がんこ長屋: 人情時代小説傑作選 (新潮文庫)

がんこ長屋: 人情時代小説傑作選 (新潮文庫)
あらすじ・内容
蕎麦切り、花火師、刀鍛冶……。技は磨けど儚い人生。落涙必至、傑作六編を精選収録。

蕎麦切りの名人だったお園は不貞を疑われ、奉公先を追い出されて……(「蕎麦切おその」)。女太夫が本気で惚れた乞食侍は花火造りに打ち込むが(「火術師」)。想いを寄せる下駄屋の倅は彼女の気持ちにてんで気づいてくれず(「下駄屋おけい」)。日本一の刀鍛冶になるべく全てを捨てた男を待っていた悲劇とは(「名人」)。職人たちの矜持が導く男と女の運命──。きらり技輝(ひか)る、落涙小説六編を精選。

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がんこ長屋: 人情時代小説傑作選の感想・レビュー(88)

人情時代小説に引かれ、いろんな作品と出会いたく手にした。職人話好きだけれど、やはり興味のわく職と、好みの作風があるなぁと改めて思う。宇江佐さんの作品は他にも読んでいてやはり読みやすいし大好き。山本周五郎さんの作品も最近になって読み出していて大好きなのですが。五味さんシバレンさんはなかなか…(笑)
★5 - コメント(0) - 3月12日

がんこ長屋…っていうか職人長屋?みんな何かしら一芸もってて偏屈な人たちの話。宇江佐さんが今回は期待どおりでした。……しかし、最後の奴はダメだろう、色々ダメだろう‼︎
- コメント(0) - 2月13日

職人気質ゆえの一徹な技や狂気を描いた時代小説のアンソロジー。やはり山本周五郎の作品が好き。下劣な世間が下らないからと厭世的な清廉潔白すぎる男に、「世間の始まりは自分だから、世間が悪いなら半分は自分が悪い」という言葉がささった。
★1 - コメント(0) - 2016年12月30日

題名から市井の物語かと思ったら、な~んかお武家の話が多い。『~長屋(←アンソロジー)』シリーズなのね。。。(^^)ゞ池波、山本以外初読み。『火術師』泣けた!、『下駄屋おけい』幸せになったね!が良かったなぁ。宇江佐さん、前から気になってたのでもっと読んでみよう。
★1 - コメント(0) - 2016年12月16日

(図書館)アンソロジー集はお得感があって良い。やっぱり宇江佐さんの作品好きだなぁ…。
- コメント(0) - 2016年12月11日

超贅沢なラインナップ。新潮文庫編集部の作品の並べ方は、寄席の番組構成とよく似ている。まず、前座は池波。畏れ多いが、小説世界への入り易さは右に出る者が無い。二つ目は乙川。6編の中では若く新鮮なタッチで人情の味わいを堪能できる。真打ちは五味。ラストの衝撃が仲入り迄胸に残る。仲入り後、くいつきは宇江佐。読メでは一番人気。ひざがわりが山周。大御所が軽く説教を垂れてトリに繋ぐ。トリを務める真打ちはシバレン。長講の破天荒な一代記に頭がクラクラする。そして大満足して寄席を後に…いや、本を閉じた。
★7 - コメント(1) - 2016年9月29日

時代小説の巨匠ばかりのアンソロジー。初読みの作家さん有り、飛ばし読みした作家さん有りでこれもまたアンソロジーの味わいなのかな。私はやっぱり、宇江佐さんの作品がいっち好き!!!
★5 - コメント(0) - 2016年8月18日

がんこ職人にスポットを当てたこの一冊ですが,やはり読み慣れた宇江佐先生と池波先生の作品がすーっと心に入り込んできて好印象です.
★17 - コメント(0) - 2016年5月16日

著者の異なる6作品が収録されている1冊。自分の好みをはっきりと自覚させられる本でした。女性が主役の蕎麦切りおそのと、下駄屋おけいがとても面白かったです!
★3 - コメント(0) - 2016年3月18日

全体的に内容が重めで、感動というより生きるの大変だな、、沈んだ気持ちになりました。宇江佐さん『下駄屋おけい』は爽やかなやさしいお話で安心して読めました。
★52 - コメント(0) - 2016年2月28日

長屋シリーズの時代小説アンソロジー最後のものです。今回は6作品が収められています。池波、乙川、五味、宇江佐、山本、柴田さんの作品です。それぞれ職人技を得意とする主人公たちの話ですが、どれも甲乙つけがたい感じの作品です。特に私は最初の池波さん、宇江佐さん、五味さんの作品はとてもよかった気がします。印象に残りました。
★127 - コメント(0) - 2016年1月19日

