殺人犯はそこにいる (新潮文庫 し 53-2)

殺人犯はそこにいる (新潮文庫 し 53-2)
あらすじ・内容
少女5人が姿を消した。“真犯人”は野放しだ。日本中に衝撃を与えた怒りの調査報道!

5人の少女が姿を消した。群馬と栃木の県境、半径10キロという狭いエリアで。同一犯による連続事件ではないのか? なぜ「足利事件」だけが“解決済み”なのか? 執念の取材は前代未聞の「冤罪事件」と野放しの「真犯人」、そして司法の闇を炙り出す――。新潮ドキュメント賞、日本推理作家協会賞受賞。日本中に衝撃を与え、「調査報道のバイブル」と絶賛された事件ノンフィクション。

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殺人犯はそこにいるの感想・レビュー(815)

★4・5 ノンフィクションではあるが、それがゆえに悲しい。警察、検察といった正義をうたう機関が信頼できない世の中は本当に困ったものだ。この本がもっと読まれたらいいな。『文庫X』はいい企画だ。
★14 - コメント(0) - 1月23日

凄すぎて黙るしかない。調査報道のバイブルというが、そもそも調査報道をやろうという気概がなくては話にならない。ジャーナリストの仕事は、日本を変えるつもりで取り組まなければいけないんだと、改めて感じた。
★83 - コメント(1) - 1月23日

「文庫X」で話題になっていたので気になってKindld版で読了。創作ミステリではなくノンフィクションであるということが、恐ろしくなる内容。真実や正義と共にあるべき警察、検察、裁判所(ときにはマスコミも)が、組織の保全を最優先していることに疑問を呈している。この態度が冤罪の温床になっているとともに、犠牲者、遺族が蔑ろにされているだけでなくひどく踏みにじられている、それが著者の取材活動の原動力となっているようだ。
★13 - コメント(0) - 1月22日

確かに面白いけど… やっぱりノンフィクション嫌い!
★10 - コメント(0) - 1月22日

桶川ストーカー殺人同様の一気読み。凄まじい執念と、労力と、直感と調査の素晴らしいバランスと。と、著者のエネルギーに圧倒される。かつ、お役所的なことなかれ的な、過ちを隠蔽したい的な、、 そこはもう責めないから、正しい方向に向かってただただ捜査して捕まえてくれよ!!と思ったり。 過ちを正しにくい社会の一端を担ってしまっているのかもなあ、と振り返ったり嘆いたり、しかし、著者の願い同様、連続殺人犯を野放しにしてはいかん。本当の正しさに向かって社会が動く世界になってほしい、世界にしたい、と切に思った(´・ω・`)
★25 - コメント(0) - 1月21日

文庫Xとして話題になったので手に取った。足利事件の冤罪の証明、著者が「真犯人」とみる人物に迫っていく過程は、ミステリーのように面白い。そして「これは小説ではない。事実だ」という言葉が、とてつもなく重く感じられる。著者が第一の取材ルールとする「一番小さな声を聞け」は、すべての司法、報道関係者が刻むべき言葉だろう。1日でも早く事件が解決することを願う。
★15 - コメント(0) - 1月21日

手書き文字の文庫X全面帯(カバー?)に、思わず手に取ってしまった!ノンフィクションというよりミステリーのようで、引き込まれて読みました。冤罪で釈放、というところはすごい盛り上がりでやったー!と思いましたが、小説ではない現時点での結末にもやもやしたものが残ります。時効の事件を追うのはどうかとも思うのですが、筆者の清水さんは、少女たちの命を奪った犯人が野放しなのは許せない、とあくまで自分の意志として事件を追っていきます。この本のメインではないのですが免田栄さんの「あれがみんなの本心とですよ」が沁みました。
★45 - コメント(2) - 1月21日

文庫Xという売り方に興味を持って購入したが、書店員さんが言うとおり多くの人に手に取ってもらいたい、著者渾身のルポである。足利事件での菅家さん釈放はニュースで知っていたが、真犯人にまで迫っていたとは大変驚いし、何より警察、検察、裁判所の対応に一番驚く。自分達のミスは闇に葬り去るようなことでいいのか。
★17 - コメント(0) - 1月21日

jin
本書を読むと台湾でも不可解な冤罪事件が起こったことを思い出した!しかも本書の管家さんと違ってあの3人は死刑を下された。死刑囚になったまま十数年収監されている間は死刑を執行されなかった。数年前に証拠不充分のため、改めて冤罪事件として釈放された。そしてあの3人も国家賠償を受けたが、色々な疑点があるので、あの3人が本当に冤罪なのか?と私は疑ってる。また、3人が釈放された時、被害者の家族はマスコミに「ならば、真犯人は誰だ」と言ったシーンはずっと印象に残ってる。コメントに続く
★23 - コメント(5) - 1月21日

