日々の非常口 (新潮文庫)

日々の非常口 (新潮文庫)
あらすじ・内容
日本語で詩を書くアーサー氏のフツーの日々は、こんなにも刺激的! 朝日新聞の好評連載、待望の文庫化。ユーモラスで鋭いエッセイ集。

日本人より日本通の詩人、アーサーさんの日常とは? 「月極」の読み方に悩み、「ほかほか」の英訳を工夫する。謡いの会では羽織を纏い、クリスマスにはサンタの扮装を。旅先では愛猫に手紙を出そうとし、鈴虫に夏を感じる。「酔っ払う」の英語表現の多さに赤面し、戦争続きの母国を憂う。言葉のフシギから、社会、政治問題まで。日々の鮮やかさに気づかされる愉快で豊かなエッセイ集。

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日々の非常口はこんな本です

日々の非常口の感想・レビュー(113)

読メで知りました。こんな方がいらっしゃったとは、知りませんでした。日本語再発見です。
★12 - コメント(2) - 2016年12月28日

2016年11月27日 読了 新潮文庫 平成21年8月1日 発行版 頁16行 238頁
★2 - コメント(0) - 2016年11月27日

エッセーとしてはある意味月並みではあるけれど、マルチリンガルで詩人の筆者だけあって、言葉の感受性が豊かだし、翻訳の拘りにも、本当に言葉を愛しているんだなと。 東京在住のチャリダーで、知った地名や道の名前がところどころで出てくるのが親近感。 というか、永江朗氏による解説はチャリネタばかり(笑)
★3 - コメント(0) - 2016年9月4日

★★★☆☆
- コメント(0) - 2016年8月22日

日常のふとした言葉から、英語やイタリア語、思い出への別の扉を開いてくれる。少し日本贔屓なところはあるが、言葉の捉え方の差を知るのは面白い。
★3 - コメント(0) - 2016年8月20日

非日本語話者の視点から見た日本語という切り口のエッセイは今では珍しくないが読んだ中では日本語力が一番高いのは著者。日本語についてのエッセイもさることながら、辞書的な意味からは捉えにくい英語の感覚を日本人の感覚に沿って説明してくれている部分が個人的に楽しめた。B-
★5 - コメント(0) - 2016年6月20日

駆け込む姿が彼には似合う。アメリカ人なのに、日本を僕ら日本人より深くよく知っている。その視点の鮮やかさと、言葉のチョイスの良さに舌を巻くばかり。疲れた時に手に取ることにしよう。心がちょびっと軽くなるはずだ。最後の文章が、どの話をとってもたまらなく絶品。
★13 - コメント(0) - 2016年5月6日

たしかにこの人の日本語の力はすごい。 学生時代から学び始めて、相当な努力をしたことは、 文章のはしばしに感じられる。 それよりも、これぞ上等な随筆と呼べるものだろうことの方が、 すばらしい。 見識の広さと、日本語・英語両者の理解の深さ。 でも、今の自分にとっては、思ったよりも進まない文章だった。 具体的な分析はできないけど、母語ではない日本語だからかなと、 勝手な推測。
★3 - コメント(0) - 2016年4月27日

ビナードさんの本は何冊目かになるので、彼の驚異的な日本語力には慣れてしまって、もはや驚きはないものの、それでもやっぱり感心する。我々の多くは外国語の習得にあたっては、まだまだこんなに単語やイディオムを覚えなきゃいけない、と後ろ向きに捉えてしまいがちなのだが、ビナードさんの場合は、こんな言い方があるのか、へええ、こんな漢字もあるんだ、面白いなあと常にポジティヴ。ドナルド・キーンさんも新しい漢字に出会うと嬉しくなると語っていた。そうでないと、こういう域には達しないのだろうと諦めつつ、つくづく思うのだ。
★299 - コメント(1) - 2016年4月15日

語学を自分のものにするには母語も含めセンスが必要だなぁと感じさせる。満載喫水線なんてかなりマイナーな言葉を知っているのも驚くが、日本語の音感から来るイメージやニュアンスがこんなに的確なのがなにより凄いと思う^o^時々ある社会や政治問題の話がピリリと引き締めつつ、言葉の面白さを教えてくれる。月極、私も最初見た時ゲッキョクと読んでたのを思い出し、「度中毒」がオトナの雑誌で治った話に笑った^o^改めて言葉を楽しんで増やそう、自転車に乗って(*^^*)
★5 - コメント(0) - 2015年11月16日

mm
ミシガン生まれのビナードさんは日本語で詩作し2001年に中原中也賞。この時33歳。日本語習得のパワーがすごいな。満載喫水線という言葉に惚れ惚れしたりしてる語感のセンスが楽しい。当たり前の事をチョット視点をずらせば、思いがけずステキだったり、不思議だったり、バカバカしかったりする日々の愛おしさに気づく一冊。一方、私はアメリカという国を知らないという事実にも気づく。同盟国なんだしもっとよく知った方がいいと、安保で揺れる今日思う。英語もうちょいききとれるようになりたい。
★20 - コメント(0) - 2015年9月16日

