忘却のレーテ (新潮文庫nex)

忘却のレーテ (新潮文庫nex)
あらすじ・内容
それでもまた、0(ゼロ)から違う1日が始まる。

両親を事故で亡くした女子大生・笹木唯は高額の報酬と引き換えに記憶消去薬「レーテ」の新薬実験に参加する。完全に閉鎖された施設で、天才科学者の監視のもと過ごす7日間。毎日記憶をリセットされる唯と5人の被験者たちだが、ある日目覚めると流血死体を発見して――。どうしてこの手は血塗れなの……まさか私が、殺したの? 驚愕のエンディングに戦慄必至の記憶喪失ミステリ。

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320ページ
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忘却のレーテはこんな本です

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忘却のレーテの感想・レビュー(475)

記憶を消すことのできる新薬。レーテの検体実験から物語は始まる。開発会社のオリンポスの役員が夫婦揃って交通事故によりなくなり、そこから死に関することに触れると気絶するほどのトラウマを持ってしまう娘の唯。実験の中でどんどん人が死に、世話役の東条さんと金城さんが少し不自然…そう思って読み進めると実験の真意が少しずつ明らかに…!
★2 - コメント(0) - 2月22日

法条遥の9冊目。 今のところは刊行されている本は全部読んでいるが、どこが気にいったんだろうね。 完全に閉鎖された施設で記憶を消去する「レーテ」という薬の臨床実験が行われる。 最初はかなり混乱したが、仕掛けに気付けば「なるほど」。 設定や登場人物は安易(あるいは荒唐無稽)だが面白くなくはなかった。 ただ、最後は底意地悪く博士も絶望の底へ叩き込んでくれないと、この作者らしくないなあ。 320ページ
★11 - コメント(0) - 1月15日

徹夜本そして2度読み必須。忘却の薬レーテの人体実験による現実味のない世界に引き込まれ、ページを閉じることができなかった。結末は予想が当たったところもあったが南さんが事件の発端気がつかなかった。歪んだ世界の狂った愛情が魅力的な小説。‬
★3 - コメント(0) - 1月14日

設定は面白かっただけに残念。文章が読みづらいのと、「それっぽい」雰囲気の言葉を並べた印象。うーむ。
- コメント(0) - 1月8日

「バイロケーション」があまりに面白かったので、淡い期待を込めて法条遥氏3冊目。まず設定が面白くて、期待が高まる。これだけでご飯2杯食べられそうなほど大好物。しかし残念ながら物語がつまらない。この手の話にありがちな、似たような描写の繰り返し。伏線ばらまきすぎでネタバレしやすい、ネタバレしない人には、謎が多すぎて読みづらい。結果、どちらも読むのがしんどい。キャラクターや展開など、基本的な部分をもっと丁寧に書いて欲しかった。設定もラストも良かっただけにもったいない。
★4 - コメント(0) - 2016年11月20日

記憶を忘れることができる新薬、それが「レーテ」。新薬開発のために実験に参加するのは、両親を事故で無くし『死』という言葉に過剰に反応する笹木唯。ジグソーパズルのピースのように、一つ一つの記憶がバラバラに存在する7日間。一日一日リセットされる記憶の中で、彼女は死に対する恐怖を忘れたいと願っています。しかし、実験中に起こる殺人事件を目の前にして、彼女は『死』に対する恐怖を思い出してしまうのです。死を見せることが記憶消滅の証明だとしたら、この実験はなんて残酷なのでしょう…。救いのない実験に空しさが残りました。
★64 - コメント(0) - 2016年11月19日

両親を事故で亡くした女子大生の笹木唯。製薬会社の役員だった父親が横領をしていたと聞かされ、返済額を半額にする事を条件に、新薬実験に参加する事になった。新薬は「レーテ」という名前の記憶消去薬だった。完全に閉鎖された施設で、他の被験者と共に7日間を過ごす事になった唯。だが、ある日、目覚めると血を流した死体を発見して・・・
★14 - コメント(1) - 2016年11月13日

