魔術はささやく (新潮文庫)

魔術はささやく (新潮文庫)
あらすじ・内容
それは魔術師がみた暗い夢だった。無関係にしか見えない三つの事件の背後には……!? 日本推理サスペンス大賞受賞作!

それぞれは社会面のありふれた記事だった。一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。さらに魔の手は四人めに伸びていた……。だが、逮捕されたタクシー運転手の甥、守は知らず知らず事件の真相に迫っていたのだった。日本推理サスペンス大賞受賞作。

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魔術はささやくの感想・レビュー(8939)

凝った作りでした、惜しげもなく。小さい挿話のつじつま合わせがみごと。
★9 - コメント(0) - 3月24日

本棚から。3~4回目の再読。
- コメント(0) - 3月3日

タマには、少々ケチを付けてみます。(^^)他人の心を操り死に至らしめる、と云うミステリーですが、その種明かしが少々非現実的。約30年前の作品ですが、当時の常識から考えても無理があります。また、主人公の少年は16歳と云う設定ですが、行動力も人物のイメージもどうみても二十歳以上の青年です。でも、読み終って冷静に振り返ってみるまでは、そんなことは気になりません。やっぱり、面白かった…(^^)1989年、日本推理サスペンス大賞受賞作品。
★16 - コメント(0) - 2月27日

再読のはずなのに、ほとんど忘れてた。いつ頃読んだんだったかなーと考えたら、かれこれ20年以上はたっている事に気付いて時の流れの速さに驚いた。だもの私の老化現象も進むはずだわ。さて忘れてしまったお陰で大好きな宮部作品を又楽しむ事が出来たのですが、まあ、途中でうっすら記憶が甦って来たりして。じいちゃんの言葉や岩本先生の言葉で涙が滲んだり、最後の展開に息を飲んだり。やっぱり好きだわ宮部作品とあらためて又々思ったのでした。ダンボール漁って再読続け読みしようかな。
★37 - コメント(2) - 2月22日

魔術がささやくとはどういう意味なのか。物語の最後数十ページで分かってきた。特別な「呪文」とそれにより相手にもたらされる新しい魔法。完全に人を操ることは不可能だとは言われているが、人の脳や心なんて割と簡単に支配できる気がしてくる。 守は父親とは違う、ということも物語の中で何回も出てきたキーワードだが、はたして本当に「蛙の子は蛙ではない」と言えるのかとまた考えてしまった。大事なところが似ていたりするのではと思った。 小説が書かれたのは私が生まれる前。携帯電話もない舞台を面白くも感じた。
★12 - コメント(0) - 2月20日

再読。1年に1回は読み直してる気がする(笑)後半に上がっていくスピード感がたまらなく好き。部費盗難事件の時の守の絶望感は分かる気がする。正しい事を言っている筈なのに、誰にも伝わらない恐怖。だからこそ、味方の存在は本当に貴重に思えてくる。『日下、俺は遺伝を信じない主義だ』
★10 - コメント(0) - 2月19日

トリックが現代に読むとあまりにチート・モード過ぎて違和感があるのは出版された当時を考えると仕方ないのか、、、それを差し引いても、主人公の能力やとりまくキャラクターなど全てが取って付けたかのような設定で比較的、宮部作品を好んでる自分も全く楽しめなかった。
★3 - コメント(0) - 2月18日

物語としては良く出来ているのですが、登場人物達に馴染めず章が変わる度に誰の視点かがすぐには解らなくて感情移入が出来なかった。再読が必要かも知れない。
★7 - コメント(0) - 2月16日

物語がどう展開していくのか、謎がどう解明されていくのか、と序盤から引き込まれた。そして巧みな描写はさすが!催眠術はテレビで観た程度で体験をしたことがないので、正直あまり信じてはいないけど、実際にこんなことが可能だとしたら…と、思わず背筋が凍る。
★12 - コメント(0) - 2月6日

厳密に言うと、現実的ではないかなと思える部分がいくつか感じられるけど、そういうとこを気にしなければなかなか面白かった。事件の解決だけじゃなくて、子供の世界、世間の目に辛い思いをしてきても、強く優しい気持ちを持ってる守が素晴らしかった。じいちゃんの存在感、言葉もジンときた。
★15 - コメント(0) - 2月6日

トリックがやや肩すかし。催眠術ってちょっと反則っぽいなーというのと、そんなにうまくいくのかな? という思いと(そこまでの説得力は感じなかった)。魔術師さん、裁きだというなら一番の仇である高木和子を真っ先に始末すればいいのに。でも面白かった。ほぼ一気読み。
★16 - コメント(0) - 2月6日

この物語の主人公は、日下守で高校生。不信と汚れで満ちている現代社会?の中でも、最後まで、決して汚れることのなく純粋な心を保ち続けていた。
★8 - コメント(0) - 2月3日

浅野守が五歳の時、父・敏夫が公金を横領し失踪する。新日本商事副社長の吉武浩一が枚川警察署に自首するつもりだった敏夫を車で撥ね死体を山に埋めたことを原沢信次郎の催眠術で話す。催眠術で下意識に命令を与え他人を操るとか、年間四百五十万円被害が出る書籍万引き額をビデオディスプレイの広告で減らすとか、日常ありそうで怖いですね。
★15 - コメント(0) - 1月31日

