理由 (新潮文庫)

理由 (新潮文庫)
あらすじ・内容
大林宣彦監督で映画化。2004年冬劇場公開。頂点をきわめた社会派ミステリーの新たな古典!

事件はなぜ起こったか。殺されたのは「誰」で、いったい「誰」が殺人者であったのか――。東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。室内には中年男女と老女の惨殺体。そして、ベランダから転落した若い男。ところが、四人の死者は、そこに住んでいるはずの家族ではなかった……。ドキュメンタリー的手法で現代社会ならではの悲劇を浮き彫りにする、直木賞受賞作。

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理由の感想・レビュー(9419)

恥ずかしながら『占有屋』という言葉を初めて知りました(>_<)ゞ登場人物は多いけど読みやすく、やはり後半からは先が知りたくて知りたくて……(≧∇≦)bミステリーというか犯人をさがす~よりやはり『何故』という方のが気になります!
★15 - コメント(0) - 3月23日

10年ほど前に途中でやめてしまった本の再読。おもしろかった。登場する人それぞれが、皆んなその一部が自分や自分の身じかにいる人いる人。極めて日常。そんな中で殺人。夢でいてほしい。とおもうだろうな。色々な人が住んでいるんだな。
★5 - コメント(0) - 3月22日

すっごく久々の宮部みゆき。細切れ読みしたからかちょっと入り込めなかったので再読したい。社会派(?)作品あんま読んでないので比較対象に乏しいのですが、印象としては相場英雄とか近い気がする。あれより勝負要素少ないですが。なる程女性が書いた社会派小説です。
★5 - コメント(0) - 3月20日

宮部作品の中で断トツに好きな本だ。不良債権、借金、差し押さえ、自己破産、バブ不崩壊など、1990年代のキーワードを上手く駆使した内容に評価を与えているのではない。他でもない、登場人物一人一人が、非常に魅力的なのだ。かなりの数の関係者がいて、事細かく彼らについて描かれているが、それが妙にリアルで人間臭いのだ。個人的には、砂川家(本物の)の人物の話が好きだ。彼らは一人残らず可哀想で、切ない存在だ。信夫はどういう人物だったんだろう。理子と恋をして幸せに毅を育てていた時代の話を聞きたい。こう思わせてくれた。
★10 - コメント(0) - 3月17日

一度、数頁は読んだことがあるけど断念していた本。死んでいた彼等は誰なのか、という奇妙な場面から始まるこの事件。事実と云うのは本当に曖昧なものである。人数分の事実があり、シンプルに誰が一番悪だと言う事も出来ない。人間は情がある分質が悪くだからといって憎みきれない。でも自分を取り巻く面倒事を切り離した先は結局は空っぽな器しか残らず怪物が生まれてしまう。切り離した分、無自覚に自分自身の何かも切り離していることを危ぶまなれければいけない。現代の隣人関係や家族間にスポットライトを当てられていて考えさせられた一冊
★27 - コメント(0) - 3月8日

実家で見かけて久しぶりに読んだ.「火車」が大好きで,その系統の本作も好みだ.絶対の悪人も怪物も出てこない社会派の路線.登場人物は誰もが持つ欲望に従っただけで,もっといい生活をしたいと願ったり,子どもたちの幸せを願ったり,それが破滅的な事態を導く.様々な家族を描いていて,それは良いものばかりではないが,家族からハグレた者が不幸になるという宮部みゆきの特徴は一貫している.
★10 - コメント(0) - 3月6日

分厚くて登場人物が多かったけど読み易かった。一方的な話からは見えない物がある。話は色んな角度から聞いてみないと分からない。
★53 - コメント(0) - 2月17日

いつものように、登場人物について、事件とは関係ない部分から詳しく記されているため、人物像がしっかりとイメージ出来て、事件の背景がわかりやすい。
★26 - コメント(0) - 2月13日

