凶器は壊れた黒の叫び (新潮文庫nex)

凶器は壊れた黒の叫び (新潮文庫nex)
あらすじ・内容
新聞部の創設。柏原第二高校に転校してきた安達は、島で唯一の小学生・相原大地のために部活動を始めることを提唱する。賛成するクラスメイトたちだったが、七草はそれが堀を追い込むために巧妙に仕組まれた罠であることに気づく。繙かれる階段島の歴史と、堀が追い求めた夢。歩み続けた7年間。その果てに彼女が見つけた幸福と、不幸とは……。心を穿つ青春ミステリ、第4弾。

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凶器は壊れた黒の叫びはこんな本です

凶器は壊れた黒の叫びの感想・レビュー(709)

階段島の成り立ちと安達の正体が明かされるシリーズ第4弾。美しく強いものに惹かれる七草。堀を選んだ七草は、理想を捨て堀を救おうとしたが、そんな自分に耐えられず壊れてしまった。真辺を選んだ七草は、壊れた七草を取り込み、堀の理想の継続を望む。理想を捨てることができないのなら、今ある理想以上の結末を起こすしかないのか。それは、やっぱり真辺以外いないのだろう。
★6 - コメント(0) - 2月23日

階段島シリーズ第4弾を読了。 前回登場した安達は、やっぱり階段島にとって不穏分子だった。堀がどうやって魔女になったのか、時任さんの立ち位置は等々、謎が解けていく所が今回の見所でしょうか。 大地君の問題を解決することが、このシリーズの終着点になりそうなので、この先も注目していきます。
★8 - コメント(0) - 2月18日

読了。 前巻がミステリー要素がほぼ無かった気がしたが今回は帰ってきた感じ。 居るのかな〜とか思ってた同じ人物が二人とかやっぱりあったか〜。 時任さんの正体もやっとわかってスッキリ。 結構意外な展開になってきたのでやっぱり今後の展開も気になる。 そんな一冊。
★5 - コメント(0) - 2月16日

階段島の真実が白日の下に晒され、物語は急展開を見せる。いよいよ佳境へ。そしてやはり全ては七草の物語なのだと実感。きっとそれぞれの登場人物がそれぞれに与えられた役割を果たしているだけなのに、それぞれの思惑が実に複雑に絡み合い、深みを増す。次巻以降が待ち遠しい。
★7 - コメント(0) - 2月16日

安達と七草の攻防戦。安達が階段島を訪れた理由は堀から魔法を奪うためだった。魔女になる条件は幸福であり続けること。幸福であると言い切る事は、不幸でないと言い切るよりも難しいと思う。この巻のテーマは「夢(理想)」と「幸せ」が矛盾したらどちらを選ぶか。階段島には二人の七草(堀が好きな七草、真辺が好きな七草)がいて、七草は七草を殺してしまう。殺された方の七草は些細な光で変化してしまう黒になりたかった。しかし、新しい色を求めてしまった。「彼を殺したのは僕だ。僕に殺させたのは彼だ。」やはり先代の魔女は時任さんだった
★6 - コメント(0) - 2月16日

階段島の謎が一気に明らかになったこの巻。捨てた側の前巻とやっぱり雰囲気が違い、捨てられた側の七草と真辺の関係は何だか尊い。
★9 - コメント(0) - 2月14日

読後、凶器の意味と壊れた黒の意味がわかる。ああ、ああ、という感じて読み進めた。続きが早く出てほしい。おそらくこのシリーズはイッキ読み向き。
★7 - コメント(0) - 2月13日

堀は本当に優しい子である。優しすぎて、全てを愛そうとして、その結果苦しんでいる。全ての人間が幸福であることは不可能である。しかし、それを望んで魔法を使い、階段島に捨てられた人々を呼ぶことで、理想を現実へと変えようとした。そんな堀はやはり優しい。この四巻にて階段島の真の謎、安達の思惑、七草の過去、堀の過去など多くが明らかになる。そしてまた新しい物語が次に語られるだろう。こんなにも優しくて、理想が込められ、悲しくもあり幸せでもあるこの階段島の物語を、まだ僕は追い続けたい。自作を楽しみにしている。
★12 - コメント(0) - 2月13日

