桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)

桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)
あらすじ・内容
【日本テレビ系・ザ!世界仰天ニューススペシャル「桶川ストーカー殺人事件の真実」(9月26日放送予定)原作】ストーカー殺人はなぜ後を絶たないのか……? 今なお残る警察の問題点と劇的な事件の真相とは。

ひとりの週刊誌記者が、殺人犯を捜し当て、警察の腐敗を暴いた……。埼玉県の桶川駅前で白昼起こった女子大生猪野詩織さん殺害事件。彼女の悲痛な「遺言」は、迷宮入りが囁かれる中、警察とマスコミにより歪められるかに見えた。だがその遺言を信じ、執念の取材を続けた記者が辿り着いた意外な事件の深層、警察の闇とは。「記者の教科書」と絶賛された、事件ノンフィクションの金字塔!

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桶川ストーカー殺人事件―遺言はこんな本です

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罪の声
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桶川ストーカー殺人事件―遺言の感想・レビュー(1333)

リアルタイムでも知っているし、時々TVで事件の事が放送されていて、ずいぶんひどい事件だなとは思っていたけど、読んでみたら予想以上のものだった。清水氏が度々主張しているように、私達は何か起きたら警察を頼るしかできない。それなのに、全く取り合ってもらえないどころか改竄までされて、何もなかったことにされるとは。挙げ句、いつの間にかこちらが悪いことになっている?勿論、そんな警察ばかりではないのは解っているけど。犯人を追い続けた克明な記録、独自に警察の不正を暴いた記録として、噂に違わぬ凄まじい本だった。
★29 - コメント(0) - 3月23日

世界仰天ニュースで、この事件を取り上げてて、事件後の記者会見で警察がヘラヘラと笑いながら、猪野詩織さんの殺された時の状況を話している映像を見て、もの凄く腹が立ち、この事件が気になって、この本を読んでみた。読めば読むほど、警察への怒りがとまらない。もちろん、詩織さんを恐怖のどん底に貶めて、殺した犯人グループ側も、腹が立つ。でも、それと同じくらい警察も罪がある。人殺し警察だと思う。処分されようとなんだろうと、今ものうのうとどこかで生活している神経が信じられない。
★27 - コメント(0) - 3月20日

清水潔さん2冊目。 こちらも衝撃的だった。 警察に助けを求めても助けてもらえない、殺されるって思いながら過ごす日々はどれだけ恐ろしく苦しかっただろうか。 清水さんはすごい。こんな人がいるっていうことに勇気と希望をもらえる。
★9 - コメント(0) - 3月16日

嘘つきは泥棒の始まり。その泥棒を捕まえる側の警察がこんなにも嘘をつくとは。保身にばかり力を注ぎ、いやいや頑張るのはそこじゃないでしょ、と呆れかえる。あまりにも悪質なストーカー行為の恐怖、必死の思いで駆け込んだ警察への絶望。被害者御本人の無念さ、御家族の悲しみや怒りはどれほどのものだろう。清水潔という記者がいなければ、この事件の闇の部分がここまで公になることはなかったかもしれない。『遺言』のバトンを受けたのが彼で良かった。この際、膿は全部出し切って欲しい。警官である前にひとりの人間なのだから。
★49 - コメント(0) - 3月15日

「殺人犯はそこにいる」が良かったので。何度かテレビ化されて事件の事は知っていたのですが、文章で読むと益々警察の隠蔽やマスコミが真実を報道していないこの社会はおかしいと腹立しさを感じました。まえがきにあるように私も週刊誌が嫌いです。こういう記者が増えて、きちんと週刊誌に大事な情報、読者が本当に知りたい情報だけ載せて欲しいとも思います。いつまででも風化させてはいけない事件です。
★29 - コメント(0) - 3月12日

また困った時に頼るはずの警察が信じられなくなった時の怖さ、金を持った悪者の影響力の怖さ、感じる事件だった。
★7 - コメント(0) - 3月12日

きつい読書だった。文庫のすべてがフィクションであればどんなにいいかと思いました。この事件後に「警察は事件が起きないと動けない」と何度も聞いた記憶があります。実際に被害者と加害者がいるのに、事件ではないと称する言葉に憤りとやるせなさ感じます。報道当時は年上だった被害者の方の年齢を追い越してしまった今は、なぜこんな若いお嬢さんが……と切なくなります。犯人を捕まえてとことん取り調べしてほしかった。それぞれの己の自己保身の為に奪われた命を思うと本当にくやしい。
★9 - コメント(0) - 3月11日

