ぼくがいま、死について思うこと (新潮文庫)

ぼくがいま、死について思うこと (新潮文庫)
あらすじ・内容
うつ、不眠、大事故。何度か、死の淵を覗いた――。シーナ69歳、初めて〈死〉と向き合う。

「自分の死について、真剣に考えたことがないでしょう」67歳で主治医に指摘された。図星だった。うつや不眠を患いながらも、死は、どこか遠い存在だった。そろそろ、いつか来る〈そのとき〉を思い描いてみようか――。シーナ、ついに〈死〉を探究する! 夢で予知した母の他界、世界中で見た異文化の葬送、親しい仕事仲間との別れ。幾多の死を辿り、考えた、自身の〈理想の最期〉とは。

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ぼくがいま、死について思うことの感想・レビュー(119)

なかなか考えさせられます。
- コメント(0) - 3月20日

非常に真面目な本である。しかし読み心地は重くない。むしろ「じいじいも死ぬの?」の章など爽やかな気分になる。「友よさらばー少し長いあとがき」には共感する部分が多かった。いい本を読んだ。
★11 - コメント(0) - 3月9日

様々な地理的価値観が反映されている「死」を知ることができる。
- コメント(0) - 2月10日

読めて最高の気分。もともと陰鬱な内容を期待して手に取ったんだけど、死を語る上で生の話がより重要になるみたい。結局死は自分の中でどうでも良くなって、とにかく生を謳歌しようとかなり前向きな気持ちになれた。人には『生き生き生きている人』『生きている人』『息をしている人』の3種類がいるらしい。今研究で苦しいときもあるけど、人生トータルで見たときそんなもん点に過ぎない!まだまだ人生観なんて持てないけど、まずはどんどん経験しよう。楽に考えよう。生き生きと生きよう。あ〜 内容が濃すぎて感想書きづらい(笑)
★2 - コメント(0) - 1月20日

すべての人にやってくる死というものは身近なものであるはずなのに、今の日本では縁遠くそして恐れを感じるものになっているように思う。 自分もそろそろ死を意識してもいいお年頃。 その時にはいい死に方をしたいものです。
★6 - コメント(0) - 2016年10月22日

「椎名誠の死生観」と云わんばかりのタイトルだけど、ちょっと変化球。 チベット、モンゴルや南アメリカなどの葬送(鳥葬、風葬、水葬等々)に多くのページを割かれていて、死や葬も文化により異なるものとして客観視できる。 かと思えば、身近な人にアンケートとったりして、じゃぁ、具体的にどんなのが良いのよ?という問いかけも。 そんな、捉われない「死」が彼の考えなのかと勝手に得心。
★8 - コメント(0) - 2016年9月20日

この人の本は私には読みやすい。テーマは深刻だが、感情や恐怖をちょっと置いといて読め、自分なら?といろいろ考えられた。笑いも入るし。死についてと言っても、ほとんどは死者の葬り方、様々な自然葬の実際についての紹介とそれを通しての死生観を考察したり回想するという内容。期待せずに読んだせいか、とても面白かった。奥さんはチベット関係の人なのね。鳥葬に実際立ち会った人の話は初めてですごく興味深かった。奥さんの本もいつか読みたい。最後に自分の死についてちょっとだけ書いてあった。この人らしいなと思った。
★10 - コメント(0) - 2016年9月10日

いつもの「シーナ節」とは違っていた。テーマが「死」ということだけではなく、そのテーマを通して、見つめる物が普段の事柄とは違っているからだとも思う。少し背筋を伸ばして読まなくては・・という思いも持った。そして、自分は「死」をどう受け止めているか、またどう受け止めたいかなども考えた。また読み直そうとも思う。
★12 - コメント(0) - 2016年9月5日

6.5
★1 - コメント(0) - 2016年8月15日

世界は広いなぁ。
★2 - コメント(0) - 2016年6月25日

ふとしたことで死に思いをはせその諸々についてってことですがどちらかというと椎名さんがこれまで冒険してきた様々な地の死についての言及が多くて本人のは少なくちょっと残念。とはいいつつもそのような経験込みでもあるだろうから必要ではあるんだろうけど。そして周りの人へのアンケートや椎名さんの周りの人が亡くなった経験部分はくるものがありました。
★9 - コメント(0) - 2016年6月18日

椎名誠が「死」にまつわるものごとを書いた一冊。とはいえ、海外の葬式の紹介に大部が費やされていて、死生観そのものについてはあまり深くは掘り下げられていないのがちょっと残念だったかな。個人的には葬式というのはあくまでも死に付随する一要素であり、本質的なものからはかなり離れているのではないかな、と思うのです。
★4 - コメント(0) - 2016年6月2日

少し思っていた感じではなかったが、なかなか興味深い作品だった。個人的につい最近家族の「死」を経験し、やはり、死について考える事が多くなった。そんな時出会った本作。中学生時分にワクワクして読み漁った、兄貴のような作家「シーナ」が本作では「シーナ」な感じではなく「椎名」となり、世界の葬儀、風習を紹介しつつ死について語る。兄貴は風格あるかっこいいじいじいになっていた。
★9 - コメント(0) - 2016年5月30日