宇江佐真理の微笑ましい「下駄やおけい」ほか5編収録の時代小説。蕎麦切りのお園のは奉公先を変わるたびその店は大繁盛。全編吸い込まれるような感覚を覚え、ちょっと涙もそそるお話。
★1 - コメント(0) - 2015年11月7日

min
職人もしくは技を持った人物を主人公にした短編集。そうそうたるメンバーがそろっているだけあって、まとめ方も人物もみなうまい。ほかにもシリーズがあるらしいのでそれも読んでみたい。
★2 - コメント(0) - 2015年8月5日

ある意味、一芸に秀でた職人を主人公にした6編の短編集。 ホノボノ系は宇江佐真理さんの「下駄屋おけい」が一番で、小気味よい読後感。 五味康祐さんの「火術師」は、気風の良いお由さんが素敵で切ない。 私にとっては、普段読まない作家さんが多く、新鮮で楽しい1冊でした。
★41 - コメント(0) - 2015年4月12日

巨匠と呼ばれる方々の作品のアンソロジー集。どれも完成度は高かったですが、「下駄屋おけい」が一番良かったです。
★3 - コメント(0) - 2015年3月19日

市図。池浪正太郎、乙川優三郎、五味康祐、宇江佐真理、山本周五郎、柴田錬三郎の描く、時代小説短編集。宇江佐氏のが一番好みだなあ。
★5 - コメント(0) - 2015年3月18日

2013年10月刊。 再読。池波正太郎「蕎麦切おその」、乙川優三郎「芝の家」、五味康祐「火術師」、宇江佐真理「下駄屋おけい」、山本周五郎「武家草履」、柴田錬三郎「名人」の6編。がんこな職人気質をテーマにした良質な人情もの。全て良く、心に残ります。
★3 - コメント(0) - 2015年2月4日

「下駄屋おけい」この作者らしくて良い作品だった。他の作品も、甲乙つけがたい良作揃い。
★3 - コメント(0) - 2015年1月19日

縄田一男が選ぶ「長屋」シリーズと銘打ったアンソロジーの第四弾、此度は「職人」が主人公。六篇の作品はどれも逸品!乙川優三郎、五味康祐、宇江佐真理など新たな作者との出会いに感謝!人情時代小説傑作選集、全くその通り!完璧主義な方は嵌まります。
★4 - コメント(2) - 2015年1月10日

どの話も面白かった。柴錬さんの名人の中で「金とか銀とかは、物の売買に役立てるしろもので、いやしくも、芸術に使うものではないのだ」と。純金製のお風呂とかこけしとか、聞いたことあるけれど人はそれを芸術ではなく、万札の塊としか見ていないってことですよね。武家草履の主人公のもどかしい気持ち、分かるけれど。老人の言う「正直は人に求めるものではない。見えざる真実が世の中の楔になってゆく」という言葉を心に留めたい。
★4 - コメント(0) - 2014年11月9日

何と言っても心に残るのは、五味氏の「火術師」。電車の中で胸が熱くなった。解説を読み、執筆経緯に驚く。これまで読むことがなかった作家陣にふれられたという意味でも、今後の守備範囲が広がり、私にとっては意義深い作品でした。
★5 - コメント(0) - 2014年10月28日

6人の主人公はそれぞれ頑固な性格だが、特技を生かすことで世知辛い世間を渡っていく。いずれも傑作でその結末もさすがと思われる。五味康祐「火術師」はほろりとさせられる。一押し。池波さん「蕎麦切おその」はやはり名人芸でエンディングがうまいなぁ。「下駄屋おけい」はハッピーエンドで良かった。お薦め
★22 - コメント(0) - 2014年9月29日

武家草鞋で山本周五郎に出会った。ハマる。
- コメント(0) - 2014年8月20日

「がんこ」とは身を呈して貫くその一本気ととらえた。鬼籍・現存作家を一挙に読ませるが作品群に違和感がないのも凄い。まして宇江佐作品・・周五郎と同じく、賞など如何せんの骨頂の風情と感じる。五味作品~火術師の背後で涙するめしいた女大夫の姿が哀しいが何とも興趣あり。山本作品~「見えざる真実が世の中の楔となって行く、千斧の巌となってその言葉が打ちのめす」何という表現!と又痺れた。職人の技たる草履が「モノを云う」云うてみれば似たようなストーリーを何度か読んでいる・・が、酷暑の夜陰には清冽な印象を残す一冊だった。
★35 - コメント(0) - 2014年8月17日

長屋シリーズのアンソロジー、好きです!
★1 - コメント(0) - 2014年6月27日

職人、それに準ずる人物を主人公にした人情時代小説6短編。何れも胸がうたれる好短編。柴錬が一番か。初めて知った乙川優三郎、他の作品も読みたくなった。
★1 - コメント(0) - 2014年6月26日

