グレート・ギャツビー (新潮文庫)

グレート・ギャツビー (新潮文庫)
あらすじ・内容
ただ恋を成就させるため、巨万の富を築いた男。虚栄に満ちた人生の儚さを描く、アメリカ文学の代表的傑作。

豪奢な邸宅に住み、絢爛たる栄華に生きる謎の男ギャツビーの胸の中には、一途に愛情を捧げ、そして失った恋人デイズィを取りもどそうとする異常な執念が育まれていた……。第一次大戦後のニューヨーク郊外を舞台に、狂おしいまでにひたむきな情熱に駆られた男の悲劇的な生涯を描いて、滅びゆくものの美しさと、青春の光と影がただよう憂愁の世界をはなやかに謳いあげる。

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グレート・ギャツビーはこんな本です

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グレート・ギャツビーの感想・レビュー(1973)

5分の3~4くらいの展開の早いところは面白かったのだけれど、私にはまだ難しい。読みにくさも感じたり。そうかー、という気持ち。読んでいて思ったのは、人が何かにのめり込んでいる状態というのは非常に興味深いということ。
★4 - コメント(0) - 3月14日

夢や理想を過剰なまでに具現化しようとするギャツビーはアメリカン・ドリームの象徴であっただろう。資本主義や時代性を考えてもこの小説がある一定の価値を有していることは認める。でも日本生まれ平成育ちの私にとっては、成金趣味も、恋愛の階級ギャップも、アメリカの西と東の差も難しい。自分と共有するものが少なく、登場人物に好感が持てないことも、読書を辛くさせた一因かもしれない。
★6 - コメント(0) - 3月12日

Kom
色々思うところはあるが、ひたすら儚い。
★4 - コメント(0) - 3月6日

2013年の映画を見て、ハヤカワ版読んでからの翻訳2つめ。女性の話し方がかなり蓮っぱ?で、デイズィとジョーダンの若い女の子感が強い。これはこれ、だがますます原文が気になる。▼自分は田舎で育って田舎を出る気もないけど、都会に住んでみたらまたこの物語の印象が変わるかもしれない。
★4 - コメント(0) - 3月2日

虚飾に満ちた上流階級の者たちの薄ら寒い関係性。そこは美醜と貧富で色分けされた世界。親譲りの富に胡座をかく彼らは、愛を、人を、知った風に語る。それは自分に火の粉が及ばぬ距離での逃げ腰の関わり。文明の申し子たる彼らに憧れるニックだが、知るほど辟易してしまう。一方、愛を得る為に手段を選ばず成り上がったギャツビーが迎える結末は、直向きであるが故に報われぬ虚しさも大きい。彼が一刹那感じた愛の煌めきは儚く消えてゆくだけ。不器用に生き、夢破れた彼に、ニック1人が寄せるいたわり。苦境に立つと人の心の内は露わになるもの。
★76 - コメント(14) - 2月24日

華麗なるギャツビーを映画で見たときは、ロバートレッドフォードとミアファローだった。本書の表紙はディカプリオ。上昇志向、若者の奪う程の愛、虚栄、そんなところが受けるのだろう。
★3 - コメント(0) - 2月23日

文豪ストレイドッグスでこの作者さんがキャラクターとしてあられるので気になって彼の名作を読んでみました。読んでいて、元々知っていたことをまた誰かに言われたような気がしました。トム達は自己中心的な人生を生きて名にかが起こるとすぐに去っていく。いくらお金があってもそれが絶対幸せに繋ぐとは限らない。そしてギャツビーですが、恐らく読者により、彼は全てを手に入れていたはずなのに馬鹿馬鹿しい恋と行動により何もかもを失ってしまった愚か者にも見れれば、夢や恋を必死に追いかけて酷い火傷した被害者にも見られるでしょう。
★6 - コメント(0) - 2月17日

【死ぬまでにやりたいこと】フィツジェラルドの『華麗なるギャツビー』を「原書」で読了し自分なりの解釈で「翻訳版」を書きたい。そしてその「翻訳版」は自分が死んだとき棺桶に入れてもらうよう「遺言」を書いておく。。ギャツビーはたいへんな努力家だった。『ホップアロング・キャシディ』という古本の裏表紙に書かれたギャツビーの「1日の時間割」を読むたび目頭が熱くなります。それほどの努力をしても生まれながらの貴族たちとは勝負にならなかったのか。貴族たちと対等に渡り合うためにギャツビーは手を汚すしかなかった。。
★106 - コメント(2) - 2月13日

