「子供を殺してください」という親たち (新潮文庫)

「子供を殺してください」という親たち (新潮文庫)
あらすじ・内容
ゴミ屋敷に住む娘、親に刃物を振るう息子……。衝撃の事例から見えてきたこととは。

自らは病気の自覚のない、精神を病んだ人を説得して医療につなげてきた著者の許には、万策尽きて疲れ果てた親がやってくる。過度の教育圧力に潰れたエリートの息子、酒に溺れて親に刃物を向ける男、母親を奴隷扱いし、ゴミに埋もれて生活する娘……。究極の育児・教育の失敗ともいえる事例から見えてくることを分析し、その対策を検討する。現代人必読、衝撃のノンフィクション。

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「子供を殺してください」という親たちの感想・レビュー(682)

精神病院に入れられると一生でてこれないと思っていたけど、どんな状況でも3か月くらいで退院が一般的なのを初めて知った。よくネットで精神病院に入院したからこれで大丈夫!みたいなのをよく見たけど違うのね。あと、まるでお金持ちで子供のこと考えてない親だからこうなってる風に書かれてるけど、お金持ちじゃないとこの人に頼めないよね。お金がなくて、こんな風に悲惨な状況に陥ってる家庭も沢山あると思うのだけど。どうかな。相模原の事件もこの話の延長にあるのかな。これってどうにかならないの?やばいじゃん。って思った。
★3 - コメント(0) - 3月20日

「生涯入院させてくれないなら、いっそのこと病院が殺してくれればいいのに…」……医療にも福祉にも頼れないパーソナリティ障害についてのノンフィクション。銭ゲバ精神医療と無気力公務員の狭間で、殺す・殺されるの極限にまで追いつめられる家族。著者は長年の経験からスペシャリスト集団の設置を提言するが、本書で散々専門機関の無責任ぶりを見た後ではうまくいくとは思えない。ベタだけど、早期発見と早期治療しかないんじゃないの。他、くどくどと親を批判する意味あるのかな?人口に応じて必ず数%発症するなら、親の問題ではないじゃない。
★2 - コメント(0) - 3月19日

★★★
- コメント(0) - 3月19日

育った環境の影響も大きいような気がするが、どうなんだろう
★1 - コメント(0) - 3月16日

精神障害者移送サービスを運営している著者がその経験から精神障害者とその家族を取り巻く現状と福祉行政について書かれています。出てくる事例で親が子供の言いなりな例ばかりなのは、それ以外だと追い出すか殺してしまうからなのだろうか、子供を持つことはリスクでもあるということをわからせてくれる一冊です。
★3 - コメント(0) - 3月12日

耳が痛いし、頭が痛い問題
★3 - コメント(0) - 3月10日

「子供を殺して下さい」という言葉が出るまでに家族の中で一体何が起こっていたのか。精神障害者移送サービスを営む著者が目の当たりにしてきた現実とは思えない現実。しかし確実にわたしたちの身近に存在する。〝グレーゾーン〟と呼ばれ、たらい回しにされてしまう対象者とその親にも問題のある家族。すべてのしわ寄せを受ける警察。「いろいろな機関に相談してきたんです」その言葉の真意は、子供が事件や事故を起こしたときに自分はやれることをやったと世間に思わせるための親の自己弁護でしかない。家族の問題の本質に気付かせてくれた一冊。
★6 - コメント(0) - 3月8日

ホラーより恐ろしい現実。最初から子どもを壊そうと育てている親はいない。自分の価値観を譲らない支配的な親、自分のことに手一杯で子どもを省みない親、それは第三者からの結果論で本人はあくまでも「ちゃんとしてるつもり」なのだ。親に人間力が問われるのはもちろん、緊急時のセイフティネットとなる医療、福祉に関わる人にも人間力が必要。しかし今は皆「自分はきちんとしてる。悪いのは相手」という風潮。常に自分には「これでいいのか?」と問いかけつつ、その一方で、人と深く関わろうとする心が大事だと感じた。
★5 - コメント(0) - 3月6日

悲惨なニュースを目にするたびにどんな家庭環境で育ったのかなと思っていた。「グレーゾーンの人たち」が救われるの世の中になれたらいいのに。
★5 - コメント(0) - 2月2日

