殺人犯はそこにいる (新潮文庫 し 53-2)

殺人犯はそこにいる (新潮文庫 し 53-2)
あらすじ・内容
少女5人が姿を消した。“真犯人”は野放しだ。日本中に衝撃を与えた怒りの調査報道!

5人の少女が姿を消した。群馬と栃木の県境、半径10キロという狭いエリアで。同一犯による連続事件ではないのか? なぜ「足利事件」だけが“解決済み”なのか? 執念の取材は前代未聞の「冤罪事件」と野放しの「真犯人」、そして司法の闇を炙り出す――。新潮ドキュメント賞、日本推理作家協会賞受賞。日本中に衝撃を与え、「調査報道のバイブル」と絶賛された事件ノンフィクション。

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殺人犯はそこにいるの感想・レビュー(1249)

偶然ですが、『歳月』を読み終えた後、すぐに読んだので、どこかリンクするところもあり、更に鬱々となりました。 まだ読んでない人に絶対に読んでほしいと思いました。 冤罪。 明日はわが身かもしれません。 そして、幼児連続殺人事件の犯人が早く捕まることを祈るばかりです。 まさに、すぐそばにいるのです。
★10 - コメント(0) - 3月26日

凄い物を読んでしまった!警察官、検察官、裁判官。大丈夫か?日本の司法は、本当に罪を犯した人を罰しているのか?
★17 - コメント(0) - 3月26日

文庫Xとして話題になった本。 読んだ後の感想や捉え方はいろいろあるかもしれないけど、まさにすべての人に読んで欲しい本と思った
★14 - コメント(0) - 3月25日

なんて現実は残酷なんだろう。悲しい事件に目を背けたくなるけれど、それではいけないと文字越しに訴えかけられる。分かりやすい表現、数行で引き込まれる描写、そして真実を伝えたいという情熱が何より魅力的だった。何かオススメある?と聞かれたら真っ先にあげたいと思う。
★23 - コメント(0) - 3月25日

教えていただいた本。 最後に書かれた 「命」だけは違う。唯一無二。という一言に、どうしようもない哀しみを覚えた。
★15 - コメント(0) - 3月23日

感じたことを述べようとすると、とても255文字には収まりきらない。この感情は読まないとわからない。私は文庫Xにつられて興味を持った口で、タイトルや何について書かれた本なのかを知った後に読んだのですが、とにかく本から溢れ出すパワーというか怨念にも近いような迫力、それに圧倒されました。自分の中での何かが動かされる本。清水さんのような人が、記者としていてくれてよかった。読了後、改めてタイトルを読むと、私までルパンに宣戦布告しているような気持ちになる。多くの人のパワーが詰まった本、ぜひ読んでほしい。
★20 - コメント(0) - 3月22日

50
★4 - コメント(0) - 3月22日

あえて「幼女誘拐殺人事件」に纏わる本を2冊連続して読んだ。共通していたのは幼女誘拐殺人と冤罪の疑いがある点である。1冊目は刑事目線。2冊目(本書)はノンフィクションのライター目線であった。刑事だって冤罪と分かっていて犯人をでっちあげている訳ではない。例えば真犯人なのに自白をのらりくらりかわしていたら頭にくるじゃないか。殴りたくもなるじゃないか。だが、冤罪人の家族や遺族の立場になると見方は180度変わる。刑事を殴りたくなる。ウェルナー「野ばら」を聞いた。切なかった。
★21 - コメント(0) - 3月21日

殺人犯が恐ろしいのは当然ですが、それと同じくらい恐ろしい人間達がいることを知りました。読んでもらいたいと言うより、読むべき本だと言いたいです。なぜなら、人を裁く機関が罪を犯してもそれを裁ける人はいないからです。国を敵に回してでも真実を追求しようとする勇気ある1人の記者がいなければ、永遠に闇に葬られてしまう。作中の言葉を借りますが、私も、警察には正義の味方であってほしい。ごめんなさいが言えなくてどうするの。そして、何の罪もない沢山の人々の人生をめちゃくちゃにした真犯人が早く捕まることを強く願います。
★24 - コメント(0) - 3月20日