浅野守が五歳の時、父・敏夫が公金を横領し失踪する。新日本商事副社長の吉武浩一が枚川警察署に自首するつもりだった敏夫を車で撥ね死体を山に埋めたことを原沢信次郎の催眠術で話す。催眠術で下意識に命令を与え他人を操るとか、年間四百五十万円被害が出る書籍万引き額をビデオディスプレイの広告で減らすとか、日常ありそうで怖いですね。
★20 - コメント(0) - 1月31日

宮部さんは読まず嫌いです。以前「模倣犯」を読んでもう無理と思いました。この本もミステリー要素はたっぷりなので、このトリック?でなく切り口を変えて詰めればもっと面白かった気がします。いくつかその後どうなったのかわからずじまいの事もあり何だかモヤモヤしてしまいました。唯一の救いは守が頼もしかった事とじいちゃんの言葉。母親がずっと夫を信じて待っていたのも良かったですね。
★17 - コメント(0) - 1月30日

宮部さんの作品は個人的にはレポートみたいで読み辛い。理系の人なのかな~なんて勝手に想像したり・・物語に出てくる人物が善い人で良かった。東野圭吾さんを読んだ時と同じような感覚。東野さんは読みやすいけど。ずいぶんと前の作品なんでしょうが、古さは感じない。主人公に引き込まれ、その周りの善い人に好感が持てました。
★9 - コメント(0) - 1月30日

何度も読んでるのに、いつも「どんな本なの?」と聞かれて説明に困る本。あとがきを読むと一気に記憶がよみがえるけれど、自力だとすっかり忘れて思い出せない。。。なかなか恐ろしい内容の本です。(とここまで書いて「これは・・・私はすぐひかかるタイプだ」と反省)
★7 - コメント(0) - 1月26日

最初はなんの繋がりもない女性3人のありふれた自殺…と思いきや裏で操る魔術師の影!私が思うに一番の性悪は、詐欺師の女性ではなくこの魔術師の老人だと思う。確かに自殺(ホントは他殺)した女性は極悪だし法の下に裁かれなきゃならない、それは分かる。でもその罪は命と引き換えなのかい?と私は老人に問いたい!彼は殺人を正当化しているがそれは単なる言い訳だ。自分が余命いくばくもないことが分かって、行動を起こし今までのタネ明かしをする。それは自分の亡き後、自身の能力を世間にひけらかしたいという歪んだ自己顕示欲ではないか。→
★33 - コメント(3) - 1月25日

当時流行ってたのかな、サブリミナル。確か立証されなかったんたよね。と、発売されてから約30年たってることに気づきました。宮部作品にでてくる少年はみんないい子だなあ。そして、高野さんがイケメンすぎる。ラストの謎解きシーンはハラハラしながら読みました。大ラスの女の子二人の意味はよくわかんなかった。
★9 - コメント(0) - 1月24日

再読。リアルに影響を及ぼす本。前回読んだ時、美人4人が巻き込まれる殺人事件の因果応報のようなものとそのカラクリの巧みさに単純に感動したのを覚えているけど、それと今回の感想は多分違う。主人公の賢さに寄り添い、叔父家族や友人、遺伝を信じないバイト先の先輩などのあたたかさ、「じいちゃん」の存在の方が、最近ではありふれてるからかな事件内容より勝った。そして主人公の「制裁」は覚えていなかった。
★40 - コメント(0) - 1月24日

ぐいぐい引っ張られる感じで一気に読みました。主人公の少年が子供の頃からたくさんの苦労をしてきているのだけれど、それでも真っ直ぐなところが残っていて良かった。最後は悩んだけれど思いとどまってくれて本当に良かった
★11 - コメント(0) - 1月22日

恵まれた容姿の16歳の男子高校生という透明感に『解錠技術をよそのじいちゃんと10年修行済み』という設定を載せるところがすごい才能。『とにかくすごい特殊能力がいきなり開花』という流ればっかりのライトノベルには、こういう『一見非現実的だが充分なリアリティ』がない。1989年の発行でこの内容はさすがというべき。
★13 - コメント(0) - 1月20日

スリリングなそれでいて安定がある物語。全く点と点が繋がらない事件が一人の少年により浮かび上がってくる線。途中で魔術というそのもののトリック性が分かってきたが、それ以外の守を取り巻く物事がとても魅力的だった。償いというベールの裏には自己満足が少なからず隠されてはいたが確かに日下親子を歪んではいたけれど愛していたのだと、守が葛藤を呑み込み魔術師とは違った選択をした時の勇気が一番印象に残った。確かに人間は弱いけれど間違いに気がついたらその弱さを克服することだって出来る。但し方法を間違えなけらば。
★26 - コメント(0) - 1月2日

