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卵の緒 (新潮文庫)

感想・レビュー
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renzhen
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100冊目達成! 人間の繋がりで、大切なのは何かを考えさせられる 作品でした。『卵の緒 』と『7's blood』の2本立て。 『7's』の方が分量が多かったし、こっちの話の方が好きです。瀬尾まい子さんが一貫して書いているテーマの原点が見えたような本。
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sumi
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表題作よりもうひとつの「7's blood」のほうが好みでした。 七子ちゃんの感情の移り変わりにぐっときます。
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aru0901
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久しぶりに瀨尾さんいただきました そうこの感じ 言葉にできない感情がどんどん膨らんで 読了後も 最後のその景色を少し離れた所から見て動けない自分がいる 不思議な素敵な余韻
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yogaster
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ネタバレ血のつながらない親子。ははの愛情がいい
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にこ
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書かれている事実は単純な事じゃないはずなのにスラスラ読めてちょっとくすぐったい気持ちになった
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ミルクココア
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最後まで読んで読書メーターを開いて初めて以前読んでいたことを知りました。絶望的になっても仕方ないような話を希望を持てる終わり方にしてくださる作者の瀬尾さんに感謝です。再読して良かった。
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あきお
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瀬尾さんの小説はいつも本当にあたたかい。この作家さんに出会えて本当によかった。
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ごんざえもん
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ネタバレ裏表紙の紹介文に優しい気持ちになれる感動の作品集とあるが、不思議な気持ちにさせられた。自分は平凡な家庭で育ったものだから、こういった家族の形があることに考えが及ぶことはなかったし、それを暖かく描いているこの作品たちには、新しい発見というか、今までにない気持ちにさせられた。
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ぷ
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愛情深さが良かった
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ikuuu_mi
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2025年、一冊目!
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sana
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な つ (°∀°)
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第10回新潮文庫紅白本合戦で瀬尾まいこ先生の作品は3作品も選ばれていて、今回は『卵の緒』を読みました。これデビュー作なんですねぇ…デビュー作から瀬尾まいこ節炸裂。最初の一文『僕は捨て子だ。』から釘付けで一気に読んでしまった。大きな出来事は起こらないけど、離れられない文章力が流石すぎる…!!『7's blood』も良かった。主人公の七子と弟の七生。2人がどうか幸せに暮らせますようにと願ってしまう。
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みたらし団子食べたい
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😌🙂 目に見えるものだけが親子と証明出来るわけではない、か。親子って、家族って何だろうね。7's bloodの主人公は思春期らしさが出ててくすぐったくなった
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ゆうり
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いろんな家族の形があっていいんだと改めて感じさせてくれる。あさのあつこさんの解説が良すぎる、、!沁みるって言葉がぴったりのお話
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けむ
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なんて優しいんだろう。好きだわぁ。
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my
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ネタバレ瀬尾さんは本当にとても大切なことをなんでもないように、伝えるのが上手い。そのなんでもないように見える空気のなかに抱えきれない優しさと、あたたかさと、愛が詰まっている。 読み終えた時、自分にとっての繋がりを見つめ直している。いつもどこか成長させられる。 「夕暮れでも海でも山でも、とことんきれいな自然と1人じゃないって確信できるものがある時は、ひとりぼっちで歩くといいのよ。」この言葉を胸に刻んでおく。そしてこれからの人生、どこかの道でこの言葉を思い出して歩くのだ。
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Robbia
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『7’blood』思わず涙が出てしまうような…というほど切ないのに、涙は出そうになくて、じんわりとした温かくて切ない気持ちが残った。私が小さい頃、母がよく「うっそぴょーん」と言っていたので、今でも私の中の嘘はウサギのかたちをしている。育生にとっての赤ちゃんは、まだたまごのかたちをしているのだろうか。とふと思った。私は母親たちのこういうところが好きだ。人生を面白くしてくれてありがとうと思う。
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リュウジ
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★5家族を強くつなぐのは、なにも血や縁だけじゃない。1冊に2つの短編。背景は全く異なるストーリーなのに登場人物や設定が対の関係(例:血縁はない親子:父の血だけ同じ姉弟)になっていて、それがこの文庫の面白さを倍増させていた。瀬尾さんの奥の深さを再確認した読書となった。両方の物語に登場したのは自分の境遇にジタバタしない小学生の男の子。家族の温もりを素直に受け入れれば人生は豊かになる。そんなことが嫌味もウソくささもなく伝わってきた。気持ちがホワンとなった。小学生に教えられた(自分はヒネすぎてマネできんけどね)。
リュウジ