優しすぎるくらいに優しい魔法を使う階段島の独裁者。帯に書いてるような慟哭はしやんかったけど、読み進めるほどに、その優しさに、その繊細さに胸が痛かった。悲しくなるほど優しい魔法使いを支えながら、どこまでもまっすぐな真辺の隣りに居続けることを決意した七草の勇気はどんな結末を迎えるんでしょうか。このシリーズ大好きです。『僕は弱々しい黒でいよう。透明な黒でいよう。彼女の孤独な理想を抱きしめて、その光を遮らないまま、僕だって孤独な黒でいよう。』
★42 - コメント(0) - 2月11日

★★★★☆
★3 - コメント(0) - 2月7日

前回登場した安達が階段島に現れ、魔女を追い詰めるために色々と画策していく。七草は魔女である堀を守ろうとするが、対して真辺は七草に並々ならぬ好意を抱きつつも自分の信念を貫くことで七草と対峙することになる。巻を追うごとにこの作品は哲学的な感じがする。捨てられた人格を拾い上げ、持ち主が取りに来るのをひっそりと待つ魔女の棲む島。その魔法は泣きたくなるくらい優しくて、だけどある種の人からは愚かに映る。他人が完璧にわかりあうことは難しい、けれどとことん話し合って歩み寄ることはできる。メッセージ性の強い物語だと思った。
★14 - コメント(0) - 2月5日

魔女の話。シリーズ中で飛び抜けて良い一冊。なんという優しくて静かな世界。
★8 - コメント(0) - 2月5日

階段島シリーズ第4弾。前作のラストで階段島に現れた安達の思惑によって、徐々に追い込まれていく七草と堀。7年前に階段島が造られた創生の秘密と魔女の成り立ちが明らかにされていく。堀が夢として追い求めた理想の世界は、果たして自身を幸せにしているのだろうか。誰もが強くありたいと願うなかで、真辺の眼差しはとても真っ直ぐで眩しく光り輝いている。そして、眩い二つのピストルスターを前に、光に照らされる七草の選択は、とても切なく、脆い黒が放った心からの壊れた叫びが夜空に響く。それでも、光に寄り添い続ける黒であることを願う。
★38 - コメント(0) - 2月5日

『汚れた赤~』で実世界に混乱をもたらした安達が、想像よりはるかに大きな混乱を階段島にもたらす。階段島の出来た経緯や堀と七草の関係など、多くの謎が解明され、さらに多くの謎をもたらした巻。
★17 - コメント(0) - 2月4日

ここにきて堀の株爆上げ回。3巻までも堀さんの綺麗さや可愛らしさはしっかり描写されてたんだけど、4巻後半のあるシーンでの堀さんの行動はキュン死してしまうくらい普段とのギャップがありそれを見たら必ず堀さんを好きになってしまうこと間違いなし。 本編は階段島の核心について描写されてるのでおいそれとは話せない。けれども、3巻までの大小の伏線が回収されていてまた一巻から読み返したくなってしまう。何気ない一文だったものがこの巻をよんで別の意味を帯び
★7 - コメント(0) - 2月3日

魔女のことや階段島の仕組みが明らかになっていき、伏線が徐々に回収されてきました。階段島の歴史に七草が絡んでいたとは想定外。一番好きなシーンは、七草が真辺に「大好きだよ」というところ。真辺と七草の関係性が好き。透き通ったガラスのよう。現実の二人はどんな状態になっているのか気になります。
★8 - コメント(0) - 2月2日

解決しないけど前進して、後退した感じ。黒の叫びは切なかった。
★4 - コメント(0) - 2月1日

何となく想像通り(「理想的」って言う方が正しい?)の結末でした。。続きがあるなら次回が完結になるのでしょうか。
★6 - コメント(0) - 1月31日

七草と真辺の関係が好きだ。どうしようもなく美しいと感じる。その関係をきれいに形容することができる言葉が見つからないのも。
★11 - コメント(0) - 1月30日

『感情に負けて理想を追う邪魔をした』という文が印象的。私は七草君と真辺由宇の関係が好きだけど、堀さんと過去の七草君には感情的な形で幸せになってもらいたかった。だって真辺由宇が階段島の改善を願っているのだもの。堀さんの幸せはどこにあるのだろうか。
★14 - コメント(0) - 1月26日

