ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)

ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)
あらすじ・内容
明らかになる偽証。いま、真犯人が告げられる――。現代ミステリーの金字塔、堂々完結。

ひとつの嘘があった。柏木卓也の死の真相を知る者が、どうしても吐(つ)かなければならなかった嘘。最後の証人、その偽証が明らかになるとき、裁判の風景は根底から覆される──。藤野涼子が辿りついた真実。三宅樹理の叫び。法廷が告げる真犯人。作家生活25年の集大成にして、現代ミステリーの最高峰、堂々の完結。20年後の“偽証”事件を描く、書き下ろし中編「負の方程式」を収録。

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ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻はこんな本です

ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻の感想・レビュー(5360)

読み終わった! 長かったけど、とっても面白い話で、終わってしまうのが寂しい気さえしてしまった。 読んでいる間ずっと引っかかりを感じてた神原君に関しては、自分の予想が外れてホッとした。皆んなも、よくあの判決を 出した、エラい。 ストーリーの途中、涼子が神原君を気にするシーンがあって、 “お?”と思っていたら、「負の方程式」で、“あぁやっぱり”な ことになってた。野田君は教師になって母校に戻って来たけど 他の皆んなのことも気になる、 そんなラストだった。
★6 - コメント(0) - 2月25日

あぁ、やっと読んだー。私よ、お疲れさま(笑)思ったとおり、私のお気に入りの人物が、真相に関わっていた。もはや、樹理と俊次はどうでもよくなってきた(笑)作品としては大作で素晴らしかったが、読むのにとても疲れたので、しばらく宮部さんはお休みしようかな。
★66 - コメント(2) - 2月24日

宮部みゆきということで全巻まとめ買い。大失敗(>_<) くだらねー。あほくさい。ありえねー。馬鹿じゃないか。こんな本を熟読したらなおバカだ。
★5 - コメント(2) - 2月24日

短編「負の方程式」が読みたくて、ハードカバー版読了のあとに借りなおし。の、野田ァーーーー!そこまで許した覚えはないぞ野田ァーーー!!!
★6 - コメント(0) - 2月23日

1部の冒頭で屋上から転落し死亡した柏木卓也。ただのかわいそうな生徒ではない、どこか不気味な影を作品全体に落としていた彼の本性が明らかになった。この事件は事実だけを見ればとても簡単な構図だった。犯人と被害者が同一人物だったというだけだ。しかし真の犯人と真の被害者はと聞かれたら答えを絞るのに苦労するなと思った。
★10 - コメント(0) - 2月22日

あー、ついに読み終えてしまった。納得のいく結論だと思った。泣けてしまった。中編を読む前に、胸が詰まって、裁判終了の余韻にひたった。そして!中編にジタバタ。文庫で一気に読めたことが、本当に贅沢でした。
★28 - コメント(2) - 2月21日

最終巻。やはり鍵を握っていたのは神原だったか。これまでの余裕綽々な態度は凡人離れしていたけれど、証言台に立つ彼は今までで一番中学生らしく見えた。柏木も、確かに普通より考えすぎるところはあるけれど、やっぱり普通の中学生だ。すべての人が自分なりの真理を導き出せてよかった。中でもこの裁判を通して一番成長したのは野田じゃないかな。彼が神原証人に反対尋問をする場面は本当に感動して泣きそうになった。誰もがみんな納得する結末にはならなかったが、樹里も俊次も、裁判をきっかけに前を向けるような気がする。
★19 - コメント(0) - 2月16日

誰も悪くない、その答えを見付ける為の学校内裁判だったんだ。大出君も三宅さんも神原君も藤野さんも、みんなみんなボロボロに傷付いた。誰かを救うためにボロボロになるまで裁判に向き合った。柏木君は言わなければいけなかったんだ、自分から死んだのだと。自分自身で自分を殺すから自殺なのだと。誰も悪くないって証明しなければいけなかったんだ。陪審員の結論が裁判に関わった全ての人々を救った。各々の生きる道筋を未来あるべきものにした。中学生だからこそ辿り着ける真実であり、心の痛みを知ったからこそ辿り着いた無罪だったのだろう。
★13 - コメント(3) - 2月13日

