何者 (新潮文庫)

何者 (新潮文庫)
あらすじ・内容
就活のため、拓人は同居人の光太郎や留学帰りの瑞月らと集まるが――。直木賞受賞作!

就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。

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何者はこんな本です

何者の感想・レビュー(7124)

巧いもので。そんな気はなかったのだけれど、知らぬ間にずいぶん主人公に感情移入させられていたらしい。終盤の「リカ」がむかついて仕方なかった。笑。いかんせん、ラストはつまらない!とてもつまらない!しかし、こういう作品は数十年後、どういう風に読まれるのか。それが気になる。
★4 - コメント(0) - 2月22日

面白い.読みながら登場人物を冷静に分析してしまっているあたり,自分も主人公と同類かもしれない.
★15 - コメント(0) - 2月21日

面白かった。ほとんどの人はこの主人公に似たところを感じるであろう。若干の説教臭さはあるが、今の若者を丁寧に描いている。私はこれを読みながらドキッとした。就活の前に読みたかったな。
★16 - コメント(0) - 2月20日

なんか、微妙だった。もっと面白いかとおもってたわ。好みではないらしい。
★16 - コメント(1) - 2月19日

就活中の仲間は、こんな感じ?寂しいけど、これが現実に近いんだろうな〜。コブクロの音楽を聴きながら電車で読んでたのですが、結構、合いました。
★15 - コメント(0) - 2月19日

puu
朝井リョウ、初読。 若い作家で映画化が多いのでなんとなく敬遠していたのだが 読みはじめてすぐに後悔した。 なんだかんだといっても直木賞とる作家って伊達じゃないわ。 人間のいやな部分がとても綿密に上手く描かれていてジャンルは違うが北野映画を思い出した。 あと自分がSNSを嫌いな理由もよく解った。 他作品も読んでみよう。
★29 - コメント(0) - 2月19日

 SNSでは本音を語らない、でも、どこかで本音を語りたい。SNSという道具がある以上、そうなるんですね。恐ろしく、若者にとって生きにくい時代だと思う。そこから抜け出せることが出来るのか、あるいはもっと自然に上手に自己表現ができる新人類が現れるのか。そもそも「本音」とは何なのか? いろいろと考えさせられる本だ。それにしても「就活」をくぐり抜けなければならない学生の皆さんに同情する。そんなことで、人を測ることなんて出来ません。「落ちてもめげないでね」と言うことが先輩からの精一杯のアドバイスだ。 
★24 - コメント(0) - 2月19日

素直が一番
★10 - コメント(0) - 2月18日

私自身がSNSをしてないせいもあるかもしれないけど、自分自身の本心をつぶやいたり、語ったりしてそれを他人に覗かれているのってすごく恐怖。 今はそれが当たり前なのかな。 人の本心、特にドロドロしたところなんて、知る必要あるのかな?私は絶対知りたくない。 かといって、自分を良く見せようと繕うのも苦痛。 だから、やらないんだけど。
★24 - コメント(0) - 2月18日

分かるような、分からないような、そんな感覚。自分に素直が一番。他の登場人物目線でのストーリーも面白そう。
★20 - コメント(0) - 2月18日

2.9 就活の話。誰もが多かれ少なかれ痛々しい。
★19 - コメント(0) - 2月18日

友情、恋愛要素もあるけど、SNS時代の就活がメインな感じがしました。もうちょっと面白いかと思ってたので消化不良。。
★15 - コメント(0) - 2月18日

心が痛い!大学生が何の心構えもせずにこれを読むと、かなりメンタルやられます!まだ僕は就活始まってもないですが、没入してしまって、途中からページをめくる手が嫌な汗でベトベトになりました。筆者が伝えたいことの核心は昔から言われてるようなことだと思います。でも、それを現代にしっかりと当てはめて書かれると、こんなにも苦しくて、そして生きたものになるのかと感じます!20年ぐらい経って今を笑えるようになったらまた読み返したいです!
★27 - コメント(0) - 2月18日

拓人には最初から違和感があったのでこうくるかと思った。自分も就活の際には先に内定が出た友人を妬んだ記憶があるので、当時のことを思い出して心が抉られた。
★23 - コメント(0) - 2月17日

読み終わった後に思わず唸る「なーるほど」。就活の話と聞いて、どうせ青臭い自己実現やら葛藤の話なんだろうなと手にしたものの、それ以上に本作は深いものがありました。朝井リョウを若いイケイケ作家だと勝手に思い込んでました。スミマセン。高い理想や目標を語る意識高い系を「痛い」と笑う一方で、「では貴方は何をしているんですか?」とより厳しい現実を突きつける終盤。就活生ではない社会人でも心に刺さります。俯瞰してないで動けよ、って本当に何事においてもそのとおりで。タイトル含めて考えさせられました。
★32 - コメント(0) - 2月17日

