閻魔の世直し: 善人長屋 (新潮文庫)

閻魔の世直し: 善人長屋 (新潮文庫)
あらすじ・内容
裏社会の頭衆を襲う閻魔組。「善人長屋」の面々は裏稼業の技を尽くしてその正体を暴く。

周囲から「善人長屋」と呼ばれる千七長屋。差配も店子も表向きは堅気のお人好し揃いだが、実は裏稼業を営む悪党だらけ。ある日、「閻魔組」と名乗る三人組によって裏社会の頭衆が次々に襲われ、惨殺される事件が発生する。天誅を気取る「閻魔組」の暗躍は、他人事として見過ごせない。長屋を探る同心の目を潜り、裏稼業の技を尽くした探索は奴らの正体を暴けるか。人情溢れる時代小説。

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閻魔の世直し: 善人長屋はこんな本です

閻魔の世直し: 善人長屋の感想・レビュー(145)

★★★★ 
★7 - コメント(0) - 2月7日

今回は長編で読みごたえがありました。裏稼業の悪党だけど非道は見逃せないという登場人物たちが今回も大活躍。勝手に事態を引っ掻き回すお縫は前作に続いて好きになれなかったけれど、月天のお頭には惚れました。
★2 - コメント(0) - 2016年10月22日

シリーズ2作目。登場人物がわかりやすい、というかキャラがたっていて読みやすいし、感情移入もしやすい。次作もあるかな?
- コメント(0) - 2016年10月16日

今回は長編。長屋の住人だけでなく、彼らに関わる善人、悪人を総動員して事件に当たる。月天の頭が素敵すぎる。盗賊や香具師や掏りの頭が事件に巻き込まれるが、悪人の頭の方が人間が出来ていて、役人の方が小狡かったりする。人間の本質は善か悪か、などという哲学的なことをテーマにしている作品だと感じた。悪人が悪人を倒す構図はスカッとする。ちなみに定廻り同心・白坂様は南町所属。
★4 - コメント(0) - 2016年10月14日

読了。 前作のいろいろな伏線が回収される話。 相変わらず、真っ直ぐな人たちだった。
★6 - コメント(0) - 2016年10月10日

★★★☆☆善人長屋の第二弾。裏稼業を持つ住人ばかりの長屋に持ち込まれた事件を解決していく。今作は長編で、ずっしりくる内容。白か黒かじゃ分けられない部分の切なさ。登場人物もそれぞれ芯が通っていて、とても渋い。面白かった。
★4 - コメント(0) - 2016年9月22日

久しぶりの西條さんの時代物を読んだけど、相変わらずの安定感と人情味で楽しく読めました。少しじれったくて隔靴掻痒的な感じでしたが、まあ好きな本ですね。これが2巻目ということなので今から1巻目にさかのぼって読みまっす。
★10 - コメント(0) - 2016年9月13日

【図書館本】シリーズ2作目。1作目は短編でこれは長編だが、このシリーズは短編の方がテンポよく読める気がするが、面白く読めた。
★5 - コメント(0) - 2016年9月7日

善人長屋の面子が閻魔組の正体を割り出そうと動きます。夜叉坊主の関わりが判明し、閻魔組の一人が定廻同心ではないかと疑い… 事が複雑に絡むことで決め手が打てないムズムズする展開です。それでも善人長屋の人情味溢れるところは随所に見られ、特に今回は長門にお縫が恋するという意外なストーリーもあったりとお楽しみもありました。次々に場面が変わるので飽きることなく最後まで一気読みできました。正義と人情を重んじる儀右衛門が裏稼業の善人たちを采配する姿と、最後にお縫の帰りを待つ父親の姿とのギャップもまた可笑しく笑えました。
★7 - コメント(0) - 2016年9月3日

