凶器は壊れた黒の叫び (新潮文庫nex)

凶器は壊れた黒の叫び (新潮文庫nex)
あらすじ・内容
新聞部の創設。柏原第二高校に転校してきた安達は、島で唯一の小学生・相原大地のために部活動を始めることを提唱する。賛成するクラスメイトたちだったが、七草はそれが堀を追い込むために巧妙に仕組まれた罠であることに気づく。繙かれる階段島の歴史と、堀が追い求めた夢。歩み続けた7年間。その果てに彼女が見つけた幸福と、不幸とは……。心を穿つ青春ミステリ、第4弾。

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凶器は壊れた黒の叫びの感想・レビュー(780)

黒に対しての描写が面白かった 綺麗な終わり方なのかもしれないけれど 七草や真辺たちをまだ見ていたい(表現がおかしいかな?) という気持ちがあってつい続編が欲しいと 思ってしまう 感動系でも恋愛でもない。 尊敬しているんだろうけどそれだけの関係じゃない という難しい関係が良かった なぜか何度か泣きましたw
★8 - コメント(0) - 3月21日

今まででいちばん難しく感じた。でもそれをどうにか拾いたいと思った。言葉と行動なら真辺は後者を、七草は前者を優先する。「泣きながら『大丈夫』という人がいたとき、真辺は涙の方が重要だと考える。でも七草なら、泣きながらでも『大丈夫』と言った理由まで考えるだろう」「君は言葉をそのまま受け取るのが誠実だと思っている。僕は心情をできるだけ汲み取るのが誠実だと思っている。正反対だ」愛でも恋でもない真辺と七草のような関係性を他に知らない。彼女の生き方は厳しくてしんどくて脆い。それを美しいとは思わないが、綺麗だと思う。
★17 - コメント(1) - 3月20日

表現が回りくどくて疲れるんだけど、それが美しかった。真実が明らかになっていっているのに、全然すっきり出来なくてひたすら切ない。幸せって何なんだろう?人は何のために夢を持つのかな?みんなそれぞれ優しい、優しすぎるのかな。どんな風に進んでいくのか楽しみ。
★8 - コメント(0) - 3月20日

心を穿つ青春ミステリ、階段島シリーズ、第4巻。階段島創造の歴史が明かされる。前巻から読んだのが1年ぶりだからか、あるいはいい言葉が多すぎるからか、あるいは前巻読んだ時調子がなんか悪かったからか、前巻から所々忘れてるような気がしたが、大方思い出した気がする。いろんなことが凝縮されてて、おもしろかった。まさか、七草が2人居るとは……黒子のバスケの赤司みたいだ。先代の魔女も明かされたし、ここから終わりに向かって加速していくのかな?同作者の前作『サクラダリセット』もアニメ化されるし、乗るぜ、このビッグウェーブに。
★13 - コメント(0) - 3月18日

階段島シリーズ4作目。新聞部を創設し堀を追い込もうとする安達、それを防ごうとする七草。その過程で明かされる階段島の歴史。 まさか七草が二人いるとは思わなかったですね…。私は、二回目にやってきた七草が好き。黒としては弱いかもしれない。でも真辺への想いは他のどんな感情よりも強く、美しい。大好きだよ。
★20 - コメント(0) - 3月17日

階段島シリーズ4作目。なんとも複雑である。頭の中で、いろんなことが、グルグル回っている。誰がどのように幸福か。それが階段島を作りうる、そして壊すかもしれないことにつながる。七草は、誰を思い、行動するのか。今までの謎が解明されて、ここからがおもしろくなるというところで終わってしまった。今後、どういう展開になるのかな。2016年11月、新潮文庫nex。
★52 - コメント(0) - 3月14日

階段島シリーズ4作目。舞台は再び「捨てられた側」へ。安達の来訪と新聞部の創設。階段島の起源と七草・堀・安達らに関して真相が遂に提示される。七草と真辺の、対極にありながら引かれ合う関係が愛おしい。今までの3作で提示された伏線が解体されていく過程はミステリとしても爽快感がある。
★6 - コメント(0) - 3月13日