単行本で一度読んだものの文庫版による再読。紀行家らしく、身近な人の死や、世界の人が死とどのように向き合ってきたかなど、実体験に基づく詳細なレポ。心に迫るものがある。
★2 - コメント(0) - 2016年5月29日

aki
★★★☆☆(また読もう。時々に読むと入り方が変わるかもしれない。直面するように読むのは今は少し苦しくて、ちょっと目をすがめつつ読んだ感じ)
★5 - コメント(0) - 2016年5月9日

もっとこの人の死生観を聞きたかった。あの「シーナさん」の死生観。生命力の塊のような。イキイキ生きてる人の代名詞のような人。そんな「シーナさん」の死生観は期待通りカラリと乾いていたのだが…前半は要らなかったなぁ…やはりこのタイプの人の死生観なんてものは語ってもらうものじゃなくて、生き様を見て感じるものなのかな?それでも語ってもらわないと伝わらないものもあって、うつ病に苦しめられていたとは意外の一言…シーナさんでさえかぁ…やはりこの世に強い人なんていないんだなぁ
★8 - コメント(0) - 2016年5月4日

自身の健康診断への医師の言葉、予知夢を見た母の死、異母兄弟の死、友人の死、等々から自身の死生観へ輻輳する。とくに、いじめによって自殺をすることを加害者への復讐にしてはならない、という言葉や、老年の孤独死は誰とも交流がないことなのではなく、自らの意思で生を断っていくことだという言葉がたいへん印象的だった。
★7 - コメント(0) - 2016年5月2日

自分もどんどん年をとり、父も他界し、「死」について考えることも多くなってきた。実は何度も死の淵に立った椎名さんの話は、ゆっくり「死」に向き合う時間をくれるような気がする。 いずれ「死」はやってくる。
★7 - コメント(0) - 2016年5月1日

私、大好きな椎名誠さんが「死」について書き連ねたエッセイ。夢で予知した母の他界。世界中を旅して見た、鳥葬、風葬、水葬等異文化の葬送。親しい仕事仲間との別れ。ややもすれば重い「死」という題材を、そこは椎名さんらしく暗くなり過ぎずに書かれ、どの章もとても興味深く読ませていただきました。母や仲間との別れの章ではジーンとし、世界の葬送の章では、へーっ!と感嘆し、そして最後の「友よさらば―少し長いあとがき」ではもう、完璧にうるっと来てしまいました。“とても良い本に出合ったな”というのが率直な感想でした。
★48 - コメント(2) - 2016年4月14日

★3 死は自死以外は選択できない。当たり前だけど、そうなると考えるなぁ。椎名誠は20年くらいぶりに読んだ。読みやすい文章は相変わらずで、また読みたくなった。
★14 - コメント(0) - 2016年4月10日

久しぶりにシーナ本を読んだ。テーマのせいもあるが、シーナさんも年をとったと感じた。いや「年をとった」ではなく「よい年月を重ねたな」という感じ。「少し長いあとがき」でグッときた。
★7 - コメント(0) - 2016年4月9日

辺境を含め世界の隅々に足を運んだ体験を土台に、地域で異なる死生観、葬送(風葬、鳥葬、水葬、樹葬etc)、墓地のありよう、死者にまつわる風俗、霊感に至るまで(文献で補いつつ)まとめ、締めくくりは『ぼくがいま思うこと』。知力体力好奇心旺盛な作家も齢70余。死について胸迫るものがあるに違いない。決してウェットにならないところがいかにも椎名誠っぽいが「あとがき」で読む者の目が潤むかも。
★20 - コメント(0) - 2016年3月30日

椎名誠は共感度が最も高い方の一人。自分で選べる死があってもイイ、アンチ葬儀屋、子どもな自死への考え方およびマスコミの体たらく…同感です。
★2 - コメント(0) - 2016年3月27日

最終章で、胸の隅っこをきゅっと引っ張られるような、切ない気持ちになった。半分悲しくて、もう半分は救われたような気分だ。この本を読んで、自分ならどうだろう、と一度じっくり死について考えてみるといいと思う。死んでしまってからでは遅いのだから(わりと最近、よく思うこと)。
★61 - コメント(0) - 2016年3月14日

タイトルから比較的重い内容かと思えば、シーナさんらしく、世界中で経験してきた様々な文化の葬儀や人々の死を元に死生観を語っていた。私小説やエッセイを書くシーナさんでも、あまり語ってこなかった内容も多く、自分自身や周りの人のことを考えさせられた。
★14 - コメント(0) - 2016年3月6日

恥ずかしながら、鳥葬や風葬というものを知らなかった。衝撃。そしてその方法をとるには、それを必要とするそれなりの理由がある。「死」は万国共通だが、それに対する捉え方考え方は本当に土地、人それぞれで興味深い。葬儀は文化なのだと感じた。中沢正夫先生のアンケートの答えが一番印象に残った。
★7 - コメント(0) - 2016年3月1日

