疎いのに引き込まれた。この本もかなりのPASSION!
★29 - コメント(0) - 2月9日

素晴らしすぎて貧しい語彙力の私にはなんと感想を書けばいいのか分かりません。今とても美術館に行きたい。
★24 - コメント(0) - 2月7日

【読書会でのおすすめ本】…実は原田マハさんの作品は数年前に カフー を1冊しか読んだことがなく、読了はしたものの、そこからなかなか2冊目が手に取れなかったのですが…こちらの本を読んで印象が変わりました。ピカソとルソーの作品が中心の美術ミステリー。依頼主から渡されるのは、絵画の真贋を見極めるための手がかりとなる(?)一冊の本。1日1章ずつ、制限時間を設けられた中で読み進めていく設定は面白く、読者であるこちら側も1日1章ずつにしようかな、とも思わせるが、その面白さから一気読みしてしまう作品でした!
★85 - コメント(2) - 2月6日

アンリ・ルソー作『夢』に纏わる伝説、秘密。MoMAのキュレーター、ティム・ブラウンと日本人絵画研究員、早川織絵は隠された真相を探究する。明らかとなる真実の先に見えるものとは?勿論フィクションだが、史実や逸話も盛り込まれていて、美術知識を有していなくとも楽しめた。ルソー、ピカソ、名画を生み出した画家達が確かに“生きていた”ことを噛みしめて実感できた。これから彼らの作品と出会う時、新たな見方、近しい距離で触れ合えることが何よりも嬉しい。
★37 - コメント(0) - 2月6日

ルソーの[夢]という絵画を通した物語。美術史やら、美術研究に関して全くの素人だったので、こんな世界があるのかという新鮮な話でした。文学史の世界に似ているんですね。芸術って何なんだろうと、あらためて考えてしまいました。文字、絵、音、モノなどで、世界を再構築(創造する?)することが芸術なのですかね。 物語は素人でも分かりやすくて読みやすかったです。
★29 - コメント(0) - 2月5日

殺人も盗みも起こらない美術ミステリー。それでいて謎が面白い。どんどん読みたくなる文章でした。
★32 - コメント(0) - 2月5日

美術館のキュレーター(学芸員)が主人公の小説。ここまで絵が好きな人たちがいるんですね~。最後にあっと驚く事実が判明…。なんとなくダビンチコードを思い出しました。
★25 - コメント(0) - 2月4日

マハさんの代表作。やっと読みました。1日1章読み進む展開が心地よく、どんどん引き込まれました。真絵ちゃんはどんな女性に成長していくのかとても気になりました。
★24 - コメント(0) - 2月4日

★4.0 感想 原田マハさんの本は2冊目。初め美術作品には全く明るくないので、読むのやめようと思ったけど、途中からミステリー要素が出てきて、どんどん読み進めた。結局、ルソーはピカソの絵の上に「夢のあとに」と「夢」どっちを描いたのか。「夢」を書いたような気がしたが。アルファベットが消されていたし。美術とミステリーがこんなにマッチするなんて、天才か。内容 スイスの富豪からルソーの絵の真贋を見抜いたら、絵をあげると言われた早川とティム。その絵は実はピカソの貴重な絵の上に描かれたものであり、様々な思惑が…
★53 - コメント(0) - 2月4日

絵画の世界を舞台にした小説。夏にデトロイト美術館展行った際に、原田さんの解説を聞いて、どんな本を書くのか気になっていた作家さん。原田さんを含め登場人物たちの絵画への情熱が感じられる作品だった。こういう話を読むとピカソやルソーの絵も違って見えそう。ルソーの絵を生で見てみたい。
★52 - コメント(0) - 2月3日

原田マハさんにはまったら、やっぱり読むべき作品。美術展は好きでよく観に行くけれど、絵画の知識が乏しいので、難しい作品なのかと思っていたが、読み進めるうちに、どんどん惹き込まれていった。この作品を読んでからMoMAに行きたかったな。
★28 - コメント(0) - 2月3日

