日曜日の夕刊 (新潮文庫)

日曜日の夕刊 (新潮文庫)
あらすじ・内容
さあ、今週も元気に行こう。思わず微笑む、12の短編。

日曜日、お父さんがいてお母さんがいて「僕」がいて、お兄ちゃんとお姉ちゃんは恋人がいて――。ある町の春夏秋冬、日常の些細な出来事を12の短編小説でラッピング。忘れかけていた感情が鮮やかに蘇る。夜空のもとで父と息子は顔を見合わせて微笑み、桜の花の下、若い男女はそっと腕を組み……。昨日と同じ今日なのに、何故だか少し違って見える。そんな気になる、小さな小さなおとぎ話。

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火花
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日曜日の夕刊の感想・レビュー(1698)

12の短編集。登場人物は様々。若い男性、中年男性、若い女性、その他。どの話もよかった。「卒業ホームラン」のお父さんは息子の野球チームの監督になる。その気苦労は相当なものだっただろうね。息子の扱い方、他の子の親からの突き上げなどなど。それでもがんばったから終わった時には清々しい気分になっただろうね。そのことが娘にも伝わるといいね。
★22 - コメント(0) - 3月22日

週刊誌に連載された短編を文庫化したもの。鋭い人間観察をもとに書かれた、じんと心に沁みる物語集。ちょっと大げさな表現だが、他の作品同様、人間存在への慈しみ・愛を感じる。
★2 - コメント(0) - 1月28日

良かったです!ちょっと泣かせる短編集。『卒業ホームラン』は同じような境遇だったので胸が熱くなりました!
★9 - コメント(0) - 1月17日

「恵まれない子供にとりあえず必要なのはお金で、愛が必要なのは、恵まれた子供のほうなんだと思いません?」
★4 - コメント(0) - 1月1日

泣いた。意表をつかれました。タイトルからほのぼのした話かと思っていましたので。自分もそれなりに人生経験を経て、いろいろ考えてしまいました。読み終えた後にタイトルを改めて思うと、じわじわいいなあと感じます。
★9 - コメント(0) - 2016年12月10日

重松節全開の短編集。前は好きだったのに、なぜか今回は白けちゃった。子どもって、ほんとにこんな風に心の中で思ってるかな?こんなに上手くいくもんかな?なんか美化しすぎてるというか……。ちょっと意地悪な目で見ちゃった。
★7 - コメント(0) - 2016年12月5日

タイトルがいいですね。日曜日の夕方のサザエさんの音楽が聞こえてきそう。お父さんを応援したくなる「サマーキャンプへようこそ」「すし、食いねェ」「卒業ホームラン」が好き。特に最後の卒業ホームランは辛い。監督としての立場と父としての思い。ホームベースの意味を知ってジワーっときた。そして「柑橘系パパ」を読んで、娘よ。パパもオヤジ臭いか?
★7 - コメント(0) - 2016年12月3日

自分は、父親でもないし、あるいは似た状況でもないのに、どこか似ているような。共感できる部分が見つかる。物語の先には、前向きに幸せを想像する。
★2 - コメント(0) - 2016年11月16日

家族を書かせたら右に出るものはいない。重松さん。子どもは子どもなりの大人は大人なりの。どの年齢でも共感出来る
★2 - コメント(0) - 2016年11月8日

素敵なタイトル。日曜日、お父さんとお母さんと僕。日常の些細な出来事をちりばめた短編小説。重松さんだけど号泣せず、強い痛みは無く、読みやすかった。「チマ男とガサ子」「カーネーション」「さかあがりの神様」「後藤を待ちながら」「卒業ホームラン」が好き。親が思っているより子どもはしっかりしているのだ。
★34 - コメント(0) - 2016年11月4日

憂鬱な月曜日の道筋に躊躇って、日曜日という道端で少し行き詰まって右往左往している人々が、夕方になった時に一歩だけ進んでみたような短編集。どのお話も少しだけ不幸で、少しだけ幸福。そんなお話が少しだけ心に滲みてくる短編集。
★9 - コメント(0) - 2016年11月3日

ニュージーランドへの飛行機にて読了。今更記録
- コメント(0) - 2016年10月8日

ごくごくありふれた家族の出来事を切り取った短編集。「後藤を待ちながら」と「卒業ホームラン」が特に好き。生きていく中で出会う、ちょっとした葛藤や過去の過ちへの後悔、人と関わることの苦悩。当たり前のことが重苦しくなく綴られた短編集。
★1 - コメント(0) - 2016年8月20日

重松清でまず最初に読むならコレをすすめたい。『ナイフ』のようなイジメの実態をえぐった話(後藤を待ちながら)、『小さき者へ』のような子供心をリアルに描いた話(サマーキャンプへようこそ、さかあがりの神様)、『ビタミンF』のような人生の苦味を感じさせる話(セプテンバー'81、サンタにお願い)、そして野球(卒業ホームラン)!。美味しいところばかりをそろえた、格好の重松入門。これを面白く読めたなら、おそらくあなたは他の重松作品も、きっと楽しめるはずだ。
★5 - コメント(0) - 2016年8月4日

