楽園 (新潮文庫)

楽園 (新潮文庫)
あらすじ・内容
いつかきっとめぐり逢える――一万年の時と空間を超え、愛を探し求めるふたり。人類と宇宙の不思議を描く壮大な冒険ファンタジー。

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347ページ
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楽園はこんな本です

楽園の感想・レビュー(498)

これだけ壮大な時間軸で物語を紡いだ筆者の勇気に驚いた。南国の描き方がとても美しい。一方、どこかアクション映画的な描写が多い点も興味深い。『キャラクター小説の作り方』において大塚英志は石原慎太郎の『太陽の季節』における暴力の描写を映画的と述べた上で批判しているが、映画と小説の関係は、とても興味深く重要なものだと思う。
- コメント(0) - 1月25日

時を超えても場所が違っても出会うべくして出会うふたり。とても壮大な物語です。
★1 - コメント(0) - 1月16日

「おのれを取り巻くすべてと戦え」ってかっこいいですね。
- コメント(0) - 2016年9月20日

スケールが大きくどの章もよく出来ていてそれでいてつながってるところに感心しました。面白いです。だいぶ昔に読んだのでもう一度読みたいなと思います。
- コメント(0) - 2016年3月29日

「運命は生まれながらに決まっている」ということに、大きく心を揺さぶられた。そのため「現状に悩む必要などない」と前向きに考えられるようになった作品。
★2 - コメント(0) - 2015年12月31日

非常によかった。読み進めるうちに、きっとこんな構成なんだろうなという予測はできて、実際その通りだったんだけど、それが自分の好きなジャンルだったからか全くがっかりせず、楽しく読み終わった。1章・2章・3章と時代・舞台が大きく変わるにつれ、描写の仕方も変わっていくのがとてもうまい。
★2 - コメント(0) - 2015年10月18日

ホラー小説の雄はどんな作品でデビューしたのかと興味津々で読み始めたが、これが何とホラーでなくファンタジー。簡潔で無駄のない文章に引き込まれて 深淵な時空を超えたストーリーを一気に読み進んだ。新人作家特有の真っ直ぐで純粋な意気込に溢れた渾身の一作であった。
★4 - コメント(0) - 2015年5月13日

★★★★☆
★1 - コメント(0) - 2015年3月25日

長い時と遥かな距離を巡る「再会」の物語。古代・中世・現代と3つの独立した物語が「赤い鹿」と「血」をキーとして繋がり、一組の男女の時をかけた執念が描かれた、バイタリティ溢れる作品です。中でも時に激しく、時に静かに「別れ」が訪れる様には、無常感が漂いつつも人の「生命」が感じられて印象に残る場面でした。
★1 - コメント(0) - 2014年10月3日

SAW
太古の昔、アジアの祖先がベリンジア(ベーリング海)を通って新大陸へ渡るところから一万年の時を経ての3部構成。スケールでかい!自然に愛に芸術にそして永遠に続く冒険。モンゴル民族発の壮大なファンタジーってのがいいな。面白かった。
★10 - コメント(0) - 2014年8月1日

「パッション半端ないなぁ。すご」。読後の正直な感想です。物語は、はるか昔に生き別れた男女が、18世紀の南の島で再会したり、また転世して現代で再会したり。愛する人を見つけるためのパッションが物凄い。まさに“全身全霊”。こういう人になってみたいし、こういう人から思われたい。
★10 - コメント(0) - 2014年6月18日

ran
三島由紀夫の『春の雪』が好きな私なら、と同僚が貸してくれた本著。案の定ドハマりしました。 この私という、あってなきがごとしの存在が、地球にとっては、例えるなら1個の血小板のようなもので、巨大な生命を、そのうねりをかたちづくるもののひとつであるような体感ができる作品。 個人の意思を超越した、壮大な遺伝子の旅。生命力と、情熱と、大地のむせかえるようなにおいに満ち溢れている。
★2 - コメント(0) - 2014年5月19日

各章の繋がりを見出して、今読んでいる作品がはるか昔に分かたれた男女が気の遠くなる時間と距離を経て再開する壮大なスケールの物語なのだと気付いた瞬間に、心が震えた。鈴木光司氏は決してリングシリーズだけの作家なのではないと強く思わされた。
★8 - コメント(0) - 2014年3月3日