確証バイアスという定義がある。ある事柄を先に決めつけてしまい、それを補完するためだけの情報ばかりを探し、さらに決めつけを深めてしまうことを言う。著者は「子供を殺してください」という親たちを一定のレッテルを貼り、それを補強する情報を盛り込んでいる。同時に、著者の経歴や外見から特有の決めつけを行い色眼鏡で本著を見てしまう人もいる。これらのバイアスを取り去ると、私としては現代の病というよりいつの時代にもありがちな病ではないかと考えてしまう。人が社会に生き続けていく上で避けられない病として。
★3 - コメント(0) - 1月30日

精神科医療の難しさ、家族の大変さをもっと知るべきかもしれない。読んでいて辛かった。何もかも他人任せではいけない。
★19 - コメント(0) - 1月30日

日本の社会全体が「他人任せ」になってきている。問題行動を起こす患者は親子関係が悪くなってる場合が多く、親自身にも何かしらの問題や疾病があったりする。第三者機関に頼ることはもちろん大事だけれども、親自身が子と真摯に向き合って本音をぶつけ合うことが大事。子には子の人生があることを尊重し、家庭に閉じ込めるのではなく積極的に第三者と関わらせることが肝要。
★2 - コメント(0) - 1月28日

家族のことに立ち入るのは難しいなぁ。 親を責めるのは簡単だけど、それならその親の親も責めてほしいし、その親の親の親も・・ 暴力とか暴言とか無差別にまき散らされるのは怖い。
★6 - コメント(0) - 1月26日

大人になっても職に就かず、自分の思い通りにならないと暴力をふるうなどの素行不良の子供たち。その点だけ見ると本人が悪いのはもちろんですが、子供が育っていく過程で、親の過保護、過度の期待、子供よりも世間体を気にする態度など、やはりそこに問題あるだろう、とにおわせるポイントがあることは間違いないようです。両親はともかく、兄弟にとっては、気が休まる暇もないくらい緊張の連続であろうことは容易に想像できます。彼らを救済するはずの精神科、保健所などもあまり役にたたず、結局は事件が起きて警察沙汰に、ということのようです。
★26 - コメント(0) - 1月19日

家族や母性への神話性がまだまだ強いが、現実として子どもが安心を感じずに育まれることなく、物理的に成長せざるを得ない家庭は確実に存在する。子どもの特質・遺伝・発達障害傾向・人格障害・環境・精神疾患が混在しているのは事実。筆者の伝える現実、問題点、改善策がすべてではないが、問題提起として読んだ。私もそういう家庭に育って、現在も進行形の形で一端に関わっている。罪悪感に苦しみながら、まずは自分と自分の家族の安全安心と唱えて20年以上になるが、解決はしていない。苦しすぎる。
★18 - コメント(0) - 1月9日

「心の病気」について以前から気になっていた。大量殺人事件の加害者が統合失調症を病んでいたという報道に接すると、とても不安だった。保健所や精神病院はどうなっているのだろう。家族はいったいどんな気持ちなんだろう。そんな問題や疑問に本書は一定の答えを与えてくれる。一方日本が抱えている矛盾点も明らかにしてくれる。今年最後の1冊は、重い、重い1冊だった。
★9 - コメント(0) - 2016年12月31日

隠し事はよくない 批判に慣れておくことと、人生には目標があったほうがいい。
★2 - コメント(0) - 2016年12月30日

私は医療・福祉系の学部に通っているが,そこでは教えてくれないことがいろいろ書いてあって参考になった。特に,精神保健において警察が果たす役割が大きいというのは,言われると確かに納得だが,考えてもみなかった。こういう問題は資格をもった専門職が取り組むべきものだ,という頭でいると,問題の肝心なところを見失ってしまうということを痛感した。
★4 - コメント(0) - 2016年12月25日

子どもも環境もよくない。でも親も悪い。
★1 - コメント(0) - 2016年12月8日

精神障害者移送や更生支援施設運営などで様々な精神を病んだ人々と接してきた筆者。本書では実際に対応した患者と家族の事例やその経験から見えてくる方策、精神医療と法整備のあり方について書かれている。第1章ではアルコール依存症となり父親を切りつける息子や子供を殺してくれと懇願する親など、ショッキングな事例を紹介。第2章以降は法改正を中心に精神医療の現状等が書かれているが、要は「他人任せにせず、家族が当事者意識を持ってしっかりしてください」ということか。“現代人必読”という触れ込みは少し大袈裟かな。
★40 - コメント(0) - 2016年12月4日