本作も登場人物が多く、面白かった。大半の人は(「怪物」は「怪物」のままにしておくことで自分の世界とは関係ないのだと安心したい。しかしその「怪物」を造り出すのは、最も身近な家族、とりわけ親である。親子関係・家族関係を円満にさせることでしか世の中の平和はやってこない…そんな気がした。
★10 - コメント(0) - 2月11日

犯人が誰なのか推理するよりどうしてこうなったのか"理由"が気になる作品だった。
★7 - コメント(0) - 2月10日

まず、「競売」について勉強になりました。まさか自分が競売物件に関わることは一生のうちで無いとは思いますが、そういう事柄にも触れられるのが宮部さんのミステリーの醍醐味だと思います。(『火車』しか読んだことがないのですが…笑)この作品は犯人だけでなく被害者の身元も不明であり、冒頭は真相が全く予想出来ず明らかになってくるまでが長いので途中でだれてしまいそうになりました。しかし、インタビュー形式で進む話を元に事件の真相が徐々に明らかになってくると読むのが止まらなかったです。家族の事情は様々あるんですね…
★7 - コメント(0) - 2月3日

久しぶりに小説を読み切った。そのせいか、読み進めるのに非常に苦労した。もう少しコンパクトにまとまっていれば良かったのかもしれないが、宮部さん特有の細かな描写が久しぶりの読書には合わなかったかもしれない。それにこういったドキュメント風の描き方も、もう1つ感情移入出来なかった理由かもしれない。それでも、最後、真相が明かされていくに連れ、先が早く知りたくなったのは流石に宮部さんの作品だと思った。これで、また読書再開。どんどん読んでいきたい。
★23 - コメント(0) - 1月25日

長かった。「模倣犯」より時間がかかった。面白いのだけれど、書き方がインタヴュー形式というか、事件をまとめた手記形式で(「模倣犯」の滋子が書いているのかと思ったら、複数人の取材によるものらしい。解説より)登場人物がこんがらがったり(一気に読めなかったため)して遅れた。映画化、作者の直木賞作品。直木賞って映画化するね。競売物件とか勉強になった。タワーマンションというと最近の「砂の塔」を思い出すが。←観なかったけれど。朝日文庫の重松清さんの解説見たい!
★23 - コメント(0) - 1月13日

複雑な人間関係。
★8 - コメント(0) - 1月10日

現実の卑しい人間のことなど何も考えずに、すうっと格好よく立つ建物。みんな、歳とってきた親を引き取って同居したり、親の面倒をみに通ったり、核家族にはなりきれない。結局、人を人として存在させているのは過去なのだ。どこで生まれ誰に育てられたのか。誰と一緒に育ったのか。血や親子のつながりから逃れたり、そこへ回帰しようとしたりする。家族とか血のつながりとか、誰にとっても面倒くさくてやりきれないものなのだろうけれど、どうして、切り捨てて生きていけるものか。
★93 - コメント(0) - 1月1日

ドキュメンタリー形式の長編小説。第三者が様々な目線に立って、事件に関わった人達や時代背景を淡々と書き記す形式で物語が進む。テレビの報道特番を見ているような感じだった。話の中では様々な家庭事情を抱えた人達が登場するが、この時代に高校生だった私は、戦前を生きた祖父母、高度経済成長を生きた父母、そして新人類と呼ばれた自分自身の考え方をまさに物語っていて、読んでいていたたまれなくなった。八代祐司は極端だが小糸孝弘君は時代の犠牲者だと思った。あとどんなに時代が変わろうと小糸静子はやっぱり許せない!(女として)
★31 - コメント(0) - 2016年12月31日

ドキュメンタリー形式で物語が進んでいくのが斬新で面白かった。あまりにも登場するどの家族も不幸を抱えている。絶望を抱えながらも必死に生きていこうとする人達に酷い世間が待ち受けてるのは気の毒だが、やはり小心者だからだろうか。幸か不幸かの境目はやっぱりその人に理由があるんだろう。大人より子供の方が毅然としてた。
★48 - コメント(0) - 2016年12月26日

