殺人犯はそこにいる (新潮文庫 し 53-2)

殺人犯はそこにいる (新潮文庫 し 53-2)
あらすじ・内容
少女5人が姿を消した。“真犯人”は野放しだ。日本中に衝撃を与えた怒りの調査報道!

5人の少女が姿を消した。群馬と栃木の県境、半径10キロという狭いエリアで。同一犯による連続事件ではないのか? なぜ「足利事件」だけが“解決済み”なのか? 執念の取材は前代未聞の「冤罪事件」と野放しの「真犯人」、そして司法の闇を炙り出す――。新潮ドキュメント賞、日本推理作家協会賞受賞。日本中に衝撃を与え、「調査報道のバイブル」と絶賛された事件ノンフィクション。

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殺人犯はそこにいるの感想・レビュー(1029)

信じられないような事件が容易に起こる昨今。恐ろしいのは、失敗することよりも、その失敗を隠してすっかり何も無かったことにすることだ。正義って一体なんだろう? 何が真実なのかを選びとるのはとても困難で嫌な時代だな。
★15 - コメント(0) - 2月19日

とにかく読んでいる途中も読了後も薄ら寒い。警察検察報道が一体となって、犯罪のアウトラインを引っ張ってしまったらもう何が何でもテコでも動かない。それに科警研。誰でも睨まれると犯人に仕立てられる可能性があることがとても恐ろしい。深夜に読了したせいか一種のホラーみたく感じとられて気味が悪い。いったい正義は??どこかに潜んでいる犯人。なんとかしてくれ!そしてもう一つ取り上げられた事件のほうも。救われるのは著者被害者冤罪者の姿勢。泣けます。
★18 - コメント(0) - 2月19日

「文庫X」のカバーに惹かれて購入。出会えてよかった一冊。
★8 - コメント(0) - 2月18日

警察や検察の情報の改ざんや隠蔽なと、警察小説の中だけだと思っていた。記憶にも新しい「北関東連続幼女誘拐殺人事件」のノンフィクション。やや情緒的な文章だが、筆者の思いが熱が伝わった。筆者は、被害者や冤罪者に寄り添いつつも、いつ新しい情報を発信するかというタイミングも計るいい意味でしたたかなプロ。筆者が、冤罪と思った菅家さんが無罪となり、真犯人の目星がつけれれるが、現実は逮捕までに至らない。冤罪の可能性があり同様のDNA鑑定で死刑執行となった「飯塚事件」が持ち出され、若干違和感があり残念。
★20 - コメント(0) - 2月18日

真実はひとつなはずなのに、大きな組織の利害関係とか思惑とかがからみあって、複雑怪奇になっている。おまわりさんは正義の味方であってほしい。
★49 - コメント(0) - 2月18日

「片方聞いて、沙汰するな」「100調べて、10を書く」「間違ったら、ご免なさいと言う」 真犯人は捕まってない。私の隣にいるのかも。そんな報道、知らなかった。気骨のあるジャーナリストが放ったノンフィクションレポート。まあ、読んで見て下さい。
★14 - コメント(0) - 2月18日

誰もが読むべき一冊。書店員の熱い推薦のメッセージに包まれたタイトルだけが明らかな文庫Xの企画に感謝。書かれたメッセージに嘘はなかった。北関東連続誘拐殺人事件などの顛末を、調査報道のジャーナリストが自らの行動と調査結果としてまとめたノンフィクション。著者の報道するものとしての真摯な姿に素直に感動し、投げかける現実の醜さと怪しさに怒りを感じ、マスコミや巷のジャーナリストもどきの卑しさに反吐が出た。事件をめぐる事柄も目が離せないが、日本のマスコミの醜態と堕落、それを産んでいる官と視聴者の存在が強く心に刻まれた。
★38 - コメント(0) - 2月17日

ほう、これが文庫Xの正体か。気になるなあ、という軽い気持ちで手に取った。いやはや、あの文章は本当だった。生き様に心を動かされ、心が熱くなり、社会に憤り…… まるでミステリのように、筆者は事件の冤罪を証明し、不連続とされていた事件の連続性を明かし、真犯人を突き止めてしまう。でもこれはノンフィクション。逆に言えば、現実で警察は冤罪で17年間の時を奪い、(「たかだか一介の記者」が突き止められた)真相を無視しているということで…… 科学捜査は科学的でも、それを取り扱う人間が科学的でなければ意味はない。
★31 - コメント(0) - 2月17日