②そして息子の中の自分のDNAは、自分がしたのと同じ行動や対応をするかもしれない。全く違うことをするかもしれない。それが楽しみだった。事実、自分はバリバリの文系だったが、息子は理系の道に進んだ。高校で自分と同じクラブ入部を薦めたが、違うクラブを選んだ。院卒業時に「親父と同じになりたくなかったから絶対に違う道を歩むんだと思ってた」と言われた。家族に「ありがとう」と言うのがヘタな自分を見て、息子は「ありがとう」を必ず口にする人となった。人づきあいと笑うのがヘタな自分を見て、積極的に人と交わり笑う練習までした。

01/09 11:01
リュウジ

③ホント、自分は父として反面教師だった。「卵の緒」の母さんのようには全然いかず、息子に教えたいと思ったことはなにひとつうまく口で伝えることはできなかった。その息子も一昨年、結婚した。式の前に「思えば、お父さんには今の自分につながることは教えてもらっていた」「そういえば、アウトドアやサッカーや美術鑑賞や読書の面白さもお父さんから教わった」と手紙をもらった。昨年の秋、息子夫婦に子供が生まれた。男の子だ。自分のDNAは次へと渡っていった。

01/09 11:01
3件のコメントを全て見る
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とりゆ
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2025年1冊目。 親になってわかったことがある。 私は自分の親のことが大好きだけれども、その大好きを軽く超えてしまうほどに、親は自分のこどもが大好き。
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木乃香
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★★★☆☆
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ity
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ネタバレ★★★★ 心がスッキリするでもないし、強烈なメッセージを伴う訳でもないが、じんわりと心を揺らされてその余韻に包まれた。 日常生活の中では頻繁に大きな事件が起きるわけではないし、起きたとしても受け入れて前に進むしかない。 「あるべき」を押し付けることなく、こういう愛や優しさ、家族の形もあるよね、というのを伝えてくれる。 「あるべき」にプレッシャーを感じて追い詰められている人に読んでもらいたい。
٩( 'ω' )و~aki.info/@