就活をとりまくsns事情。何の深い話も面白い話もなく、何だコレってかんじでした、、
★15 - コメント(0) - 2月17日

この作者の本は「時をかけるゆとり」に次いで2作目。レビューで紹介されていたし直木賞だし、読んでみた。「時を~」を読んで、自分と似たところがあって、親近感を覚えた。と同時に、自分と似ているのに話題作を次々と発表する作者に嫉妬心を抱いたのかもしれない。一般的な就職活動をやったことがなく、SNSも殆ど敬遠してきた僕には、とっつきにくかった。使われている単語や表現も、カッコつけている感じがして、面白さを感じなかった。そんなひねくれた自分は、主人公と同じタイプなのかもしれない。(コメント欄に続く)
★24 - コメント(3) - 2月16日

就活、Twitterの経験がないので、いまいちピンと来なかった。主人公が周りの友達と表向きは良い顔で付き合ってるけど裏では悪く評価して自分が一番上だと思っている。ちょっと自分も主人公と似てる部分があるなあと感じた。主人公も終わりで気持ちを変えていったように、自分も周りを気にしすぎないで、恥ずかしがらないで、自分を出して行けるようになりたいと思う。
★24 - コメント(0) - 2月16日

初めて読んだ朝井リョウ作品。 SNSが普及していない頃に学生だったけど、何か今も昔も学生って根っ子の部分はあまり変わらないのかなぁと思った(笑) 人に知られたくない事や知られて不味い事は…やはり黙って墓場まで持ってくに限るのかもねw( ´∀`)
★20 - コメント(0) - 2月16日

ぐうの音も出ない。私は完全に拓人タイプだ。シューカツを無事終えてから読めばよかった(笑)
★21 - コメント(0) - 2月16日

拓人は10年前の自分みたい。 自分の考えや努力をSNSでコソッと毎日アップし、自分以外の者の行動をどこかで馬鹿にしてる。 小説テーマとしては普通過ぎるが、なんか良かったよ!
★18 - コメント(0) - 2月16日

拓人と自分が重なる。周りを傍観し見下し、何者かになりたがっている。グサっときた。
★26 - コメント(0) - 2月15日

現代の就活とは、こんなに大変なことだとは思わなかった。私には無理である。ほんま、30年前は楽やったわ。一昨年前まで部下であった女性が、就活は大変だったと言っていたが、内心は「ほんまかいな?」と思っていた。読了後に、著者と同い年のその女性に本書のことを話したら、「大体、その通りですよ」とコメントした。あらためて、平成生まれではないことにホッとした。そんな就活を終えて無事に職を得たヒト、今後就活をする必要が無いヒトは、心乱されることなく、本作は楽しめるのでは。
★28 - コメント(1) - 2月15日

GNP
SNS世代には直撃すぎて痛いかも。 ガムシャラになれなくてなんとなく引いたままいる所とか、周りの評判を気にして比べて勝手に安心したりとか。自分は拓人タイプだなと思った。
★27 - コメント(0) - 2月15日

拓人のような人間と里香のような人間、どちらにも共感できる私が思ったのは、一番かっこいいのは自分を良く見せようとせず素直に行動できる人間なのかもしれないということ。見事に朝井リョウさんのファンになりました。物語の後の解説がまた秀逸なので是非みなさんに読んで頂きたい!
★26 - コメント(0) - 2月15日

何者かになりたくて何者にもなれなくてそんな自分を認めたくなくてどこか遠いところから物事を、自分をみてそこにいるのは自分じゃない誰かであると信じたくて。 何にもないから何かを持っていると見せたくて誰かに認めてほしくて誰かに知ってほしくて誰でもいいから、誰か私を見つけて、誰か。。。 かっこつけたくて、でもそんな自分は恥ずかしいと思ってそれでもそうしなと誰にも見つけてもらえない。 就活を通して何者かになりたくて何者にもなれなくて
★26 - コメント(0) - 2月14日

「時をかけるゆとり」を読んだ後だとキレイな方の朝井リョウが書いたんだなって思ってしまう笑。それくらい就活と大学生活を共通の題材にした本なのに印象が違って見える。 あっちを就活中に読んでれば笑いながらひょいひょい読み進められていただろうけど、こっちは胃がキリキリと痛みそう。今回は主人公が拓人だったからそれぞれの登場人物への印象の良し悪しがはっきり分かれているけれども、視点が拓人以外だったらまた違った印象になるかもしれない。拓人がみづきに好意を持っていたからこそあんなマイルドな地の文だったが、これが理香視点だ
★20 - コメント(0) - 2月14日