怒りや懐疑、不気味さも『感動』に含めてよいのなら、間違いなく感動させられる本。させられるのです。
★17 - コメント(0) - 3月20日

ゾッとした。この国の警察や司法組織に。それを大して疑いもせず、のん気に過ごしてきた自分にも。足利事件のことも何となく知ってはいるつもりだったけれど、国家権力やその"広報"である多くのメディアに上手いこと丸め込まれてたのかもな、わたし。遅すぎたけど、気づけて良かった。ちゃんと目凝らして世の中を見ないと。この本を世に出してくれた著者に感謝。
★23 - コメント(0) - 3月20日

ノンフィクションの事件ものは久々。しかもテレビで何度もみた事件。連続事件とはつゆ知らず、杜撰な捜査にも驚きでした。
★23 - コメント(0) - 3月20日

2日で読了。ノンフィクションだが、記者目線での感情溢れる描写に引き込まれた。
★14 - コメント(0) - 3月19日

筆者の連続幼女誘拐殺人事件に対する強い怒りがストレートに伝わってきた。別人を犯人に仕立て上げた警察をあざ笑い,のうのうと生きている殺人犯がそこにいる。でもきっとそいつの近くに警察の手が回っていると信じたい。日本の警察を信じたいし頼りたい。どうか,次の犯罪に手を染める前に捕まえてほしい。
★91 - コメント(0) - 3月19日

文庫Xにつられた口だが、読んでよかったと思える本だった。よくあるTV刑事ドラマで警察が自分たちを守るために証拠隠滅をはかったり口裏合わせをしたりする場面…あれって実際にしょっちゅう行われているんだろうなあ。司法にかかわる人たちには、真実を洗い出すことにもう少し真摯に当たってほしいものだ。そしてそれを少人数で調べ上げた著者らの活動に敬意を表する。
★28 - コメント(0) - 3月19日

人の心に寄り添った丁寧な取材の訳は、最後に著者の境遇が明かされて納得した。司法も報道も、それが誰のため、何のためかを見失うと、不幸な出来事が更に際限なく人を傷付ける。間違いを認められないために真実に蓋をするような事が本当にあるなら、警察組織の怖さに背筋が寒くなった。真実が明らかになる日が来ることを願います。
★36 - コメント(0) - 3月19日

文庫Xとして並んでいた時は、手を出すことが躊躇われ、書名が判明したら余り興味を持てず…しばらく見送っていたのだけど、気になって仕方なかったので、思いきって、手に取ってみた。…話題にしてくれて、ありがとうございました‼何度も『これ、ノンフィクションだよね?』と確認しながら、文字通り、寸暇を惜しんで、一気に読みきった。事件解決するかと思ってたら、そういうことでもなく、いろんな憤りが残るけど、この作品の主眼は、そこにとどまらないことが、最終章でよく分かる。報道に対する視聴者の姿勢も問われる。
★23 - コメント(1) - 3月18日

最後の章が胸に来た。
★16 - コメント(0) - 3月17日

悔しさが込み上げる。被害者らにとって、辛さはいかばかりか。真実は何か。間違いは何処にある。間違いを正す人が間違えればそれはどうなる?私たちは何を信じるべきだろう。
★22 - コメント(0) - 3月17日

文庫Xとした販売戦略は見事だなぁと。そうまでして多くの人に読んで欲しいと思った書店員さんの気持ちがよく分かる。しかし、著者の取材力と並々ならぬ努力には敬服する。著者(記者)視点のみであるし、刑事や検事にも言い分はあるだろうし、世の事件全てがこうだとは思わないが、少なくとも本書の事件に関しては、警察と司法側がテミスの天秤と剣の使い方を誤っているよ。本書の事件に限らず昔から思っているのだが、裁判所が検察よりに見えるのは何とかならないものかと。そこが間違いのもとのような気がする【ごめんなさい は?度★★★★★】
★21 - コメント(0) - 3月17日

1979-96年に計5件、県境をまたいで隣接する栃木県足利市と群馬県太田市界隈で起きた幼女誘拐殺人事件に関わるルポ。戦慄を覚える内容。全編から感じ取れる真犯人が検挙されず、報道の光も当たらないもどかしさと無念さ。警察、検察、裁判所、マスコミがいかに他の多くのことを優先し、真犯人逮捕を後回しにしているかがきれいに見えてくる。4件目に起きた足利事件と菅谷さん冤罪事件を通して、いかにDNA鑑定が不完全なものか思い知らされた。警察もマスコミも皆一生懸命に仕事をしているが、人間だから必ずミスや怠慢はあるのだ。
★24 - コメント(2) - 3月17日

