無情の世界 (新潮文庫)

無情の世界 (新潮文庫)
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夜行
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無情の世界の感想・レビュー(303)

表題作が一番好き
- コメント(0) - 2016年12月5日

いきなり通り魔に金属バッドで頭を殴られて訳もわからないまま、家に帰って、鏡を見たら凄い出血してて、え?!嘘!!ってなったような感覚で読了。小説が持つ熱量も凄いけど、ハイテンションなのに、どこか冷めてる部分も見え隠れして、これが現代文学か!!って衝撃を受けました。作者の最近の本が読みたくて即効買いに行ったよね~この空気感、中島哲也監督にぜひ映像化してもらえたらきっと面白い!!恐るべし、阿部和重、、、
★12 - コメント(0) - 2016年11月13日

上品下品の勝負に紙一重の差で勝っている
★1 - コメント(0) - 2016年5月11日

誠に勝手ながら、GOやヒートアイランドの様な東京若者物語だと思っていた私を裏切ってくれた。2時間足らずで読了したが、作者が何故この物語を書きたくなったのか興味が湧いてきた。作風など高尚な書評はできないが、素直に感想を言おう。お茶漬けをサラッと食べた後の、空腹を和らげた感じ。
★1 - コメント(0) - 2016年5月6日

3つの短編が収録されている。CCDカメラを含めた複数の視線で,主人公たちを映画のように眺めている自分がいる。「無上の世界」は,カッターで切りつけられた中学生殺害現場の河川敷まで時空がつながっているよう。10年前位に一度読むのを挫折した,最初の「トライアングルズ」は,「お終いまで読み通してほしいと強く願っています。」と冒頭書かれてあった。「(みなごろし」」バイオレンス=タランティーノ,映画化?されていないようですが…映画化されている今的なものを感じることができる。
★6 - コメント(0) - 2016年3月2日

電車と飛行機の中で読んだのですが、読みながらところどころで笑いをこらえるのに苦労しました。文章でしか味わえないおかしみがあって、大満足でした!
★3 - コメント(0) - 2015年11月26日

あっち側の世界にいくと滑稽に思えるけど、誰でも持ってる変な心。
- コメント(0) - 2015年10月29日

5. すんごい独特。スラスラ読めるけど面白かったかどうかは??最初の2作はちょつと滑稽で笑えた。
★1 - コメント(0) - 2015年8月2日

物語ではなく物事だけが起こるある種プラグマティックな現代的文法(解説では「内面のない世界」とされている)を、ドストエフスキーのような独我論的主体を場として展開させているように思われた。その一見不釣り合いな文法と場の均衡が巧みな按配で保たれていることから、彼がすぐれた「新たな」書き手であることが伝わってくる。しかしどうしていかほどにも胸を衝くのだろう。この熱量をもった切々たる叫びは。「眼の前にいる人はみんな、実在の人物なんだよ!そのことだけは信じなくてはならないよ。」という彼の言葉は。
★2 - コメント(0) - 2014年12月28日

「わたしは真悟」の影響が窺える巻頭編が印象的ながら、語り手と語り口における妙、そして微妙なリアリティの暴力が三様に展開。
★2 - コメント(0) - 2014年11月15日

初阿部作品。こんなに元気のある作品を書く作家だったとは意外。「トライアングルズ」はよくわからなかったが、他の二作はスピード感があって面白かった。
★1 - コメント(0) - 2014年6月17日

暗くて鬱々としていて今にも爆発してしまいそうな緊張感を孕んでいる三つの小説。それでいながら主人公?がみな饒舌、なのが雰囲気あった。
★5 - コメント(0) - 2014年4月14日

物事の内面を曝け出した物語。それなのに明るい。じわじわと恐怖感がつのる。
★1 - コメント(0) - 2014年2月17日

扱っている内容はダークなのに、とても滑稽。ドラえもんのくだりとか思わず吹き出した…笑 「鏖」は絵がはっきりと浮かんできた!
★2 - コメント(0) - 2014年2月9日