飲み会で話題になって貸してもらった。面白かった。
★7 - コメント(0) - 2月16日

科学捜査が全く「科学」でなく信仰みたいになって、絶対に間違いがないことにメンツをかける浅はかさ。原発に似ているかも。あと、裁判で無罪が確定しても「あいつはやっている、先輩がそう言っているから」みたいな軽いノリの警官がいることがとても怖い。
★19 - コメント(0) - 2月16日

この本をなぜ文庫Xとしたのか、その気持ちが理解できた。 私は文庫Xの前から、評判をきいて気になっていた本でしたが、ノンフィクションというところにあまり惹かれなくて、なかなか手をつけていなかった。 改めて文庫Xとなっていることを知り、ようやく手に取った。 読んで衝撃を受けました。 表紙やタイトルから躊躇してしまう人にもぜひ読んでほしい。 たくさんの人が読んで、日本が動けばいいのに。 清水さんの信念に頭が下がります。 ★★★★★
★29 - コメント(0) - 2月15日

私が会社帰りによく立寄る「さわや書店さん」の企画「文庫X」、この企画がなかったら手に取らなかった本、「どうしても読んでほしい810円がここにある」というコピーのとおり、多くの人に読んでほしい、読まれるべき作品だと思います。清水さんの全身全霊をかけた取材は多くの人の心を突き動かしました。でも、でも、まだ全然終わってないんですよね!
★38 - コメント(3) - 2月15日

たまたま寄った駅の本屋で文庫Xという企画があった。いつも様々な企画をしているその本屋だったので、また企画やってるなぁ、くらいにしか思っていなかった。ただ、パステルか何かで黒く塗られたぱっと見のカバーと、店長さん?の直筆の文章から何かいつもと違うものを感じた。結局好奇心に負けて買ったものの本棚の肥やしになっていた。半年くらい経って高校時代の友人からたまたま紹介された。読んでみ、まじで読んだ方良いよ、これ、と内容は教えてくれなかった。ただ、ノンフィクションだから、と一言。
★21 - コメント(1) - 2月15日

★★★★
★1 - コメント(0) - 2月14日

日本最大の研究不正と言えばSTAP細胞にまつわる一連の騒動であることに疑いはない しかし本書で取り上げられている科警研のDNA検査に対する隠蔽が事実であるなら、日本の司法制度における最大の汚点となり、国家という観点で言えばこちらが日本最大の研究不正と呼べるのではないか 私自身、理系の分野に籍を置く身として科学とは常に書き換えられるものだと考えており、時に誤りを認めることも必要だと考える その科学に対する根本的な視点を失った科警研に果たして「科学」に基づく捜査が行えるのか疑問を投げかけざるを得ない内容だった
★16 - コメント(0) - 2月14日

色々と怖くなるノンフィクション。欠陥のある道具でDNA鑑定されて、一致したから無期懲役って。欠陥がわかった段階でやりなおすべきでは?と思いました。横山ゆかりちゃんの事件のチラシはまだ目にすることがあります。ちゃんと真犯人が捕まることを祈るのみです
★15 - コメント(0) - 2月13日

ものすごい一冊。特に7章以降は、読みながらずっと鳥肌が立っていました。怒りと悲しみと恐怖の感情をここまで揺さぶられたのは初めてかもしれない。もっと評価されるべき本、もっと評価されるべき筆者だと思う。まだ読んでない人は是非。
★18 - コメント(0) - 2月13日

よく見たニュースの裏側
★6 - コメント(0) - 2月13日

☆☆☆☆☆ この国で、最も小さな声しか持たぬ5人の幼い少女達が、理不尽にもこの世から消えた。私はそれをよしとしない。絶対に。-まえがき- 群馬・栃木を跨って、半径10kmという狭い範囲で5人の幼女が姿を消す。こんな狭いエリアで、何人もの犯人が捕まらず野放しになっているとは思えない。単独犯では?記者の前に立ちはだかる、自供重視で読み筋以外の証拠は採用しない警察、科警研の問題だらけのDNA鑑定ならぬDNA型(!)鑑定。読者のイライラもマックスに。群馬・栃木県警の幹部・捜査員達、恥ずかしくないのか。
★24 - コメント(0) - 2月12日