階段島シリーズ第4作。やはり、自分は魔女こと堀さんに近いところがあるのかなとは感じる。優しさとは、相手を否定しないこと。だからこそ、言葉は慎重になり、自分は傷ついてしまう。それぞれの思惑が、この島を、そして外の世界を、どう動かしていくのか、まだまだわからない。
★37 - コメント(0) - 3月12日

ことば一つ一つが考えられてる本だなと思う。しかし、間が空くと忘れてしまう。次号の前には最初からもう一度読まなければ。
★14 - コメント(0) - 3月11日

階段島シリーズの4作目。現実は思い通りにならないけれど、思い通りになる世界でさえも思い通りにはならない。理想の世界を保つために苦しむ魔女を7年間支え続けて、でもとうとう諦めてしまった最初に捨てられた七草の気持ちを考えると切なくなる。しかしその七草にとって、自分を拾い上げた上で魔女の理想を守ると決めた階段島の現七草の判断は救いになったのではないかと、そう思いたい。真辺の純粋さを崇めながら、堀の理想を守るために対立する道を選んだ七草が、これからどう振る舞い、話が進んでいくのか期待したい。
★13 - コメント(0) - 3月10日

図書館本。階段島の成り立ちが分かった巻。安達の目的が分かり七草と魔女や真辺のこともどうなっていきそうなのかということが分かりかけてきたのかなと思います。思いがけない人が重要な人だったりもしている感じで、ますますこの階段島はどうなっていくのかが気になるところです。魔女は幸福によって呪われている。幸せであることが魔女の条件だとすると次第に苦しくなるのかなと思います。100万回生きた猫の「たくさんの感情が点々と散らばっていて、それを包んでいる空白の名前が愛なんだ。」という言葉になぜかすとんと納得させられました。
★48 - コメント(0) - 3月8日

シリーズ第4弾。このシリーズはやっぱり難しい。でもこの刊で謎だった部分がかなり明らかになった。次はいつ発売になるんだろう…忘れないうちに早く読みたい!
★22 - コメント(0) - 3月7日

シリーズの第4弾。階段島の成り立ちや、登場人物の生い立ちが明らかになっていく。そして、七草と真辺の関係も進展?している。だからと言って、先が見えている訳でなく、新たな登場人物も加わって、この先の展開は読めない。 人の持つ感情や、相手に対する想いと言うのが、このシリーズを通して大切にされていると思う。それは、気持ちの奥に隠れているような、とても繊細なものだと思う。 ここまで読み続けると、やっぱり今後に期待してしまいます。
★11 - コメント(0) - 3月7日

うーん、この手のモヤっとしたストーリーを間を空けて読んでしまうと、細やかな設定を忘れていて、ますますモヤモヤ… かと言って一気に再読したい程でも無く…
★18 - コメント(0) - 3月7日

優しさって難しいですね(@_@)
★18 - コメント(0) - 3月6日

時間がとれず久々に読了。階段島シリーズはどれも魅力的なタイトルだが、本作のそれは何よりも意味を持っている。
★7 - コメント(0) - 3月4日

丁寧にゆっくりと紡がれていたこの物語、ついに様々なことが明かされました。登場人物の思考の交わり、とても複雑ですがとても美しい。七草と真辺は、名前が付けられない、でも大切な関係です。枠に捕らわれず純粋に理想的な関係を模索する姿、大変素敵だと思います。堀の思惑が込められた階段島、これから一体どうなっていくのか見逃せません。続きが待ち遠しいです。
★10 - コメント(0) - 3月3日

tak
【22】最寄り駅に着いたら雨が降っている。そして傘はない。相方のお迎え待ちしながら読了ー。前どんな展開だったか記憶が朧げだ。こーゆー続き物は最初から読み返さないと深く内容を理解することができないかもしれない。そして大地の件は次巻に保留…えー!
★10 - コメント(0) - 3月1日

現実世界の真辺を見た後でこちらの真辺を見るとbefore afterがよく分かった。堀が苦しみながら大事に守ってきたものを正くないと否定し、自分が魔女になると宣言する真辺は残酷だと思う。今まで傍で支えてくれていた人を失った堀はこれからどうなっていくんだろう?憐れでならない。次回、真辺は魔女になるのか?真辺が魔女になったら崩壊しか想像できない。☆3
★8 - コメント(0) - 3月1日

