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夢の守り人 (新潮文庫)

感想・レビュー
2197

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あつ
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再読★★★★
0255文字
おでんくん
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人は生きるのに理由を必要とする不思議な生き物。鳥も動物も生きる意味を考えたりしない。 人は未来を夢見る事で希望を持って生きられる。 今回はそんな人の夢を栄養にして育つ花と、その守り人のお話。生きるのがとてつもなく辛い時、決して叶わない夢かある時、素敵な夢をずっと見せてくれるなら死んでもいい?だろうか。
0255文字
もと
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ネタバレ29 ★☆☆☆☆ 意味ありげに語られる序章に戸惑い、その時はわからなくても読了後に序章を再読すると「そういう事か」と納得がいくものだけれど、今作は全くもって意味不明なまま。花だの種だのよくわからない。タンダの姿になった<花守り>がどうしてユグノを狙うのか意味がわからない、タンダがあんなに強くなれたのかも謎。主たる物語は意味不明だったけど、チャグムや<なんでも屋>のトーヤとサヤのその後が描かれていたのが嬉しくなるね。私にはとても難しい内容でございました。最後の養老孟子氏の解説もさっぱりわからなかった。
0255文字
海
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生命自体が持つふるえるような熱い力を、今作を通してしかと感じた。日々現実を生きる中で忘れていた、肌で感じる幸福を、風が運んできてくれた。タンダ、トロガイその他の登場人物たちがさらに好きになる。そしてチャグムにまた会えたことがとても嬉しいし、愛おしい。彼の運命の行く末が気になる。「真昼の子にしかできないこともあるだろう」というトロガイ師の言葉が、この世界に即した表現で勇気づけてもらえて、とても良いなぁと思った。
0255文字
ICHI   (atomic)
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シリーズ3作目 人の夢を糧とする異界の“花"に囚われ、人鬼と化したタンダ。女用心棒バルサは幼な馴染を救うため命を賭ける… Theファンタジーって内容!睡眠削って楽しんだ〜夢の世界へ陥るけど戻ってこれるかな😙面々に再会&成長。気になってたタンダとバルサ♪
0255文字
vinlandmbit
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精霊の守り人(シリーズ第1巻)で、重要な役回りをしてくれていたタンダとトロガイにフォーカスを当てた本作。闇の守り人に続き楽しませてもらいました。守り人シリーズは、大人と十分言える歳になっても、いや、なったからこそ感じられるなさ奥深さ、懐の深さがあるなと改めて本作でも感じました。引き続き、シリーズ続巻に進みます。
0255文字
さくま
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チャグム立派になって!1作目のときはなんだこのガキと思ったシーンも多々だったけど、立派に育っていて感心。久々にバルサと再会できてよかったね。これまでずっとお助けキャラだったタンダがピンチの回。
0255文字
ricca
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ネタバレ守り人シリーズ3作目。 幸福な夢の中に入ってしまったら、誰だって出たくないものだ。そんな夢に歌で誘うユグノに悪気は全く無いのだけれど、バルサが感じたのと同じく全く考え方が違いすぎて呆れてしまった。 一方で今回はバルサとタンダがお互いをとても大切に想いあっていることが伝わってきて、バルサにかなり感情移入してしまった。恋愛云々を超えてもう家族以上の関係なのでは。タンダが無事で本当に良かった〜。
0255文字
durian 道理庵
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関わる人全員抱いたわみたいなトロガイ師がすごくよい。
0255文字
りす
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私は多分夢の世界に誘われたら戻ってこれません。現実逃避がしたいから。内容は精霊や闇に比べると軽めですがザ・ファンタジーという感じでそれはそれで良い。精霊の守り人に出てきたキャラクターたちがほとんどなので、設定の理解に時間が掛からずさらっと読めました。次巻以降もバルサとタンダを見守っていきたいと思います。
0255文字
十六夜
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現実が辛すぎて夢に囚われ、命まで失いそうなとき、目を覚まさせてくれるのは、大切に思っている人たちなんだな。そんなことを感じた一冊。涙腺崩壊ポイント満載だけど、なかでも、チャグムとバルサの再会にぐっと来たし、「醜く老いはじめている」とニセ花番に言われたときのトロガイ師の言葉が素晴らしい。
0255文字
クレリック
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シリーズ3冊目。十二国記シリーズ読了からの勢いで読み始めたが、上橋さんの物語は優しい。痛みや死の伴う戦闘シーンは少なからずあるのだけれど、読んでいてあまり苦しくない。己の欲望のままに人を謀り、踏み躙っていくようなギラギラした悪人が登場しない。あるのは未練や嫉妬、恐れなどが転じて「行き過ぎた行動」のみ。そして傲慢なセリフを吐き捨てるような人物も不在。絶体絶命のピンチはあるのだけれど「敵も味方もなくノーサイド」的な終わり方をする。ドロドロしたものを読みたいわけでは無いが、物足りないと言えば物足りない。
0255文字
nakanaka
