所轄刑事・麻生龍太郎 (新潮文庫)

所轄刑事・麻生龍太郎 (新潮文庫)
あらすじ・内容
あの敏腕刑事の原点がここにある。警察小説の金字塔「RIKO」シリーズ、大人気キャラクターの「それ以前」。

麻生龍太郎は、二十五歳の新米刑事。下町を管轄する高橋署の刑事課強行犯係に配属され、ささいな傷害や器物損壊事件にも、犯人の心に深い闇が潜み、傷つき泣く人がいることを知ってゆく。そして次々に起きる事件は、恵まれた警官人生を歩みながら、人には明かせぬ秘密を抱えて生きる麻生自身をも変えていった──。のちに辣腕刑事となる男の「それ以前」を描いたミステリー連作短編集。

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所轄刑事・麻生龍太郎はこんな本です

所轄刑事・麻生龍太郎の感想・レビュー(539)

聖なる黒夜→私立探偵→RIKOシリーズ→保育園探偵シリーズ→所轄刑事の順に読了。過去の及川と麻生の関係が時間を遡るごとに、甘さと苦味の合わさった純粋な関係へ。あんなに麻生を愛して、そして憎んだ及川の本当の気持ちが詰まってる。及川が変わってしまったのは少なからず麻生が原因だねと思いつつも、麻生の深層心理にある冷酷さを受け入れて、火をつけたのは後にも先にも山内だけだったんだなと。麻生×山内もいいけど、及川×麻生も切なくて好き。
★12 - コメント(0) - 1月27日

昔も、麻生は仕事に対して誠実で、刑事としての勘が冴えていましたね。 下町の小さな事件も面白かったのですが、その中で垣間見せる及川との関係、 麻生の葛藤。弱いようで、決して流されてしまわない麻生。実は、彼が魔性の男かも。。続きが気になります。★3.5
★2 - コメント(0) - 2016年11月21日

刑事の麻生の連作短編集短編で少し物足りないのでは?と思ってたが面白かった。考える刑事の思考が良い。続編も気になる。
★1 - コメント(0) - 2016年11月15日

RIKO以来の龍太郎の登場。 いや~懐かしい! 本庁で活躍する前の所轄時代の話。 しかも、かなりの地味な事件が多い(笑) でも、真面目な龍太郎が意外な犯人を追い詰めて行く。 久々にRIKO を引っ張り出したくなりました!
- コメント(0) - 2016年10月23日

今まで読んできた柴田よしきさんの本には「!」と思わせてもらってばかりです。 今回も楽しませていただきました。 この作品の中では「大きい靴」が印象的でした。 子供がはめこんだパズル、お母さんの失敗、なるほど。 麻生さんをもっと知りたくなり、別の本も購入しました。
★9 - コメント(0) - 2016年9月22日

聖なる黒夜で柴田よしきさんにハマり、麻生さんの原点を知りたくなり読了。どこか危うい及川さんとの関係性。でも誠実に向き合おうとする麻生さんがやっぱり好きです。他のシリーズも読まなきゃ!!
★17 - コメント(0) - 2016年9月20日

図書館にて題名から手に取った本。想定以上に面白かった。他にも作品があるようなので、探してみたい。
★34 - コメント(0) - 2016年5月14日

練のついでに麻生。意外。こういうタイプの作品もあるんですね。好きだな。リコシリーズに比べると地味な事件に地道な捜査。登場人物の心情を丁寧に追った謎解き。さりげなく入れてある及川との関係。プライベートの方はやっぱりダメダメだった。この人仕事してる時の方が楽なんだろうな。この本の刑事としての麻生はかっこ良かった。それだけに、なんで練の時だけあんな雑な捜査!?ってなりました。「大きい靴」の慶太がかわいくて・・・悲しい。母親のヒーローだった。「割れる爪」猫の仇とりたかったよね徳次郎。麻生シリーズも読もう。
★6 - コメント(0) - 2015年11月16日

新米刑事だった麻生さんの話。熱血とも冴えわたる推理を見せる訳でもないのに彼が気に掛ける小さな違和感から事件は解決される。なぜなら彼は人の話に敬意をもって聞くことが出来るから。それが路上生活者であろうと、小学生の女の子であろうとも。大きな声で脅す事も無く静かにひたすらと話を聞く。及川と麻生の剣道部での伝統的な上下関係と、その後の二人の在り方に麻生の執着しない性格が表れている。魅力的だが報われないわ、こんな人を好きに成っても一方通行の思いに辛くなるだけだろうな・・及川さん!ところで大根の花のカレって彼なの?
★22 - コメント(0) - 2015年10月30日

この作家の人気シリーズの登場人物だとは知らずに読んだ。ハードボイルドとはちょっと違うけど、この雰囲気嫌いじゃないです。主人公・麻生は本当に刑事として有能なんだね。しかもそれを鼻にかけてない低姿勢だから人望もあるし完璧じゃないですか。同期の及川との関係がなんとも言えません。及川の気持ちを考えると麻生は無自覚なタラシじゃないだろうか。罪深い男です。
★26 - コメント(1) - 2015年10月29日