外部からの力による記憶喪失ミステリ。両親を事故で亡くし「死」に拒絶感を持つようになった女子大生・笹木唯。会社役員だった父親の横領が発覚し、多額の報酬目当てで参加した記憶消去薬「レーテ」の新薬実験。完全に閉鎖された施設で、天才科学者の監視のもと過ごす七日間。毎日二十四時になると勝手に投与され、消える記憶。だがある日目覚めると血にまみれた両手と流血死体が傍らにあった。
★18 - コメント(1) - 2016年11月7日

記憶を消せる薬『レーテ』。その治験に参加したものの、何かがおかしい。悲惨な過去の拒絶や不安定な記憶は、真実を忘却の彼方へ葬ってしまう。一体ここで何が起こっているのか…。不気味な違和感は恐怖を煽り、ゾクゾクさせてくれます。ただ個人的に残念だったのは、仕掛けに気が付きやすいことですかね。序盤で分かってしまうと先が殆ど読めてしまいます。しかし、その仕掛けがメインとされていた訳では無いのでしょう。ホラー的な要素とうまく相まっいて、なかなか楽しめました。
★11 - コメント(0) - 2016年10月30日

凄く良かった!眠ると記憶がなくなる記憶喪失ミステリで、その仕掛けが面白くてつい一気読みしてしまった。最後の種明かしで伏線回収した時のスッキリ感はカタルシスに足りた
★7 - コメント(2) - 2016年10月21日

最初は主人公と同じく訳がわからない状態で、読み進むにつれ読者側はエピソードの記憶があるけれど主人公は無い状態。けれど記憶があるこちら側がどんどん混乱してくる。ラストで畳み掛けてくる種明しには素直におお〜、なるほど!と驚きました。読後感はなんだか狐につままれたような感じ。読んでいるときは面白いし、扱ってるテーマは重いはずですが結末のせいかあまり心に残るものはなかったです。
★3 - コメント(0) - 2016年9月30日

ist
読んでいるうちに全体に仕掛けられた謎についてはだんだんわかり始めた。 主人公唯の覚醒レベルについてだったり、だんだん被験者である登場人物が増えてきたり、という事項から。 ただ、思っていたよりも黒い連中ばかりで、救いがないな。 じっくり読み返すほどではないのが親切設計。
★9 - コメント(0) - 2016年9月14日

何が起きているのか前に戻ったりして探りながら読んだ。何でこうなるのか可能性をいくつか考えて、記憶がないというところから推測するとこれしかないということで途中で仕掛けには気付いた。やや説明不足だし、ちょっとわからない所もあるけど凝った構成は面白い。読者は最後に真相を知るが、唯は初日に真相を知るんだなとか。殺された人はもちろん、唯も博士もなんだか憐れな気がする。その後はどうなるんだろう。本当に忘れたのか?すべてを知っている南という存在が恐ろしい。恋人になるって、嘘だと思いたい。
★5 - コメント(0) - 2016年9月3日

ところどころ?なんですが気になって結局読んでしまう類の「世にも奇妙~」の一話にありそうな内容。二度読み必須なんだろうけどお腹いっぱい。
★1 - コメント(0) - 2016年8月4日

ただひたすらに、怖い。ホラー小説ではないけれど、ここまで恐怖を抱く小説にはなかなか出会えません。忘れるという恐怖。「昨日」が、自分の中からなくなる。私にだって忘れてしまいたいことはたくさんありますが、こんな風に忘れることは望んでいません。不自然な言い方ですが、「自然な忘却」を望みます。なんにせよ、もう一度恐怖を味わいながら、トリックのために最初から読み直さないとです。怖いなあ。
★4 - コメント(0) - 2016年7月21日

読みやすい文章ながらも、頭を使う内容。
★1 - コメント(0) - 2016年6月29日

記憶がないと、こんなことにすら気づかなくなってしまうのかと、少し恐ろしささえ感じされる作品。なぜ最初にエピローグがくるのか。まさかその謎が最後の最後に繋がるとは。巧みな構造でよく練られている作品だと思った。逆だということは途中で気づいてしまったが、それでも驚かされるほどだった。これこそ、「二度読み必須」の作品だ。
★12 - コメント(0) - 2016年6月14日

