孫が読む漱石 (新潮文庫)

孫が読む漱石の感想・レビュー(44)

漱石の孫って情報を抜きに書評集だけで見ると、ちょっと食い足りないかな。もうちょっと踏み込んだ読解を読みたいです。ただ対象が小説だけでなく、講演集や文学論も入れているのはマル。漱石逝去の数時間前に撮られた写真が載っていて、なんとも感慨深いものでありました。
★6 - コメント(0) - 2014年6月23日

夏目漱石の孫で漫画評論家の夏目房之介による漱石作品解説本。『吾輩は猫である』から『明暗』まで、ほとんど全部の漱石作品が解説されてます。夏目漱石ってもちろん文豪オブ文豪っていう有名な作者なので、世の中にはあまたの漱石解説本があるんですが、この夏目房之介は、もともとがコラムニストというか雑誌編集者・ライターなので、変な学者の書く文章と違って、単純に読んでて面白い。ソフトな語り口で漱石作品について語りつつ、チラチラ出てくる「漱石の孫」であるというコンプレックスについて、父親・家族親戚関係の話も面白い。
★2 - コメント(0) - 2013年6月29日

小学生の時にオヤジに「猫」を買い与えられて挫折。それ以来長年漱石を読了したことが無かった・・・。が、数年前、ふとしたことから「こころ」を読み、登場人物の思考についていけなかったのは記憶に新しいところ。この本を読み、なぜそうだったのかがよく分かった。漫画批評家、コラムニストである著者が漱石と今の人々の思考の橋渡しをしてくれます。(意味を求めちゃいけないんですね~。)貴重な写真の数々も必見。
★2 - コメント(0) - 2012年10月28日

当たり前ですが、漱石作品を読んで僕の感想と孫である房之介さんの感想とでは個人個人の違いというよりも親族にあたるかによって出る違いがあります。大きく漱石の作品や本人にもつ印象、批評が異なり、僕からみると「そうかなあ」と首を捻る点もありますが含めてこの本は興味深いものでした。現代の漫画における描写を漱石の作品の手法と比較していて何かヒントになりました。夏目漱石好きにオススメです。当たり前ですが。
★2 - コメント(0) - 2011年8月12日

こういう、「「名作」とは言われているけど、正直今の視点から見てどうなの?」っていう感じの批評が好きかも。『戦前の高学歴の学生に好まれ、そのせいで戦後教育を通じて名作として普及した『こころ』は、今でも多くの若者の心をつかむかもしれない。でも、さまざまな名作が、小説、映画、TVやマンガから生まれ、しかもその送り手の多くが女性になった70年代以降の時代には、『こころ』は男性中心の身勝手な話だと批判されても、しかたないだろう。(pp.194)』
★1 - コメント(0) - 2011年6月2日

私の職場と自宅の間に、熊本で住んでいた家が、三軒ある。(漱石さんは、引っ越し好き)意外と身近な存在。この本も、熊本日日新聞社で、連載されてたし、まだ読んでいない作品も多数発見。
★6 - コメント(3) - 2010年6月8日

漱石の孫による漱石作品評論書。身内ならではの観点での漱石像が面白かった。氏の漱石関連書の2作目という事だが、1作目と比べて各作品への漱石の思いが孫の考えで評論されている。漱石の作品を年代順に評しているが、思ったより忘れている作品が多いことに気づいた。今度道草あたりを読み直して見たい。
★4 - コメント(0) - 2010年2月28日

突然怒り出す恐い漱石お父さん、それは病気とさとり子供たちや漱石さんを守ることにした鏡子夫人。患っていた胃潰瘍で死にそうになった後、優しくなって鏡子さんを大事にするようになった漱石さんに何かしらの安堵感と侘しさ。
★4 - コメント(0) - 2009年12月27日

漱石の孫でありマンガコラムニストの夏目房之介による漱石の書評。読みやすい文章だし、漱石個人の置かれた状況を孫として描きつつ作品の位置づけを行っているのはわかりやすい。
★5 - コメント(0) - 2009年9月21日

=) お家騒動を機に読んでみたが、孫視点での書評ってのは面白い。時代や家族背景をちりばめてあって一歩踏み込んだ感じで、不思議なことに漱石の本をすべて読みたくなった
★4 - コメント(0) - 2009年8月10日

実際、教科書以外で漱石の本を何冊読んだだろう?漱石の本自体を読んでから読んだ方がよかったな。漫画評論で有名な筆者だが、孫としての視点というものは他者には真似のできないものなのだから貴重だと思う。筆者によるイラストがいい。
★3 - コメント(0) - 2009年5月3日

<子孫としての距離>と<今の時代に生きる戦後大衆のひとりとしての距離>が読んでいく作品によって長くなったり短くなったり揺らぐ様が興味深かった。なにより漱石と向き合おうとする真面目で真剣な態度そのものに漱石の後裔らしさを感じた。
★5 - コメント(0) - 2009年4月18日

いい加減、漱石の本を読もうと思った。
★1 - コメント(0) - 2009年3月23日

面白かった!漱石もっとちゃんと読まなきゃと思いました。
★1 - コメント(0) - 2009年3月10日

漱石よりも、夏目房之介のマンガ評論の方が好きだったので、僕の興味は、身内の文章をどのように読んでいるかという点。なるほどと思うところが多く、漱石をきちんと読んでみようかという気にさせる。
★3 - コメント(0) - 2009年3月4日

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