第1章を読んでいると驚くほど多額の報酬を要求し、中途半端に引っかき回した挙句、最後には親のせいにして自己満足に浸っている著者に怒りしか湧いてこない。第2章以後も結局は親を責めておしまい。当事者の心の痛みに全く寄り添うことをせず、自分自慢の塊。藁をも掴む思いで高額の報酬を支払い、こんな悪徳業者の餌食になった親御さんに心から同情する
★3 - コメント(0) - 2016年12月1日

●ブックオフ
★2 - コメント(0) - 2016年11月27日

『医療や福祉につながるためにも、医療機関で診断を受けることは必要。診断名により適切な治療ができ、症状が改善することもある。しかし大切なのは、本人が問題行動を起こしてしまう原因を見極め、それを本人自身が理解できるように導いていくこと。その上で、より良く生きるための環境づくりを、周囲がサポートしていくこと』・・・これがかなり難しいけど。
★2 - コメント(0) - 2016年11月23日

かなりずしんとくる本。精神障害者移送事業というビジネスがあること自体知らなかった。他の人に迷惑をかけてしまう前に、子どもを殺してしまおうかと思うまでに追い詰められた親。病院で問題行動を起こし、ブラックリストにのってしまい受け入れ先が見つからない人もいる。大人しい患者だけ受け入れ、長く入院させず、臭いものには蓋をするやり方は間違っている。精神を病んだ人に病識を持たせることの大変さ、家族にもケアや考え方の変化が必要なこと、問題の解決に当たってスペシャリストを育て、機関として置くこと。難しい問題です。
★13 - コメント(0) - 2016年11月22日

帯に「究極の解決策がここにある」って書いてあるけど、これを書いた人は悔い改めて。解決策とか、そういう問題ではない。そういう安易な答えを求めようとするから問題が解決しないんだろ。前半の各ケースはドキュメンタリーとして読み応えあります。後半は問題提起。私の感想としては、組織を超えて警察も含めた複数の専門職が連携するのが最良だと思うのだけど、そういう仕組みを作り上げるのはあまりにも難しいと思う。難しいことを実現させるには、お金や時間が必要だ。いつかに続く。
★6 - コメント(0) - 2016年11月21日

前半分は実例をまとめたものでしたが、後半は精神保健福祉法や日本の精神保健分野についての考察が盛り沢山で、少し飽きてしまった。でも、精神障害を長年患っていて、家族や第三者も傷つけながら入退院を繰り返し、警察にも何度も捕まるような人に、正直どこまで「人権」があるのだろうと考えてしまう。実際に殺人なども起きているのだから、極論「そういう人達」を隔離する場所も必要なんじゃないかと、現実問題や色々な障害を分かってて言ってみた。
★4 - コメント(0) - 2016年11月20日

問題行動を昂じさせて「家庭内犯罪者」的状態になった子供、その子供に疲れ果てて殺意を抱く親、また別の一面ではそういう子供を生みだす異常な親。行政も福祉も警察も介入しようもないので、手をこまねきつつも(親か子供か)誰かが死んで事態が終わるのを待つばかり。著者のようにビジネス化するのもひとつの出口だろう。ていうか「精神を病んでる」といっても、エクスキューズ的にパーソナリティ障害とか何とか言うだけで、実際は単なる人間のクズだったりすることも多いんだろうなぁ。キレイゴトじゃ済まないから、こういう問題は難しい。
★5 - コメント(0) - 2016年11月11日

「説得」による精神障害者の移送サービスや、長期支援を行っている著者だが、その料金は最低500万円で長期サービスだと2000万なんだとか。「現場主義」とのことで医療&福祉の知識や資格もナシみたい?ホームページに行けば、著者自身のプロフィールが長々書かれており、面談は一時間半から二時間で5万円で、親からの感謝の手紙がズラリ…。こんな感じなので本書でも「お金ならいくらでもある」系の家庭が紹介されている…というかそういう家庭しかこの人のサービスは利用できないだろう。→
★4 - コメント(1) - 2016年11月8日

どんな内容なんだろうと手に取った本は、自分のこれまでの子育てを振り返るための本でした(≧Д≦)私の子育てはどうだったでしょう?2人の子供が答えをだしてくれるでしょう(*^_^*)
★2 - コメント(0) - 2016年11月7日

以前、NHKスペシャルで「措置入院」の実態として取り上げられた「さわ病院」の近くに住むものとして、また北山修氏に師事した者として興味深く読ませていただいただいた。親が好みの病名をネットで調べることを「ドクターショッピング」ということを本書で初めて知った。親、行政、警察のそれぞれに「落としどころ」があって面白い。
★5 - コメント(0) - 2016年11月1日