美術界の駆け引き、ポジション。誰がどこから糸を引いているのか見え隠れ絡まり合う複雑さ。作品を巡ってもそうだし、作家が何からどう影響を受けたのか研究者が議論する様子にも見いってしまう。
★29 - コメント(0) - 2月2日

すごく面白かった。ルソー、その周りを取り巻く人々のキャラクターと作品の解釈とミステリー?と淡いロマンスとちょうど良い塩梅で、最後は何だかじんわりしました。少し、ルソーの楽しみ方を学べた気がしました。
★39 - コメント(0) - 2月2日

素晴らしい作品。命をかけて絵を描く画家がいて、鑑賞者がいて、更には時代を超えて、その作品を、遺された思いを守ろうとする人たちがいる。あまり小説として取り上げられないテーマだからこそ、印象に残った。何より、最終章のアナグラムトリックが秀逸。今後の作品に期待。
★26 - コメント(0) - 2月2日

読み終えた後、美術に対する考え方が180度変わった。絵画作品には作品がもつ美のほかに、それを生み出す画家、それを守るコレクター、そしてそれを評価する鑑賞者という世界が広がっている。そのすべてを物語に落とし込めたといっていいほどの傑作。いくつもの時代の物語が交錯して結末に繋がっていくあたりが、なんともミステリー独特の面白さを演出していて、作者の情熱を感じた。
★33 - コメント(0) - 2月2日

先週末に大原美術館に行きました。ルソーを一点鑑賞。以前にプーシキン・コレクションも鑑賞していましたが、あまり気に止めないできたルソーにとても関心を持ちました。フィクションでも史実を踏まえており、なにより絵に込められた情熱を思うと、自分のルソーに対する興味が掻き立てられます。物語の運びがうまくてどきどきしながら一気に読みました。
★33 - コメント(0) - 2月2日

織絵が主人公ってのに織絵の事とか織絵視点が薄いよ。最初じめっとしてなんかやだなーと読んでました。ティムに移ってから、スピーディーでスリリングな某教授のシリーズを思い起こさせたけど、そうはならず。なんか優しい雰囲気で進んでいった。あの7章の物語があったからかな。つまりはルソーの事が大好きな人達の話って事で。あのオリエ・ハヤカワ!?って煽った割には、“あの”感が出てなくてもったいない。ティム目線の部分は面白く読めました。
★29 - コメント(0) - 2月2日

惜しむらくは自分に美術や世界史のバックグラウンドが欠片も無いこと。ただ、そういうことを抜きに引き込まれる物語であることは間違いない。 印象的なのは動物園のシーン。現実の世界を見つめることで自分の世界や想像が広がっていく、これは画家に限ったことではないと考えさせられる。深く濃い緑の森の中で生き抜いたルソーは時代や環境が違っていたらどんな絵を描いていたのだろうか。
★26 - コメント(0) - 2月2日

【アートを理解する、ということは、この世界を理解すること。アートを愛する、ということは、この世界を愛する、ということ。(P232)】作品にあるこの言葉が印象に残りました
★31 - コメント(0) - 2月2日

TYK
自分は美術には疎い。大原美術館でもピカソ美術館でも何かを得られた試しがない。いつも何かを探そうと必死なのだが、文字通り疎いのだろう。それでも、次こそはそこに垣間見える情熱を、片鱗でも感じたい。何事においても、たとえ興味の無い分野であろうと情熱を注がれた、作品、行動は人の心を打つ。そして、それをまた、情熱をもって伝えることが多くの人の「拒絶」と「疎遠」の大きな差を埋める。「物語」はそうあるべきで、これはそんな「物語」だった。
★22 - コメント(0) - 2月1日

マハさんの『デトロイト美術館』という本を人に薦められて読んだ後に読んだ本。またヨーロッパへまた旅をしたくなった。
- コメント(0) - 1月31日

とても面白かった。バーゼルやMoMAに行きたくなりました。
★19 - コメント(0) - 1月31日

ルソーの情熱そして魅せられた人達の情熱、ロマンチックな結末、面白すぎる。「夢をみた」実在するかと思えてくる。
★23 - コメント(0) - 1月30日

楽園のカンヴァスの 評価:86 感想・レビュー:2138
ログイン新規登録(無料)