子どもの貧困連鎖 (新潮文庫)

子どもの貧困連鎖 (新潮文庫)
あらすじ・内容
公衆トイレに寝泊まりする女子高生。車上生活を強いられる保育園児。「子どもの貧困」真実の姿。

公衆トイレで寝泊まりする女子高生。朝食を求め保健室に列をなす小学生。車上生活を送る保育園児……。日本の子どもの6人に1人が貧困状態にある。親に経済力が無ければ子の人生はスタートラインから差が付く。蟻地獄のように抜け出せない貧困の連鎖。苦しみの中、脳裏によぎる死の一文字――。現代社会に隠された真実を暴く衝撃のノンフィクション。『ルポ 子どもの貧困連鎖』改題。

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夜行
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子どもの貧困連鎖の感想・レビュー(151)

相対的貧困が増えているって本当かよ。クラスに1人はいるような計算。明日食べるものがない程の貧困は読んでいて痛々しい。やはり経済的にも時間的にも余裕がないと生活が崩壊することがよくわかった。ただ是正策のために税金の徴収を強化すればよいとする考え方は単純かと思う。
★2 - コメント(0) - 2月5日

子どもの貧困がいまどれだけ深刻か、あらためて衝撃うけた…子どもは生まれてくる家庭なんか選ばれへんもんね。貧困の中で、ご飯も食べられず、教育も受けられず、親もそんな悩みの相談を持って行くとこもない、そんな環境で苦しんでる子どもたち。この本では善意な人が子どもたちのためにがんばってるけど、善意だけでは続かへんし広がらへんもんね…子どもを、家庭を、社会みんなで支える…自分自身、何ができるかほんま考えねばって思った!
★18 - コメント(0) - 2月2日

子供が経済的理由で得ることができないのは、贅沢や教育などの表面的なことだけではない。一番は変化のチャンスを得る環境。同じような階層が集まり、何者にもインスパイアされなければ、貧困連鎖を解くことは難しい。そもそもその階層にいない多くの人たちは「日本で貧困の子供がいるの!?」と捉えがちだけど、多くはファストファッションやスマホを所有する姿で見えなくなっているだけ。子供の貧困は思っているよりも深刻。
★5 - コメント(0) - 1月10日

子供を育てるのは、家庭の責任だという考え方から脱却し、社会の責任であるということを認識しなければならないのだろうが、自分の頭の中では中々そうは切り替えられない。
★4 - コメント(0) - 2016年11月16日

ここ数年、子どもの貧困が叫ばれて久しいが、実態はあまり理解されていない。かく言う私もその一人だったが、このルポを読んで、豊かなはずの日本でこれほど深刻な事態が進行していることに心底驚いた。親の離婚や失業・疾病等により、子どもの教育や健康、場合によっては生命までも破壊される。現在の日本では、誰にでも起こり得るだけに、不安を通り越して恐怖すら感じる。貧困の連鎖が止まらければ、未来を担う人材が先細りし、更なる格差を生む。国や自治体は何のために存在するのか。所得の再分配だけでなく、子育ての理念の再構築が不可欠だ。
★2 - コメント(0) - 2016年10月27日

偶然にあるテレビ番組を観たのがきっかけで手にした著書。成人しまともに働く事もせずにきちんとした生活を立てられないのは自身の責任と思ってはいるが、たまたまそういう親の元に産まれてしまった子供達は社会に救済されるべきだろうと思う。著書の取材がなされた数年前から比べると各地でこども食堂などが運営されるようになったりと、少しずつでもよくなっているのだと思いたい。
★1 - コメント(0) - 2016年10月18日

間に入る識者へのインタビューはいらなかったかな。国はお金の使い方を間違っているなとしみじみ。
- コメント(0) - 2016年10月9日

学校の課題にて購入。 日本だからこそ目に見えてわからない貧困。高校生から保育園まで四つに分けた話は自分が今まで知らなかった世界ばかりで。学校に行くことで余計に家計を苦しめる社会。どれくらい働いても豊かになれない家庭。社会の政策が必ずしも人を救う訳では無いのだと思った。なにより、自分が将来少しでも貧困に向き合うことがあるのなら自分には何が出来るのだろう。課題でなければ読まなかったかだろう本でしたが読んでよかったと思いました。
★4 - コメント(0) - 2016年7月10日

想像していた以上に子ども達の貧困は本当に深刻です。根本的な解決のためには、とにかく教育が大切なのだと感じました。学力や教養をきちんと身に付けないと、大人になり、親になった時に健全な家庭を築き、貧困の連鎖を断ち切ることが出来ません。もちろん今目の前にある危機を回避するための施策は大事ですが…。どこかの知事がファーストクラス乗ってスイートルームに泊まるのに支払う金があるのならば、子ども達のためにもっと使ってほしいものです。
★6 - コメント(0) - 2016年6月10日