しんどい。
★5 - コメント(0) - 3月9日

事件は聞いたのとあったけど、内容はまるっきり知らなかった。親父殿は、イラン人がとかまるで違う話してたし。埼玉離れてかなりたつからかな
★6 - コメント(0) - 3月8日

埼玉県警が酷過ぎて驚いた。面倒だからと告訴状を取り下げようとさせたり改竄したりとやりたい放題。その件も闇に葬られていたのかもしれないと思うと、マスコミも何をしているんだろうと思ってしまう。途中から自慢や苦労話が多くなったのが気になったけど、被害者遺族や関係者への地道な取材を書いた部分は心を動かされた。本当のジャーナリズムとは何なのか。
★1 - コメント(0) - 3月7日

絶句と憤怒。これが埼玉県警上尾署と警察官に対する感情だ。職務怠慢、虚言、告訴状改竄、個人情報の違法流用等々、デタラメでやりたい放題の上尾署には、呆れるばかりだ。まさに猪野詩織さんは小松と警察に殺されたのだ。御遺族が上尾署に対して民事訴訟を起こした裁判では、故詩織さんに対しての容赦ない攻撃は冒涜以外の何物でもない。国民の血税で成立つ警察官という職業に就いた時点で彼らはサラリーマンではない。上尾署員に問いたい。お前らそれでも人間かと。猪野詩織さんと清水あずささんに心からご冥福を祈りたい。
★155 - コメント(2) - 3月7日

過去にこのようなことが起こったのだと思うと、本当に恐ろしい。
★7 - コメント(0) - 3月4日

私にも娘がいる。普通の女の子だ。もしもの時、一市民として、頼るのは警察。この本は日本の警察官にぜひ読んでいただき、感想を聞きたいと思いました。記者クラブに対しては我々国民の方がニュースをしっかり判断できるように勉強しないといけない。
★7 - コメント(0) - 3月4日

こんなにも酷いことがあっても良いのかと絶句。それは犯人たちは勿論のこと、捜査を行う警察も酷いとしか言いようがない。事件当時はまだ小さかったけれども、まるで被害者に非があるかのような報道だったことは覚えてる。この事件について、誤解したままではいてほしくない。多くの方に読んでもらいたい一冊。
★5 - コメント(0) - 2月28日

著者の作品は初めて読んだが、最初の数十ページで「論理的思考」と「真実を追い求める情熱」を感じ、一気に読破した。非常に読みやすかったが、後半~終盤にかけて読後感があまり良くなかったのは、あまりにも警察権力が腐敗していたことを目の当たりにしたせいである。著者の考え方は個人的には全面的に共感できるもので、いわゆる市民感覚に沿っているからだと思う。 惜しむらくは、10年以上前にこれだけ問題提起があったにもかかわらず、現在世の中は何も変わっていないように思われることである。
★8 - コメント(0) - 2月26日

テレビ番組なのでほぼ情報は知っていたが、文庫Xを読んで、清水さんの取材にかける情熱が知りたく読む。しかしまぁ、あなた方は何の為に警察になったの?その前に人間としてど~なん?と思う。最後のお父様の言葉には、どんな思いで書かれたのかと想像すると胸が一杯になった
★10 - コメント(0) - 2月25日

清水氏の文庫Xを読んで、こんなことがあって良いのかととても辛い気持ちになった。そしてこの本も。なぜこんなことがまかり通るのか?それにしても清水氏の情熱はすごいと思う。うまい言葉で伝えられなくて悔しいけど、とにかくたくさんの人に読んでほしい本。
★7 - コメント(0) - 2月24日

著者の執念が伝わる。雑誌などメディアは必要悪と思っていたが、考えが変わった。仕事だからという動機では、絶対にここまで突き進むことが出来ないはず。真実を追いつづけた著者だから、警察を批判する権利もあるし、脱帽する。
★8 - コメント(0) - 2月23日

凶悪を読んでからノンフィクションに惹かれて読了。この事件は知らなかった、、。怖い。普通の生活しててもトラブルに巻き込まれる可能性はあるのだなと。そして警察の怠慢。作者さんの正義感行動力に感服。後書きに作者さんの娘さんのこと書いてあった、、(Kindle)
★26 - コメント(0) - 2月22日

