サイレントリー (新潮文庫)

サイレントリー (新潮文庫)
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サイレントリーの感想・レビュー(70)

家族小説集。まぁまぁ面白かった。
- コメント(0) - 2016年11月18日

「リング」で著名になった作家だけど、この人の本領は本作のような、何の変哲もない家族小説、と以前から勝手に思っている。7本の短編が収録されているが、どれも男っぽい自己肯定感で貫かれているのが鈴木光司らしい。何気ない一言が自分の人生経験のどこかにヒットして、「それで良いんだよ」と力強く頷いてもらったような気持ちになるのは、この人独特の読書体験なんだよね。どれも良い話で好きだけど、敢えて1つだけ挙げると、多分一般的には一番人気が低そうな「人生相談」かな。家族のためには平気で世界をも敵に回す鈴木光司らしさが好き。
★8 - コメント(4) - 2016年7月24日

妻を亡くし娘を育てる。生徒たちにも愛される娘がいいな。切なくて暖かい短編集
★4 - コメント(0) - 2016年4月9日

いずれも味のある7つの短編。一番好きなのは「サイレントリー」。最愛の妻を失いながらも、忙しない日々に一抹の幸せを感じられる生きかた。今と昔。隔てられた時間の非連続性、その哀しさや愛おしさを"かつて撮った写真に秘められた謎"という小道具を用い巧妙に描く。ときの移り変わりと細やかな運命の瞬間を軸とした、これぞ私の好きな世界観だ。鈴木光司さん作品なら「楽園」。良かったー。【20/25点】
★12 - コメント(0) - 2014年9月30日

2:全部微妙...。読んでいると頭が悪い女性がたくさん登場するので苛立ってしまう。鈴木光司さんの他の作品を読んでいても感じたことだが、女性をけなす、というよりは男性を擁護するような描き方が目立つ。それにもかかわらず女性目線が多いところが好きになれない。わかったような描き方をするが、だいたいの女性はそのような行動はしないだろう、というものが多いように感じた。
★3 - コメント(0) - 2014年8月12日

「目覚めれば目の前は海」「大山」「結婚指輪」「枝の折れた小さな樹」「人生相談」「一輪車」「サイレントリー」の七編。表題作より「一輪車」が一番響いた。父親の一生懸命な姿をみて心が打たれない子供がいるんだろうか…。それも自分の為に。この話では娘だけでなく父親自身のためでもあったかも知れないけど、それでも歳を重ねた大人が汗水たらして一生懸命頑張る姿は、滑稽だどは私は思わないなと思った。
★3 - コメント(0) - 2013年6月26日

どんなんにつまらない作品でも1行、もしくは1センテンスぐらい拾い物があるのだが、この短編集には小指の先ほども拾えるモノがありませんでした。久々の屑本。
★18 - コメント(0) - 2013年3月29日

この方はホラーの人だと思っていましたが、こういう作品も書くんですね。 この中の「枝の折れた小さな樹」が好きです。人は、大事な人の『ごく平凡な幸せ』を望むのだなぁ、と。『劇的な幸せ』ではないのですよ。もう一つは表題と同じ、『サイレントリー』。この中の、主人公の娘に対する仕草の描写が、好きです。
★1 - コメント(0) - 2013年3月11日

「文壇最強の子育てパパ」…鈴木光司さん…なのに、この本で描かれる多くの父親たちは一見強そうなのにどこか頼りなく…。父親ってものは普段エラソーにしているけど、実際は妻や子どものほうが一枚上手で、手の平の上で転がされてる…ってことかな…。もちろん、私も含めてですけどね…(笑)
★17 - コメント(2) - 2013年1月26日

短編集~。心に残ったのは、2つ。枝の折れた小さな樹。長女をなくした両親が心を無くしてしまい長男が両親の為に思い出を形にする。親思いのよい話。後、タイトルにあるサイレントリー。こちらは亡き両親の思い出の地に訪れ、両親の思いを想像する。どちらも家族の絆についてであり心に残ります。
★1 - コメント(0) - 2012年8月30日

「良書」。リングを書いたホラー作家の小説だと思ってそちらは期待しないこと(笑)。 大きな事件や謎解きがある物語ではなく、本当に自分の隣にあるようなお話。これはきっと、「自分が子供の時代」「自分が大人の時代」「自分が子供を持った時代」、そういう風に何度も読んでそのたびに感じ方が違う小説なのじゃないだろうか。読みやすくて平易だけど、読んで何かを考えることで味わいが広がる小説でもあると思う。
★4 - コメント(0) - 2012年5月16日

家族、その中でも父親をメインにした短編集。ホラー・SFジャンルで有名な著者ですが、こちらはそういった要素はありません。多分独身の頃なら心に残らず「あんまり面白くないかも」と思ってしまったかもしれないが、自分が家族を持ってから読んだからか、1篇1篇が胸に突き刺さるように染み入ってきて困った。この本を読了してから知人と読後感について話した時に、彼が「SFとかファンタジーとか、読んでいる時にどんなに引き込まれても、読み終わると現実にすぐに戻れる。でも設定が自分の生活環境に近い現代小説を読んでしまうと、その世界観
★2 - コメント(0) - 2012年4月6日

一人称の短編集。大切な出来事をさらっと書いてある。読みやすく読後感よしで俗に言う「あたたかい物語」。本文、後書き・解説と読み、昔TVで見た時の作者のイメージを思い出した。明るく、我儘で押しの強い自信家。リングを書いた作者なら病的な何かを持っているはずと、その妄想が消し飛んだ時でした。作者はどんな人なのだろう。心に闇を持っているのか、エンターテイメントを作る技量に長けているだけなのか。少し気になるが知りたくない気もします。
★9 - コメント(0) - 2012年1月4日

お気に入りは「サイレントリー」「人生相談」「結婚指輪」「一輪車」。 異なる一人称での内面描写が問題の中心を映し出す。 会話シーンが少ないのも特徴か。 まあまあ。
★5 - コメント(1) - 2011年5月20日

『リング』の作者なので、ホラーかと思ってたが、意外とハートフルな話が多く。「目覚めれば目の前は海」のちょっとコメディタッチのが一番好きかな。
★14 - コメント(0) - 2010年12月23日

深い題材のストーリーでありながら、スパッと半端に終わる短編集。敢えて考えさせられる。「枝の折れた小さな樹」は特に人の一生について沈思黙考させられる。
★3 - コメント(0) - 2010年9月20日

あっさりとした結末が余計に余韻を生む短編集。親と子・妻と夫のコミュニケーション、あるいはディスコミュニケーションを描いた作品が多かったので、読んだタイミング的に色々心に来るものがあった。
★4 - コメント(0) - 2010年8月15日

どこにでもいるようなカップル、夫婦、一家、女性を主人公にした、日常のある1ページを切り取ったような内容の短編集。『リング』シリーズで魅せたリーダビリティーとは一線を画した静かな流れで終始する物語群はどこか志賀直哉の短編を思わせる。近しい人たちの死が扱われている物が約半分もあるが、それらの死はあくまで淡白に書かれており、哀しみにどっぷり浸かるというよりも、喪失感を潔く受け止め、死者との思い出と戯れるといったニュアンスが強く、心地よい。手元においておりに触れ、開きたくなる、そんな好短編集だった。
★7 - コメント(2) - 2010年3月12日

あまり印象に残らない。
★1 - コメント(0) - 2009年10月28日

[★★★☆☆]
- コメント(0) - 2006年5月8日

大山の一節を読んだ。
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