賞を取ったデビュー作だが、筆力とその醍醐味はすごいと思う。その設定を作る力は確かにスペクタクル。巡り巡ってやっと出会って再生のときという力強さもある。でも話が途中で興味をなくして走り読み状態に。状況を説明しているだけで内容は惹き込まれにくかった。芸術的には優れたものがあっても、話を楽しむという点ではちょっと読むのが疲れた。好みの問題ってところなのだろう。
★4 - コメント(0) - 2014年2月25日

時空を超えた愛の話。本来なら興味のある本と言う事になるのだが、なぜか非常に疲れた。だからといって面白くない訳ではない。好みの問題。
★2 - コメント(0) - 2014年2月24日

オリジナル刊行時に読んでたの忘れてダブり買い!3ページでようやく気付く。でもあのときの興奮は覚えてる。ファンタジー大賞続けて欲しいよ。
★2 - コメント(0) - 2014年2月11日

処女作にしてすごく広がりがある。映像が頭に浮かぶ作品。すべてが一つに結びついていく。18世紀の戦いのシーンが一番好きだ
★20 - コメント(0) - 2014年1月12日

何度読み返しても、面白いですね。力を感じる小説です。
★7 - コメント(0) - 2013年11月17日

すごい。その一言に尽きます。
★2 - コメント(0) - 2013年10月20日

面白いんだけど……あらすじ読んで妄想膨らましすぎたせいで自分的には物足りなかったというかなんというか。
★4 - コメント(0) - 2013年10月20日

面白かった!人類の移動の謎も作家の手にかかるとこんな壮大なラブストーリーになるのだな。それにしても赤い鹿の精霊って凄過ぎ。
★6 - コメント(0) - 2013年10月3日

★★★★★★
- コメント(0) - 2013年9月1日

4:面白かった!とてもよかった。それぞれの章でバラバラの話のように見えるが、少しずつ時代が流れ、少しずつ二人の距離が近くなってハッピーエンドになっていくため、読んでいて飽きない。第一章でたてたルール、例えば赤い鹿の精霊の力が強いというところなど、最後まで矛盾もなく複雑なのにわかりやすかった。もっと長編でもよかったと欲が出てしまうような作品。
★5 - コメント(0) - 2013年8月22日

モンゴロイドの軌跡と奇跡の物語。壮大な物語だったけど、ぐんぐん引き込まれて一気読み。
★10 - コメント(0) - 2013年8月14日

R2
物語が壮大で地球規模のダイナミックさがあり清々しかった。悠久の歴史に想いを馳せ、ついボーっとしちゃう。男として守るべきものを守り、未知なものに闘いを挑む。そして女性を愛し自分の生きた証を次世代に受け継いで貰う。そんなロマンに憧れを抱いてしまう。
★11 - コメント(0) - 2013年6月30日

12年振りに再読しました。何度読んでもこの作品はいい。
★3 - コメント(0) - 2013年6月25日

うん
★1 - コメント(0) - 2013年6月21日

一万年を超えた愛という文句につられて読み始めました。先史時代のモンゴロイド系部族の2人の若者の恋から始まり、妻は他部族に襲撃され、ベーリング海峡を渡りアメリカ大陸に連れ去られてしまい(後のインディアンと言われている)。夫は妻を追い、南下ルートを行き太平洋を渡ります。そして18世紀大航海時代、平和な南海の小島で出逢う若い2人。さらに舞台は現代のアメリカ。2人の男女の出逢い。男はインディアン系、女はオセアニア系。どんなに時が流れようと魂は引き寄せ合ってしまう、感動が溢れ出す作品でした。
★14 - コメント(0) - 2013年6月9日

リングやらせんのイメージが強かったのですがデビュー作がこの作品だったのですね。 歴史を旅してめぐり逢いすれ違い、ロマンチックな輪廻転生をテーマにえがかれています。 伝承や不思議を織り込みながらのリインカーネーションは素敵です!
★13 - コメント(0) - 2013年6月5日

古代、近世、現代を紡ぐ渾身の一作。記憶は細胞レベルで引き継がれるというファンタジー。一章は冒険ものとして楽しめますがブツンと途切れてしまいます。二章は海洋アドベンチャー。前半登場人物と専門用語が多いので辛かったですが赤い鹿か現れ唖然。過去実際に行われた西洋人の蛮行に憤りを感じます。タイラーは漢(おとこ)の中の漢! 三章は洞窟探検。これが一番スリリングで怖かった。連綿と紡がれる魂の説明はあってもその行動・事象を明示しないのがにくい。今私が生あるのも一万余年続く命のバトンタッチがあってこそと考えさせられた。
★15 - コメント(0) - 2013年4月7日

