桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)

桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)
あらすじ・内容
【日本テレビ系・ザ!世界仰天ニューススペシャル「桶川ストーカー殺人事件の真実」(9月26日放送予定)原作】ストーカー殺人はなぜ後を絶たないのか……? 今なお残る警察の問題点と劇的な事件の真相とは。

ひとりの週刊誌記者が、殺人犯を捜し当て、警察の腐敗を暴いた……。埼玉県の桶川駅前で白昼起こった女子大生猪野詩織さん殺害事件。彼女の悲痛な「遺言」は、迷宮入りが囁かれる中、警察とマスコミにより歪められるかに見えた。だがその遺言を信じ、執念の取材を続けた記者が辿り着いた意外な事件の深層、警察の闇とは。「記者の教科書」と絶賛された、事件ノンフィクションの金字塔!

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桶川ストーカー殺人事件―遺言はこんな本です

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罪の声
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桶川ストーカー殺人事件―遺言の感想・レビュー(1298)

恥ずかしながら私はこの事件をよく知らない。発生日時を確認したら理由がわかった。私が抑うつ症状を発生した頃。記憶が抜け落ちている頃。あの頃、こんなに悲しく辛い事件があり、マスコミや警察が大騒ぎしていたのも本書で知った。そして被害者当時の同じ歳の娘が今私にいる。ご家族の苦悩や悔しさは計り知れない。今、警察や法律が私たちをどれだけ守ってくれているか不安になった。図書館本。
★37 - コメント(2) - 2月19日

人間性を失わせる組織の恐ろしさ(アイヒマン裁判を連想させる。)筆者の愚直に前進する姿に頭が下がる。
★4 - コメント(0) - 2月18日

普通の女の子が偶然出会った男から一方的に思われる逆恨みされいやがらせを受け殺される。命の危険を訴えても仕事をしたくない警察は告訴状を改竄し対応もしない。被害者は誰に殺されたのか?犯人と警察に。誤魔化すような断片的な発表を鵜呑みにしてマスコミは被害者にも非があるように書き立てる。そんな中、著者は警察よりも早く犯人を特定していく。頁をめくるのが恐ろしく、しかし先を読まずにはいられない。休憩時間を使いきり、行き帰りの電車で40の親父が鼻水すすって目を真っ赤にしながら読んだ本でした
★5 - コメント(0) - 2月17日

「文庫X」と、酷似した読了感。「文庫X」の、手書きのカバーに記されていた、書店員さんの気持ち、そのものである。 犯人は当然のこと、警察組織に対する怒り、不信感を、抑えることができない。 警察組織には、それこそ命がけで職務を全うしている方々もたくさんいらっしゃると思う。だからこそ、ここで告発されているような輩を、許すことなどできない。私にも、娘がいる。
★7 - コメント(0) - 2月12日

圧倒的な取材量とその質に驚かされます。世の中には、このような警察の怠慢によって大事に至ってしまった事件が他にもあるのでしょうか。マスコミは曲げられたものではなく、しっかりとした真実を報道しているのでしょうか。様々な疑問が湧いてきます。
★5 - コメント(0) - 2月12日

読み終わって怒りしかありませんでした。
★5 - コメント(0) - 2月9日

よくできた社会派ミステリーを読むような面白さ。しかし現実に起きた事件だと思うと、人間の業の深さにぞっとする。
★5 - コメント(0) - 2月9日

社会を騒がせ警察の権威をおとしめたこの事件の後に出来た法律、ストーカー行為規制法。ちゃんと機能しているのでしょうか。まだまだストーカーの事件をニュースや新聞で見かけます。落ち度のない被害者が犯罪に巻き込まれないよう今の警察の力を信じたいです。
★11 - コメント(0) - 2月7日

今から18年前に起こった世間を震撼させた事件。この事件でストーカーという言葉がクローズアップされ後に規制法制定となった。小松容疑者達の冷酷で常軌を逸した嫌がらせだけではなく本事件のもう一つの側面である当時の警察の対応の悪さがあまりにもお粗末で酷く自己都合の書類の改竄等俄かには信じられないオンパレードで警察の信頼を大きく失墜させたことでも有名である。本書にもあった上尾警察署の当時の記者会見を見たが吐き気がした。
★10 - コメント(0) - 2月7日

文庫Xに続き、読むべき、読みたいと思い、購入しました。娘をもつ親として、そして自分が20代の頃のことを思い出し、色んな思いが溢れ、読み終えました。娘にも読ませたいと思った1冊。平和な世の中を祈らずにはいられません。
★17 - コメント(0) - 1月31日