全12話の、小さな感動をいっぱい詰め込んだ短編集でした。 私は、『チマ男とガサ子』『すし、食いねェ』『卒業ホームラン』のお話しがお気に入りですが、特に『卒業ホームラン』が良かったです。 父親の苦悩の色が濃いなか、ホームベースの意味のくだりが、全てを包み込んでくれた感じがしました。とても良い作品ですね。
★30 - コメント(0) - 2016年7月1日

いま日本のどこで起こっていても不思議ではない物語の短編集です。なので、特にこれといったオチはないんですが、安心して読むことができます。重松清さんの小説は年に1,2回読みたくなります。自分にとっては精神安定剤のようなものです。今回は特に「後藤を待ちながら」が印象に残りました。やはりいじめを題材とした物語は巧いです。どこか響くものがあります。
★5 - コメント(0) - 2016年5月8日

国語の教科書で卒業ホームランを知って、ちゃんと読んでみたくなったので。いいことがなくても頑張る智を理解出来なかった徹夫だけど、「だって、ぼく、野球が好きもん」の拍子抜けするほどかんたんな、理屈にもならない言葉で、頬が内側から押されるようにゆるんだシーンが忘れられない。
★5 - コメント(0) - 2016年4月28日

短編集。【チマ男とガサ子】私もガサ子なんで、こんな男の人無理!細かすぎる。【桜桃忌の恋人】太宰治 読んだことないので、あんまり楽しめなかったな。【すし、食いねェ】このロケの企画は、『高級店に戸惑う庶民を笑おう』なんですかねえ?凄い気分悪かったです。 お父さん誕生日くらい子供の好きな物買ってあげてほしいですね。
★6 - コメント(0) - 2016年3月26日

12の月、12の作品収録の短編集。『桜桃忌の恋人』と『さかあがりの神様』が良かった。
★22 - コメント(0) - 2016年3月19日

後藤君、会場に現れたら案外楽しかったかも?でも、入っていけない気持ちもわかる。陽司君はいい出会いができました。(後藤を待ちながら) 他の作品も、戯曲や歌のタイトルなどをもじっているのかな?(ゴドーを待ちながら/サミュエル・ベケット)
★5 - コメント(0) - 2016年3月16日

平凡な家族の話なのにどこか心を揺さぶられる。 家族ごとにつらいことがあってそして、幸せがあってそれをちょっとみせてくれるからなのかと思った。 良い本である。
★3 - コメント(0) - 2016年2月23日

なかなか良いですね。「さかあがりの神様」が一番良かったかな。
★4 - コメント(0) - 2016年2月8日

親子や恋人をテーマとした良作揃いの短編集。『ナイフ』ほど痛くなく、『ビタミンF』ほど身につまされないので読みやすいw 「カーネーション」「サマーキャンプへようこそ」「さかあがりの神様」「後藤を待ちながら」「卒業ホームラン」がお気に入り。「卒業~」は読んだことがあるのに、今回も結末を知っているのに泣けてきた。父親、母親、娘、息子の4人家族が、もやもやしていた現状から一歩踏み出すある日曜日を描いている。一番辛い立場にいたはずの小6の息子の純粋な気持ちで前に進もうとする一言が、家族全員に勇気を与える。
★37 - コメント(0) - 2016年1月25日

家族や友人との何気ない日々、その中にある悩みや問題を細かく、その分読者に何かしら共感できる部分を含ませるように描かれている。今回一番印象に残ってるのは、「サマーキャンプにようこそ」という短編。主人公のませた少年が父親とキャンプに行き、他の人との協力や自然が一番、といった雰囲気に馴染めない。大人が求める子供っぽさとそれを幼いと感じてしまう自己とのギャップを描いている。自分がこんなことを感じていた分、よく分かる。本を一度閉じてしまうほどに。やはり、子供っぽくないことがあったとしても、それを否定するのはどうかな
★5 - コメント(1) - 2015年12月30日

日曜に、程度の差はあったけど、関わりのある短編が12個でした。個人的な家族の話が多かったように思う。それぞれに事情も立場も状況も違った。出てくる人たちが色々で、周りの人にあわせられない人たちとか、いじめにあってるこどもがいる父が自分が昔やったいじめについて考えていたりとか、過食症な姉とやっぱり不安定な妹とか。おもしろい、というと何か語弊がある気がするけど、読みがいのある本でした。通勤のお供的。
★4 - コメント(0) - 2015年12月28日