[北海道出身の作家を読むコミュ]善人長屋第2弾。長屋の面々が閻魔組の手にかからないかヒヤヒヤし通し。お縫ちゃんの淡い初恋も絡んでややこしい事に。裏稼業も必要悪の部分もあるのかなと思ったり。閻魔組の三人目は意外な人物でこれまた切ない。それにしても男親ってやつは(笑)次作も楽しみ。☆3.3
★9 - コメント(0) - 2016年8月30日

善人長屋2作目。今回は長編だけど、長屋の面々がまたも活躍して面白い。前回みたいな個々のプロの技はあんまり出てこないけど、もうチームとしてもプロ。悪を憎みながらも、裏稼業を持つ長屋の住人を大事に思ってるお縫の葛藤がよくわかる。今回夜叉坊主が成敗されたことで、加助さんが元嫁さんと子供と一緒に暮らせるようになればいいんだけど・・。お縫の淡い初恋も良かった。乙女な感じが切ない。あー益々この長屋の住人が好きになる。続編を早く出して欲しい。
★2 - コメント(0) - 2016年8月16日

★★★★・ 4/5 善人長屋の第二段。今回は長編。出会った相手が善人か悪人かピタリと見抜く眼力を持っているお縫が、「どうしてぴたりとこないのかしら、こんなの初めてだわ」という初顔の定廻同心。そんな中、裏社会の親方衆が閻魔組を名乗る三人組の侍達に次々と惨殺されていく。正義の天誅を気取る閻魔組の本当の姿とは。そしてお縫が見極められなかった同心との関係は。閻魔組を影で操る連中を善人長屋の皆が協力しあって探し当てる。閻魔組の本当の姿、それを操る連中の目的とは・・・。
★13 - コメント(0) - 2016年8月4日

悪いやつは閻魔組が皆殺しにしてやる。殺しを禁じている大盗賊、小悪党が皆殺しにされる事件が勃発。本当の畜生野郎は他にいるのに、なぜ彼らの居場所がばれ、殺されなければならなかったのか。善人長屋の皆が閻魔組に殺されやしないか、恋は人を盲目にさせるという名の通り、お縫ちゃんの恋愛も絡んで長編最後まで気が抜けない。
★24 - コメント(0) - 2016年7月23日

まさかの展開で目頭が熱くなりました。
★2 - コメント(0) - 2016年7月17日

江戸の悪党と呼ばれるひとたちが、閻魔組により次々と襲われる。善人長屋の面々は、(加助以外)悪いことをしつつも、憎めないところがたくさんあって、人情深くていい。夫婦が衣笠と心通わすあたり、すごく切なかった。長門を想うお縫も。文吉さんがんばれ。笑 早く続編読みたいです。
★6 - コメント(0) - 2016年7月9日

2作目も面白かったです。善人長屋の人たちは裏では悪いことをしつつもどこかに超えてはいけない一線を持っていて、そこが妙にかっこいいんですよね。冷静に見れば彼らも罪を犯しているのですが、なんか憎めない人たちです。縫の淡い恋に心痛めつつ、でも良い具合に落ち着いたようでほっとしました。
★27 - コメント(0) - 2016年6月28日

「善人長屋」の第二弾。今回は善人加助はちょろっとしか登場せず。閻魔組の話は普通の推理小説のように謎解きを楽しめる。でもファンとしては閻魔組より長屋の皆さんが気になってしまう。長屋の夫婦連中や住人は良いキャラクターで好きだし、裏家業の面も善人長屋の面もいい味がある。お縫と文吉が今後どうにかなるのか。どうにかなって欲しいように思ちゃうのよね。
★3 - コメント(0) - 2016年6月19日

前作を忘れてしまったが、儀右衛門さんと、娘のお縫ちゃん、美人局の唐吉&文吉兄弟と裏家業をもつ長屋のみなさん、ぼんやり思い出し始めた。次作も読みたいわ
★1 - コメント(0) - 2016年6月4日

ただでさえレギュラーの登場人物が多いのに、今回も出るわ出るわ、ようもこれだけ一気に舞台に乗せて取り回しが破綻しないもの、と作者の力量に感服。読み応えも謎解きも文句なしだけどいかんせん説明になる部分が多くて感情移入して読むことはなかった。
★1 - コメント(0) - 2016年5月25日