今までずっと隠されて来た神原くんの秘密が一気に流れ出した。"友情"とは何なのか。柏木くんは大人すぎたのか、それとも子供だったのか。とりあえず3000ページ以上読んだことへの達成感が半端ないです笑、宮部さんの文才に脱帽。涼子と神原くんが結婚したのは嬉しかったな。野田くんもキーだったね。
★9 - コメント(0) - 2月10日

最初から最後まで中学生がとても丁寧に描かれている。ぎこちなさや幼さの残る言葉遣い、不安定さ、高校生とは違った空気感。ああ中学生ってこんな感じだったなとちょっと懐かしく思いながら読みました。追っかけた甲斐があった。面白かったです。
★12 - コメント(0) - 2月10日

面白かった
★7 - コメント(0) - 2月8日

hin
6巻読みました。裁判が始まるまでは、少し冗長な感じでしたが、裁判で明らかになる事実にビックリしながら、最後の展開に驚きました。裁判の傍聴には行った事が無く、専門用語に戸惑いながらも、実際こんなやり取りなのかなって想像出来ました。一人一人の心理描写が宮部らしい、中学生の不安定さがよく表現された傑作です。映画見てませんが、小説の方が深い気がします
★3 - コメント(0) - 2月3日

「そうですか・・・。私ともよく議論をしました。こんな理不尽な、でたらめなことばかりが多い世の中を、なぜ生きていかねばならないのか。人が生きる意味はどこにあるのか。どうしたらそれを見つけることができるのか」 
- コメント(0) - 2月2日

杉村三郎シリーズを通しで読んだので、最後は番外編の本書の書き下ろし。「ソロモンの偽証」の巻末掲載とは言え語りは杉村なので同シリーズだろう.★解説で”ソロモンの偽証”のタイトルの意味について触れている.権威あるものの素知らぬふりを偽証としているが,違うだろう.「負の方程式」でも子どもたちの”偽証”が事件の中心だ.本編最後のジュリちゃんの”証言”こそ知恵あるものの偽証だったのだ.
★5 - コメント(0) - 2月2日

柏木の自殺の真相が解明される。柏木を殺したのは果たして誰なのか?ぜひ小説を読んで見て味わって欲しい。第Ⅲ部はほぼ裁判の答弁がメインだが、そんな中でも各登場人物の細かな描写が素晴らしく、臨場感があった。なんとなく物語の方向性は思った通りだったが、やはり細かな動機・駆け引き・真相の組み立て、途中途中にあった数ある伏線の回収はさすがである。最終巻で柏木の印象が随分変わってしまったのが心残り。野田の最後の反対尋問は泣けてしまうな。
★41 - コメント(0) - 1月31日

ついに読了。予想が外れました。
★8 - コメント(0) - 1月30日

skr
長かった。長かったけどあっという間だった。スッキリ謎が解けるだけではなくて、みんなちゃんと乗り越えて、成長して、これからみんなの将来が良い方向に向かっていくといい、きっと良くなるに違いないと全員に当てはめて言えるラストで本当に良かった。柏木のような子供はきっと本当に存在してるし、これから出会う自分の子供がもしも柏木のような子だったら、中学生という難しい時期に同じような命題に苦しんでいたら、自分はどう導いてあげられるだろう…となぜかそんな風に考えてしまった…本当に読んでよかった。もっと早く読めばよかった!
★12 - コメント(0) - 1月24日

長かったけどようやく読了。1人の生徒の死とそれに対する偽の告発文は、紆余曲折ありながらも生徒による裁判によって多くの意味をもたせた。なぜ被告人席に座ることになったのか、なぜ偽証の告発を受けたのか、その理由を淡々と真正面から突きつけるシーンが印象に残る。
★12 - コメント(0) - 1月24日

8.0
★6 - コメント(0) - 1月21日

権力の前で、自らの無力さを思い知らされ、本来あるべきものとは違う道を選択してしまう。最初のうちは、罪の意識に苦しむものの、同じことが繰り返される社会の中で、いつしか、何も感じず、ただ流される存在となり、自分を失う。生き難く堪え難い歪んだ時代であっても、自分らしく、その苦しみと生きよ。
★11 - コメント(0) - 1月19日