読んだことない形式でおもしろかったです。事件が終わったあとの記者のインタビューなど斬新な感じでおもしろかったです。ただ、話しが長かったので後半だれてしまいました。
★9 - コメント(0) - 2016年12月20日

★★★★☆
★1 - コメント(0) - 2016年12月19日

現代ミステリーの傑作とは本当に言い得て妙。現代社会ならではの惨劇だ。タワーマンション、競売物件といった社会的背景を舞台として、姑と嫁、蒸発する主人、父の威厳、祖母の居場所といった、人間の心の柔らかい部分をささくれ立たせる。「酔った勢いで言ったことがその人の本音」というのはある意味で勘違いだなあと本筋で関係ないところが心に残る。でも、人ひとりに関して、生きてきて無関係だったことなんてなくて、過去が積み重なって人生が出来上がるのだと思い知る
★20 - コメント(0) - 2016年12月14日

占有屋の話。家族がテーマ。
★8 - コメント(0) - 2016年12月10日

長いです。途中で集中力が切れ挫折しかけたのですが、どうにか持ち直しました。一応ミステリーですが、謎解きより人間関係のごちゃごちゃしたのがメインです。
★23 - コメント(0) - 2016年12月8日

★★★読みごたえがありました。読了に時間もかかりました。高級マンションで4人の殺人事件が。関係者それぞれからドキュメント式に話を聞いていくストーリー。
★13 - コメント(0) - 2016年12月5日

☆3 こういうストーリー性はすきですね!最後に一本化になり、スッキリすべて解決します! やっぱり最近宮部みゆき作品はまります! 殺人事件があり、その背景には意味があるストーリーです!
★20 - コメント(0) - 2016年12月2日

kzm
3回目。何度読んでも結末まで息つかせない。
★7 - コメント(0) - 2016年11月27日

不動産を巡り起きた複雑な殺人事件をドキュメンタリー形式で綴った作品。とにかく濃くて展開がうまい。丁寧に一人一人の登場人物の人生を綴り何の話をしていたかボヤけてきた辺りで事件に繋がるピースをそっと出してくる。ドキュメンタリー形式のため主人公がいない小説にあたるが、各々の章で語る人間の話の濃さからある意味出てくる人間全てが主人公ともいえる。飽きさせなさは天下一品。これも火車と同じく一気読みをオススメ。686Pと過去最長の作品を読んで満足感に浸ったが模倣犯が全2000P超と聞いてドン引きしてる笑。読も笑。
★13 - コメント(0) - 2016年11月26日

未読の宮部作品がまだまだある幸福に満たされつつ充実感とともに読了。 96点、なんだけど文句いいたくなる作品。導入の展開素晴らしく、登場人物観察も大満足、流れもすべてリアル、所々でクスっとユーモア、なんだけど、「理由」を落ち着いて読んでもらいたいため?か、解決後叙述形式で、登場人物の背景が随所にてんこ盛り、社会問題も、等々でサスペンス性が弱くなったのがやはり残念。
★10 - コメント(0) - 2016年11月23日

再読。おもしろいことに、この話は犯人探しだけでなく被害者をも探さないといけない。家族のあり方を考えてしまった。長編ではあるが、章毎にスポットが当たる人が違い、メリハリがあるので読みやすい。
★10 - コメント(0) - 2016年11月10日

長編ですが、テンポよく読めました。章ごとに展開が進み、読みごたえあります!まるで最近のドラマのストーリーのようで古さを感じません。
★24 - コメント(0) - 2016年11月6日