嘉助が長屋に馴染んでたり、文章の後ろに長屋衆の日常生活が感じられる辺りが良い。竹菊夫婦と清流に例えられた若者のくだりが切ない…。
★2 - コメント(0) - 2016年5月16日

★★★★☆「善人長屋」の続編。江戸の町に突如現れた閻魔組。閻魔組は江戸の悪に天誅を加える!!と、香具師の元締めを始めに次々と裏稼業の頭とその仲間たちが殺されていく。江戸の読売は悪を裁くとはやし立てるが閻魔組の行動は更にエスカレート罪のない人々にまで及んでしまう。江戸から悪が一掃されるようにみえたがさらに治安が悪くなる。善人長屋の差配をつとめる儀右衛門と住人達はこの事に危機感を覚え動き出す……。お縫の行動にイラッとするけど恋する気持ちは誤魔化せない…ましてや初恋だもの。最後ちょっと切なかったなぁ…。
★9 - コメント(0) - 2016年5月6日

moo
登場人物がうろおぼえで、ストーリーに入るのに時間がかかり。お縫の行動がややイラッとさせられる。それでもストーリーはテンポよく進み、月天の頭のキャラも興味深い。まだ続くのなら。文さんはお縫とうまくいくかしら?
★4 - コメント(0) - 2016年4月14日

前回は短編連作の人助け物語といった感じだったけど、今回は「正義の暴走」とそれにつけ込む巨悪という構図。長門が怪しいというのはミスリードだろうなと思いつつも種明かしが上手かった。
★3 - コメント(0) - 2016年4月12日

今回は本当の善人加助の活躍はほとんどない。悪党社会の秩序を壊すと、より乱れた社会になるという現実社会の皮肉。正義と思って行動したが悪党の手先となり果てた若い正義漢という皮肉。作者の意図はそこにないけれど、現代実社会の矛盾とも通じるものがある。「裏家業人」だけど悪党にはなり切れない、長屋の住人。この後も続いてほしい。
★7 - コメント(0) - 2016年4月7日

閻魔組の正体にいい意味でやられた~。でも、悲しい結末。お縫の恋を見守る母と、ワタワタする父が微笑ましくて好き。
★11 - コメント(0) - 2016年4月5日

善人長屋シリーズ2/前作の善人長屋のように 悪党だけど 人情に絡めほっこりするかと思いきや、今作はずっとハラハラしっ放しでした。”閻魔組”の登場で裏稼業の頭が次々とヤられていく…。突然 裏社会の秩序が乱れ、疑心暗鬼が生み出す争い。何が善で何が悪なのか。悪なら全て殺してもいいのか? 善と思っていても それまた人の恨みを買う…。閻魔組の正義とは?哀しい最後に切なくなり、お縫の想いもこれまた切なかった。《北海道出身の作家を読むコミュ#48.池田町出身》
★56 - コメント(0) - 2016年4月4日

前作の繋がりがうろ覚えで、はてこの人とこの人の関係は?な始まりでしたが続きが気になって一気読みでした。みんなが一目置くような人は善人悪人関係なくかっこいい。それにしても閻魔組の人たちは本当に強かったんだろうけど、その人数でも出来るものなんだろうか?
★8 - コメント(0) - 2016年3月27日

YH
前作を例によってうろ覚え。でも、夜叉坊主が今度こそ死んだから、いよいよ加助は多津親子と再会できるのでは?お縫と文吉の仲も気になるところだけれど…。
★1 - コメント(0) - 2016年3月26日

夢中で読みました。前作同様の短編集だと思っていたので、長編になっていて驚きました。どちらもそれぞれ面白いですが、やっぱり長編の方が厚みがありますね。でも、込み入っているわけではありません。むしろ分かりやすい。その中で感情に深みをもたせているのが、この本の素晴らしさだと思います。ーーもっと読みたいなぁ。
★3 - コメント(0) - 2016年3月21日