★★★★★すごく良かったです!今までの「?」がすべて解けました。神原くんについてはたくさん「?」がありましたが、なるほどと思いました。浅すぎず深すぎず、大きくなってからも楽しめるだろうな、と思う作品でした。
★15 - コメント(0) - 1月19日

A Y
この物語のそして裁判の山場では、その臨場感に自分も完全に傍聴席に居た。そしてこの中学生たちにスタンディングオベーションしたくなるくらい感動を覚えた。こんなに現実から目を背けず弱さや脆さに向き合った彼らは、きっとこの先何があっても前を向いて歩いていける。この世は生きている者の為にある。 ペテロの葬列の後の杉村さんと、ソロモンの偽証の後の主人公が出会うお話も読めてお得感あり。へぇ、そうなりましたか!★★★★☆☆
★23 - コメント(0) - 1月16日

とうとう読み終わってしまいました。通勤電車の中で、本編終了して良かった。中途半端に残ったら、遅刻したくなったかも?「無罪」だけで終わらず、柏木君を殺した犯人まで言及したのは、関わった全ての人の、先の道筋をつけるためですよね。これまで、宮部氏の作品で、「火車」が一番好きだったが、この作品が一番になりました。スピンオフの作品も併せて、もう一度、初めから読み返しても良い。年末からの怒涛の6冊、1年前に購入していたのだから、もっと早く読むべきだった。そこだけ後悔しきりです。充分に楽しめる作品なので、お勧めです!!
★32 - コメント(0) - 1月16日

15歳らしい感情が真実を求め向き合う動力になっている。どの登場人物にも成長があり眩しく感じられた。健一の臆病さが勇敢になり、俊次の行為が恥ずべきものとなり、樹里の復讐心が誰かを守る言葉となった。この長編を書ききった作者に感謝したい。何と言っても神原和彦。弁護人、証人、被害者の友人、15歳の中学生。様々に姿を変え、読み手と登場人物たちを惹きつけた魅力的な人物だった。過去は胸を締め付けられた。だから20年後の彼が幸せそうで何よりだった。最後まで読んで良かった、そう思える作品でした。
★13 - コメント(0) - 1月15日

☆☆☆とにかく長かったというのが正直な感想です。特にどんでん返し等もありませんでした。やっぱり自殺だったのかと予想通りの展開でした。ヤマシン、倉田まり子が好きです。次は、短編が読みたくなりました。
★33 - コメント(0) - 1月13日

「おまえら、何やってんだ」「俺の法廷で何をやらかすつもりなんだ、え?」与り知らない予定外の展開に怒り困惑しながらも、最後にきっちり最終弁論を執り行わせた判事の采配に拍手。陪審員の下した評決にも納得。最初からずっと応援していた健気な彼も大活躍しました。よくやった、よく言った!弁護側も検事側も廷吏もみんな本当に頑張りました。大人に任せきりにせず、中学生である自分たちの手で真相を求め、学校内裁判をやり遂げたことはとても大きな意味があったと思います。宮部さんの渾身の大作を読み終えて感慨無量。
★102 - コメント(8) - 1月13日

宮部みゆきさんの『ソロモンの偽証 第Ⅲ部 法廷(下)』を読了。文庫にして6分冊の最終巻。長かったけど、まったくと言っていいほどテンションが落ちなかったのが脅威。かつ、最初からは予想していなかったラストも。文庫版は最後に杉村三郎が登場。
- コメント(0) - 1月11日

一気に読了。これは文句無しで名作認定。神原が事件においての重要な立ち位置にいるだろうと言う事は大抵の人は察していただろうし、実際そのような展開になるのだが、それに対する野田君の反対尋問は鳥肌もの。
★22 - コメント(0) - 1月10日

全6巻、4日間寝食仕事雑用除きほぼノンストップで読了。いや~宮部氏恐るべし。充実感のぎゅうぎゅう詰めである。学校疑似裁判という学園コミックっぽい設定も読みやすく、かつ深みも十分。カウンターパートの異性との真剣勝負を軸に、この世の中をきっちりと、爽やかに描き出した。フィニッシュも納得感あり(和彦が真々犯人と一瞬思わせるとこが怖い)、これはマイフェバリット宮部作品でも1、2を争う。3巻カバー絵の藤野さん、かわいいなあ。
★5 - コメント(0) - 1月8日