暴力に明暗があるとすれば、なんだか明るい暴力に満ちた短編集。異常者ばかりのような普通の者のような世界。
★6 - コメント(0) - 2014年2月8日

野間文芸新人賞の作品集とのこと。阿部さんの小説はいくつか読んでいたが、かなりテイストが違うかんじを受けた。3本目の「みなごろし」が特に強烈で、好みとは言えないけれど、とにかくとことんやっちゃっている感。
★11 - コメント(0) - 2014年1月8日

おお…これは…………分からん。
- コメント(0) - 2013年12月15日

メロディーラインもさることながら映像もスゴい良質なPVを見ているよう。
- コメント(0) - 2013年10月21日

無茶苦茶すぎてわけがわからなかった。小学生からの手紙の割にはえらく丁寧な文体だなと思っていたら、最後らへんで、お前が書いてたんかい(笑)と爆笑。みなごろしも、展開が、どうしてこうなった、というもので、凄惨なんだけれど、なんだか笑ってしまった。退屈ではなかったけれど、人間の感情の機微や、社会で生きていく上で必要となる考え方、また誰かの生きざまをこの小説から得ることはできず、いまの自分には需要のない対象となるものだった。よって、しばらくこの作者とは、さよなら。
★1 - コメント(0) - 2013年8月26日

『トライアングルズ』は「先生」に対する忌避感が初めは強かったけれど読み終わってみると好感しか無かったよ。何より「〜だよ!」口調で何事か捲し立てるところが面白くて好きだったんだよ。 『鏖』は主人公を軸に暴力が伝播していく様が爽快で特に終盤は引き込まれてしまったんだよ。解説にもあったけどパルプフィクションと似たようなものを感じたよ。
★2 - コメント(0) - 2013年5月31日

この後の著者の長編にも活かされる悪意と暴力の連鎖を描いた『みなごろし』。とある臆病な少年の災難を描いた『無常の世界』。ストーカーの行動を小学生からの手紙という形式で描いた『トライアングルス』の3つから構成される短編集。著者の長編、中編には度々手をつけていたけど、短編は読んだことがなかったので、新鮮な気分で読了。個人的に一番は良かったのは『トライアングルス』。読んでいる途中ではストーカーである先生に少し同情もしていたけど、オチではそれが見事に吹き飛ばされた。あんたが書いてちゃ世話無いよ(笑)
★9 - コメント(0) - 2013年5月2日

CCC
病的すぎて笑えた。けどなぜか納得出来ないところは殆ど無かったような気がする。明らかにおかしなことだらけだったのに。
★5 - コメント(0) - 2012年12月10日

「みなごろし」が印象的だった。救われたいときオリビア・ニュートンジョンのHave you never been mellowを聞こう。
★1 - コメント(0) - 2012年11月14日

ずいぶん昔にこの作家をはじめて読んでピンとこなかったのを思い出した。この本で改めてチャレンジ。結果、そこまで……。自分が気が付かない仕掛けや意図があるのかもしれないが、魅力を感じなかった。
★2 - コメント(0) - 2012年10月27日

「群像」初出中心に三篇を収録した野間文芸新人賞受賞作。現代的な道具立てを過剰に盛り込み、「語り」の新たな可能性を模索する著者の試みが、非常に素直な形で表に出されていた印象。やはり難解に感じる面は否めないが、一作一作が持つ不自然なまでの明るさ、テンションの高さに導かれて楽しく読めた。一番印象に残ったのは「トライアングルズ」。ストーカーたる「先生」の物語を、「私」から「あなた」へ宛てられた書簡の体裁で綴る内容は、狂気的な切実さを秘めて胸に迫った。案外一度頭を空っぽにして読んだ方が、本質を掴み易い作品なのかも。
★3 - コメント(0) - 2012年10月1日

非現実的な突拍子もない話のなかにあるリアリティを堪能できる短篇集。どの作品も登場人物に感情移入しにくいと思うが、独特の世界観に引きこまれ、非日常のなかにある時折ハッとさせられる現実感がなんともいえず良い。
★3 - コメント(0) - 2012年9月23日

最初の二本が特に好きでした。いや、笑いました笑 作者の本をもっと読んでみようかな。「トライアングルズ」のラストは「やられた!」と思いました。先生バカ過ぎる笑
★2 - コメント(0) - 2012年8月28日