お縫の淡い恋が切なかった。
★1 - コメント(0) - 2016年3月20日

シリーズものとは知らず、善人長屋シリーズ第2弾でした。「閻魔組」を名乗る3人組に裏社会の頭が次々と殺されていきます。「天誅」と称しますが、何が悪で何が善なのか、悪なら殺してもいいのかというお縫の言葉が染みて来ました。前作はほのぼのとした作品らしいので、そちらも読んでみようかと思います。
★3 - コメント(0) - 2016年3月13日

「善人長屋」シリーズ2作目。前作の人情たっぷりの短編集とはかなり趣が違ったやや重めの長編でビックリ。天誅気取りの「閻魔組」の暗躍が闇社会の秩序を壊し、裏家業を持つ善人長屋の住人が閻魔組の正体に迫る…。悪を叩けば、また違う悪が現れ…人間っていったい…。さて次作の、お縫ちゃんの恋の行方は!
★10 - コメント(0) - 2016年3月9日

★★★★☆ 善人長屋シリーズ第二弾。前作は人情話然としていて安心して読めたので本作も同様かとおもいきや。「閻魔組」を名乗る者共に闇家業の重鎮達やその手下たが次づきと刃に倒れる血生臭くスリリングなサスペンス調になっていていた。善人すぎる長屋住人の加助もあまり活躍せず、ここまでテイストが変わってしまうと、本当にあの善人長屋のシリーズかと疑ってしまいたくなる。これはこれで面白かったが、過剰な善行は笑えるが過剰な正義感は笑えない。次作はまた柔らかい路線に戻っていることを願うばかり。
★35 - コメント(0) - 2016年2月23日

シリーズものとは知らずに読んだけど全く問題なく読めました。善人長屋の人脈が面白いですね。恋愛方面もこのくらいの程度が好み。前作と三作目とあるようなので、そちらも読んでみたいです。
★2 - コメント(0) - 2016年1月31日

Aki
面白かった。前作と比べて、かなり血なまぐさかったけど。
★4 - コメント(0) - 2016年1月15日

善人長屋第2弾。「閻魔組」を名乗って天誅とばかりに闇社会の大立て者を襲っていく。はたしてそれは善行のつもりか?闇社会にもある秩序が歪んでくるとき長屋の面々が立ち上がる。構成がしっかりしていて読ます長編になっています。
★10 - コメント(0) - 2016年1月13日

善人長屋シリーズ第2弾。今回は長編です。閻魔組を名乗る者に裏の元締が殺される沙汰が。善人長屋の面々が例によってあの手この手で探りを入れて閻魔組の正体を明かそうとする。前作はほのぼのとした雰囲気だったのに、今回は血生臭い話。悪を斬るのは善か否か。次回作はどんな雰囲気なんでしょうか。できればほのぼのに戻ってほしい~。お縫と文吉に注目!
★53 - コメント(0) - 2016年1月12日

切ないものですな
- コメント(0) - 2016年1月12日

「閻魔組」を名乗る者による天誅。善人を名乗る者は胡散臭いと吐き捨てるように言い放つ新しい同心。「悪人」が制圧された後には、有象無象の小悪党が跋扈する。正邪や善悪はそんなにくっきりと分かれてはおらず、言わない、言えないけれどそこに確かにある思いを認めることが大人になること。結末の一文にホッとさせられた。
★34 - コメント(0) - 2016年1月3日

善人長屋シリーズの2冊目。 今回は、かなり血腥い話になった。 正しいことは、どこにも無いし、何処にでもある。そういう言い方をすれば、正義とは幻想に過ぎない。幻想に身を捧げることは可能ではあるけれど、他人の死をもって正義となすことは恐らく許されない。 そういった話でした。でも、とても、いい本だと思います。
★12 - コメント(0) - 2016年1月2日

閻魔の世直し: 善人長屋の 評価:90 感想・レビュー:60
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