表紙を見たら読まずにはいられず即買い、一気読みでした。私の記憶にも残る未解決事件の許せない悲惨な犯罪、警察、検察やマスコミ、司法のあり方…記者である著者の気の遠くなるような取材、社会の裏側を知りとても言葉が出ません。愛する娘を亡くした家族の思いそして極道非道な罪を犯した犯人が野放しでまた新たな被害者が出たら。これは小説でなくノンフィクションです。私も普段おそらく選らばないジャンルの本だったけど著者の清水さんの執念と、書店員さんがこの表紙をかけてまで一人でも多くの人に読んでほしいという思いをそのまま伝えたい
★35 - コメント(0) - 2月12日

失敗を経験したひとが同じ失敗をしないための仕組み作りの責任者になる文化があれば良くなって行くと思う。◇警察が語る、犯人にされてしまった人の人物像の根拠がいい加減なのに驚いた。◇易きに流れるのが人の常だと思うので、「簡単に誤魔化せるほど この国の人は甘くない」と思わせるのが、長くて確実な方法なんだろう。面倒だけど、先ずは知ることから。
★35 - コメント(0) - 2月11日

『文庫X』にした書店員さんの気持ちがわかります。普通に平置きにしていれば手に取らなかったかもしれないこの本。導いてくれた書店員さんに感謝。そして、もっと多くの方々に読んで欲しいと思いました。
★19 - コメント(0) - 2月11日

天網恢恢疎にして漏らさず。がんばれ清水!
★11 - コメント(0) - 2月11日

報道されてることが全て正しいとは限らない。私は自分の体験でもそう思っていたが、この本を読んでますますそう思う。その上検察や警察もだなんて。倫理観がある司法国家てあってほしいものです。
★21 - コメント(0) - 2月11日

内容は正直とても重く、ずっしりくる。ノンフィクションということがさらに。何度も挫折をしそうになったが、その度に書店で話題になった表紙カバーの文章を読んで、読み切ることができた。 ジャーナリストという職業をよく知らなかったが、私たちに「世の中で起きていること」「真実」を伝えるための職業なのだと知ることができた。 なにごとも、あきらめず、足で情報をかせぐことが大切だということ教えてくれた大切な作品。
★16 - コメント(0) - 2月10日

「桶川ストーカー殺人事件〜遺言」の著者で、真犯人を突き止めた記者。このときも思ったけれど、一体世の中にはどれだけの冤罪があるのだろう?と恐ろしくなる。警察も検察も裁判官も信じられない。しかも真実を追及すべくマスコミでさえ、情報垂れ流しで、それを受けた視聴者は情報を聞き流し無責任に真実か否かを語る。おかしい、と思うことすらしなくなった市民に記者。そして隠蔽することも人の人生を狂わすことのできる国家権力の狂気に、もし自分が同じような目にあったら……と想像する。考えなくてはいけない。なぜ、こんな事がおこるのか。
★25 - コメント(0) - 2月10日

文庫Xとして購入した。 読了してなんとも言えない憤りが残った。 多くの人に読んで欲しい。
★25 - コメント(0) - 2月10日

文庫Xという形にならなかったら自分はこの本を読むことはなかった。この本を読んでほんとよかった。日本のいまの姿が現れているようだった。正義感を持って仕事している人は少ないのだと知った。悲しいけれどこれが現実なんだと思う。またこの本を通して、ニュースの見方も変わった。この本は日本人みんなに読んで欲しい。そしていろいろな人に日本の現実を知って欲しい。
★18 - コメント(0) - 2月10日

文庫Xだったのか!桶川ストーカー殺人事件の著者だ、と平積みになっているものを購入。 かじりついて読んだ。あまりにも杜撰な実態にやりきれない…。あらゆる関係者の人生が歪んでしまった。もしかしたら同じような事件がたくさんあり、今この瞬間にも狂っていく人生があるのではと思うと恐ろしい。 すばらしい本でした。
★40 - コメント(0) - 2月10日

文庫Xとして購入。確かに、こういう売り方をされていなければ出会わなかった本かもしれない。これがノンフィクションだとは信じ難く、またこの本の結末としても驚愕した。小さな声に耳を傾ける、この姿勢には共感せざるおえない。これは報道に限らず言えることなのだろう。日本の右から左へ報道、疑問を呈したことでニュースの見方も変わる良本。
★25 - コメント(0) - 2月10日