子どもを持つ準備ができる前に子どもを持ってしまう人が多いのではないか。何の罪もない子どもの貧困はあってはならない。でも、人生のスタートラインでの差をなくせば、それが解決されるといのは短絡だと思う。連鎖を断ち切れたかどうかは彼らが何とか親になった時にどう振る舞うかでしか判断できないのではないか。それを見ずして連鎖という言葉は使えないと思う。
- コメント(0) - 2016年6月8日

ルポを通して貧困の現状を実に淡々と伝えてくれている。偏見がなく、ひとつの強い思想に固執することない冷静な筆致が非常に読みやすいです。政策のほころびや社会システムの破たんなども過不足なく説明がなされているので、読者が自由な発想で問題提起をでき思考できるような構成だと思う。格差社会という言葉が浸透しつつある今日の日本で、さすがに貧困家庭があることを知らなかったとまでは言わないが、それでもやはりこの本のルポの内容は衝撃的だった。一読の価値あり。
★1 - コメント(0) - 2016年5月29日

本当に題名通り連鎖を実感。出口は何処にあるのだろう。
★1 - コメント(0) - 2016年4月21日

まさに今そこにある貧困 子どもの6人に一人とは! 児童自立支援施設の退所年齢の上限が22才になるのは、こういう理由もあるのかも。ちなみにアメリカでは、28歳だとか。。。。
★26 - コメント(0) - 2016年4月19日

社会が疲弊した時誰が一番に割りを食うのか?おそらくそれは子供だろう。「何だかんだ言いながら日本は平和で生活保護があるじゃないか。」そういう論調も確かにあるだろう。しかし、まだ自分で口を養えない子どもたちはどうやったら貧困からぬけ出せるというのか。強者の再生産を延々と繰り返し、社会を二極化して良いのか。「貧困は罪悪である」この国の将来を考えるなら、今すぐに救済策を論じるべきだ。見て見ぬふりをしてきた現実に、何もしてこなかった自分が嫌になった。色んな人に読んで欲しい衝撃作。
★22 - コメント(0) - 2016年2月29日

「日本の子供の6人に1人が貧困状態にある。」 このような内容の作品を目にする毎に、何故不幸にすると解って子供をつくるのか?子供をつくったからには子供の幸せを考えるのが第一ではないのか?という疑問が頭の中をリフレインする。私自身が未婚で、子供が居ないから書けるエゴなのかもしれないけれど、、、。
★26 - コメント(2) - 2016年2月21日

読んでいて胸が痛かった。今の時代、誰にでも起こり得ることだと思う。「子どもの貧困は見ようとしないと見えない」「携帯電話でメールを頻繁にしている生徒は貧困に見えない。しかしアルバイトのシフト変更を知るにも友達とつながるにも必需品」「生徒は携帯がないと仕事もできない。多くの教師は『携帯はぜいたく』と外見で判断してしまうが、それでは家庭や生徒の実態は見えない」「日本のGDPに占める国と地方自治体の教育支出の割合は5年連続で先進国中最下位。私費負担に大きく依存」「知った者の責任」知ったからには、周りの人に伝える。
★4 - コメント(0) - 2016年2月19日

心がジクジク痛む一冊です。うっすらとは感じていたけど、ここまで子供の貧困が進んでいるとは思いませんでした。それぞれの家庭の事情はあるにしても、最終的に子供を支えていく福祉や教育の制度がここまでザルなものであることに驚愕を覚えます。なぜ、日本はここまで弱者に苛烈な扱いをする国になってしまったのでしょう…。自身もけっして裕福な家庭で育った訳ではなく、高校は働きながら卒業した身として、貧困が教育格差を生むことを改めて認識すると共に、ここまで貧窮しながら懸命に学校に通う姿に心が痛みました。
★12 - コメント(1) - 2016年2月14日

あとがきにあった「知った者の責任」との言葉が強烈に残る。どのような親の元に生まれたとしても、すべての子どもたちは幸せな子ども時代を送る権利がある。心身ともに豊かな人生であってほしい。スタート時点から大きなハンデを背負わせるのは間違いだと思う。そのために制度と仕組みを変える必要がある。決して他人ごとではない、可能性は誰にもある。自分に何が出来るのかを考えさせてくれた良書との出会い。お薦めの一書‼︎
★14 - コメント(0) - 2016年2月14日