タイトルからして、椎名さん自身の考えなどがテーマの作品かと思いきや、中心は世界の葬送についてのお話。しかし、知らない話ばかりだったので興味深く読めました。例えば、同じ鳥葬でも文化によって考え方そのものが全く異なるなど。夜中に読むには、少々怖さもあったかな(笑)
★3 - コメント(0) - 2016年2月17日

シーナさんの作品、久し振りです。で、凄い題名ですが、内容は、と言うと、世界の葬送についてだったり、葬儀の違いだったり。なんとなくシーナさんっぽくないなぁ、と思いつつ、でも今まで知らないでいたことばかりで読み応えありました。またそれ以上にこれまでシーナさんの表面しか知らなかったようで、読んで良かった一冊でした。
★13 - コメント(0) - 2016年2月12日

あのシーナマコトが、とうとう考えはじめたか! と本書の出版を知った直後に激震が走り、迷わずポチりました。が、タイトルが秘める陰鬱な? 様相とはほぼ無縁。シーナ節さく裂の死生観、死をめぐる文化人類学的考察、死を中心に紡げられた青春記とその後集、みたいな感じの一冊でした。一シーナファンとしてはっきり言いますが、大変な良書です。いつでも手の届くところに置いておきたい一冊です。
★6 - コメント(0) - 2016年2月4日

自分の死について椎名誠が書いたのかー、と手に取ったが、意外に世界の葬式・墓事情などの言及が多かった。解説の中沢正夫が書いているように「もだえ苦しむ活字中毒者、死者との談合」みたいなのを期待してた。 椎名誠が71歳、東ケト会の面々も60代・70代になっているのにびっくり。人間年を取るので当たり前だが。
★8 - コメント(0) - 2016年1月28日

シーナさんも、死を考えるような年齢になられたのか。で、シーナさんどう考えているのかは、言い切らないのね。
★27 - コメント(0) - 2016年1月16日

解説に書いてあるが「自分の死」については、具体的に書いていない。期待外れだなと思い読んでいましたが、これが今の椎名さんの「死」についての考えなのだなと最後には納得。
★6 - コメント(0) - 2016年1月16日

椎名さんが「死」を編集したらこんな本になったといった感じ。もっと直接的な言葉が読みたかった!!てかそれも椎名さんっぽいのか?!
★5 - コメント(0) - 2016年1月12日

椎名さんはワシにとって偉大なる兄貴であるが、ひとつ聞いてみたいことがある。
★2 - コメント(0) - 2016年1月12日

ほとんどは各国(おもに彼や奥さまが訪れた途上国)の葬送について。私は水葬がいいな。海に還りたい。プランクトンの餌にしてください。私もこれまでの人生、これで死ぬかもしれないという体験が2度あったが、あれもサードマン現象だったのかもしれない。アウトドア派らしい死に方を望んでらっしゃる(笑)しかし、椎名さんも70ですか。こんな素敵なジィジを持つ孫が羨ましい。
★19 - コメント(0) - 2016年1月9日

結構エグい話も多い。本書で紹介された「サードマン現象」はおもしろそうだが。「たか号」漂流について触れていたが、今見たら帯の推薦文書いてたのね。死の周辺のノンフィクションを読むと、脳が非日常モードになって良い。小説では得られない感覚。
★7 - コメント(1) - 2016年1月9日

タイトルにはとっても惹かれるのですが、ちょっと内容が散漫な気がします。
★3 - コメント(0) - 2016年1月8日

学生の頃、シーナマコトをよく読んだ。怪しい探検隊シリーズからシーナの言う実録物まで、順繰りに追体験していった。(リアルタイムでは知らなかったのだ。)あたし自身、文体に影響を受けたとも思うし、遊び方も真似たりした。(ただしあたしは下戸。)その後、なんとなく読まなくなっていて、ホントに久しぶりにシーナの本を買ったら、死について思うこと?!いつになくシリアスな文体であるが、淡々と語られるその内容には、シーナの悟りのようなものも感じられる。最終章は震えが来た。よく考えるとこのヒト、あたしのオカンと同い年なのよね。
★4 - コメント(0) - 2016年1月5日

4/5
★1 - コメント(0) - 2015年12月29日

僕はまだ平均寿命まで間があるけれど、自分の死についてはおぼろげながら考えることがある。具体的にどう死にたいかを考えることはないが、あまり長生きをしたくもないという気持ちがある。長いこと敬愛してきたシーナさんも、とうとう死を考える歳になった。しかし僕はだいぶ年下だから、まだ長い間生きていかなければならないのだなと思った。それは少々気の重い年月だ。僕はシーナさんのようにはなれないなと思った。
★6 - コメント(0) - 2015年12月27日

ぼくがいま、死について思うことの 評価:66 感想・レビュー:40
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