日本には大きくなりすぎたカオナシがいる。何度も何度も何度も何度も涙をこらえた。多くの人に読んでもらえますように。
★54 - コメント(8) - 2月9日

文庫Xとして話題になっていて、どこの本屋でも推しだしていたので気になって読んだ。読んでよかった。私たちが日頃得ている溢れんばかりの情報の中で、何が真実で何が嘘で、後ろに何が隠されているかを、読み手がきちんと見極める事の大切さを警告してくれた。たくさんの人が読むべきだと思う。
★18 - コメント(0) - 2月8日

文庫Xとして中身を隠して販売して話題になった1冊。読んでみました。 ノンフィクションですが、まるで冒険小説を読んでいるような筆致で、非常に読みやすいです。しかし、この本は小説ではありません。幼い子どもが亡くなっており、無実の人が収監されていたという事実を取り扱った本です。 読み終えて非常に重苦しい気分になりました。殺された子どもたちのためにも、事件は解決しなければならないと強く思います。 清水氏が事実を大切にしたように本書を鵜呑みにせずに冷静な目で物事を精査することも大事ではないかとも思いました。
★19 - コメント(0) - 2月8日

星5つ
★6 - コメント(0) - 2月8日

文庫Xの噂は聞いてましたが、中身はノンフィクションで、あまりに深刻でした。知らなければ素通りしていた事件です。もっと、こうしたジャーナリストさんが増えて、あるべき社会を!と心から感じます。
★24 - コメント(0) - 2月7日

文庫Xとして購入。小説だとばかり思い込んでいたのでノンフィクションと知りちょっと尻込みしたものの、適切な表現ではないんだろうけど面白くて一気に読んだ。真犯人がのうのうと逃げ延びている事実、司法への疑問に気分が悪くなりながらも、こうゆう現実があるということを知らないのって怖いなと。足利事件は特番も見たし、去年くらいに外人の透視能力のある人が、ゆかりちゃんを探している番組もたまたま見ていたので割と記憶に新しい。なので余計、全く進展がないことに驚いた。早くゆかりちゃんが見つかることを切に願います。
★33 - コメント(2) - 2月6日

真犯人がいるのに、警察、国家はなにをしている。
★29 - コメント(0) - 2月6日

こういう言い方をするのがはばかられるんだけど、ほんとにめちゃくちゃ面白かった。ここ数年読んだ本の中でいちばん興奮したし、ページをめくる手が止まらなくて、心が揺さぶられた。フィクションは現実の凄まじさを超えられない。まだまだ知らない世界はたくさんある。物事を色んな側面から見る重要さと面白さ…たまらない。解説にも書いてあったけど、民放ってここまで出来るんだな、すごいな、と思った。自己保身に走りたくない、公益をいちばんに考えたい、と自戒も込めて感じます。そして真犯人が逮捕される日を心から待ち望みます。
★31 - コメント(0) - 2月6日

文庫Xのタイトルバレする前に購入。あのような売り方をしてなかったら買わなかっただろうなと思う。ジャーナリストとして真摯に被害者や目撃者と向かい合う姿は胸打つものがあり、初めてジャーナリストという仕事に興味を持った。ただ、国会でこの事件について質問したり関心を持った議員達面々が胡散臭すぎて、何ともスッキリしない。私の議員に対する偏見はともかく、警察権力に空恐ろしさを感じた。何を信じて生きていけばよいのやら。取調室の可視化は急を要すると思う。
★48 - コメント(0) - 2月5日

話題の「文庫X」を旅のお供に駅で購入。私は読み始めたとき、恥ずかしながら、この事件をまったく知らなかった。完結した話なのだと思って読んでいたが、そうではない現実を最後に見せられ、あぁこの話はフィクションなんかじゃないんだって思わずにはいられなかった。いろいろとショッキングな内容で、この本をどのように受け止めるべきか未だ分からずにいるけれど、真偽がどうであれ、色んな人に読んでもらいたいと思う。そして犯人が今ものうのうと生きているのであれば、一日も早く逮捕されるべきであるし、罪を償うべきであると思う。
★23 - コメント(0) - 2月5日

殺人犯はそこにいるの 評価:94 感想・レビュー:465
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