【16-056】記憶を消す薬・レーテの臨床実験を行う隔離された施設で起きる事件。語り手は一日ごとに記憶を失うため、実験期間の7日間の施設の様子は語り手にとっては“初日”を7回繰り返すことだが、読者はそうではない。作中の不自然さは全てそこに起因すると思わせておいて、種明かしでは……。著者が自身の得意な方向性で勝負し続けているので、そこで感じられるカタルシスには既読数が増えていくと共に自ずと既視感が伴う事になる。斜に構えずに読めば面白い本だろうと少なからず感じました。 6点/10
★6 - コメント(0) - 2016年5月3日

おもしろかったっちゃあ、おもしろかったんだけど…なんというか完全なるジャケ買いだったので(笑)そんな衝撃的なラストではなかったかな?コキュートスも結局なんなのかよくわからないし、雪子さん?百合子さん?もなにがあったのか、なんのために実験に参加してたのかわからなかった。(サーっと読んじゃったからかもしれないけど)話の題材がおもしろいだけに、少し期待外れの作品でした。
★5 - コメント(0) - 2016年4月26日

面白かったです!時間が巻き戻ることに気がついた時は鳥肌が立ちました・・・なんとなく感じていた違和感がぶわっと解けた感じです。
★3 - コメント(0) - 2016年4月2日

記憶喪失ミステリ。ミステリとしての仕掛けは比較的気づきやすいが面白い試みであった。もっとドラマティックに描けそうだし、もっと話を複雑にしても良かった気もするが、分量的はちょうど良かったのかも。
★1 - コメント(0) - 2016年3月22日

途中でなんとなく気づいちゃったんですよね。日付が逆になってること。人が少なかったときとか。レーテとコキュートス。全部は博士自身の問題になってくるんだよね。南さんは本当に殺し屋なのか?というより男なのか?コキュートスの実験をしたかったんだよね、唯に対して。んー、なんかすっきりしない終わり方。唯の借金は結局半分残ってるんだよね?
★4 - コメント(0) - 2016年3月12日

あらすじに「驚愕のエンディング」と書かれていたために結構期待してはいたんですが、んー…。実験のくだりでほぼ同じことの繰り返しなわけだから飽きてくるし、なんとなくわかんなくてモヤモヤしながら読んでました。すごく消化不良です。
★2 - コメント(0) - 2016年2月27日

3日目辺りで違和感を抱いて、やっぱり思った通りの結末、といった感じ。博士が博士の為に開発したのなら実験なんてしなくても最初から自分に使えば良かったのでは?なんて思った。効かなかったらまた作ればいいし、副作用で死んだりしても自分が作ったものなわけだし。
★3 - コメント(0) - 2016年2月25日

(記憶以外にも)ないことを証明したり、ないことを探し出すのは難しい/「殺された人が生き返っている」「被験者が増えている」「東条と金城の特徴がチグハグ」てな思いがすぐに出てきたので、日付逆流は半ば予想していた。そして、冤罪も(描写がスゴいテキトー臭かったというのもあるが)/忘れるクスリと対極なんだけど脳が活性化するクスリ…というか手術が描かれるアルジャーノンに花束を。「知らないことの方が幸せ」なんて言葉もある。知らないことと忘れることは似て非なることだけど。忘れられないのは、脳の欠陥、なのだろうか?
★1 - コメント(0) - 2016年2月19日

あいかわらず奇抜でわかりにくい書き出しでスタート。読んでいると途中で仕掛けがわかる(ようになっている)けど,仕掛けがわかったことでさらに「あー」と言わせる仕掛けを期待しながら終了。いい仕掛けだけに,読者の上を行く一ひねりが欲しかった。
★5 - コメント(0) - 2016年2月12日