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シリーズ三作目。謎の歌い手・ユグノを追手から助け、共にタンダの元へと向かうバルサ。ところが花守りになったせいで人間離れした野獣のようになってしまったタンダはユグノとバルサに襲い掛かってくる。夢の世界というちょっと想像が難しい展開に戸惑いましたが楽しめました。生死を彷徨うタンダを心から思いやるバルサが新鮮で魅力的でしたね。最後になにかしら進展があるかと思いましたが特に無し。トロガイの意外な過去やチャグムや星読博士・シュガ、狩人・ジンたちの再登場など盛りだくさんでした。次作も楽しみです。
0255文字
ひろ1
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面白い
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レイ
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シリーズ1.2作目の方が好きだった。ユグノについてがなんだかよくわからない人だった。チャグムが出てきて、成長してたので嬉しい。チャグムはバルサやタンダ、トロガイと過ごした時間がかけがいのない時間だったんだと再確認すると胸が熱くなった。タンダのどうしたらいいか分からない分かれ道にきたら、どっちに歩んでいく方が好きな自分かを考えるんだという言葉にグッときた。
0255文字
Shoko
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ネタバレシリーズ3冊目。バルサとチャグムの再会は嬉しかった!タンダはどこまでも優しいなぁ。ジン、ゼン、ユンの狩人たちも、もしかして仲間みたいになるのかな?星読博士のシュガ、チャグムの右腕となって助けてあげてほしい。今作ではトロガイ師の過去を知ることができた。そのトロガイ師の言葉で心に引っかかったものが多かった。「待つのはつらいわな。でも、できることをやるしかなかろう?(中略)すぐに役に立たないものが、無駄なものとは限らんよってね」「人はね、生きるのに理由を必要とする、ふしぎな生き物なんだよ」続きを読もう。
0255文字
芦原
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上橋菜穂子先生の本で好きなのは文化描写、そして人としての悲しみが軽視されないところ。特に、若者向けの小説だと存在がなくなりがちな属性=中年女性のバルサ、苦悩を軽く描かれがちな属性=師匠ポジションのトロガイ師匠・育ての親のジグロ、彼らの悲しみが生きたものとしてしっかり描かれている。そしてそれゆえに物語の根底にある優しさと温かさが説得力を持っているのだと思う。一方ユグノのことはあんまりよくわからなかったが、今後再登場あるだろうか?
0255文字
もも
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夢に囚われてしまったタンダと、元に戻してやりたいバルサの想いを合間合間に痛いほど感じた。旅の合間にバルサがタンダを思い出すように、タンダにとってもバルサは生きる理由なんだなと。畑を耕して同じ食卓を毎日囲って子を成すような村人の"普通"の営みからは外れた二人だけれど、絆は深いのだなとしみじみ。
0255文字
ふかきふき
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☆☆☆ バトルシーンが多く、「誰もこれ以上怪我をしないで!傷つかないで!!!」と祈りながら読んだ。チャグムが少しずつ大人になっていく様も良い。
0255文字
Ippei Ashida
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タンダとトロガイが中心の物語。 ファンタジーだが、花が周りを使って生きようとする様は、すごく現実の植物の世界を表しているようでリアル。
0255文字
ひのきお
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タンダとトロガイがメインのお話。したたかさや逆に弱さのどちらも兼ね備えての人間なのだなと強く思った。チャグムが推しなので立派な姿で出てきた時声が出たꉂꉂ(ˊᗜˋ*)
0255文字
山田
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ネタバレタンダ氏、生命と魂を結ぶ糸が切れても戻ってこれたけど不死身…?夢の中で人々の秘めた想いがむき出しになるのと同じように、バルサのタンダへの想いが明らかになってくるのがとても良い。バルサは私の中で少し冷淡なイメージだったけど、久しぶりに読んだら感情豊かで魅力的。花の世界も幻想的で美しかった。異世界はナユグだけではなく、幾つもの世界が近づいては離れていく。シュガが私にとってはこれこそが夢だと言った気持ちが良くわかる。こんな素敵な世界に生まれていたなあ。一文一文が美しくていつまでも浸っていたいと思える世界。大好き
0255文字
よっしー
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ネタバレ話はそれるかもしれない。私には「人生の目的」がある。でもなぜかトロガイ師の話を読んでいるとふと「人生の目的」のその先がある様に感じた。それは「自分の魂を磨き続ける事」。その為に逆算して人生の目的、1日1日の生き方がある。心に引っかかっていたものが解けていく不思議な感覚を味わった。トロガイ師ありがとう。タンダとバルサの深い愛が印象的。きっと一緒にはいられないんだけど、心の中ではずっと繋がってる感じ。もう最高です。「あいつ(タンダ)を殺さなければならないなら、わたしはあいつに殺されるほうを選ぶ」
0255文字
アポトキシン
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トロガイとタンダが主人公のお話。 したたかで鋼のメンタルを持っているトロガイでさえ、若い頃は自分の人生に嫌気がさし、早く死にたいと思っていたときがあった。それでもトロガイは、師匠との出会いから心を入れ換え、しぶとく歳を重ねてきた。そんなトロガイだからこそ、言葉の一つ一つがとても重くて筋が通っているし、身内のために命を殉じようとしたタンダを救うことが出来たのだと思った。命あるものは、いつかは嫌でも目覚められない日が必ず来る。だからこそ、一度きりの命はもっと自分のために使ってあげたいし、(続く)
アポトキシン