「こんなにも豪華な明かりはいらない。足ものを照らす、豆電球ひとつでいい。みるべきものから目を逸らさないための光が、一筋あればそれでいい。」階段島のいろいろな謎が一気に解決された巻。一番メッセージ性の強い巻だと思う。七草と真辺の関係性は他にはかえられない、こうやって一緒にいるのもいいなと思わされた。
★17 - コメント(0) - 2月25日

階段島の成り立ちと安達の正体が明かされるシリーズ第4弾。美しく強いものに惹かれる七草。堀を選んだ七草は、理想を捨て堀を救おうとしたが、そんな自分に耐えられず壊れてしまった。真辺を選んだ七草は、壊れた七草を取り込み、堀の理想の継続を望む。理想を捨てることができないのなら、今ある理想以上の結末を起こすしかないのか。それは、やっぱり真辺以外いないのだろう。
★19 - コメント(0) - 2月23日

階段島シリーズ第4弾を読了。 前回登場した安達は、やっぱり階段島にとって不穏分子だった。堀がどうやって魔女になったのか、時任さんの立ち位置は等々、謎が解けていく所が今回の見所でしょうか。 大地君の問題を解決することが、このシリーズの終着点になりそうなので、この先も注目していきます。
★12 - コメント(0) - 2月18日

読了。 前巻がミステリー要素がほぼ無かった気がしたが今回は帰ってきた感じ。 居るのかな〜とか思ってた同じ人物が二人とかやっぱりあったか〜。 時任さんの正体もやっとわかってスッキリ。 結構意外な展開になってきたのでやっぱり今後の展開も気になる。 そんな一冊。
★14 - コメント(0) - 2月16日

階段島の真実が白日の下に晒され、物語は急展開を見せる。いよいよ佳境へ。そしてやはり全ては七草の物語なのだと実感。きっとそれぞれの登場人物がそれぞれに与えられた役割を果たしているだけなのに、それぞれの思惑が実に複雑に絡み合い、深みを増す。次巻以降が待ち遠しい。
★11 - コメント(0) - 2月16日

安達と七草の攻防戦。安達が階段島を訪れた理由は堀から魔法を奪うためだった。魔女になる条件は幸福であり続けること。幸福であると言い切る事は、不幸でないと言い切るよりも難しいと思う。この巻のテーマは「夢(理想)」と「幸せ」が矛盾したらどちらを選ぶか。階段島には二人の七草(堀が好きな七草、真辺が好きな七草)がいて、七草は七草を殺してしまう。殺された方の七草は些細な光で変化してしまう黒になりたかった。しかし、新しい色を求めてしまった。「彼を殺したのは僕だ。僕に殺させたのは彼だ。」やはり先代の魔女は時任さんだった
★10 - コメント(0) - 2月16日

階段島の謎が一気に明らかになったこの巻。捨てた側の前巻とやっぱり雰囲気が違い、捨てられた側の七草と真辺の関係は何だか尊い。
★13 - コメント(0) - 2月14日

読後、凶器の意味と壊れた黒の意味がわかる。ああ、ああ、という感じて読み進めた。続きが早く出てほしい。おそらくこのシリーズはイッキ読み向き。
★10 - コメント(0) - 2月13日

堀は本当に優しい子である。優しすぎて、全てを愛そうとして、その結果苦しんでいる。全ての人間が幸福であることは不可能である。しかし、それを望んで魔法を使い、階段島に捨てられた人々を呼ぶことで、理想を現実へと変えようとした。そんな堀はやはり優しい。この四巻にて階段島の真の謎、安達の思惑、七草の過去、堀の過去など多くが明らかになる。そしてまた新しい物語が次に語られるだろう。こんなにも優しくて、理想が込められ、悲しくもあり幸せでもあるこの階段島の物語を、まだ僕は追い続けたい。自作を楽しみにしている。
★15 - コメント(0) - 2月13日