面白かった。著者博識すぎ。"associate"の話が興味深かった。外国の人も言葉のニュアンスで誤魔化したりすることあるんだなー
★3 - コメント(0) - 2014年12月18日

日本語をあんなに面白がってくれると、日本人としては、ちょっと嬉しくなりますね。
★5 - コメント(0) - 2014年9月16日

アメリカ人として外から見た日本という視点と日本語に対する感覚の鋭さが素晴らしい。先入観無しにエッセイとしても大変面白い。イタリア語での罵倒の仕方がわかる一冊。
★4 - コメント(0) - 2014年6月8日

日本人以上に日本語を知る外国人著者。この人の日本語は本当にすごい。日本語に敬意と興味を持ってくれ、なんなら日本人以上にきちんと日本語を使いこなしている。視点も面白いし、深い。今までよりも日常が面白く感じられそう。
★5 - コメント(0) - 2014年6月6日

亜米利加ニモ負ケズに続いて文庫化されてたのを読了。見開き読み切りでさくさく読めてニヤリ。日本語って楽しい!
★3 - コメント(0) - 2014年5月28日

910
ラジオのコメンテーターとして、歯に着ぬきせぬ物言いとは裏腹に、日々のさりげない事に向ける素朴な視点と日本語の造詣の深さにおもわず微笑んでしまう。
★2 - コメント(0) - 2014年5月26日

日本人以上に日本語を知るアメリカ人。まちづくりと同様、外からの視点によってはじめて、ある集団や意識の長所や歪さがわかる面白さ満載。 彼の(あえてだろうが)ちょっとヨチヨチした筆遣いの素敵なところは、辛辣でありながら他者指弾のトゲトゲしさではなくユーモアとあたたかさが充満しているところ。 なかでもザリガニの逸話は秀逸だった。 いためつけられたザリガニの声に耳を傾けたのは泥亀とイモリだけだった。無視され続けたザリガニがとった行動は……。 【コメントに続く】
★7 - コメント(1) - 2014年3月30日

こういう本を読むと日常生活の乾燥具合が身に染みる。「自分の感受性くらい自分で守れ ばかものよ」ってことなんですよね タイトルもステキ 気になる一文:ぼくらにできるのは、定説と真実との線引きをはっきりさせることだ/ののしりと正反対の機能をもつのは、婉曲だ/言語というのは、それを使う人々が何に関心を持ち、どの分野を極めようとしているのか、如実に物語るものだ
★12 - コメント(0) - 2014年3月26日

好奇心と観察眼でふたつの文化を比較したり、考察したり。語彙も豊富でおもしろい。
★2 - コメント(0) - 2013年7月21日

再読。何回読んでも素敵。
★26 - コメント(0) - 2013年7月11日

凄く綺麗な言葉で紡がれた2ページエッセイ集。毎日数ページずつ読了。独自の視点と豊かな日本語で語る日常茶飯事エピソード(時事ネタ多数含む)。面白いエッセイという感じでもないが、短いなかにも時々ニヤリとさせられる文章が出てくるのが素晴らしい。物事に対する視点の広さ、考察し綺麗に纏め上げる力が凄いと思う。アーサー・ビナードさんは日本語の達人だねぇ。「面白い」というより、「興味深い」。深く心に染み込んでくるような作品だった。他の著書も読んでみたい。
★16 - コメント(9) - 2013年6月11日

934
視点が面白いし、鋭い。相当努力もされたのでしょうが、語学が苦手な私にはうらやましい限りの語彙力です。
★3 - コメント(0) - 2013年4月28日

視点が面白かった
★7 - コメント(0) - 2013年4月8日

きれいな日本語に触れたくて、評判が良かったので読んでみました。「きっこのブログ」で「さいたさいたセシウムがさいた」の記事を読んだのがきっかけで知った作家さん、というか詩人さんですが、日本語マニア?日本語オタク?日本語で詩を書くアメリカ人のエッセイ集です。おもしろいです。そこらへんの日本人より日本語が上手。僕らにはない独特な発想も読みどころ。自分の周りの日常を、自分の言葉で語りたくなりますね、なんとなく。
★4 - コメント(0) - 2012年11月28日

ある程度喋れても母国語じゃない言葉で文章を綴るのは難しい。それをアメリカ人の著者がなんなく高度な日本語でエッセイ集を書いてるのだからお見事としか言えない。語学を習得する才能もあるのだろうが、そこに習慣や文化が絡まって言葉が紡がれてるので、かなりの努力が見え、日本人とほぼ変わらない日本語力。正直羨ましいので嫉妬(笑)。内容も英語を話す人が犯しやすい日本語との戯れの勘違いが笑える。ただ、やはりどこか独特なので所々考えないと読めなかったのだが、それよりもこの日本語力のすごさはすごすぎる。
★7 - コメント(0) - 2012年11月11日