図書館から。面白かった!ひとつひとつ積み上げていく、淡々とした文章、このクールな文体を読むとホットします。おちゃらけなし、過剰な形容詞、装飾なし、安心して読めます。内容も実にシリアスで、いろんな問題をはらんでいる小説でした。ラストはハッピーではないけど、落ち着くところに落ち着いてよかった。毎日電車の中で読むのが楽しくて楽しくしかたなかった。
★17 - コメント(0) - 2016年11月1日

高級タワーマンションで起きた4人の殺人事件を、当時の事件へのインタビュー形式で解き明かしていく。なかなかおもしろい物語の進め方だと思いました。
★7 - コメント(0) - 2016年10月26日

一つの事件に色々な人が絡んでいる。その結果をインタビュー形式で解き明かしていく。これまでと違う手法だと思った。事件の裏には、やはりお金、法律の問題がある。でも、一番は自分はこうだと思っても、人の心は見えないことだと思った。
★13 - コメント(0) - 2016年10月20日

久しぶりの宮部みゆき。様々な家庭、多様な人間の描き方がさすが。罪を犯す人の中に希望があるのが救い。救いようの無い人もいるけれど。
★23 - コメント(0) - 2016年10月19日

再読。とても読み応えのある作品です。ミステリーとしてだけでなく、人間模様の描写が丁寧で引き込まれます。家族のあり方について、考えさせられます。
★12 - コメント(0) - 2016年10月19日

推理モノですが、あとがきにあるように「家族」というテーマの小説の趣が強いです(そういう視点で読んだほうが話に入りやすいと思いました)。書き方も面白く最初は天の声かと思ってたらインタビュー形式でした。同著者の「RPG」にもつながる手法。相関などかなり巧拙なんですが犯行の動機がちょっと不明瞭なので書き込んでもらいたいですが、現状でもかなりのボリュームなんで難しかったのかな。
★4 - コメント(0) - 2016年10月14日

かなり読み応えあり。ミステリーとかよりも、登場人物それぞれの生い立ちや悩みや葛藤が、かなり深く細かく書かれているので、度々考えさせられる。世の中には色んな家族や住まいがあって、自分の中での常識が他人の中では常識じゃない事が多々あるんですね。宝食堂の弟くんや、小糸家の息子は本人は全く悪くないのに苦労させられててこれからの人生が心配になった。
★15 - コメント(0) - 2016年10月12日

しっかりミステリー。最後まで犯人は分からなかった。ミステリーとしてよりも、手法うんぬんよりも、人間描写としての面白さの方が全面に出ていると思う。 超高層マンションを欲する感情と、それを逆手にとる人々。加えて、親子の意味も問われている。この物語では、親子の意味を子供に気づかされている。ことごとく。良くも悪くも「子供を見よ」と言われているようだった。 宮部みゆきクラスの作家さんになると、どんな話になっても人の描き方がうんまい。
★21 - コメント(0) - 2016年10月10日

タワーマンション、まだ増えてる気がするなあ。「社会派」の作品ではあるけど、「難しいことは分からないよ」という登場人物ばかりで、硬い感じではない。殺人事件や占有屋の話だから、道を踏み外してしまっている人も出てくるけど、一人を除いては平凡な人たちばかりで親しみも持てたし、同情もできた。家族の話は腹が立ったり、微笑ましかったり、ちょっと泣けたりした。皆殺しの犯人も怪物だけど、おばあさんを強盗したグループや、息子の嫁に手を出してた爺さんだって怪物じゃない?と思った。生きている人たちは、皆やり直せそうなのが救い。
★16 - コメント(0) - 2016年9月27日

★★★★★ すべて「理由」があるんですね。
★46 - コメント(0) - 2016年9月26日

【直木賞】再読。高層マンションで殺人事件が起こったが、誰が殺されたのか?殺したのは誰なのか? 謎のままわけあり人物が次々に登場し、複雑に絡み合っていく。700ページ近くある厚い文庫。読み応えありました。
★43 - コメント(0) - 2016年9月24日

理由の 評価:68 感想・レビュー:1205
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