大地の階段島脱出から端を発した今巻だったが、なぜか魔女と七草の物語に。大地の問題は持越しですね。七草は優しすぎるな。堀のために壊れてしまった昔の七草が拾ってもらえてよかった。真辺の理想のために敵にもなる七草が壊れた黒にならないことを願う。途中壮絶な恋の物語になっていたが、その恋におぼれてしまうことを良しとしない純粋さが階段島にいるということは、現実での2人は甘々な恋人になっていたりするのかも?想像できないなww
★21 - コメント(0) - 1月25日

今回は七草くんについて色々知れる巻でした!ピストルスターを7年前誰が描いたのか1巻で疑問に思ってた答えが分かってスッキリしました!!他にも色々疑問に思ってたことがこの巻で明らかになってとってもスッキリしました!!!魔女も大変だなぁ…
★21 - コメント(0) - 1月25日

綺麗な日本語とかは相変わらずで、一文一文がとても優しい。今作は階段島や魔女の根本についてです。黒色にも脆い黒と強靭な黒がある。なんとなくわかる気がします。
★9 - コメント(0) - 1月24日

魔女について、階段島について様々なことが明らかになった。ゆっくり丁寧に進むけどいらない文章はなくて。それぞれみんなが優しくて正しい。七草の考え方はとても好き。やっぱり時間がたって忘れてることも多いから、シリーズ終わったら絶対読み返したいなと思う。
★13 - コメント(0) - 1月23日

階段島の秘密、魔女の秘密がだいぶ明らかになった。うーん、自分は魔女や、魔法の仕組みが明らかになってほしくなかったのかもしれない。読んでて全然わくわくしない。真辺と七草の2人がこの階段島でどう過ごすのかを眺めているのがただただ楽しいだけなのかもしれない。真辺と七草の関係性は自分も美しくて理想的な形であると思うのですが、そこに堀とか安達とかが入ってきてほしくない。とうとう敵対してしまうような流れになった今、私は何を希望にこの作品を読めば良いのかわからなくなってしまった。
★15 - コメント(0) - 1月22日

rei
階段島シリーズは4作品全て読んでるけど回りくどさがなければもっと楽しく読めるんだろうな、と思います。比喩、表現の美しさはまさにこの物語のヒロイン真辺由宇そのものといった感じ。綺麗で突っ走っていて周りの人々が置き去りにされる。もちろん好きな人もいるのだと思います。七草のように。シリーズ通して分かったことは自分は七草というキャラクターがどうも好きではないということ。この物語の世界観は大好きなのに。
★7 - コメント(0) - 1月22日

島の外でどうだったのか覚えてないなぁ。何となく人間関係を察しながら読んだ。階段島って本当に魔法使いの島だったのね。いつもながらタイトルが文中に出てくるとグッと来る。
★14 - コメント(0) - 1月21日

ちびっこの話かと思ったら、魔女っこの話だった。ちょっと俺には難しくて、あまりしっかり読めなかった。
★3 - コメント(0) - 1月21日

階段島シリーズの根幹、魔女にまつわる物語。クリスマスの通販の件など、今までのシリーズ中の謎をきれいに繋ぎ合わせて、魔女という存在について深く掘り下げた一冊。物語の根幹を描いているだけのことはあり、読んでてすごい惹き込まれました。
★16 - コメント(0) - 1月20日

階段島シリーズ4作目。前回登場した安達と堀に関する過去が表される。安達の攻撃的で挑戦的な発言に対抗する七草。正しさを求める真辺。マイペースな百万回生きた猫に、顔を隠したトクメ先生。小学生の大地。それぞれ全く違う境遇の全く違う性格をもつ皆の思いが交錯する。七草と堀の関係とか魔女の話が面白かった。今までの伏線が全て繋がって収まる感じ。タイトルがものすごく合っていると思う。凶器は壊れた黒の叫び。登場人物の中で、個人的に時任さんが好き。どんどん明かされていく階段島の謎。七草たちはこれからどうしていくんだろう。
★98 - コメント(0) - 1月19日

今までに散りばめられたピースが一気に集められて組み立てられていく展開に口角が上がりっぱなし。読んでて何度も「この話面白いな!?」って口にしてました(笑)まだこのシリーズを読んでいなくてこれから一巻から一気に読める人が羨ましい。七草の真辺に対する信仰具合だとか、真辺のまっすぐさとか綺麗すぎて怖いくらい。階段島の寒さと相まってその美しさから目をそらすことができませんでした。
★10 - コメント(0) - 1月19日