ひのきおさん、『夢の守り人』めっちゃ面白かったし感動したよ❗是非読んでみてね。

09/06 16:39
ひのきお

トキさん、うん!楽しんで読むよ!

09/06 18:58
4件のコメントを全て見る
0255文字
まろん
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再読。隙間時間を使って2、3日かけてゆっくり読もうも試みるのに、スピード感ある展開に1日で読んでしまうほど、3作目にしてもやはり面白い。現実から逃げ出したくなったり、死を望むほどつらい思いをしてもなお生き続けていける強かさが人間にはあるのだということを、トロガイ大呪術師が教えてくれる物語である。次作はチャグムの冒険記だ、何日で読み終わるのだろう笑。
0255文字
がらくたどん
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読書家様に触発されての追っかけ再読♪「草が生えるよ、夏の日は。取っても、取っても、生えてくる・・ああ、ままならぬ、世の中よ。ああ、ままならぬ、夏の日よ」ままならぬ世を忘れるような夢が欲しい。でもそれで夢の世界に閉じこめられたら?大魔術師トロガイですら若き日に誘い込まれた花の宮。息子を亡くした失意の妃・親の決めた結婚を控えた村娘・王の後継者としての運命を受け入れたチャグムが、次々に取り込まれていく。夢はひと時なら再起への癒し。呪いの檻にしたのは誰?タンダの優しさを人質に取られたバルサ。唇を噛んで勝機を探れ!
がらくたどん

くまみさん、楽しい再読のキッカケをありがとうございます♪ファンタジーは良いですよね。社会派の物語と同様にままならないリアルを描きつつ、実現不可能に見えても目指すべき「真善美」を突きつけてくる。そうか~「獣の奏者」での上橋デビューでしたか。シッポを愛するくまみさんらしいです(*^。^*)それにしても「モモ」が中学生って。自分が重ねた馬齢に忸怩たる思いです(笑)

09/05 12:32
東谷くまみ

なるほど!がらくたどんさんのコメント内の「ままならないリアルを描きつつ~『真善美』をつきつけてくる」!私、時代小説ってファンタジーの一種だよなぁと思っていたので、このコメントですごく納得しました!!ありがとうございます🥰