読んだ後、虚無感が残った作品。1人の女性の為、無一文から富豪へ成り上がっていったギャツビー。だが彼の夢は結局叶わずに終わる。たった1人の女性の為、巨万の富を築き、一心に彼女を思い続けつつ消えていった彼は余りに儚く、哀れで、偉大だった。
★8 - コメント(0) - 2月11日

時は第一次世界大戦が終息して間もないころ。アメリカは短い間の戦後バブルに湧いていた時代。主人公は証券会社に勤めて、それなり羽振りが良かった。だが、隣の主人はこの絢爛豪華な時代を象徴するような人物だと、巷でその人の噂を聴かない日はないほど、人々の寵児だった。その名はギャッツビー。しかし実際は彼はとても感傷的で金メッキの仮面を無理に付けているような若人だった。やがて仮面の装飾はボロボロと剥がれ落ち、滅びてゆく。奇しくも本書が出版されて四年後。大恐慌が訪れる。フィッツジェラルドとギャッツビー。共に滅びた二人よ。
★30 - コメント(0) - 2月5日

★★★★☆アメリカの絢爛豪華な時代の光景を切り取り、多少誇張することによって、時代そのものを描ききった作品。またその一方で、アメリカの通低に流れるモラルまたは観念と言うものを対比として感じさせている。
★7 - コメント(0) - 1月14日

1人の女性を愛し続けた男には同情したくなります。ギャツビーの素性が明らかになるにつれて胡散臭さが出てきますが、それでも主人公と同じように親しみを感じました。
★5 - コメント(0) - 1月11日

バブリーな人生を絵にかいたような物語。底辺には恐慌や西部出身者の思いなどがある。毎晩繰り返される豪奢なパーティー。そしてあっけない結末。人によりけりだろうが、こういう人生もなかなか味わえないな。日本もバブルの時はこういう人は結構いた…。
★25 - コメント(0) - 2016年12月30日

野崎孝の翻訳は少し読みにくい。疲れた。
★3 - コメント(0) - 2016年12月20日

愛する女性に近づく為だけに巨万の富を築き、虚栄の限りを尽くしたギャツビーの儚く虚しい生涯を描いた作品。彼が魅力的なのか、周りの人が屑なのか、その両方なのか。いずれにしても狂おしい程に一途な彼に対し、ビュキャナン夫妻の欺瞞に満ちた結婚生活には反吐が出る。ニックも真理を見抜いてから、夫妻とは関わりを持ちたくなくなる。『ぼくが心からの軽蔑を抱いているすべてのものを一身に体現しているような男』と彼を称すも、愚直な『浪漫的心情』には感嘆し、その偉大さに気付く。しかし彼は全てを置き去りにしてしまった。余りに虚しい。
★7 - コメント(0) - 2016年12月16日

無一文の青年ギャッツビーが、ひょんなことから他人の莫大な遺産を相続し、人生を再スタートさせた。彼がしたことは、昔想いを寄せ今なお想い続けている人妻へ、近づくことだった。近所へ豪邸を買い、毎週豪華なパーティを開催し、人妻の訪問を静かに待つ。物語の語り手でもある隣人の助けを借りて、長年の執念ともいえる夢を手に入れたかに思えたが、その夢は、掴むことなく手からすり抜けて逃げていく。ギャッツビー、他の生き方はなかったのかと、もどかしい思いが、読後拭いきれない。
★4 - コメント(0) - 2016年12月6日

愛する者の為に虚栄を築き、虚栄の中で生き、また愛する者の為に虚栄によって死んでゆく男「ギャッツビー」を時には感情的に、時には冷酷に見つめてゆく語り手によって綴られた物語。虚栄は虚栄でしかなく「ギャッツビー」という幻は結局現実の愛は手に入れられなかった。なんとも切ない物語だった。
★11 - コメント(0) - 2016年12月3日

悲しくて切ない読後感。前半の豪華で派手な話に少々辟易してしまいましたが、その前半があったからこその後半の悲しさ、切なさ。。少し救いもあり、文章も美しく、好きな作品です。村上春樹さんの訳も読んでみたいです。
★2 - コメント(0) - 2016年10月30日

進学や就職のタイミングで周囲が環境の変化に適応して別人のようになっていった事に寂しさを感じたのを思い出す。主人公は自分を相対化できたけど、ギャツビーは引きずってしまった。ギャツビーに惹かれてしまうのは郷愁かな。
★4 - コメント(0) - 2016年10月23日