家族の短篇集。読みやすくおもしろかったです。他の作品も読んでみたい。
★3 - コメント(0) - 2015年10月24日

kz
短編の集合作品。どの作品も親子関係に焦点を当てている。特に、年少期の子どもと親の感情表現がゆたかである。どことなく、幼き日の自分の感情と共鳴しノスタルジーを感じる。涙を流すとまではいかないが、感動するものが多い。あとがきを見るまで気付きもしなかったが、“物語を語るものの視点のうまさ”がどの作品にも感じられた。子のみの視点で完結し、親の気持ちは読者に推測させるといった具合だ。重松さんの作品は多く読んできたつもりだが、これからは“視点のうまさ”を感じながら作品に当たりたいと思った。
★4 - コメント(0) - 2015年10月18日

短編集。老若男女様々な視点から伺える物語でしっくりきたり、ジーンときたり、じんわりと心に沁みわたるそんな作品が多かった。日々の些細な出来事の中に小さいけれど、人其々の幸せを描き、心温まる素敵な作品で心に響く。こんな短編なら何編でも読んでいたいし良い作品だった。どれも良かったが、太宰治関連の「桜桃忌の恋人」が特にお気に入り。これを読んで太宰治を久しぶりに読みたくなった。
★78 - コメント(0) - 2015年10月12日

なんか最初は青くさいと思ったけど、愛すべきダメな人間たちの短編集でした。結果だけみれば優劣に分かれるけれど、できる人達が感じる幸せと、できない人達が感じる幸せは決して優劣の差はないと思った。
★3 - コメント(0) - 2015年10月8日

本棚にあったものをなんとなく再読した。立て続けに重松作品を読んでいたのでちょっと印象が薄い。
- コメント(0) - 2015年10月6日

1つの沿線上の様々なエピソード。素敵な本でした。
- コメント(0) - 2015年9月13日

安定感抜群の重松清作品。短編集は物足りないものが多いは、この作品はどれも胸に迫りました。卒業ホームラン、逆上がりの神様などどれも良かった。喧嘩したいなら表に出ろ!、おれは裏口から逃げる。戦争を戦い切った諸先輩方、こんな軟弱な男のために戦ってきたのかと思わないで下さい。年金はしっかり、お支払いしますので。
★4 - コメント(0) - 2015年8月21日

重松さんの12の短編集。 最後の「卒業ホームラン」は、 補欠だった自分の野球人生を思い出し、泣けた。
★6 - コメント(0) - 2015年8月10日

サラリーマン生活は十五年になる。結婚して、十年。「幸せか不幸せか」という二者択一を迫られたら、「幸せ」のほうに手を挙げるつもりだ。手を下ろしたあと、理由のはっきりしない苦笑いが浮かぶだろう。「元気?」と訊かれたら、たぶん、同じ笑顔でうなずく。などなど、親目線のことばにぐっときた(成長したなぁ笑)サマーキャンプへようこそが1番お気に入り。決して甘くはない現実も、そこに密やかにある希望も、逃げずに描くのがこの作家の素敵なところだ。
★7 - コメント(0) - 2015年8月4日

泣くほどではないけれど、ポロッとくる一歩手前で寸止めするような感動のさせ方がうまいなぁと思う。特に親子の話を描く短編が多かったが、自分が親という立場になってこそわかる感情というのが実にうまく表現されていると思う。子どもが読んでも今いちピンとはこないんだろうなぁ。『さかあがりの神様』『すし、食いねェ』『卒業ホームラン』は中学入試問題では定番の作品だが、自分も同じ父親という立場上、主人公のパパたちにエールを贈りたくなった。
★13 - コメント(0) - 2015年7月29日

★★★☆☆ いろいろな家族関係を描いた短編集。どの話を気に入るかで、自分の家族との悩みが分かるかも。「すし食いねェ」が面白かった。
★4 - コメント(0) - 2015年7月27日

物語を老若男女様々な視点から描いた短編小説。読後感はほっこり。読んでいて、back numberのbird's sorrowが浮かんできた。「いつでもそうなんだ どっかで誰か泣いていて、その隣の部屋では誰か笑っていて」毎日の生活の中ですれ違う無数の人にもそれぞれの人生があり、それぞれの悩みがあって、それでも日々を懸命に生きている。明日から頑張ろうと勇気をもらった。重松清の紡ぐ言葉は自分の中にすーっと入ってきて、ゆっくりとしみ込んでいく。本当に大好きだなって改めて思った。
★12 - コメント(1) - 2015年7月18日

様々な「家族」をめぐる短編集。親も子もそれぞれに悩みや緊張を抱えてぶつかりながら、それでも同じ方向を向いて暮らしていこうと寄り添い合う姿に心が和んだ。岡山生まれの私には、幼い頃慣れ親しんだ岡山弁がとてつもなく懐かしく、そこも大きな和みポイントだった。「チマ男とガサ子」「桜桃忌の恋人」は家族のお話ではないけど、テーマは共通。「他人の中の自分にないもの」を受け容れて愛情に育ててゆく過程は、結局家族でも他人でも同じなんだ。
★27 - コメント(0) - 2015年7月4日

日曜日の夕刊の 評価:54 感想・レビュー:312
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