★★★★☆ストーカーは何が怖いって言葉が通じないところだよね。
★8 - コメント(0) - 1月30日

内容のすさまじさに、読む手が止まらなかった。文庫Xでも著者の本を拝読したけれど、読ませる力がとても強い。上尾署のあまりの怠慢ぷりと、置き所を間違えたプライドと、先を間違えた配慮。最悪でしかない。なのに、大して警察にかかった罪は重くないように思う。さらに、民事訴訟で被害者家族に嫌な思いをさせたり、もってのほか。筆一本で戦う著者の努力には頭が下がる思い。あとがきの娘さんの下りには、涙が出た。
★11 - コメント(0) - 1月29日

これはノンフィクションである。報道とはどうあるべきか、を考えさせられる1冊だった。市民が最も信頼すべき警察の自己防衛的発言はムカつくより他はない。 詩織さんの物語はドラマ化され、書籍化もされたそうだ。 ストーカーというバカバカしい行為がなくなるよう、マスコミの垂れ流す情報を鵜呑みにせず真実を見極める公平な目を持てるよう、警察組織が常に市民の味方であるために、この1冊は書かれたものではないだろうか。 とても衝撃的かつ、心に届く本だった。
★18 - コメント(0) - 1月27日

文庫Xを読んで本作品を購入。上尾署の会見も動画で見た。著者が書いている事以上の衝撃を受けた。被害者は間違いなくストーカーグループと警察に殺されたのだ。市民を守るために警察官になったのではないのか。検察と警察の馴れ合いには絶望した。秋霜烈日のバッチは飾り物か。罪を全うに裁くのが裁判官には課せられているのではないか。何物にも染められない法衣は何色をも拒絶する鉄の壁なのか。余りにも被害者が、御遺族が、可哀想・お気の毒では言葉が軽すぎる。
★29 - コメント(0) - 1月25日

田舎の警察はこんなものか?
★4 - コメント(0) - 1月24日

文庫Xを読んで、この本の存在を知った。またも、頭を鈍器で殴られたような衝撃を受けた。被害者の遺言をここまで世に知らしめてくれた著者には本当に頭が下がる。これこそメディアの役割じゃないか。今でもストーカーによる事件は後をたたないが、報道や警察の在り方を鵜呑みにすることは未だに危険である。この事件の遺したものを汲み取ってくれる警察が増えることを祈るばかりだ。
★15 - コメント(0) - 1月22日

事件そのものはもちろん、警察と報道についても考えざるを得ない一冊。政治家や、警察・自衛隊・学校などには昔から不信感を抱いていたけれど、それでもたまに、その中にもいい人がいる(と思う)。埼玉県警はひどい、腐っている、とはこれを読んで多くの人が感じることだろうけれど、組織の同調圧力を撥ね除ける力のない善人もいるだろう。清水さんは良い編集長と仕事仲間に恵まれ、ぶれない軸を持って誠実さを貫くことができている。私自身、職場組織の中で同調圧力に屈しない軸を持っていたいと思う。
★9 - コメント(0) - 1月22日

「文庫X」の中でも触れられていた桶川ストーカー殺人。気になったので読んでみました。が、読んだことを後悔するくらいの警察、司法への不信感。国家権力の恐ろしさを改めて考えさせられました。このところ国家権力が力を振りかざす国へ行くことがあり、若干緊張する日々でしたが、我が日本もこんな有り様とは。知らないとは恐ろしいものです。警察、検察、司法には自浄機能が働くことを願います。が、難しそうですよね、これでは…。少なくとも一市民として警察発表を鵜呑みにしてはいけないことだけは忘れないようにしたいですね。
★19 - コメント(0) - 1月22日

毎日が本当に怖かっただろうと思います。その中で命がけで助けを求めた警察、あれは警察の不祥事としてというより人間失格です。こんなところに税金を払っているのかと思うと残念で仕方ありません。それでも頼る場所がない、弱い立場の人が助けを求めて、正直者がバカを見ない世の中になって欲しい。レビューを見て同じ感想の方が多いことが救いだと思います。このような事件はもっと広く、そして、風化させてならないと思います。
★4 - コメント(0) - 1月20日