優しすぎるくらいに優しい魔法を使う階段島の独裁者。帯に書いてるような慟哭はしやんかったけど、読み進めるほどに、その優しさに、その繊細さに胸が痛かった。悲しくなるほど優しい魔法使いを支えながら、どこまでもまっすぐな真辺の隣りに居続けることを決意した七草の勇気はどんな結末を迎えるんでしょうか。このシリーズ大好きです。『僕は弱々しい黒でいよう。透明な黒でいよう。彼女の孤独な理想を抱きしめて、その光を遮らないまま、僕だって孤独な黒でいよう。』
★48 - コメント(0) - 2月11日

★★★★☆
★3 - コメント(0) - 2月7日

前回登場した安達が階段島に現れ、魔女を追い詰めるために色々と画策していく。七草は魔女である堀を守ろうとするが、対して真辺は七草に並々ならぬ好意を抱きつつも自分の信念を貫くことで七草と対峙することになる。巻を追うごとにこの作品は哲学的な感じがする。捨てられた人格を拾い上げ、持ち主が取りに来るのをひっそりと待つ魔女の棲む島。その魔法は泣きたくなるくらい優しくて、だけどある種の人からは愚かに映る。他人が完璧にわかりあうことは難しい、けれどとことん話し合って歩み寄ることはできる。メッセージ性の強い物語だと思った。
★16 - コメント(0) - 2月5日

魔女の話。シリーズ中で飛び抜けて良い一冊。なんという優しくて静かな世界。
★11 - コメント(0) - 2月5日

階段島シリーズ第4弾。前作のラストで階段島に現れた安達の思惑によって、徐々に追い込まれていく七草と堀。7年前に階段島が造られた創生の秘密と魔女の成り立ちが明らかにされていく。堀が夢として追い求めた理想の世界は、果たして自身を幸せにしているのだろうか。誰もが強くありたいと願うなかで、真辺の眼差しはとても真っ直ぐで眩しく光り輝いている。そして、眩い二つのピストルスターを前に、光に照らされる七草の選択は、とても切なく、脆い黒が放った心からの壊れた叫びが夜空に響く。それでも、光に寄り添い続ける黒であることを願う。
★40 - コメント(0) - 2月5日

『汚れた赤~』で実世界に混乱をもたらした安達が、想像よりはるかに大きな混乱を階段島にもたらす。階段島の出来た経緯や堀と七草の関係など、多くの謎が解明され、さらに多くの謎をもたらした巻。
★19 - コメント(0) - 2月4日

ここにきて堀の株爆上げ回。3巻までも堀さんの綺麗さや可愛らしさはしっかり描写されてたんだけど、4巻後半のあるシーンでの堀さんの行動はキュン死してしまうくらい普段とのギャップがありそれを見たら必ず堀さんを好きになってしまうこと間違いなし。 本編は階段島の核心について描写されてるのでおいそれとは話せない。けれども、3巻までの大小の伏線が回収されていてまた一巻から読み返したくなってしまう。何気ない一文だったものがこの巻をよんで別の意味を帯び
★8 - コメント(0) - 2月3日

魔女のことや階段島の仕組みが明らかになっていき、伏線が徐々に回収されてきました。階段島の歴史に七草が絡んでいたとは想定外。一番好きなシーンは、七草が真辺に「大好きだよ」というところ。真辺と七草の関係性が好き。透き通ったガラスのよう。現実の二人はどんな状態になっているのか気になります。
★9 - コメント(0) - 2月2日

解決しないけど前進して、後退した感じ。黒の叫びは切なかった。
★5 - コメント(0) - 2月1日

何となく想像通り(「理想的」って言う方が正しい?)の結末でした。。続きがあるなら次回が完結になるのでしょうか。
★7 - コメント(0) - 1月31日

七草と真辺の関係が好きだ。どうしようもなく美しいと感じる。その関係をきれいに形容することができる言葉が見つからないのも。
★13 - コメント(0) - 1月30日

『感情に負けて理想を追う邪魔をした』という文が印象的。私は七草君と真辺由宇の関係が好きだけど、堀さんと過去の七草君には感情的な形で幸せになってもらいたかった。だって真辺由宇が階段島の改善を願っているのだもの。堀さんの幸せはどこにあるのだろうか。
★16 - コメント(0) - 1月26日

凶器は壊れた黒の叫びの 評価:58 感想・レビュー:290
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