何の気もなく借りた図書室本。…とはいえ、これが面白かった。日本人じゃないのに〔という言い方は差別的で好きではないのだけど)、半端な日本人より日本人。国籍なんか超えて、こういう言葉に敏感な人(言葉だけではなく様々な物事に対しての意識が敏感なんだが)が世の中に増えていくことを願う。もっとたくさんの人に読まれてほしい本だと思った。自分で買って、学級文庫に入れたいと思います。
★9 - コメント(0) - 2012年9月22日

おもしろかった!外国の人だからなのか、詩人だからなのか、日本語なのに見慣れない表現がぽんぽんと出てきて、自分のボキャブラリーの少なさに唖然とさせられました。
★3 - コメント(0) - 2012年8月28日

おもに日本語と英語の違いについてを考察するエッセイ。焼き芋の「ほくほく」や「ぽかぽか」陽気などの英訳に悩むとか、そういう擬態語が少ない英語にも経済用語には「バブル」など、種類が豊富・・なんて話は特に印象深かった。見開き2ページで一章になっているので、寝る前に少しづつ読むのに最適でした。関係ないけど、違うと判っているのに、脳内で著者の顔がロバート・キャンベルさんになってしまっていたのは、私が「Qさま」見すぎだからですね。
★26 - コメント(2) - 2012年3月5日

この人の言葉に触れたくて久々に再読。 やっぱり素敵。
★7 - コメント(0) - 2012年2月8日

日頃なにげなく引っ掛かる日米のことばの違いから、その奥にある発想や文化の違いを楽しく実感させてくれる本。英語で秘密を漏らすことを“spill the beans”(豆をこぼす)というが、著者が神社の節分会に出掛けたら、地元の親子連れに「あなたクリスマス会のサンタさんでしょ?」と文字通り正体をバラされる『豆を撒かれたサンタ』という話が私のお気に入り。気軽に読めるが、実は奥が深く、ちゃんとオチまでついている良質なエッセイ。何より簡潔な点がすごい!!書くお手本としても参考にしたい一冊。
★13 - コメント(0) - 2012年1月20日

本書が良書であることの証明。 (1)著者が異国で生まれ育った人物であること。 (2)著者が詩人であること。 (3)本書がエッセイであること。 子豚が主人公の『What Happened to George?』という食べ過ぎて破裂して死んでしまう子豚の絵本の話など、いかにもシニカルな詩人らしさが漂う。 たとえば、フランスの詩人、シャルル・ペギーの言葉「今朝ホメロスを読んでいて、なんとも新鮮で生き生きしている。そして、この世で最も古臭くて、手垢にまみれているのは、今日の新聞だ」 あるいは、栗原貞子さんの
★3 - コメント(0) - 2011年11月30日

最初のほうの内容だけど、月極駐車場に関しては、中学生の頃国語の先生に教わるまで、ゲッキョク一族が駐車場業界を牛耳っていると思い込んでいたのを思い出した。日本人でさえこうである。みたいな事を、外からの視点で書いてある。まさに目からうろこ。移動の合間とかにちょびっとずつ読むのにオススメであるよ。
★5 - コメント(2) - 2011年11月4日

文化放送のソコトコのレギュラーコメンテーターのアーサー・ビナードさん 一度読もう読もうと思っていてやっと読みました 詩人らしい鋭い感性は言語が違っても生きているのですね 日本語の知らない言い回しもたくさん出てきて驚きました
★5 - コメント(0) - 2011年5月31日

日本人より日本人らしいアメリカ人に日本語の魅力を教えてもらった。
★3 - コメント(0) - 2011年1月8日

「初代大統領のワシントンから、18代大統領のグラントまでの”進化”は、ダーウィンをうろたえさせるのに十分な始末だった」(ヘンリー・アダムズ)
★2 - コメント(0) - 2010年8月14日

「ぼこりぼこりと真桑瓜」の句、私は一つだと思うな
★1 - コメント(0) - 2009年12月11日

私のとって初めてのエッセイでありショート・ショートでもあります。これは面白い!各テーマの着眼点もいいし、彼の頭の良さが分かります(笑)
★2 - コメント(0) - 2009年11月15日

我々には気づかないような日本語の奥深さを教えてくれる。が、どうもバタくさいというかなんというか、いちいち環境問題を絡めてくるのもわかっているけど鼻につく。ひねくれものです。
★1 - コメント(0) - 2009年10月29日

日々の非常口の 評価:96 感想・レビュー:50
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