まず何よりも、書店員さんの売り方に興味を持って。そして、書店員さんをそこまで動かしたものが何かを知りたくて。結果から言うと、手に取ってよかった。誠実に生きるって難しいんだ。でも、自分が何に対して誠実でいたいかは、ブレてはいけない。真実は、わからないけど。清水さんの芯にあるものは、信じられると思う。小さき声に耳をすまそう。命を預かる者として。
★20 - コメント(0) - 1月20日

文庫Xで話題だったので購入。このような販売方法でなかったら手に取らなかっただろう。警察、検察がこんなに腐敗しきっていることに怒りを覚えた。真犯人はまだ捕まっていない。この本をきっかけに少しでも多くの人がこの事件に関心を持ってくれることを切に願う。
★20 - コメント(0) - 1月20日

いろんな思いが錯綜して 、感想は難しい。ひとりでも多くの人に読まれますように。
★276 - コメント(9) - 1月20日

ノンフィクションだけど、並のミステリーでは全く歯が立たない。陰謀というよりも、警察と検察をはじめとする役人組織が自分たちの誤りを認めないために、殺人犯を野放しにしているというのは恐怖に他ならない。これが遠い昔のこととかじゃなくて、現在進行形でおよそ真犯人の目星もついてるってのがな。記者の執念にも感服。
★16 - コメント(0) - 1月20日

ようやく本が読める状況になり新聞広告で気になっていたこの本を今年の初購入初読みに。ノンフィクションは苦手でしたが、この本は違います。筆者の思いがストレートに伝わってきます。報道等での既知情報もあってか一気読み。そして恐ろしくなりました。法治国家日本。今まで疑いもなく、読み終えた今でも「まさか」いう気持ちです。しかし事実なんですよね。報道の真偽を見極めることは難しいですが、こういう本から少しでも色々な見方をもち、考えることが必要なのだと感じます。書店員さんの書評通り、少しでも多くの人が読むことを願います。
★43 - コメント(0) - 1月19日

警察や科警研を守る事は5人もの幼い命の重さよりも大切な事なのか?と理不尽さでいっぱいになりました。そして無実の人が死刑になったかもしれない!とは恐ろしいばかりです。清水さんの執念とも思える取材はジャーナリストとしてばかりでなくご自身も娘さんを亡くされている事も関係しているのでしょう。真犯人のルパンが捕まる事を願うばかりです。
★23 - コメント(0) - 1月19日

本屋さんで最近話題の『文庫X』を見つけたので購入。開封してみたら私の好きな清水さんの本でした。足利事件含む関東幼女連続殺人事件のお話です。『文庫X』はある書店が先入観なく読んでほしい本の表紙を隠して販売したとのこと。読んでみてよく分かりました。この本はみんなが読んで知らなければいけないと感じました。警察・検察・科警研がこんな組織だとは悲しくなる・・・真実を表に出すのがこんなに大変だとは。色んな思いがあり、上手くは言えませんが必ず解決してほしいと願わざるを得ません。
★23 - コメント(0) - 1月19日

これはノンフィクション・ルポだから通勤読書に…と考えた私が甘かった。何度も涙を堪え、怒りに震え、目を伏せる羽目となるのに読むのを止められない。参考文献や書類を読み込んだものではなく、著者が自分の足で動き集めた怖るべき事実を壮絶な迫力でもって突きつけてきた。「最も小さな声しか持たぬ五人の幼い少女達が、理不尽にもこの世から消えた。私はそれを良しとしない。絶対に。」執念に突き動かされた調査報道の全てがここに…。これが何故文庫Xとして中身を隠さなければ売れなかったのか…?「いいか、逃げきれるなどと思うなよ。」
★65 - コメント(10) - 1月17日

言葉が強く響く本である。ノンフィクションであることの強みもあるが、主義主張が一貫しており、読み手も真摯な姿勢で向かうことができる。果たして、この先に何を見るのだろうか。■PCRからの電気泳動は昔懐かしい実習を思い出した。初歩的な基礎実験だったが、幾つかの重要な注意点を考慮せねば結果に狂いが出やすいと指導を受けたと記憶している。今は器材などもっと進歩しているのだろうか。後進に期待したい。
★18 - コメント(0) - 1月17日