気付いているのにみたくなかった自意識や自尊心を、さあどうだと言わんばかりに目の前に突きつけられる感じ。シュウカツ時に読んでおいたらまた何か違ったのかなー。
★23 - コメント(0) - 2月14日

最初はつまらないなあと思ったけど、隆良が出てきてから一気に面白くなった。理香さんの棘のある言い方とか褒め言葉に隠された悪意みたいなの、意識とプライド高い人によくあるよね…と思いながら(笑) 結局みんな、人と比べてるんだろうな。瑞月さんとサワ先輩以外全員闇が深いしイタイ。
★24 - コメント(0) - 2月14日

借り物。凄く面白かった。拓人はまともと思ってたのに、お前もか!って感じ。理香の自分頑張ってますの前向きアピールは読んでてかなりイライラしたけど、最後の演説?説教?は、かなり痛いところついて来たと思った。映画も見てみたい。
★22 - コメント(0) - 2月14日

作者が非常によく、今の若者のことを理解していて、凄く共感した。口に出せなくて、上手く伝えれないような心情の描写も忠実で入り込んでしまった。大学生でもそうじゃなくても、楽しめると思う。
★23 - コメント(0) - 2月14日

就職活動をテーマに人の心の裏表の話。口から出る言葉と腹の中の両面を同時に表現するような微妙なシーンが上手。 多かれ少なかれ、誰だってきれいじゃない部分はある。良いところ悪いところ混ざった主人公はとても人間的とも言える。一枚皮が剥けて、今までよりも少し明るく大人になるんでしょうね。
★28 - コメント(0) - 2月13日

わたしも同じようなことを思って自分を守ってた。あんまりにも精神えぐられた。
★23 - コメント(0) - 2月13日

現実を忠実に再現している。特にTwitterの部分。ここが本書の特徴なんだろうが、SNS利用している私には痛いくらい辛辣部分もある。リカの放つ『何者』をタイトルにしてしまうのは、1番の最初の何者では、?だったが、最後には納得というか、何者だろうな。と思った。291頁、光太郎の台詞お気に入り。
★23 - コメント(0) - 2月12日

人事や営業の仕事をされている方をみると、人に対する観察眼が凄いなといつも思う。就活をしていても内定がもらえない人は、それなりの理由があるんだ。面接官はそこまで見抜いているんだな。いつでも素直な心で行動すれば、大きな変化や転機が訪れるんじゃないのかな。是非、映画も観てみたい。
★61 - コメント(0) - 2月12日

最初は理香や隆良を俯瞰する拓人の心理描写に共感し、自分が拓人側の人間であることにある種の優越感を覚えて読み進めていくと、ラストの理香からの非常に鋭い説教が自分に向けられたような気がして、斬新な形で裏切られます。2年前に私も就活をしていましたが、大学生のカルチャーや価値観、就活を迎える中での微妙な友人関係などの描写がすごくリアルでした。まあとにかく、カッコ悪い努力をしないことが最高にカッコ悪いということ、何かとカッコつけたい自分への戒めにしたいです。
★30 - コメント(0) - 2月12日

直木賞、受賞作。物語がどこへ行くのかわからず、どきどきしながら一気読み。拓人に共感。光太郎はいい奴。瑞月は素直。理香はわかりにくい。隆良はもっとわかりにくい。ギンジは出てこない。とにかくこんな就活をしなくてよかったと思う。SNSをいくつかやってますが、毒を吐くならリアルなところで吐かなきゃね。
★24 - コメント(0) - 2月11日

何これすごいリアル、と思ったら発売された2012年は自分の就活の年。境遇的には瑞月に少し近かったせいかぽつりと溢れた「がんばらなきゃ」に切なくなったり。ただ彼らの肩書きを被ってないと自分を語れないところも、プライドから自分を出せないところも、安全な場所から誰かを馬鹿にしてるところも全部自分のことを言い当てられているようでグサグサきました。SNSの発達で等身大や本音が埋もれてしまう世の中だけど、自分は自分以外の「何者」でもないと気付かないと何も始まらないんですよね。就活は自分と向き合う戦い、だから尚更に。
★34 - コメント(2) - 2月11日

ラストすき。
★11 - コメント(0) - 2月11日

就活をとりまく大学生の話でしたが、ラスト数十ページにやられました。人とは違うとタカをくくり、いつかは違う何者になれる。。誰にでも持ち合わせてる部分だと思う。だからこそありのままの自分にしかなれない事をを肯定し、ぶれずに生きてる人は本当に強いと思いました。
★26 - コメント(0) - 2月10日

何者の 評価:82 感想・レビュー:2829
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