だれかによれば、このグレート・ギャツビーこそが世界最高の小説だという。ぼくは権威に弱いので読んでみることにした。この作品は1920年代に書かれた古典なので、訳書にもいろんなヴァージョンがある。とりあえずず、サリンジャーの翻訳でおなじみの野崎孝さんのヴァージョンから読んだ。……なるほど。さっぱり頭に入ってこなかった。初めて読んだからか、ゲーム脳(ペルソナ5脳)になっていたからか、あるいは早く読みすぎたからなのか。細部に神が宿るというし、ゆっくり読む必要がある本だったのかもしれない。
★17 - コメント(0) - 2016年10月11日

16-171】初読時にはあまりにも多くのものを見過ごしたまま読み終えてしまっていたんだなあ、と愕然たる思いの再読。中盤からは止め時が掴めなくて一気読みで、結末の余韻のただなかに居ながらも序盤の栄華を思い起こさずにはいられない今はとにかく胸の内が重くて苦しい…。裏表紙のあらすじに書かれた執念の一言に尽きると思うしああいう独りよがりを愛だなんて言ってくれるなという憤りも少し。言葉の選択は透徹した洗練、回りくどさまでもが読み手の想像力をしっかり煽って駆使させるからこそ野崎さんの訳文が好きだ。
★11 - コメント(1) - 2016年9月18日

来年のミュージカル(観劇)の準備として読了。時代の空気感がミュージカル向きだし、彼の死をどう演出するのか楽しみ。ただ作中の女性の会話文がどうにも。若い女性の“あんた”にはがっかりするし、性格に合わない敬語、語尾が“だがな”ってあんまりでしょう。しばしばずっこけてしまった。初版が昭和49年だから仕方ないのか??何とかスムーズに変えられないものか。
★6 - コメント(0) - 2016年9月18日

「親友」。不思議とこの言葉が脳裏に響く。 ギャツビーは「光」を作りながらも常に「陰」に存在していた。それは孤独であり、哀しみである。富はあるが、愛はどこにもない。飾られた愛は真実ではない。
★5 - コメント(0) - 2016年9月15日

村上春樹訳は置いておいて、先にこちらの訳を読んでみた。文章は訳文ながら華麗で、比喩が美しい。それ以上でもそれ以下でもない作品だ。これが日本の小説ならば、純文学に分類されるのだろう。スタイリッシュな雰囲気に酔える人ならばこれは名作だろうが、そこまで酔えるほど自分向きではなかったようだ。
★3 - コメント(0) - 2016年9月15日

今に主流なのは、村上春樹訳のギャツビーだろうが、最初に訳されたこちらの訳本を読んでみた。感情描写や、数ある風景描写に必ずしも理解が至らなかった。ギャツビーは一人の女性を忘れず、ずっと愛していた。しかし、自身の身分では付き合えることは出来ないと分かっており、そのため、お金持ちになり彼女に見合う人間になり彼女を掴もうとしたのだ。でも、あの最期は哀しすぎるよ。ずっと愛していた彼女にも見捨てられ、彼には一人として親しき者は居なかった。最期まで孤独であったが、彼は親に尽くしており、親に愛されていたのが救いであった。
★20 - コメント(0) - 2016年9月7日

2016年702冊め。【197/G1000】一人の女性への愛を成就させるために、あらゆる手段を用いて巨万の富を築いた男。豪華絢爛な夜会の、その光と影の虚像。何度も映画化されているが、それはベトナム戦争後だったり9.11テロの後だったりと、アメリカが国家として揺れている時期が多い。失敗しても過去は取り戻せると信じるギャツビーの姿は、アメリカ人にとって希望の物語なのだろうか。
★119 - コメント(2) - 2016年9月7日

一人の女性に情熱を注ぐギャツビーと何事にも覚めている語り部のぼく。二人の主人公は著者自身の二面性を表しているという巻末解説に納得。是非解説を読んでいただきたいです。時代背景、著者自身の経歴を知るともっとこの作品を楽しめるはずです。
★2 - コメント(0) - 2016年9月4日

ちょっと読みにくかった...。一人の女性を奪うために巨万の富を築き、やがて滅んでいく様は確かに読み応えがあった。滅びの美学というか、なんだか日本的な作品だなぁと感じる。
★62 - コメント(0) - 2016年8月29日

息子が投げ出した本、軽い気持ちで手に取る。何の予備知識もなければ退屈な人間関係が描かれるだけだが、roaring twenties 狂騒の20年代という言葉を知っているとそこに込められた意味もある程度分かる。第一次大戦が終わり急速に都市化したアメリカ、その中心となるニューヨーク近郊が舞台となる。主人公の大邸宅とそこで繰りひろげられる華やかなパーティー、そしてその内面に潜む孤独感。日本でいえば大正から昭和初期になるが、そういう時代にアメリカでは熱狂と空虚が支配した。確かに文学には時代の本質を捉える力がある。
★18 - コメント(0) - 2016年8月24日