恥ずかしながら私はこの事件をよく知らない。発生日時を確認したら理由がわかった。私が抑うつ症状を発生した頃。記憶が抜け落ちている頃。あの頃、こんなに悲しく辛い事件があり、マスコミや警察が大騒ぎしていたのも本書で知った。そして被害者当時の同じ歳の娘が今私にいる。ご家族の苦悩や悔しさは計り知れない。今、警察や法律が私たちをどれだけ守ってくれているか不安になった。図書館本。
★45 - コメント(2) - 2月19日

人間性を失わせる組織の恐ろしさ(アイヒマン裁判を連想させる。)筆者の愚直に前進する姿に頭が下がる。
★7 - コメント(0) - 2月18日

普通の女の子が偶然出会った男から一方的に思われる逆恨みされいやがらせを受け殺される。命の危険を訴えても仕事をしたくない警察は告訴状を改竄し対応もしない。被害者は誰に殺されたのか?犯人と警察に。誤魔化すような断片的な発表を鵜呑みにしてマスコミは被害者にも非があるように書き立てる。そんな中、著者は警察よりも早く犯人を特定していく。頁をめくるのが恐ろしく、しかし先を読まずにはいられない。休憩時間を使いきり、行き帰りの電車で40の親父が鼻水すすって目を真っ赤にしながら読んだ本でした
★7 - コメント(0) - 2月17日

「文庫X」と、酷似した読了感。「文庫X」の、手書きのカバーに記されていた、書店員さんの気持ち、そのものである。 犯人は当然のこと、警察組織に対する怒り、不信感を、抑えることができない。 警察組織には、それこそ命がけで職務を全うしている方々もたくさんいらっしゃると思う。だからこそ、ここで告発されているような輩を、許すことなどできない。私にも、娘がいる。
★9 - コメント(0) - 2月12日

圧倒的な取材量とその質に驚かされます。世の中には、このような警察の怠慢によって大事に至ってしまった事件が他にもあるのでしょうか。マスコミは曲げられたものではなく、しっかりとした真実を報道しているのでしょうか。様々な疑問が湧いてきます。
★7 - コメント(0) - 2月12日

読み終わって怒りしかありませんでした。
★7 - コメント(0) - 2月9日

よくできた社会派ミステリーを読むような面白さ。しかし現実に起きた事件だと思うと、人間の業の深さにぞっとする。
★7 - コメント(0) - 2月9日

社会を騒がせ警察の権威をおとしめたこの事件の後に出来た法律、ストーカー行為規制法。ちゃんと機能しているのでしょうか。まだまだストーカーの事件をニュースや新聞で見かけます。落ち度のない被害者が犯罪に巻き込まれないよう今の警察の力を信じたいです。
★13 - コメント(0) - 2月7日

今から18年前に起こった世間を震撼させた事件。この事件でストーカーという言葉がクローズアップされ後に規制法制定となった。小松容疑者達の冷酷で常軌を逸した嫌がらせだけではなく本事件のもう一つの側面である当時の警察の対応の悪さがあまりにもお粗末で酷く自己都合の書類の改竄等俄かには信じられないオンパレードで警察の信頼を大きく失墜させたことでも有名である。本書にもあった上尾警察署の当時の記者会見を見たが吐き気がした。
★12 - コメント(0) - 2月7日

文庫Xに続き、読むべき、読みたいと思い、購入しました。娘をもつ親として、そして自分が20代の頃のことを思い出し、色んな思いが溢れ、読み終えました。娘にも読ませたいと思った1冊。平和な世の中を祈らずにはいられません。
★19 - コメント(0) - 1月31日

★★★★☆ストーカーは何が怖いって言葉が通じないところだよね。
★9 - コメント(0) - 1月30日

内容のすさまじさに、読む手が止まらなかった。文庫Xでも著者の本を拝読したけれど、読ませる力がとても強い。上尾署のあまりの怠慢ぷりと、置き所を間違えたプライドと、先を間違えた配慮。最悪でしかない。なのに、大して警察にかかった罪は重くないように思う。さらに、民事訴訟で被害者家族に嫌な思いをさせたり、もってのほか。筆一本で戦う著者の努力には頭が下がる思い。あとがきの娘さんの下りには、涙が出た。
★13 - コメント(0) - 1月29日