これだけ話題になって、たくさんの人に知られることになって。それでもパンドラの箱は開かないのだろうか。
★22 - コメント(0) - 1月17日

警察官や検察官はその職業を志したときにあったはずの正義感はどうなったのか?裁判所はなぜそんなに再審請求を認めないのか?読んでて本当に腹立たしくなりました。真犯人が早く逮捕されることを願うばかりです。
★32 - コメント(0) - 1月16日

ai
隠蔽や捏造が本当にあって警察や検察 司法までもが信用できない真実のまま 正義だけを追って欲しいと強く思う
★19 - コメント(0) - 1月15日

ノンストップ!熱意が伝わってくる! グッときた言葉「一番小さな声を聞け」仕事をする上で原動力になるものってあるよね。「ごめんなさいが言えなくてどうするの」権力の有無に関わらず人として当たり前のことでしょ!自分に嘘はつけない。熱意は人を日本を動かす。こんな記者が増えて欲しい。報道に対しての見方も変わった。ただ、受け流すだけでなく、自分の頭でも考えなきゃ。最後は、えっ、嘘でしょ⁉︎早く犯人捕まえて!
★26 - コメント(0) - 1月15日

ykr
話題の文庫Xを発見したので、さっそく。こういう現実があるということが怖い。そして是正されていないことが気持ちが悪い。ヒーローもロマンもない、善悪と真偽がうやむやな現実を突きつけられる作品です。著者の想いのように、日本を動かすためにこの事実をたくさんの人に知ってほしい。次何の本を読もうかなぁと悩んだときは、是非手にしてみてください。
★31 - コメント(0) - 1月14日

「桶川事件」と同じく読む手が止まりませんでした。起きてしまったことはもう戻せないのでただただ“再発防止”を願うばかりです。ニュースの見方も注意しなければと思いました。
★18 - コメント(0) - 1月14日

M.T
ページをめくる手が止まらない、止められないノンフィクションはこの本が初めて。凄い本を読んでしまった。「これは小説ではない。事実だ。」
★16 - コメント(0) - 1月14日

著者の怒りや悔しさ、事態がどうにも動かないもどかしさや真実への渇望。全てが生々しく、胸にずっしりきました。そうかといってページを繰る手が重くなる訳ではなく、勢いのある文章にのせられてあっという間に読んでしまいました。こういう心持ちで報道を行っている記者のいることが嬉しく感じます。
★24 - コメント(0) - 1月13日

これが小説であってくれればと思わずにはいられない"現実"です。読むだけで何かを変えられるわけでなくても、知る事、知った上で考える事が大切で、知る事で見え方も見えるものも変わると思います。著者の、子供達への、奪われた罪のない命への深い愛情と、その命を奪っておいて今もなお野放しにされている犯人への執念、事件解決、報道への想いに感服します。"いいか、逃げきれるなどと思うなよ" 著者の執念が必ず実ると信じたい。被害者ご遺族の苦しみ、その犯人が今も悠々と暮らしていることを思うと本当にやりきれない。
★35 - コメント(0) - 1月13日

この本が、フィクションならどれだけ嬉しいだろう。何度でもこの本を読もうと思う。冤罪で死刑にされた人がいる。犯人がそこにいるのに、逮捕しない警察がいる。残された被害者遺族の思い。明日冤罪逮捕されるのは、私かもしれない。
★26 - コメント(0) - 1月12日

日本の司法に正義はないのか!そんな気持ちになる衝撃の内容です。検察や警察は自らを改め、堂々と正義を行使すべきです。殺人犯はそこにいるのに....ホントにやりきれない気持ちになりますね。「隠蔽しては是正できない。過ちが繰り返されるだけだ。」という作者の強い思いに私の気持ちも激しく揺さぶられました。調査報道というジャーナリズムの真髄と凄さを感じることができる見事な一冊。多くの人にお薦めしたい作品です。
★38 - コメント(0) - 1月12日

衝撃的だった。清水さんの事件解決への執念とも言えるひたむきな想いと諦めない気持ち。免罪がこんなにもあるということ、警察の隠蔽や真犯人が捕まっていないということ。全てに衝撃を受けたし小説ならこんなのありえないと思ってしまうような内容が現実に起こっているなんて信じられない、信じたくない気持ちになった。
★25 - コメント(0) - 1月12日

久しぶりに一気に読んでしまいました。日本の司法やマスコミの曖昧さに痛烈に斬り込んだ作品。著者の報道に対する考え方は本当に感心しました。
★56 - コメント(0) - 1月12日

北関東で起きた連続幼女誘拐殺害事件を追う著者の執念。そして、司法と警察の壁の高さ。福岡で起きた冤罪の可能性が高い「飯塚事件」(犯人とされた方は死刑執行により死亡)についても書かれている。
★21 - コメント(0) - 1月11日