貧困って、通勤定期券が買えなくて、毎日切符を買うってことなんだよ、と去年知人に教えてもらいました。ちょっとした貯蓄が出来ない。見通しを立てて節約が出来ない。今日、明日のことしか考えない。現実的に収入が無いということもあるけど、生き方や考え方でそうなっちゃう人もいる。定時制高校の卒業生で、授業中に給与明細のコピーを配っちゃうほどの成功例が、残業代込み額面で30万円ていうのが切なかった。
★20 - コメント(0) - 2016年2月13日

n75
読んだことがあるのに忘れて図書館でまた借りてきてしまいました。勉強が嫌いで遊んでばかりいる子どもにこの本を読ませれば、ただで学校に行かせてもらい勉強できることのありがたみがよくわかって、お父さんお母さんありがとうございます!!という気持ちになること間違いなしだと思います。わたしはお父さんありがとうございました!!といいました。
★5 - コメント(0) - 2016年2月1日

「連鎖」について考察がなされているとは言えない。構成がだらだらしており、ケースを単に書き連ねているだけで、ルポとして水準が低い。
- コメント(0) - 2016年1月11日

★★★☆☆ 子どもを預けなければ働けない、預けて働いても所得は低く、保育料が重くのしかかる。育ち盛りの子の寝顔しか見られない生活。痛し痒しの安定しない生活の中で、小学校に上がる前から親の貧困に気付いてしまう子どもたちに哀しさを感じた。お金の心配なんか何もせずあれ買ってこれ食べたいと無邪気に駄々をこねられるのが子どもの特権だと思っていたら、そんな子はとても恵まれているのだと思い知らされる。所得で見れば貧困でも祖父母に子どもの世話を任せられればある程度どうにかなりそうだけど、生家と円満な人ばかりではないし…。
★12 - コメント(0) - 2015年12月31日

図書館本~!日本の子どもの6人に1人が貧困状態。何度も何度も胸が傷み、切なくなりながら読了。子ども達を取り巻く環境が年々変わっていく中で…取り残されていく大きな問題。学校以外に塾や家庭教師などを利用する子ども達が増えてる反面で、生活の保証さえままならない子ども達。段々と余裕がなくなっていく教師。付き添い登校をしてた時に感じた違和感…。本来は守られるべき存在なのに…。見た目だけでは、本当の問題や現実は見えてこない。ひとりでも多くの人に手に取って欲しい1冊
★34 - コメント(0) - 2015年11月19日

衝撃的。日本の社会はすでにサステイナブルではない。「貧困率とは、国民一人ひとりの所得を順番に並べたとき、真ん中の人の半分(貧困線)に届かない人の割合。子どもの貧困率は、18歳未満でこの貧困線を下回る人の割合を指す。厚生労働省調査によると、12年は過去最悪の16・3%となり、およそ6人に1人が貧困という結果となった。(2015年04月03日 朝日新聞から抜粋)」だそうだが、予想に反してそのうち母子家庭は3割で、父子家庭1割。6割は両親がいる訳だが、日本のセーフティーネットのいかに貧弱であることか。
★1 - コメント(0) - 2015年11月1日

 「日本の子どもの6人に1人が貧困状態にある。」仕事柄,子どもの人権問題を考える機会も多く,先般某新聞での子どもの貧困に関する連載も読み,子どもの貧困問題についてはもっと知らねばならないと思っていた。子どもは“世の宝”だと思う。かねてから使い古された言葉だが,この言葉には子どもこそが未来を担っていくという理解が含まれている。昨今,その意識が低迷しているように感じてならない。世の宝を守るために,未来を担っていく子どもたちの貧困の連鎖を断ち切るために,私にできることはなんだろう。
★2 - コメント(0) - 2015年10月28日

保育園から高校までそれぞれの現場での取材を元に、子どもを取り巻く貧困問題を描いたルポ。軽い気持ちで読み始めたが、一つ一つの事例が予想以上に深刻でショッキング。衣食住に困るレベルの困窮家庭が現代日本にもこれだけ存在しているという事実に愕然とすると同時に、社会制度の脆弱さや支援を必要としている人たちにそれが届いていない問題も実感させられる。あとがきの「知った者の責任」という言葉が重い。
★2 - コメント(0) - 2015年10月23日

ぜひ、政治家に読んでほしい1冊。日本の未来に大切なことがたくさん書かれていると思う。事務職員の私としては「括弧運日もとお事務職員を増やし、教員の重荷を減らし、もっと子どもにきめ細やかな指導ができるようにしないといけない」と言うところが大変気になる。ぜひそうしてほしい。 そして、保育士も増やして、負担も軽くしてあげてほしい。
★2 - コメント(0) - 2015年10月12日