文庫Xの著者のノンフィクション。ストーカー規制法が作られるきっかけとなった事件。読み進むにつれ怒りに打ちひしがれ、途中で何度も本を放り投げたくなり、最後は涙しました。1記者VS埼玉県警。1記者VS人殺しストーカー集団。文庫Xに続き、この記者の勇気、行動力、正義感には感服する。尊敬、畏怖の念を抱かずにはいられない。万人にオススメできる一冊。
★54 - コメント(5) - 1月20日

課題にて。 警察と犯人に対してふざけるなの一言に尽きる。
★4 - コメント(0) - 1月18日

ストーカー被害を受けた女性が警察に相談されるも無視されて殺害される。そんなことが事実としてあっていいのだろうか。不正を指摘されても口を結ぶ警察の対応など、組織への怒りを抱いてしまう。
★10 - コメント(0) - 1月18日

「殺人犯はそこにいる」と同様、犯人と警察に静かに怒りが湧き上がってくる本だった。 これがノンフィクションなのだから、悲しい。 しかしながら、最も印象に残っただったのは、文庫版のあとがきであった。 遺族の方がどれだけの苦しみに耐えて、前向きに立ち上がっているのか。 清水さんご自身に起きたことを踏まえると、ただただ頭の下がる思いだった。
★8 - コメント(0) - 1月15日

読む手が止まらず一気読み。文庫Xからこの著者を知り、本書を手に取りました。悲しい事件でした。警察の腐り度合いにものすごく腹が立ちました。読後は精根尽きてしまいました。この壮絶な事件を風化させてはいけないと思います。
★10 - コメント(0) - 1月8日

詩織さんと、ご家族の方の悔しさ、無念、怒りを感じるといたたまれない。ここまで警察側が杜撰というか、ひどかったとは…。警察側、マスコミ側ともに正しい道を進んでくれることが当然の願いだが、警察側がここまで酷いなら、マスコミの方は、情報の信ぴょう性を正しい目で見極め、正しい報道をしてくれると願う。あとがきには涙が流れてきた。清水さん、これからも頑張って真実を明かした続けてください。
★15 - コメント(0) - 1月8日

警察より週刊誌記者が先に犯人を探し出してしまうという稀有なノンフィクション。 この事件をきっかけに、ストーカー規制法が成立することになる(それでも罰則は大したことないのだが)。 警察は被害者にも非があるような情報を流し、マスコミは「ブランド依存症」「風俗嬢」と事実と異なる報道。 犯人以上に、上尾警察と埼玉県警に怒りを感じてしまう。被害者が頼るのは警察しかないのに、上尾警察なにやっとんねん(怒)。 国賠訴訟での警察の言い訳づくりには開いた口がふさがらない。 被害者のご冥福を心からお祈りする。 ★★★★ 
★27 - コメント(0) - 1月4日

社会が動くのは、事故や事件で誰かが傷ついたあとなんだ、と気付かされた。それは今も変わっていない。
- コメント(0) - 1月2日

警察の中にもマスコミの中にも、己の正義に忠実であろうと努力する人々はいるということを前提にしてもなお、本書に書かれているような残念な事実が次々と出てくる程には腐ってると思わざるを得ない。警察ごっこ、記者ごっこ。所詮その程度のレベルなんだと思われる程、一度地に堕ちた方がいいんじゃないか。何らかの故意を持ってこの事件を歪めた警察、マスコミ関係者には、せめて後ろめたさを感じていただきたい。それは必ず自身を蝕んでいくはずだ。文庫版あとがきには涙が溢れた。
★5 - コメント(0) - 1月2日

今年の読み納め。前に読んだ「殺人犯はそこにいる」の著者、清水潔の出世作と言ったら、被害者にも著者にも失礼だろうか。事件の内容と副産物は良く知られている通り。とにもかくにも許せぬ犯人グループは元より埼玉県警の不正数々。警察組織の体面を保つために事件を無かったように持っていく、隠蔽、虚偽、改ざん。犯人以上に許せない。思えば今年はノンフィクションをよく読んだ。組織の保身の為に繰り返される不正、これを暴くのがメディアの使命ではないか。官広報発表だけの御用メディアなら要らない。調査報道が知りたい見たい。会心のルポ。
★38 - コメント(0) - 2016年12月31日

ストーカー規制のきっかけになった事件の詳細。マスコミは視聴率の為に人権を無視し警察は嘘を突き通すために被害者を晒し者にする。報道の在り方について考えさせられた一冊。
- コメント(0) - 2016年12月27日