実家に帰省した時にみつけた本。読んだ記憶があるようなないような。催眠術を使ったサスペンス。新聞記事に載った小さな事故や自殺が、一つの点と点がつながるように広がっていき・・・。意識の下に静かに語り掛け、操られるなんて事がとても怖く感じました。自宅に帰る15時間あまりの車の中で一気に読んでしまうぐらいおもしろかったです。20代の私が購入した本。あの頃、本は買って読むものだったな。今は子供がいて購入する余裕がなくもっぱら図書館だけど(^^)。そのままきれいに置いてくれた65歳の母に感謝。
★9 - コメント(0) - 1月2日

いや~、さすがに模倣犯を読んでしまうと、何か気玉?を抜かれてしまったようでしばらく何も読む気がせず(といっても5,6日)。で初期の作品は更に初々しく感じるが、宮部氏らしさはすでに随所に。模倣犯の世界に比べれば至って牧歌的ってことにはなるが。といって終盤に意外と読ませ、さすがであった。
★10 - コメント(0) - 2016年12月26日

巧みなミステリー。もっとも主人公が少し特殊すぎる技能を持っていたり、展開させやすいアルバイトをしていたりと少しレアな状況なので最後の方はファンタジーのようにも思えたりした。それでも、全体的な不気味な感じは快感でさえある。
★11 - コメント(0) - 2016年12月20日

今まで読んだ宮部さん作品の中で一番好きかも!肝心の殺害トリックはあまり腑に落ちなかったけれど、それ以上に物語に引き込まれた。
★6 - コメント(0) - 2016年12月16日

無関係に見える三つの事故死と主人公の少年の生い立ちも絡み合ってどう着地していくのか、最後の最後まで分からなくて超面白かったです。やっぱり宮部作品はいいね!
★9 - コメント(0) - 2016年12月8日

タイトルとトリックの絡みが絶妙です。老人との対決後にもうひと盛り上がりあるのが宮部さんですね。
★6 - コメント(0) - 2016年12月8日

miz
宮部みゆきさんの作品の初読みにあたり,受賞作の中から選んでみました。売れっ子だけあっておもしろかったです。スピード感,スリリングさ,予想外さなど,圧倒的ではなかったけれど,物語の構成立てが素晴らしいのでしょう。飽きさせません。久々のサイコサスペンス!かと思ったところもあって,なおのこと引き込まれましたが,現実感十分で,無理やりさがなく,安心して読みきれました。また読みたいと思える作家さんです。
★11 - コメント(0) - 2016年12月7日

★4 何も繫がりの無い三人の女性の死の裏にどんな背景があるのか気になって一気読みでした。守少年は強いなぁ!清々しさが心地良かった。
★31 - コメント(0) - 2016年12月5日

再読しました。初出は平成元年刊行の単行本です。内容は公金横領で父が失踪、母を亡くし、叔母夫婦のもとに引き取られた少年、守が、タクシードライバーの叔父が巻き込まれた交通事故をきっかけに、不可解な3つの自殺事件の謎を解いていくというストーリーです。宮部さんの文章には情念が溢れています。この情念によって描かれる登場人物たちは、それぞれのドラマを抱えていて、彼らがどうなるのか気になるからこそ、スリリングで目を離せません。まさしくストーリーテラーにして文章の魔術師。宮部さんの作品に外れはありませんね。
★30 - コメント(3) - 2016年11月24日

宮部みゆきさん、多分初読み。喰わず嫌いというか理由は自分でもよくわからないけれど今まで敬遠してました。サブリミナル広告や催眠誘導を利用して、何かことを起こすというのは使われがちですが、過去の守の父親の横領失踪と現在の叔父の死亡交通事故などが交錯していて、結末まで飽きずに読めました。他の宮部作品も読んでみます。
★9 - コメント(0) - 2016年11月18日

【再読】一見無関係に見える三人の女性の死。そこに高校生の守が巻き込まれていく。内容を少し忘れていたこともあって、再読でも面白く読めた。でも、被害者たちがなぜ殺されなければならなかったのか、その動機がいまいちよくわからなかったし、事件のトリックには少し無理があるなと感じた。守の行動力にひやひやしたが、不運でも卑屈にならずに乗り越えていく芯の強さと勇気と優しさには胸が熱くなった。★★★★☆
★5 - コメント(0) - 2016年11月18日

脱力しちゃう。
★5 - コメント(0) - 2016年11月17日

家にあったため何気なく読み始めたのですが久々にとても面白いと感じた作品でした。展開が全く想像つかず、どんどん読み進められました。結末のトリックもですが、それで明らかになる主人公の父ではと思われていた男の過去にも大変驚かされました。またその主人公が少年というのも宮部さんらしく、良かったと思います。おすすめの1冊です。
- コメント(0) - 2016年11月15日

* 2冊目
- コメント(0) - 2016年11月12日

小説を読む時は常に推測しながら読むが、ひたすら覆される。ほぼ100%の確信をもったところで覆される。登場人物の背景、精神状態をリアルに描いていて、徐々にその人がどんな人間なのか、知っていくのが楽しい。最後3行が本作のテーマだったのだろう。
★9 - コメント(0) - 2016年11月7日

再読
★3 - コメント(0) - 2016年10月30日

☆☆☆
★4 - コメント(0) - 2016年10月29日

魔術はささやくの 評価:48 感想・レビュー:1416
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