東松山市立図書館
- コメント(0) - 2015年10月4日

読んでて辛かったです。6人に1人が貧困状態ということに驚く。高校無償化、我が家もお世話になっただけに、その裏で就学援助を受けていた子は援助が廃止になり自己負担額が増えた ということになんとも言えない気持ちになった。「知った者の責任」かぁ。…どう責任を果たせば良いのか、途方に暮れる。
★15 - コメント(0) - 2015年10月3日

小学生の6人に1人が貧困家庭。さすがにそこまでとは思っていなかった。貧困が階層化し、固定化する。現状推し進められている格差加速の自民政治は、安保法案と五輪問題で覆い隠され、国民の目から遠ざけられている。株価がいくら上がろうと、富の再分配と還流がなければ、社会は豊かにならない。アメリカ型市場主義原理を育児という将来への投資の場へ持ち込むということは、未来の社会問題を増やすだけだと気付かない、高度経済成長期に育児を終えた政治家たちの視野狭窄。問題すべてを行政に転嫁するわけではないが、課題は山積している。
★5 - コメント(0) - 2015年10月2日

公衆トイレで寝泊まり、トリプルワークをしなければ生活できない高校生や車上生活の園児のエピソードなど、日本の子供の貧困層がここまで酷いとは思っていなかった。 貧困家庭に生まれたらその時点で成長や学業においてハンデを背負ってしまうことになる。所得によって教育や医療の質にも圧倒的な差が生じる現状はどうにかならないのだろうか。
★1 - コメント(0) - 2015年9月27日

貧乏を、駆逐してやる!!! お金がないって、本当につらい。自分には何ができるのか。今は手前の生活でいっぱいだけど、お金持ちになって、こういう子ども達を助けたい。
★3 - コメント(0) - 2015年9月21日

どの事例も胸が痛みます。保育園児に「小学生になったらアルバイトをして親を助けたい」などと言わす社会は間違ってると思います。
★2 - コメント(0) - 2015年9月14日

「子どもの貧困は見ようとしなければ見えない」海外で飢餓に苦しむ子どもの姿は見るけれど、日本でも同じような子どもたちがいることを、恥ずかしながら分かっていませんでした。それなりに公的な機関や援助があると思っていました。お金がなくても学びたい。定時制高校に通いながら3つアルバイトをかけもち。身体をこわしても親が国保未払いのため、病院にいけない。稼いだお金も親に渡し家賃や生活費に消える。所得格差が健康格差にまで繋がる。産まれた子どもは平等なはずなのに環境がそうさせず、教育を奪ってしまう。読んでいて辛かった。
★9 - コメント(0) - 2015年8月25日

大きな問題だ
★1 - コメント(0) - 2015年8月24日

現場のちからだけで現状を変えていくのは、あまりにも大きすぎる問題。これからの社会を背負っていく子供たちを、社会全体で支えていく取り組みを、早急に整備していかなくては…。
★5 - コメント(0) - 2015年8月22日

登場した高校生が歯をくいしばる思いで学校に通ったのに、あとがきを読むと誰一人抜け出せていない現実に胸が痛い。収入に関わらず平等に支援し、富める者は税金をきちんと納める。最も合理的な政策がなぜ行われないのか疑問。
★5 - コメント(0) - 2015年8月16日

取材した定時制に通う女子高生が結局10代で子を産みシングルマザーになってしまったのは不運?貧困連鎖?解説の歯切れの良さは良かった。はて『知った物の責任』をどうするか。
★1 - コメント(0) - 2015年8月15日

発展途上国に対しての募金制度はあるのに、日本の貧困に対する募金制度が少ないのはどうしてだろうか。彼らも弱者なのは変わらないのに。持って生まれた待遇、境遇で勝手に押し付けられる自己責任論に異議を申し立て、格差問題を真正面から問いたださないといけない。
- コメント(0) - 2015年8月11日

子どもの貧困というとイマイチぴんとこなくても、ここに出てきた親側の経済的な苦しさは誰もが思い当たるのではないだろうか。給食費を払わない親はモンスターペアレントのような悪者のイメージがつくと、ほんとうに経済的に困っている人に対する風当たりが強くなる。それは生活保護バッシングと似ているように思う。日本は「自分でなんとかしろ」「自分でなんとかしなくては」が強すぎる。
★2 - コメント(0) - 2015年8月8日

子どもの貧困連鎖の 評価:76 感想・レビュー:64
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