これはノンフィクションである。報道とはどうあるべきか、を考えさせられる1冊だった。市民が最も信頼すべき警察の自己防衛的発言はムカつくより他はない。 詩織さんの物語はドラマ化され、書籍化もされたそうだ。 ストーカーというバカバカしい行為がなくなるよう、マスコミの垂れ流す情報を鵜呑みにせず真実を見極める公平な目を持てるよう、警察組織が常に市民の味方であるために、この1冊は書かれたものではないだろうか。 とても衝撃的かつ、心に届く本だった。
★24 - コメント(0) - 1月27日

文庫Xを読んで本作品を購入。上尾署の会見も動画で見た。著者が書いている事以上の衝撃を受けた。被害者は間違いなくストーカーグループと警察に殺されたのだ。市民を守るために警察官になったのではないのか。検察と警察の馴れ合いには絶望した。秋霜烈日のバッチは飾り物か。罪を全うに裁くのが裁判官には課せられているのではないか。何物にも染められない法衣は何色をも拒絶する鉄の壁なのか。余りにも被害者が、御遺族が、可哀想・お気の毒では言葉が軽すぎる。
★32 - コメント(0) - 1月25日

田舎の警察はこんなものか?
★4 - コメント(0) - 1月24日

文庫Xを読んで、この本の存在を知った。またも、頭を鈍器で殴られたような衝撃を受けた。被害者の遺言をここまで世に知らしめてくれた著者には本当に頭が下がる。これこそメディアの役割じゃないか。今でもストーカーによる事件は後をたたないが、報道や警察の在り方を鵜呑みにすることは未だに危険である。この事件の遺したものを汲み取ってくれる警察が増えることを祈るばかりだ。
★17 - コメント(0) - 1月22日

事件そのものはもちろん、警察と報道についても考えざるを得ない一冊。政治家や、警察・自衛隊・学校などには昔から不信感を抱いていたけれど、それでもたまに、その中にもいい人がいる(と思う)。埼玉県警はひどい、腐っている、とはこれを読んで多くの人が感じることだろうけれど、組織の同調圧力を撥ね除ける力のない善人もいるだろう。清水さんは良い編集長と仕事仲間に恵まれ、ぶれない軸を持って誠実さを貫くことができている。私自身、職場組織の中で同調圧力に屈しない軸を持っていたいと思う。
★11 - コメント(0) - 1月22日

「文庫X」の中でも触れられていた桶川ストーカー殺人。気になったので読んでみました。が、読んだことを後悔するくらいの警察、司法への不信感。国家権力の恐ろしさを改めて考えさせられました。このところ国家権力が力を振りかざす国へ行くことがあり、若干緊張する日々でしたが、我が日本もこんな有り様とは。知らないとは恐ろしいものです。警察、検察、司法には自浄機能が働くことを願います。が、難しそうですよね、これでは…。少なくとも一市民として警察発表を鵜呑みにしてはいけないことだけは忘れないようにしたいですね。
★21 - コメント(0) - 1月22日

毎日が本当に怖かっただろうと思います。その中で命がけで助けを求めた警察、あれは警察の不祥事としてというより人間失格です。こんなところに税金を払っているのかと思うと残念で仕方ありません。それでも頼る場所がない、弱い立場の人が助けを求めて、正直者がバカを見ない世の中になって欲しい。レビューを見て同じ感想の方が多いことが救いだと思います。このような事件はもっと広く、そして、風化させてならないと思います。
★7 - コメント(0) - 1月20日

文庫Xの著者のノンフィクション。ストーカー規制法が作られるきっかけとなった事件。読み進むにつれ怒りに打ちひしがれ、途中で何度も本を放り投げたくなり、最後は涙しました。1記者VS埼玉県警。1記者VS人殺しストーカー集団。文庫Xに続き、この記者の勇気、行動力、正義感には感服する。尊敬、畏怖の念を抱かずにはいられない。万人にオススメできる一冊。
★58 - コメント(5) - 1月20日

課題にて。 警察と犯人に対してふざけるなの一言に尽きる。
★6 - コメント(0) - 1月18日

桶川ストーカー殺人事件―遺言の 評価:96 感想・レビュー:550
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