武家草鞋のラストでの老人の言葉はストンと心に入って来た。「廉直、正真は人に求めるものではない」、、、。自身の勤務先で、サボり癖のある社員に腹を立てていた自分だったので、余計、沁みたのかも。「環境ではない。周りがどうかではなく、まずは自分」とゆう事を再確認させてもらう事ができた。それぞれ、どのお話も全部心に残った。お得な一冊。
★3 - コメント(0) - 2014年6月26日

特に印象に残ったのは、「柴の家」。
- コメント(0) - 2014年3月19日

#010★★★★☆著者は池波正太郎だけだろうと思い込んで手に取ったら、おやまぁ、柴練や山本周五郎らの大家に混ざって宇江佐真理まで。お得感はあったけど、物足りなさも。
★1 - コメント(0) - 2014年1月27日

豪華な作家さんに惹かれて借りる。職人さんの話・・後書き読んで振り返ってみるとホンマやって(笑)初めの「蕎麦切おその」の設定が面白かった。特異体質で苛められて一芸習得。でも周りとは馴染まんとどんどん殻に閉じこもってしまう・・自衛のため、人を信用できひんのも分かるけど苦しいだろうなぁ。。「下駄屋おけい」は再読。おけいちゃんがかわいい。結婚する前で間に合って良かった。彦爺も粋なことするよね。幸せな気分で終われるのってこれだけっぽい。「武家草履」のお爺さんの言葉に目からウロコ。。自分の行動見つめ直さないとね・・
★5 - コメント(0) - 2014年1月20日

秀作揃いの一冊ですが、その中でも宇江佐真理さんの「下駄屋おけい(再読)」と山本周五郎さんの「武家草鞋」が特に心に残った。どちらもTVドラマにしてみて見たい。
★8 - コメント(0) - 2014年1月7日

ブログ:http://sunnext.exblog.jp/21502538/
★2 - コメント(0) - 2013年12月28日

『蕎麦切おその』(池波正太郎)アクロバット蕎麦屋に度肝を抜かれました^^『武家草鞋』(山本周五郎)最初の1ページ半を読んだだけで、人生の厳しさといたわりを感じさせる秀逸な出だし。一気に引き込まれた。『火術師』(五味康祐)とにかく表紙が心にしみてしまって。。。
★3 - コメント(0) - 2013年12月14日

sai
がんこ…は職人さんを指していたのね、長屋のがんこ親父の話だと思っていた(爆! 宇江佐さんだけ別作品で読んでいたけど、どの作品も甲乙つけがたく良い作品集。五味さんと柴田さんは初読みだったが、読む前のイメージと違ったし、さらに後書きを読んで別の作品も読んでみたいと強く思った。
★4 - コメント(0) - 2013年12月9日

面白い
★1 - コメント(0) - 2013年11月15日

どれも良かった。下駄やおけいが心に残った。柴連さんのは怖い凄み。このシリーズ面白そうなのでまた買います。
★11 - コメント(0) - 2013年11月14日

人気時代小説化の短編集。女性作家は宇江佐真理だけ。こうして読み比べてわかったことは、男性作家の視点と女性作家の視点の違い。大儀やプライドに対する考え方が、堅苦しい。
★5 - コメント(2) - 2013年11月10日

がんこな職人もの6編収録。清廉潔白を貫こうとして絶望する武士へ「廉直、正真は人に求めるものではない」と諭す老人に、論語の「人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患うるなり」(他人が自分の実力を認めてくれない事を気にするな。自分が他人の実力を十分に理解していない事をこそ苦にせよ)が浮かぶ山本周五郎さん「武家草鞋」傑作とは言い難いのだが、なぜか一番心に残る。蕎麦切りの女名人描いた池波正太郎さん「蕎麦切おその」武士の身ながら陶芸の道を歩む乙川優三郎さん「柴の家」女太夫が惚れた貧乏浪人の、夜空に咲かす大輪の花→
★59 - コメント(1) - 2013年11月3日

主に職人にスポットライトを当てた短編作品で編まれたアンソロジー。風変わりな体質の女性がヒロインの池波正太郎「蕎麦切おその」、主人公が陶工にのめり込んでいく過程を実に丁寧に描いた乙川優三郎「柴の家」、ヒロインの恋の行く末が気になる宇江佐真理「下駄屋おけい」がよかった。そして山本周五郎「武家草鞋」。この作品に出てくる老人の「世間というものはこなた自身から始るのだ、(中略)見えざる真実が世の中の楔になってゆく」この言葉に打たれた。物作りから人生のテーマに至るこの作品に深く感じ入った。
★3 - コメント(0) - 2013年10月7日

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