記憶が消せるって設定はおもしろかったけど、やはり設定に無茶があるというかクローズドサークルの中では成立するかもだけど外に出たらそうはいかないでしょってツッコミどころ満載でうーむ、微妙だったよ!
- コメント(0) - 2016年2月10日

なんとなく察しがついてしまった。なんかちょっと、もやっとして消化不良ぎみだな…。
★9 - コメント(0) - 2016年2月6日

うーん。。トリックにすぐ気づくと驚愕のエンディングも何もなかったですね。どうして?って言うのもつまらない。
★7 - コメント(0) - 2016年1月29日

両親を事故で亡くした女子大生の唯。父親が横領していた事を警察沙汰にしないからお金返して?って言われ、新薬実験に協力してくれたら金額を半分にしてあげるよと甘言に乗せられて承諾しちゃう唯。この子はアホかー!大学生にもなってどんだけ世間知らずだよっ。騙されてるわー、って思ってたらその通りだったし…。記憶を消す新薬「レーテ」についても詳しい説明もないし、全てが漠然としてた。こういう“何も残らない”終わりかたはモヤッとするー(;>_<;)。
★4 - コメント(0) - 2016年1月18日

大体の人がこの本のトリックに途中で気づくと思います。特にミステリー好きの方なら尚更です、 ホラー出身者が書いたミステリーって感じでホラーだったら☆3、ミステリーなら☆2って感じですかね。 ただ新しい事に挑戦している事は間違いないのでその辺で☆3という所にしました… この仕掛けを最後までばれないように描けたら傑作間違い無しなんですけどねー やはり先が見えてしまう物語にはあまり好印象をもてないと感じました
★1 - コメント(0) - 2016年1月6日

なるほど面白い構成。それでキャラクターの登場(あるいは退場)の仕方の違和感にも納得。しかし<リライト>シリーズでも思ったのだけど、勿体ぶった書き方をするなあ。テーマがテーマだから仕方ないのかもしれないけどね。だから、普通の(?)作品も読んでみたいと思った。
★11 - コメント(0) - 2016年1月5日

え、なんで?が気味悪くも心地好い、が(一応)7日間分も読んでいるわけなので、途中でトリックがわかってしまって残念。我々の脳は都合のよい思い込みと忘却のシステムでできている。
★4 - コメント(0) - 2016年1月4日

記憶をリセットする薬ってのは面白いんだけど、ストーリーがそれを活かしきれていない感じ。もう少し壮大な話だったら、入り込めたかも!?
★5 - コメント(0) - 2015年12月20日

Na
リストバンドの日付けがウソじゃないかという展開が読めてしまい、思ったより楽しめなかった。主人公が死を拒否するからか、人が殺される場面を抽象的にしすぎていると思う。せっかくの衝撃的な場面が読者に伝わらないのでは?
★4 - コメント(0) - 2015年12月16日

両親を事故で亡くした女子大生・笹木唯は高額の報酬と引換に記憶消去薬「レーテ」の新薬実験に参加する。眠る度に記憶をリセットされる、7日間の実験。あらゆる『死』を拒絶する唯が辿り着く結末は。。読み終わってから見直してみると、ああ、なるほど。ぼーっと読んでしまったので言われるまで気付かなかったわ。登場人物が減ったり増えたりするなぁって感じたのも気のせいじゃなかったっぽい。最後少しだけモヤッとしたけど、こういうモヤッとは嫌いじゃない。それにしても、南さんイケメンだったなあ。
★6 - コメント(0) - 2015年12月9日

なんかこういう作品久々に読んだな(遠い目。エピローグから始まる物語。面白かったです。
★5 - コメント(0) - 2015年12月7日

不思議に思ったセリフや行動も最後にスッキリできました。何故かドグラ・マグラを思い出した。結局南さんは男性ってことでいいの?
★2 - コメント(0) - 2015年12月5日

他の方の感想にもよくあるように私も結構序盤から展開は読めちゃったけど、最後まで読んでもう一回時系列に読み返したくなった。そういう意味では二度読み必須かな。
★5 - コメント(0) - 2015年12月4日

忘却のレーテの 評価:68 感想・レビュー:190
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