富と愛。たった一つのものを追い続けたはずの男の、儚くも悲しい物語。愛していなかったとは言えない。と言ったデイズィの言葉はとてもわかる気がした。愛さえも無常なのだろう。
★5 - コメント(0) - 2016年8月18日

前半は文章の美しさや個性的な登場人物に惹かれながら読んでいましたが後半からはストーリーに惹き込まれていました。ただ、ここまで一人の女性を愛せるものかとやや興ざめの感もありましたが面白かったです。タイトルの意味もそういった通常の人とは異なる一途さを持ったギャッツビーをして「グレート」としているのでしょうか。恋愛小説ではないような気もしますが、後味が悪い作品であることは確かです。それにデイズィのしたたかさは凄まじいなぁ。なかなか難易度の高い小説だとも感じたので映画も観てみたいですね。
★95 - コメント(0) - 2016年8月17日

「ノルウェイの森」で知り読みました。夏の終わりにぴったりな本。過去の恋を引きずるのは男性に多いのかもしれないですね。女性はなかなか今の幸せを手放さないものです。「ぼくなら無理な要求はしないけどな。過去はくりかえせない」過去はくりかえせる!とギャツビーは破滅していきます。過去の恋を取り戻すために金さえあればと稼いでいるうちに、金の魔力に取り込まれてしまったようにも見えます。
★15 - コメント(0) - 2016年8月12日

いつか読もう、の名だたる名作をついに読了です。夜な夜な繰り広げられる絢爛豪華なパーティーの描写がとてつもなく儚く、きらびやかであればあるほど虚しさを炙り出そうとするかのようです。キャツビーにとって愛は全てだったのに、それは過去のものだと気付く事が出来ない悲しさ。最後の数頁の描写が特に素晴らしく胸を打ちます。「あんたには、あいつらをみんないっしょにしただけの値打ちがある。」読む機会を頂き感謝です。【ガーディアン必読1000】
★38 - コメント(0) - 2016年8月10日

表現はとても詩的で情緒的で、絵画を見ているように綺麗。なんだけれども、どうも読みにくくて読みにくくて。笑 英語で読んだらまた違うのかしら。映画をみたことがないのでそっちも観てみたくなった。 個人的には解説がなかなか面白かった。
★4 - コメント(0) - 2016年7月10日

むずかし杉謙信
★2 - コメント(1) - 2016年6月30日

「ノルウェイの森」に何度もでてくるので読みたくなって。 訳本独特の言い回しになかなか読み進めませんでしたが、話が進むにつれ読めるようになりました。ギャツビーに事件の全てを背負わせてしまったデイズィはひどい。でも彼女の残りの人生に、その事件はずっとつきまとったのでは。。。
★11 - コメント(0) - 2016年6月23日

前半はひたすら、金持ち連中の豪奢な生活の描写が続き苦痛だった。後半にかけて物語が動きだし、ページを繰る手も滑らかになったが。読み終えて思ったのは、当時のアメリカの東部、中西部の雰囲気がわかればより深く作品を味わえただろうが、極東の21世紀に生きるわたしなんぞには難しかったかなということ。それに、ディズィもギャッツビーもトムも空虚で、悲しさも同情も喚起しなかった。見せかけの豪華さや喧騒の中の生活では、愛さえも見せかけになってしまうのだろうか?
★8 - コメント(0) - 2016年6月14日

214作目。6月7日から。内容が頭に入ってこなかったので間髪入れずに映画版も観たけれどさっぱり。今回が3度目くらいの挑戦だったけど、映像で確認しても中身が伝わってこなかった。ギャツビーと元恋人とのごたごたが起こっているということはわかったけれど、これがどうして一つのお話として成立しているのか。以前、江國香織氏の『冷静と情熱のあいだ』を読んだときにも似たような感想を覚えた。進行はなんとなくわかるのだけど、細部が全くわからなく、まるで異世界人の行動を追っているようであった。
★13 - コメント(0) - 2016年6月13日

ギャツビーが登場するところでえっ!って思いました。映画的な登場の仕方って言われていたけど、なんかどっきりカメラみたいだった。派手にやって死ぬ時は惨めというのは理想かもしれないけど、派手にやっても過去は取り戻せないというのが心にきた。
★3 - コメント(0) - 2016年6月12日

グレート・ギャツビーの 評価:70 感想・レビュー:479
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