そうそう。同感です。

01/20 06:04
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匡
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短編集、何気ない日常のやり取りに共感できるセリフが沢山、二つとも面白かったです。愛情に溢れている感じで血の繋がりだけが家族ではないなと思いました。ご飯シーンがとても美味しそうでした。
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みかん
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瀬尾まいこさんの話は悪い人が出てこないので、ストレスなく読める。美味しいものを食べた時にあの人に食べさせたいと思うのが好きな人、というのは分かる気がする。同時収録の半分血の繋がった姉弟の話である「7's blood」も繊細な話でよかった。
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あぶらや
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瀬尾まいこさんのデビュー作で私にとってこの作家さんの3冊目。いろんな形の家族、人の繋がりを描く作家さんだなぁ〜。ますます好きになります。
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苑香
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ネタバレ個人的には表題作の『卵の緒』よりも『7's blood』の方が好みだった。さすがに最後の唇を合わせたシーンには驚かされたけども。20年前以上前の2002年に刊行されたものだけど、刊行が2024年の今だとしたら、瀬尾さんは同じ描写をされるのかそれとも違った描写にするのかは純粋に興味がある。血の繋がりは全くないけれどこれからも家族として過ごす親子と半分血の繋がりはあるのにもう会うことはないだろう姉弟の話が一つの本に存在しているのがとても面白いと感じた。
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Yu Tomi
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人と繋がる温もりを感じ 心が温かくなった。 このままずっとずっと読み進めたいと思った。 初めて瀬尾さんの作品を読みました。 他作品もすぐに読みたい。
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setera
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家族の絆を主題とする二篇。「7’blood」の方ができが良い。
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sukitooru
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瀬尾まいこさんの作品すき
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2101ぱいなっぷる
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兄弟や親子の絆のようなものがしれて感動した!! とても読みやすくてすぐに読むことができました。
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m y
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心が温かくなり、じんわり涙がでる優しいお話。 登場人物、誰1人悪者がいない。 血が繋がっていてもいなくても、お互いがお互いを大事に思っている人たちだらけの小説に救われる。 瀬尾まいこ先生のあとがきを読むとさらに泣けた。
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TAKA
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温かいなあ。人が成長していくのは当たり前だけど困難を乗り越えていく成長は愛おしい。七生七子姉弟も育生も素直で良い子だからよけい健気である。わずかな記憶と確かな繋がりがある。また会える日が来ることを願う。おしつけがましいとこがなくてさっぱりしてて良い読書でした。
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moe
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元どおりになるものなど、この世には一つもない。
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ツバメマン★こち亀読破中
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人間関係は大切で、中でも家族との関係は最も大切なもの。でも「家族関係はこうあるべき!」というのではなくて、色々なカタチがあるもの。子供も大人も、そんな中で自分なりに考えて成長していくのだなぁ…なんてあたたかい気持ちで考えさせられました!
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ぽこちゃん
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ふんわりと優しい物語。…でも泣ける。そんな2つのお話。特に「7's blood」が良かった。腐ったケーキを食べる場面、夜にパジャマで歩く場面、最後の別れの場面、など情景が目に浮かぶような余韻が残った。素敵なお話を読めたことに感謝…ですね。
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リカオン
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人との繋がり、縁といったテーマで淡々と日常が描かれている。すごいドラマティックなストーリーではないけど、心に刺さる作品。何でこんな小説書けるんだろう。
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ぴ
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育生も七子も七生も愛おしい。心情描写が鮮やかすぎて、通勤電車で最後涙が出そうで危なかった。
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toshi🍏
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こんな人達に会いたい。こんな会話が思い浮かぶってすごいと思いました。特に7‘s blood は、感動しました。
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はな吉
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瀬尾まいこさんの作品はこれが2作目。1作目は「その扉を叩く音」で、しっかり涙腺を持っていかれたのだけれど、今回は悲しいというよりは複雑な印象を持った。また、この本では、異なる登場人物の話を二つ扱っていたのだが、どちらも家族や血のつながりとは少し違う、距離感のある人と人のつながりを感じた。それを受け入れて共存できるのは登場人物それぞれがそれぞれの優しさを持っているからだとも思った。登場人物が皆、個性的に感じられて面白かった。
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mujha
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ネタバレ「愛」が詰まっていた。春の明るいあたたかさと冬の夜手にしているカイロの祈るようなたたかさのような2篇。 お風呂に入ってた卵食べて大丈夫なのか、これからそれぞれの反抗期をどうむかえるのか、気になる事は多々あるけれど、とにかく皆幸せに生きて欲しい。特に七姉弟。色々難しい事考えんと会いたくなったら会ってほしいたのむ。
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ほのぼの
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『卵の緒』は瀬尾まいこさんのデビュー作、であることを読後に知った。そうか〜ここが原点なのか。他の作品にいろいろと通じている感じがする。【僕は捨て子だ】と確信する少年。しかも【父さんのことは口にしないほうがいい】と小さい時から悟っている。かしこい。訳アリの家庭がちっとも暗くも重くもならない。息子の賢さと母親の明るさが常にこの家庭を平穏に保っている。じつに良い親子だ。じわじわとしみてくるような感動。いい話だったなぁ〜。
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