爽快な若い刑事の小説です。溢れる才能と強運で事件を解決していきます。でも、この後の及川や麻生の結婚、離婚を知っているだけにちょっと違和感がありました。それとも若い頃は皆ピュアだったということかしら?
★7 - コメント(0) - 2015年8月21日

若い時から、若々しさのない男だったのね、麻生(笑)でも、所轄の頃から事件の真相を見抜く目は確かだった、と。こういうのは才能なんでしょうね。しっかし、及川が哀れ。この後の彼の試練(玲子とか、練とか)を考えると、苦しくなる。
★22 - コメント(0) - 2015年7月30日

 所轄時代の麻生さん、想像以上にデキル男でした。まだまだ新米で若いのに、この落ち着き。練とのことで静かな落ち着きを持ったのかと思いきや、若い頃からあの麻生さんでした。う~ん、こりゃモテる男だなと納得。及川との関係も、思ったよりも二人の情は深くて、でも及川の深い愛情とは釣り合いが取れていなくて・・・。及川がかわいそうになっちゃいました。切ないわぁ。
★61 - コメント(0) - 2015年6月5日

RIKOシリーズ、そして聖なる黒夜の麻生さんの所轄時代を描いた短編集。前2作が警察小説だとすればこちらは推理小説の要素が強かった気がする。聖なる黒夜で明らかになった及川との過去についてしっかりと描かれているが、前作で受ける印象以上に麻生は及川のことを「ちゃんと好き」だったのでは、と感じた。しかし麻生はやぱり自己完結型の人間で、麻生より及川さんの方が泣きたいよ!と言いたくなる。地味な主人公だとは言うけれども、彼ほど「モテる」男性はなかなかいないと思う。
★6 - コメント(0) - 2015年3月27日

麻生龍太郎の若い頃の話ということですが、よくある若さ溢れる捜査というより素晴らしい推理と頭脳でやはりカッコよかったです。 最終エピソードの大きな靴はホロっとしました。
★5 - コメント(0) - 2015年3月27日

★★★★  地味ながらしっかりとした短編5編。おそらく本筋の都合上でしょうが、及川との関係がこの雰囲気だと違和感あるなあ。
★7 - コメント(0) - 2015年3月13日

今日は聖なる黒夜の日なので聖黒再読する前にこちらも再読。新米刑事としての麻生龍太郎が描かれるこの本、自分自身を掴みかねている若き日の彼には聖黒および他のシリーズでの麻生像の片鱗がそこかしこに。流され侍といった印象の彼は自身のセクシャリティについても曖昧である。それが及川との関係性によって表現されていて、麻生の心情を読むと及川が不憫に感じてしまう。及川、切ない……。では、続けて聖黒読みます!
★27 - コメント(0) - 2015年2月14日

mie
再読。連作短篇集。ナゾトキと読むか恋愛モノとして読むか悩むところ。でもこの話はナゾトキと読むべきか。
★2 - コメント(0) - 2015年2月5日

本書は麻生さん若かりし25歳、新米刑事のミステリー連作短編集。及川と麻生の過去が読みたいがために購入。204頁以降の回想場面がまさに私の読みたかった部分なのだが、及川が切なすぎて、彼が泣かない代わりに私が泣てあげたいと思った。
★14 - コメント(0) - 2015年1月23日

よかったです。 小さい疑問から正解を導き出していく地味なような働き方に好感が持てました。 この後に山内の逮捕のいろいろあるんでしょうけど、それがなければ、更にいい刑事になっていたんだろうなあって思えました。
★6 - コメント(0) - 2015年1月21日

あとがきにもある通り、かなり地味な主人公。しかし、少しの違和感を繋げていく発想が見事。柴田よしき氏の著作になくてはならない主人公の若き日の姿。この次は「私立探偵」編を読みます。
★16 - コメント(0) - 2015年1月11日

及川さんも麻生も辛い恋ですね。何気ない事件でもしっかりと解決。絶対刑事になるんだ、じゃないのになってしまった麻生君。でもできる男です。聖なる黒夜まだ読んでないんだよな。気になるな。
★6 - コメント(0) - 2014年8月21日

麻生さん、今と変わりませんね。いい意味でも別の意味でも…。でも麻生さん大好き…。
★6 - コメント(0) - 2014年8月19日

いまも昔も麻生は麻生だった……
★5 - コメント(0) - 2014年8月16日

所轄時代の麻生さん。芯の部分は変わってないけど、やっぱり探偵麻生さんとはちょっと違うな。
★4 - コメント(0) - 2014年6月26日

inu
及川がたくさん出てきて嬉しかった。
★3 - コメント(0) - 2014年6月25日

思っていたより及川と麻生の過去が。事件の合間の麻生の、及川の想いと別れが切なかった(事件はさらり、ここはじっくり読む)。この先、麻生は結婚を選択するのだろう
★36 - コメント(0) - 2014年4月28日