09/05 12:44
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0255文字
武田みらの
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夢が難しかった。でもあの世界観がやっぱり好き。心が落ち着く。
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ヨーイチ
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守り人シリーズ三冊目、読メで沢山の登録とコメントが確認できる。まぁ面白いものね、と納得。前作はバルサの故郷、本作では元に戻って新ヨゴ王国が舞台。戻って来て「米作ってたんだぁ」とか「剣が使ってるぅ」とか「市場も賑やか」とか文明と生産力が窺える。帝の権威と官僚制は古代チャイナを思わせるし、非征服民はさしずめヤマトを思わせる。その中で「夢」がモチーフになって冒険、闘争が繰り広げられる。魔法は無いけど此処では呪術がある。宗教は影が薄い、僧侶魔法の代わりは薬草が担う。いつの間にかロープレ頭になっている。続く
ヨーイチ

続き まぁあれも異世界物・ヨーロッパ古代をモチーフにして出来た物だからと納得。こりゃ最後まで行くな。

08/18 08:09
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ちゃぶ
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ネタバレ闇の守り人読了した勢いで、1日で読んでしまった... タンダが戻ってきて良かった!ハラハラしっぱなしの一冊でした。
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水月
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【audible】☆2 シリーズ3作目 前にもまして専門用語が増え、また幻影描写が多くよく分からん部分がさらに増えた ユグノのキャラも魅力なし タンダがボコボコにされちゃったけど花守がそこまでする必要あったか? 1,2作目よりどんどん劣化している印象
0255文字
くめ納豆
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守り人シリーズ3作目。タンダの姪が目覚めない的な内容。タンダの兄弟最低。
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dokuryo1
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ネタバレ花と種と夢と木霊と歌と、キーワードがたくさんあり、頭で道筋を整理するのが難しかった。夢の話、というと捉えどころなくなんでもありになりすぎてつまらなさそうなところを、トロガイ師の人生が絡められていて面白く読んだ。穏やかなタンダが肉体的にあんなにボロボロになって…
0255文字
まゆこ
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ネタバレ再読。女用心棒バルサ、ヨゴへの帰り道、歌い手ユグノを助けることに。一方幼馴染のタンダは、夢に囚われた姪を救おうとして、返り討ちに会い<花守り>という人鬼にされてしまう。彼や夢に囚われた他の人々を救うため、バルサは立ち上がり、周囲の協力も得て戦うの巻。そして明かされる呪術師トロガイの過去。チャグムとタンダが夢の中で再会するシーン、「飛ぶ力は、おまえが生きたいと望む力だ。苦しみも闇も、突っきって飛びつづけろ。おまえには、その力がある。……おれも、バルサも、それをよく知ってるよ」というタンダの言葉に思わず涙。
0255文字
sachi
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シリーズ3。今回は、呪術師がメインな、不思議な夢が絡んだ世界の話。終わっても、トロンとした感じの余韻が残るストーリーでしたが、骨太の物語はまだまだ続きそう。
0255文字
ケン
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再々読。 何度読んでも面白いですね。 タンダも助かって良かった~。
0255文字
もも
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ネタバレチャグムが絡んでくれたの嬉しい。にしてもこのシリーズ辛い人生の中にも温かさを感じる。
0255文字
Tanabata
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Audible でひき続き 上橋菜穂子氏祭りな私。シリーズ3巻 夢の守り人 も一気に聴了 夢に囚われて現実に戻りたくない…そんな時もあるよね。人は多くの想いを持つ。一之妃の絶望は強すぎて私なら魂を取られたまま戻れないな。木霊の想い他人ユグノ、私にも歌ってくれませんか?
zero1

上橋奈保子?

06/10 21:51
Tanabata

きゃー!間違えてますね!ご指摘ありがとうございます。

06/10 22:59
0255文字
小比類巻杏里
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ネタバレバルサとチャグムの再会シーンに感動した。転げるように走ってくるチャグム、かわいい!!!
0255文字
KYON
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「ねむりは昼のつかれをいやし、夢は魂をいやしてくれる。悪夢さえも、魂の底にひそむ傷をむきだしにし、風にさらしてかわかしてくれる…。」 個人的にツライ出来事があって、悲しい夢を見て涙を流し目覚めるとゆう事が何年も続いたんだけど、私のぐちゅぐちゅした傷を治すためだったのか?…と考えさせられた。逃げたくなるような甘い夢は見られなかったけど、もし見ていたなら帰ってこられなかったかも。
0255文字
三色団子
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シリーズ3作目。夢と現実の狭間を魂が糸に結ばれた体から飛び出していく。自分の今も夢の中なのかもしれない。今を生きるとは何なのか。
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