「見栄と世間体は、そりゃあ何よりも大事です」職場のNsも本書を読んだのだが、著者に対して好ましくないという感想が一致した。相模原の事件があったので興味深い内容ではあるが、医者でもないのに…と言いたくなるところがあった。本気塾って戸塚ヨットスクールみたいなもんか。
★5 - コメント(0) - 2016年10月21日

医者でなく、医療従事者でもなく精神障害者移送サービスというビジネスを創業した著者で、問題を起こす子供の親からタイトルのような悩みを聞くという。うつ病、パラノイア、統合失調症などのパーソナリティ障害の患者は度が過ぎると病院や行政から相手にされなくなり退院させられている。その様な患者を著者は引き受け対処しているが、ケース症状はどこかで見聞きしたものだし、著者の施設で解決しているわけでもなく、単に駆け込み寺のような存在で説得力がなかったが、550円で現状が把握できるのでお得といえよう。
★36 - コメント(1) - 2016年10月21日

難しい問題。
- コメント(0) - 2016年10月8日

tko
先日「生殖医療の衝撃」を読んだ。人の手を加えてまで子供を欲する人の傲慢さを見たが、そのようにしてまで得た子も必ずまともに育つという保証はない。可愛い赤子が悪魔の様になることもある。この本の様な精神統合失調や各種のアデイクション、問題行動で疲れ果てる親が少なくなくいる。殺すしかないと思う気持ちがわかる。育て方の問題ではない。一定割合で出現するらしい。だから司法も減刑であったり執行猶予を与えたりでその気持ちに沿っている。でもこの本、文章が稚拙です。
★3 - コメント(0) - 2016年10月4日

親子の関係にあっても殺したい、殺されるとまで本気で思わせる状態。「普通」の感覚では信じ難いが、その「普通」ではなくなる可能性は誰にでもあり、そして思うより近くにそれはある。壮絶な現場に日々接する著者の精神力と、これが現実にあることだという事実に驚愕と戦慄を覚える。なにより、家族、本人の事を想うと心が辛過ぎる。
★11 - コメント(0) - 2016年9月28日

ん゛~ん゛~。ちょっとだけ、今年7月の津久井やまゆり園の事件を思い出しました。
★16 - コメント(0) - 2016年9月26日

精神障害者や、アルコール依存、薬物依存などで「いつか殺される」「もう殺すしかない」というところまで追い詰められる家族がいるそうです。一方で、この国ではそういった患者をフォローするようなシステムは整備されておらず、患者を医療につなげることすら困難なようです。そういった現状を、実例を挙げて詳しく解説しています。最も必要なことは社会の理解と、それに基づくシステムの整備だと思います。そして次に患者と向き合う親の覚悟でしょうか。
★8 - コメント(0) - 2016年9月24日

今日これほど精神的疾患を抱えた人が増えた背景の一部は親の育て方にあるという。親自身がそうなるに至った原因を直視できておらず放置して悪化させていると。こうした状況の根本には戦後、衣食住の心配をすることなく平和を謳歌してきた弊害とも言えるのではないだろうかとも思う。
★6 - コメント(0) - 2016年9月22日

ひきこもりや精神疾患の症例は出てくるけれど成功例が具体的ではない気がする。ビジネスとしての施設への移送があくまでも目的であるためお金の蔭が濃くなっている。いくつかの具体例を記載してはいるけれど後半は著者の考えを述べている部分が多いのは残念に思う。家族や関係者に対する要求が強いように感じて少し不快感を持ってしまった。成功例だけを記載した本だったら共感もできるかもしれない。この分野での混合診療も視野にいれないといけない時代が来ているのかもしれないと思った。
★35 - コメント(2) - 2016年9月22日

事例のケース6「家庭内ストーカー」の例がタチが悪いと思った。これも病気と言えるのだろうか。筆者曰く、子どもに問題がある場合、大抵親が人の言う事を聞かず自分の主張ばかり、子どもの目線に立って親の過ちを指摘すると言い訳に躍起となり本質の話をさせない、自分に都合の悪い事は隠蔽し嘘をつく、お金や自分の都合など目先のことにとらわれ他人を振り回す、自分は何もせず責任を丸投げ、被害者面、そもそも子どもが何をしているか関心を持たず知らない、等々のケースが多いと言う。「子は親の鏡」というがどこまでそうなのか、判別は難しい。
★5 - コメント(1) - 2016年9月21日

「子供を殺してください」という親たちの 評価:92 感想・レビュー:342
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