柴田作品初めて読んだ一冊だったので、急に及川との関係など出て来てそっちか、と少々面食らう。事件の推理などは、淡々と進み、短編なのもありダレずに読めた。が、動機や犯行など少し強引さも感じ、そこまで入り込めない部分もあったかな。
★12 - コメント(2) - 2014年4月5日

ra7
聖黒に続いて、友人からまとめて借りた柴田よしきさんの本。麻生の所轄時代、まだ及川と付き合っていた頃の話。この頃から、麻生はこういう雰囲気だったんだなぁと思った。あと、及川の麻生を信じきれないことの切なさがね...。(ものすごくどーでもいいけど、解説書いた人は絶対ヘテロだなと思った。)
★6 - コメント(0) - 2014年4月1日

柴田よしきの「麻生龍太郎」が2冊あったので買ってみたが、まだ他にも麻生龍太郎が登場するようだ。他の作者のような派手さはないが、刑事としては誠実で控えめ。こういう刑事さんも安心して読める。
★29 - コメント(0) - 2014年3月26日

★☆
- コメント(0) - 2014年3月18日

及川と山内を混同してしまって戸惑いながら読んでました。別人ですよね…
★6 - コメント(0) - 2014年3月15日

再読。いつもは私立探偵→RIKOシリーズと読破してから今作を読むようにしているのだが、たまには読む順番を変えて麻生の成長を追っていこうと、麻生がまだ新米刑事であるこちらのエピソードを。二人はまだ二十代で、この頃すでに麻生は自分がどこか淡白な人間で警察という職業にも執着しておらず、と自覚している。不純ながら今作の読みどころは麻生と及川との関係性だと正直に告白するが、二人は付き合っていても足踏み状態。及川は切ないを通り越えて気の毒です。それでも離れたくないんだろうね。麻生にその気はなくても結果的には残酷よね…
★15 - コメント(0) - 2014年3月6日

警察関係の本を読むたびに思うのは、キャリアのシステム。何で、こういったシステムになったのか?公務員の世界は謎です。地元の隣町が舞台なので、興味深かったです。シリーズ物の原点の位置づけでしょうか。淡々としていて、読みやすかったです。
★20 - コメント(0) - 2014年1月7日

練と麻生の関係に嵌り、彼らの登場するシリーズを追いかけ続け、所持している本の中で最後に読んだのがこの本。麻生がまだ新米刑事の頃の話で後の麻生を形作る元がここにあると感じられた。人に対する情も執着も薄いのは自分自身を掴み切れず彷徨い続けているからなのか。それを傍で見続けていたのが及川で。量的には多くはないけれど及川との関係も描写され、私の中ではそれが大きく膨らんで(妄想がw)及川の心情を思うと切なくなった。エピローグの二人の様子がなんともいえない余韻を残してくれるので聖黒が再読したくなってくる。
★25 - コメント(0) - 2013年11月22日

時系列的には「聖なる黒夜」の前日譚。所轄に所属する若手刑事の日々を綴った短編で、警察もの人間の心理ものとして面白い。が、警察官として人として事件や我が身を振り返るモノローグが、改行したとたん恋人(同性の警察官だ)との関係を憂っているBLに急変という意表をつく展開が。 マジでコーヒーにむせそうになった。これだから本を読むって楽しいのよ。 舞台は仕事で数年通った街なので、懐かしさもあってよかったなぁ。
★6 - コメント(0) - 2013年11月18日

「聖なる黒夜」読後、柴田よしきさん二作目です。短編集で、所轄の事件とはいえ殺人事件も多く、麻生龍太郎がたんたんと解決していきます。及川さんが好きなので登場シーンが少ないのが残念でしたが、二人の関係で改めてわかったこともありました。「聖なる黒夜」ほどの衝撃はありませんでしたが、気持ちよくよめました。
★5 - コメント(0) - 2013年11月13日

麻生龍太郎の若い頃のお話。以前読んだ「聖なる黒夜」前はこんな人だったんですね。同じように下町を舞台にした刑事もの、東野圭吾「新参者」と比べたら大きな事件もあまり起こらず(事件に大小もないですが)、全体的に静かな印象を持ちました。
★23 - コメント(0) - 2013年11月12日

スピン・オフ作品とは知らずによみました。メインシリーズを全く知らないので、面白さは半減なのかと思います。主人公の事件への視線は興味深いが、キャラクターがつかめませんでした。唯一の特徴は同性愛ですが、それが、このキャラクターにふさわしくこの小説に必要かは首を捻るところです。事件、捜査、真相の流れはとても読みやすく、すいすいページをめくれます。
★7 - コメント(0) - 2013年11月4日

一話一話が適度な長さで、ダレることなく読んでいてあっという間でした。推理小説並みの謎解きというわけではないですが、毎回の話の締めの部分が上手く「そう〆るか~」と唸らされました。作中のホームレスのおじいさんが言った「煙草を吸ってるやつは、自分を自分で処刑してんのさ」っていうのが詩的な表現で心に残りました。あと及川、なんか優しくて聖なる黒夜を読んだ後に読むと辛い気持ちになりました。及川が何らかの形で報われる日が来てもいいと思うけど、一生報われないままの及川もまた魅力的だなぁと思ってしまいます。
★5 - コメント(0) - 2013年8月1日

所轄刑事・麻生龍太郎の 評価:52 感想・レビュー:129
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