暴走する狂気と歪んだ笑い。久々に衝撃を受けた作品群だった。特にトライアングルズ最高。狂人が正義に殉じるのだが、だれにも理解されない。どストライクの世界観だった。
★6 - コメント(0) - 2012年8月24日

淡々としつつも饒舌な文章が心地良い。ぐいぐいすいすい読める。三つの短編が収録されているが、そのどれもがユーモラスでありながら不気味。十年以上も昔の作品なのに、それを感じさせないのは、時代が変わっていないのか、阿部和重が凄いのか。なんにせよ、面白い本であることは間違いないでしょう。
★3 - コメント(0) - 2012年7月29日

これが15年も前の作品なのだということが信じられない。というか、15年も前からこの国にはこんな虚無というかやけっぱち感が漂い続けてたということが信じられない。なんとなく救いのない舞城王太郎みたいな感じね。
★3 - コメント(0) - 2012年6月30日

狂人が登場する小説は数多くある。が、この物語には狂人側から覗いた世界が描かれている。そして彼らの多くが極めて論理的かつ善良な思考をしているのである。にも関わらず彼らは狂人と化してしまうのだ。何故か?それは彼らが自身の現状を省みないからに他ならない。彼らは盲目的に己を信じている。おそらく取り返しのつかない状況に陥ってしまった人間は、自分に没入することでそれ以外の世界に対する想像力を消して必死に安心しようとするのだろう。しかしその狂気は彼らだけのものではなく、紛れもない私たち自身の中にも潜んでいるのだ。
★7 - コメント(0) - 2012年6月2日

意図されたスッカスカな作りが技巧的でへんな感じ!面白い!
- コメント(0) - 2012年4月1日

これといってないが、「トライアングルズ」が一番よかったかな。
★1 - コメント(0) - 2012年1月11日

初阿部作品読みました現代社会が良く書かれている世界の内側 外側が良く書かれている読んでいて面白かったし 感覚が良い
★4 - コメント(0) - 2011年12月31日

暴力。やくざ。狂気。こういうテーマを描く阿部和重はやっぱり上手い。個人的にはそういう要素が無い作品も1作くらい見てみたい気がしますが。『トライアングルズ』は長い手紙のような語りが新鮮で、『無情の世界』は短すぎてあぁ無情、『みなごろし』はぶっとんでた。
★2 - コメント(0) - 2011年8月22日

登場人物たちはどこか不可解。けれどなぜか不自然には見えない。じわじわと漏れ出している狂気を誰も止める事はできない。きっとこの狂気は小説の中だけでなく現実の世界にも溢れているのだろう。自分とは程遠い世界に思えるのに、それ程乖離しているとも思えない事に驚きを感じる。人が本能的に隠そうとする中身を見れたような気がした。何でこれを面白いと思うのだろう。
★3 - コメント(0) - 2011年4月23日

小説内における偶然とは必然なのであって、たとえば登場人物が次々に狂気的に連鎖していく『鏖』などは乱暴にいえば伊坂幸太郎っぽいのだけど、凡百の作家が人物の内面や比喩といった小説のたくらみを隠しながら物語を編み込んでいくのに対し、阿部和重はそれらすべてをあけっぴろげてしまう。いわば倒錯したたくらみによって物語の偶然=必然の連鎖をぽきぽきと脱臼させ、読者を情報過多で意味のつかない不確定な場所へ連れて行くのである。この男のプライオリティが何なのかは正直分からないが、そこは妙に風通しがよく、妙に明るく、妙に笑える。
★11 - コメント(0) - 2011年3月23日

『ピストルズ』から遡り、ここに至る。そして、一貫して盗撮・盗聴や自己中心的な発想の人物や理不尽な暴力が、繰り返し扱われていることに驚く。人間の良心的な表皮を引っぺがして、どろどろの欲望に衝き動かされるだけの本質を、これでもかと見せつける作品ばかりだ。そんな人間の愚かさや哀しさが、初期作品では周囲の人間を巻き込むだけなのに、近頃の作品ではとうとう町あるいは地域そのものまで巻き込んでしまう。私たちの日々の暮らしの行動原理も、大差がないと言いたいのだろうか?
★5 - コメント(0) - 2011年1月27日

無情の世界の 評価:62 感想・レビュー:63
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