当時報道されていた内容と清水記者の明かした真実の隔たりに愕然とした。ストーカーと実行犯と共犯と、こんなにたくさんのひとが動いていたなんて。犯人は自殺していたなんて。警察があんなに怠慢な対応をしたどころか犯人逮捕に消極的だったなんて。そして被害者のイメージも操作していたなんて。
★10 - コメント(0) - 2016年12月26日

浦沢直樹の「モンスター」あたりを読んでいる気分になる。まさに事実は小説より奇なり。こんなことが実際に起きたのか。起きていいのか。「殺人犯はそこにいる」から続けて読んだが、こちらも傑作。
★8 - コメント(0) - 2016年12月24日

しっかりしたハードボイルドを読んでいるようで、小説読みの私としては大満足!…と思っていた。途中までは。けれど読み進めていくうちに、これが事実として起こったことかと戦慄がはしる。フィクションなら面白く読める汚濁にまみれた組織の論理も、現実だと思うと、途端に己の足元が危うくなるような不安に襲われる。カバーの折り返しの、清明な笑顔の女の子に、やりきれなさが募る。
★7 - コメント(0) - 2016年12月21日

終始,興味深く読み進めることができた。警察がここまで腐食していたとは。 いくら国家権力であるとはいえ,所詮は人,ただの「サラリーマン」なのだな,と感じた。本書を読んでから,「県警幹部が薄ら笑いで殺人事件を発表していた」という記者会見の動画を見てみたが,やはり気持ち悪さを感じざるを得ない。警察の体質の改善,警察官の意識の洗浄が行われることを願いたい。 もちろん本書中で筆者が何度も言っている通り,一方だけの言い分を聞いただけで警察をただ批判することはできないが。
★8 - コメント(0) - 2016年12月20日

清水さん凄い!近県に住む人間として埼玉県警許せない。本来の役割以外の面子や組織維持、担当者や所属部所の成績等が上位に来てしまっている。電通のサービス残業だって根は同じ。大会社、官庁は大企業病だね。
★32 - コメント(0) - 2016年12月19日

著者である清水潔さんの「殺人犯はそこにいる」を読後、本書を読みました。「殺人犯はそこにいる」にも、この桶川ストーカー殺人事件に関しては、少なからず書かれている部分もあり、概要は理解していたつもりですが、それでも、読み進めるうちに犯人や警察に対する怒りがふつふつと湧き上がってきました。自分は警察と多少縁のある仕事をしているので、上尾署のような警察ばかりとは思いませんが、自分が気づかないうちに、このような仕事をしていないか注意しなければと感じました。
★7 - コメント(0) - 2016年12月17日

現代の便利な人間社会がどれほど「信用」に依存していて、それがどれほど脆弱で、それが失われた状況がどれほど残酷なのか。過信や怠慢の怖さを突きつけられた。
★6 - コメント(0) - 2016年12月17日

jin
すでに桶川ストーカー殺人事件はネットワークとユーチューブを通して知ってる、でもこのノンフィクションが超好評なので、さらに購入して読んだ。読むと事件のいきさつも記者という職業も丁寧で詳しく描写していて読みやすいし理解しやすい、さすがノンフィクションの金字塔だと覚える。かつて記者という職業は私のような平凡な人間にとって別の世界のような存在だが、どの国も同じく、いま立派な記者が極めて少ないと思う。即時報道するため、謹慎に詳しく取材してなかったのに、そのまま報道してしまった、(コメントに続く)
★16 - コメント(1) - 2016年12月15日

権力に対する唯一の矛であるはずの報道 しかし当局の発表を垂れ流してしまってる現状が毒になり遺族を苦しめ、なにより故人を傷付けた。私自身下請け会社の足軽としてニュースの現場にはよく行ってたので取材のやり方も理解できた。マスゴミとよく罵られるが、迷惑な行為だと理解しながらも、仕事と割り切ってしてる人ばかりと思うがそれだけに消えにくい。 この作者の様な方が取材についてくれて本当に良かった。唯一の救いにも思いました。警察の対応には怒りを覚えるのは勿論ですが組織の闇はデカいほど深く簡単にはいかないのだろう。
★4 - コメント(0) - 2016年12月14日

自分には関係のないところの事件と思いたいがあまりにも真に迫っているため他人事ではおいておけない焦燥感を得た。鳥越俊太郎氏もこの頃は権威のあるキャスターという立ち位置だったのか。
★6 - コメント(0) - 2016年12月8日

桶川ストーカー殺人事件―遺言の 評価:90 感想・レビュー:531
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