ソロモンの偽証読了後に杉村三郎シリーズを読み始めたので再読。やはり面白い。
★6 - コメント(0) - 1月8日

いよいよ裁判のクライマックス。全ての謎が解ける。感動した場面は多々あるが、和彦が俊次の弁護人でありながら、彼のこれまでの悪事と、それによってどれだけ他人を傷つけてきたかを明らかにしたことで樹理が救われ、今度は樹理が和彦を守るために偽証した場面が一番感動した。宮部作品は単なるサスペンスではないところが好きだ。人の心が丹念に描かれる。人を殺してみたかったというティーンエイジャーの起こした事件が実際にあっただけに、卓也の心を描くリアル感も宮部作品ならではだと思った。最後に添えられた番外編も面白かった。
★24 - コメント(0) - 1月7日

ようやく読了。ミステリーとしてはものすごいどんでん返しはなかったけど、読みごたえ充分で事件の過程に重きを置いた作品で、決着までの経過がよかった。嫌なキャラもいるものの、神原くんをはじめ賢くて優しい登場人物が多く読後感も悪くない。大出くんも樹理もそれぞれ落とし前がついて風呂敷が全て畳まれたのもよかった。書き下ろしの「負の方程式」は藤野さんのその後も除けてちょっとおいしい。
★8 - コメント(0) - 1月5日

☆9.9
- コメント(0) - 1月4日

【第二回年末ジャンボ大長編祭4-6】学校内裁判は結審した。陪審員の出した判決が、この裁判に関わった人達にどの様な影響を及ぼすのかなぁ。大出は樹理は柏木家の人達はどうなったのだろう。大出の後日談としてスピンオフ小説をぜひお願いしますm(*_ _)m 文庫には後日談として「負の方程式」が収録されているが、私が知りたかったのはその人達の後日談ではない(˘•ω•˘) 全体的に重く暗い内容だが、読後感はそこまで重くないのはある意味「負の方程式」のおかげなのかも。年始から濃密な読書が出来て満足満足。
★40 - コメント(0) - 1月4日

終わった。 超然としたところのあった弁護士がやはり生身の人間であったことに、温かいものを感じた。 そして、ここに杉村三郎を持ってくるのか。 「ああ、よかった」と思える最終巻でよかった。
★12 - コメント(0) - 1月2日

健一が法廷のみんなに聞いてもらうために行なった神原証人への反対尋問がかっこよかった。健一のこと、信じていてよかった。樹理が泣きながらも神原の無実を訴えたのにはもらい泣きをしてしまった。そのきっかけとなった、大出にいじめのひどさを認めさせる健一の質問も胸に響いた。陪審員の事件のまとめ方があまりに軽くて驚いたけど、いい終わり方だったからまぁいっか。長くて躊躇していたけど、読んでよかった!
★38 - コメント(0) - 1月2日

★★★★☆
★3 - コメント(0) - 2016年12月31日

いい結末だった。なんとなく結末は読めていたものの、最後に出した判決はこれ以上はないものだった。後日談も読みたいな、と思いながら読んでたら、最後に収録されてた。。。でも、そっちの結末は違うんだよ。。。笑
★11 - コメント(0) - 2016年12月30日

いや~。面白かったんであっという間に6冊読んでしまった。登場人物の多くにどす黒い闇を抱えさせながら、最後にはその殆どに救いの手を差し伸べている感じの運びはやはり見事と言おうか。冷静に考えりゃ俊次はこの先も警察のお世話になりそうな雰囲気満点だし樹理は松子の死を一生背負っていくだろうし、柏木一家は卓也が化け物でしかなかった事実を抱えて生きていかねばならん。それでも読後感が悪くない。いい小説だった。ただ涼子と和彦が結婚したって補足はいらなかったんじゃないかなあ…
★7 - コメント(0) - 2016年12月29日

最後まで面白かった。誰もが想像してしまう弁護人の裏の顔は存在せず、最後までまっすぐで人間ドラマにあふれる内容だった。最後に中学生だった彼らの成長した姿が少しだけ明らかになります。
★14 - コメント(0) - 2016年12月28日

ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻の 評価:82 感想・レビュー:1989
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