マスメディアという公共性が高いけれども収益をあげなければならない会社、社員ではあるけれどもジャーナリスト。このあたりのそれぞれが抱える難しさを持ちながら、マスメディアおよびジャーナリストに対する国民の期待をつなげてくれる1冊ではないでしょうか。どんな感想を持ったとしても、メディア系の方は読むべきと思います。
★13 - コメント(0) - 3月16日

警察ってやっぱりイヤな組織なのね。いろいろ恐いわ……。結局犯人野放しで捕まることあるのかなぁ……こんないろいろ報道して、本まで出ていろいろな人達が見てるのに、このまま放置って。犯人逮捕の報道がされるのを期待してます。『桶川~』の方も読んでみよう。
★51 - コメント(0) - 3月16日

警察は信用できねぇな〜って思ってたけど、やっぱり信用できない。いち早く事件が解決することを願います。
★16 - コメント(0) - 3月16日

文庫Xのカバーに目を引かれて読んでみた。捜査ミスではなく警察・検察の自己保身の為に無実の人間を17年もの間、刑務所に閉じ込めていた事にショックを受けた。冤罪が証明されたにも関わらず真犯人を見つける為の捜査を真剣にしていない事に憤りを感じる。今も真犯人はどこかでのうのうと生きていると思うと恐ろしいし、再犯したらどう責任をとるつもりなんだろうと思う。被害者の母の言葉「ごめんなさいが言えなくてどうするの」という言葉に強く共感した。
★34 - コメント(0) - 3月15日

事実を知りたくて手に取りました。読んでよかったなと思います。
★16 - コメント(0) - 3月14日

衝撃的でした。北関東で起きた連続誘拐殺人事件。誤認逮捕された男性。決して癒えることのない傷を抱える被害者家族。未だに娘の帰りを待つ家族。都合のよい供述を強要、DNA型鑑定の危うさを認めず組織を守る風土。絶対的な証拠と思われていたDNA型鑑定、そんなに曖昧なものだったのか。恐ろしい。罪のない子どもたちが事件に巻き込まれたことも、無罪の人間が17年半も刑務所に入れられていたことも許せないが、何より未だに野放しの真犯人。正に警鐘です。多くの方に読んでもらいたい。
★74 - コメント(1) - 3月13日

真のジャーナリストが書いた一冊。めくるページめくるページ全てに信念を感じた。本当の仕事とはどういったものなのか、教えられました。
★21 - コメント(0) - 3月13日

なんと恐ろしいことか。
★11 - コメント(0) - 3月12日

この著者は本気だ。本気で真実が知りたくて、社会の不条理さに憤り、事件の犠牲者の冥福を祈って、今日も調査報道をしている記者だ。本書では「北関東連続幼女誘拐殺人事件」を通して司法の闇、警察や検察の高い壁、報道システムの固さ、それら不条理に立ち向かう調査報道の姿が描かれている。小説じゃないから読みにくいかも知れないなんてとんでもなかった、これが現実に起きていることだというだけで感じる怒りも恐怖も100倍ってものである。そして著者の思いにも、どうしても読んで欲しいと本書を推した書店員の思いにも、心動かされる。
★30 - コメント(0) - 3月12日

北関東幼女誘拐殺人事件。真相に迫った調査報道についての著書。この事件では警察、検察、科警研の杜撰な捜査によって1人の何の罪もない人物が犯人に仕立て上げられた。過去にも似たような冤罪事件を繰り返してきた日本の捜査機関。本当の犯人に迫ろうと思えば迫れるのに、組織の体面や信用を守るために小細工を重ね、無関係の人を陥れる。または被害者の小さな声を無視する。今もどこかで殺人犯がのうのうと毎日を生きている。そんな地域で毎日を過ごす事件被害者遺族の気持ちはいかばかりか。この事実はもっと多くの人に知られるべきだ。
★30 - コメント(0) - 3月12日