ロマンといえばこれを選びます。大好きな作品です。鈴木光司といえばホラー作家ですが、これはファンタジーになるのかな?陳腐な表現になりますが「赤い鹿」が第二章で出てきた時には背筋がぞくっとしました。怖さではなく、ぐいぐいと惹きこまれる神秘的なものを感じて。たぶんこれは読んだ人のほとんどが感じたのかなと思います。
★4 - コメント(0) - 2013年3月16日

最初はファンタジーより冒険小説という印象が強かったが、物語が現代に向かうにつれて、その印象は逆になっていった。実際は細胞に記憶があるのかわからないが、登場人物たちの思いは遺伝子に刻まれ、連綿と子孫に受け継がれていく。もしかしたら自分の志向性やクセや何気ない行動の一つ一つにも過去に壮大な物語があったんじゃないかと思わされる。
★4 - コメント(0) - 2013年3月11日

ロマンだなぁ。ぐいぐい引き込まれた。スケールが日本のものとは思えない大きさだった。一章、二章、三章とみな趣が違ってよかった。でも三章だけ少しスケールダウンも感じた。洞窟のアドベンチャーに僕の貧困な想像力がついていけなかったのか。それとも現代はリアルすぎてファンタジーから醒めてしまったか。そのせいか時空をこえた壮大なロマンスのカタルシスが少しだけ(思い期待したものより)弱かった気もした。
★3 - コメント(0) - 2013年3月6日

「この世界はどうなっているのか?」。本書の端々に現れては消えるこの問いかけはのちに『エッジ』においても追求されることになる。『エッジ』では物理学や数学の要素が強かったが、本作は集団と集団とのぶつかりにより秩序が混沌に変調し、そこから新しい秩序が再生成されていくようなイメージで世界がとらえられている。「意思の自由は可能か?」。1万年後の再開を可能にした初源の“2人”の意思は、その意思が“容器”として通過した過程の「個」の立場からすれば、決定論的な世界の仕組みに従わされたと言えなくもないのかもしれない。
★2 - コメント(0) - 2013年2月28日

途中までものすごく面白かった。最後の章がかなりトーンダウンしていたような・・・。
★2 - コメント(0) - 2013年2月20日

ワクワク感がするような本は久しぶり。最後まで一気に読ませる。
★2 - コメント(0) - 2013年2月13日

「赤い鹿」を鍵として物語は展開されいく。全ての部を通して、砂漠の荒涼や積雪地の厳寒、物語の転機となる地震や津波など、自然に関する描写がありとあらゆる手を使って描かれている。また、遠い未来の子孫同士が巡り合う形は、転生という東洋的な概念を想起させ、作中の人間も遊牧民から褐色の島民から、全体を通してアジア的な色合いを濃厚に感じさせる。最後の舞台となるのは鍾乳洞であり、同作者の仄暗い水の底からのラストを想像させるような、自然の厳しさに翻弄されつつも、それに敢然と立ち向かう人間の強さが美しく描かれている。
★8 - コメント(1) - 2013年1月22日

一万年かけての再会。現実に、少なくとも自分にはこういう体験は出来ないだろうから、ちょっと願望を含みつつ読んでみた。ロマンチックだけでなく、第一章から話にグイグイ引き込まれた。読み終わったばかりだけど、すぐ読み返したくなる本。
★8 - コメント(0) - 2012年12月18日

最初から物語に引き込まれました。前半の壮大な物語からの後半「砂漠」の章、レスリーがフローラの電話をとった瞬間の記憶が蘇る感覚に鳥肌がたった。今風に言えば赤い糸…運命の人に出会えた時の言葉では表せないあの感覚は本当なのかもしれないなんて久々にドキドキして、あれ?恋愛小説だっけ…とか思いながら。そして、思考の記憶ではなく細胞の記憶、遠い昔の記憶が蘇る感覚が生きる!じゃなくて、生かされてるんだ!と感謝もしたり。凄い筆力。日々の偶然は、もしかしたらとても大切な必然かもしれない…読了後とて気持ちいいです。
★17 - コメント(0) - 2012年12月17日

引き裂かれた二つの魂が、何世紀という時を越えて再び巡り会う。ロマンチックだった! ( ^_^)
★15 - コメント(0) - 2012年12月5日

楽園の 評価:86 感想・レビュー:109
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