堀の理想を守ることを放棄したもう一人の七草の死は、堀をどんな気持ちにさせたんだろうと思うと胸が痛む。真辺の理想のための七草ばかり見ていたからなかなか気づかなかったけれど、死んだ七草の在り方が好きだった。どんどん話が展開して、一巻から読み返したら納得する事が多いと思うが、話が高尚で再読する体力がない。愛とか恋とか、そういうありきたりな物語が好きだから、こういうシリーズはたまに読めるくらいがちょうどいいなと思う。
★9 - コメント(0) - 1月18日

階段島はどうなっていくんだろうとそわそわしながら読みました。七草は2度も自分を捨てていて、壊してしまいそうなのは自分で。 それぞれのピストルスターを信じていたい。題名の意味がわかった時、少し悲しくなりました。 七草の「大好きだよ」にはドキッとしました。(*´`)♡
★11 - コメント(0) - 1月15日

優しさの種類は沢山ある、誰よりも優しい人はきっと、誰よりも不幸なんだと感じた。
★16 - コメント(3) - 1月14日

シリーズ4作目。今回の物語で階段島、魔女の秘密、七草、真辺の感情、いろいろな物の謎が解けていき、あっという間に読み終わってしまった感じがした。最初に捨てられた七草が感じたように、堀がすごく綺麗だと感じたかな。でもやっぱり真辺のまっすぐさが、素敵だとも感じさせられました。読み終わるたびに、キャラクターに愛着が湧き、次の物語がどんどん気になっていきます。真辺の言葉を借りるなら、この話についてもっとたくさん話し合おう、って感じになりました。
★17 - コメント(0) - 1月14日

今回は捨てられた側の物語。シリーズの中で1番好きかも。階段島の歴史が明かされ、これまでの秘密も解明されていく。前作と反対に、どこまでもまっすぐな真辺と、彼女を崇拝している七草の関係が良い。魔女であり続ける掘か、1人の女の子としての堀か、どちらを大事にしたらいいのか悩み苦しく七草にこっちまで苦しくなる。小学生ながら、堀と七草は考え得る幸せを追求してたんだな。悪人だろうがなんだろうが、信じることから入って裏切られた方がいい、その価値観がすごく好きで印象に残った。
★19 - コメント(0) - 1月14日

階段島シリーズ4巻目。今回は、現実の世界の七草君が、再び階段島を訪れてしまう悲劇の幕開けとなりました。階段島が崩壊の危機に陥り、魔女の存在が危うくなりかけてしまう中、彼は魔女の存在を守ろうと必死に行動します。階段島の歴史をひも解いてゆく中で、過去に失った自分に再開した彼。2人の自分が存在する意味について知ることで、魔女が存在する本当の意味を理解していきます。堀、安達、真辺3人の女性から求められモテモテの七草君が羨ましいと思いつつも、真辺を守る為に弱々しい透明な黒になってしまった彼が心配になりました…。
★73 - コメント(1) - 1月13日

抽象的で淡々とした会話がなぜか気持ちいい。大好きです。「階段島の始まり」が語られるシリーズ4巻。敵として現れた安達の言動が堀や七草、真辺の『幸せ』を問いただす。 現実で堀や真辺の様な女の子がいたら、たぶん友達にもなれないくらい性格に違和感を感じるだろうけど、物語の中の彼女たちは恋しくてたまらない。 私的評価★★★☆☆
★10 - コメント(0) - 1月11日

階段島シリーズ4作目。そろそろ飽きてきたと思う気を惹くように、魔女の座をめぐる攻防がスピード感ある展開をもたらす。安達の登場で平穏が崩れる人間関係、大地のために安達が設立した新聞部の狙いはなにか、安達と堀のあやうい対立に真辺はどう影響するのか、そして七草は誰を選ぶのか。魔女の正体や階段島の成り立ちなど、この世界の謎が明かされる。階段島が大きく変化しそうな緊迫感も、湖に生じた小さな波紋にすぎないような静謐な雰囲気は、魔女の優しさのおかげなのか、それとも捨てられた者の諦念なのだろうか。 (★★★☆☆)
★11 - コメント(0) - 1月10日

安達登場でますます階段島の停滞は崩れていき、階段島がつくられた時のエピソードなど、重要な秘密があらかた出揃ったところだと思います。 ここから物語がどう転んでいくのか次巻が楽しみです。
★11 - コメント(0) - 1月10日

凶器は壊れた黒の叫びの 評価:64 感想・レビュー:268
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