ページを捲る手が止まらない。DNA型鑑定や裁判のシーンなど解らないところも多く、前に戻りながら読みすすめていたら朝を迎えていた。「北関東連続幼児誘拐殺人事件」の謎に迫るテレビの特番は何度か見ていたが冤罪事件の「足利事件」とは結びついていなかった。警察官の筋読みありきの捜査の危うさ・恐ろしさ、一度組み込まれたら逃れることは出来ない。著者は真犯人を確信しているが警察庁と各県警は否定している。優先にされるべきは被害者の無念を晴らすことだ。警察にはメンツなどに拘らないで真犯人を捕まえて欲しい。
★51 - コメント(0) - 1月11日

私がこの本を手にしたのは、この画像のカバーの上にさらに、書店員さんの手書き風のお薦め文がぎっしり書かれたカバーが掛かっていたからです。「少しでも多くの人に読んで欲しい」や、「小説以外の本を買う習慣がない方にはハードルが高いかも」という言葉に読もうと心決めました。DNA型鑑定の説明はやはり難しかったです。私のような一般人には知らされない、たくさんの情報や記録があるのだなと思いました。後書きにあるように、警察、検察、裁判所など、難しいですが正義の味方でいて欲しいです。自分には手が届かないので、祈るしかないです
★42 - コメント(0) - 1月11日

新年早々から凄まじいものを読んだ。これが日本の警察捜査の一側面だとは思いたいが、ここまで杜撰だともはや開いた口が塞がらない。映画とかでも警察組織のいたらなさが描かれることが多いが現実はさらに酷かった。そして、今なお真犯人は捕まっていない…。事件の真相はいつ明かされるのか。事件はまだ終わっていないのである。そして、孤独な戦いだっただろう著者の執念には感服した。こういうジャーナリストが一人でも増えてくれたらなとおもう。
★29 - コメント(0) - 1月10日

 度肝を抜くタイトルだ。〈真実〉だけを追い求める記者魂が敢然と警察・検察の厚い壁に立ち向かうノンフィクションは凄いインパクトです。忘れかけていた幼女連続誘拐殺人事件が鮮明に蘇ってきた。唯一解決したと思われた「足利事件」に冤罪の疑惑が…。「なぜ、パチンコ屋などに娘を連れて行ったんだ…」と非難を浴びる遺族。著者と遺族母子が渡良瀬川河畔の現場に立つシーンは、涙がこみ上げてきて読むのが辛かった。「冤罪と真犯人の野放しは表裏一体だ」の一文が重く伸し掛かってくる…。小説では味わえない重い緊張感で読み終えた。
★123 - コメント(4) - 1月10日

書店でカバーが気になって購入。これはすごい。事件を追って追って、その中身に驚愕したり憤慨したり呆れたり感極まったりと、とにかく真実と事実の違いに感情が揺さぶられる。命よりも重要視される権威とは、なんて悲しくて無駄なんだろう。警察、検察、裁判所、DNA検査への信頼とはなんだろう。著者の粘りと真実へのこだわりに敬服。桶川事件もぜひ読みたいと思う。
★28 - コメント(0) - 1月10日

これは小説ではない。そう頭では分かっているのにフィクションに思えるくらい事実は酷い。本書では感動はしたものの涙は出なかったのに、あとがきで清水さんの娘さんが亡くなっていると知り、どんな思いで取材を続けていたのかと思うと突然込み上げてくるものがあった。取材相手に寄り添い、何度でも会いに行く。心を開かせる力はきっと、清水さんの熱意が伝わるから。人を動かすのは人なんだなぁ。胸がいっぱいになった。桶川も読みます。
★77 - コメント(6) - 1月10日

511
1.筆者も含めた全ての人間の生き様に圧倒され続ける500ページ。年月は物事を風化させるが、怒りや罪悪感、執念は年数を経て強く、大きく膨らんでいく。あらゆる重みがずっしりとこの本には詰まっている。2.P341「あなたは私のことを人間性がないと言った。でも、人間性がないのはあなたの方ではないですか!」17年間を真っ白に塗りつぶされた男の魂の叫びである。両親の死に目に立ち会うことも叶わず、愛する人を作る機会も奪われた、無実の男の慟哭。その迫力に、私はページがひしゃげるほどに強く、文庫本を握っていた。
★33 - コメント(0) - 1月9日

「文庫X」という形で店頭に並んでいなかったら、手に取ることはなかったであろう1冊。500Pとボリュームがあり、最後まで読めるか心配だったが、杞憂だった。被害者家族ですら事件のその後を知る由もなく放置され、被害者の遺品さえも返してもらえないという事実に驚いた。追い詰められてもなお、保身を貫く組織にも。今までの事例が覆っても、自分たちの過ちが露呈されても、もう起こってしまった全ては取り返しがつかないのに。そのせいで無実の人や被害者家族などが何年も苦しみ続け、真犯人が今も悠々と暮らしているなんて、やりきれない。
★40 - コメント(0) - 1月9日

殺人犯はそこにいるの 評価:74 感想・レビュー:368
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