この本は健康に自信のない方にはお薦めできません。終始、怒りが込み上げてきて血圧・脈拍などに影響しそう。 ところで、著者の清水氏に提案。グリコ・森永事件をフィクションで謎解きに挑んだ「罪の声」のスタイルで、北関東連続少女誘拐事件の真相を描いていただけないか。 獄中から無実を訴える菅家氏の無念さ、DNA型鑑定をめぐる検察と弁護側の法廷での激突、そして検察・警察のおかげで、まんまと逃げきった真犯人「ルパン」の素顔を。5人もの被害者遺族の無念さや、新技術を絶対的な証拠と崇めたてる危険性を訴え続けてほしい。
★36 - コメント(0) - 3月11日

地元書店発の文庫X読了しました。読みごたえもあるが、感想がうまく書けない。いろいろと考えさせられました。確かに1人でも多くの人に読んで現実を理解してもらいたい本でした。
★40 - コメント(0) - 3月11日

あきれた。何これ。捏造、隠蔽、杜撰、改竄、強引、傲慢、こじつけ、言い逃れ。警察も検察もなぜ間違いを間違いだと認めない。ここに記されたのは現実に起きたこと、というのに衝撃を受ける。一人の記者が「小さな声」を聞き、真摯に丹念に取材を続け、よくここまで辿り着いたと思う。個人的にノンフィクションはもっと淡々とした文章が好みだけど、それでも十分読み応えがあった。こんなこと二度とあってはならない。警察や検察の態度、冤罪、報道のあり方、その受け止め方、野放しの真犯人、それらを考えると恐ろしくなる。
★70 - コメント(2) - 3月10日

衝撃の連続でした。清水氏の本は3冊目ですが、これまで感じていたものよりも強烈に強い影響を受けました。こんなにも、本気で真剣に生きている方は、本当に少ないのではないでしょうか。調査報道というものをよく理解できましたし、報道の真の存在意義を知ることができました。巻末の解説では、ジャーナリズムの中にあるエンタープライズ(発掘型)スクープについて説明がされており、真のスクープであると言っています。日本のジャーナリズムにずっと違和感を感じているのは、そうではないエゴ(自己満)スクープばかりがたれ流しが原因なんですね
★22 - コメント(0) - 3月10日

★★★★☆ この本を読んで良かった。 今まで私が見聞きした情報とは違った事実を教えてくれた。 自分自身もいつどこで巻き込まれるか分からない。 検察、警察、お国…自分の信じているものと、現実のギャップに色々考えさせられます。
★20 - コメント(0) - 3月9日

まず、文庫Xのカバーに目を引かれ、なんだこの本は!という軽い衝撃をうけ、手に取った。まぁ、本当のカバー写真ならぜったいに手に取ってなかったと思う。それで本書を読んで内容にさらに衝撃をうけた。この本を1人でも多くの人に読んでもらいたいという一書店員さんの真摯な思いが理解できた。本当に誰でも巻き込まれる可能性のある話で恐ろしかった。特に執行されてしまった死刑が冤罪だったらと…、想像するだけで身震いする。
★38 - コメント(0) - 3月9日

「事件」として見ていたものが、「命」だと気づく。世の中を信じたい、真実が正義であってほしい。そのためには耳に入ってくる情報を鵜呑みにせず、本人から聞くこと。生命は終わってしまったけど彼女達の命や魂はこのままでは安まらない。敵が意外で大きくて堅い。犯人はそこにいるのに。
★21 - コメント(0) - 3月8日

「文庫X」だった間は天邪鬼な気持ちで読まなかったけど、タイトル公開してから迷った末読んだ。あまりにも面白かったので、正直後ろめたい気になったほど…いや、でも、これは犯罪ポルノや推理エンタメとは違う。さすが元雑誌記者で、文章が上手過ぎるくらい上手だけれど、背すじに来たのはそのせいではなかった。真実の追求、告発の内容が本を閉じさせない。もう結構年なのに、翌日も仕事なのに、数年ぶりに夜中の3時までかけて一気読みしてしまった。
★21 - コメント(0) - 3月7日

当時テレビでやってた番組を何となく覚えてる。こういう事だったんだなぁ。読み終わったけどこの事件はまだ終わってないんだってことに衝撃を受けた。
★16 - コメント(0) - 3月7日

殺人犯はそこにいるの 評価:92 感想・レビュー:556
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