恐怖の谷 (新潮文庫)

恐怖の谷 (新潮文庫)
あらすじ・内容
ホームズvsモリアティ。事件の背後に、宿敵モリアティ教授の姿が見え隠れ。もはや巨匠の域に達した著者、最後の長編。

ホームズのもとに届いた暗号の手紙。時を同じくして起きた暗号どおりの殺人事件。サセックス州の小村にある古い館の主人が、散弾銃で顔を撃たれたというのだ。事件の背後には、宿敵モリアティ教授の影が垣間見える――捜査に当ったホームズが探り出したのは、20年前のアメリカに端を発する、恐怖の復讐劇だった。推理、冒険、恋、友情を描ききったホームズ・シリーズ最後の長編。

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258ページ
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恐怖の谷の感想・レビュー(1082)

小学生の頃のホームズシリーズお気に入りNo.1。読むのは三度目。8年ぶりに読んだわりに細かいところもよく覚えていた。以前と変わらず第二部のハードボイルドぶりに痺れる、好みって変わらないものだなぁ。呆気ない幕切れはしかし、被害者側の自作自演の可能性があるのだよなぁと今回は思った。作品意図としてはモリアーティの手によるという読み方が正しいとしても。
★6 - コメント(0) - 3月3日

ホームズシリーズ長編4作目。長編はこれが最後(短編はまだある)。ある古い館の主人が惨殺された。背後に宿敵モリアーティの影が…。長編お馴染みの二部構成。一部は前記の殺人事件にホームズとワトスンが挑む。二部はながーい(ワトスン君が『長いけど付き合ってね』とわざわざ書いている 笑)回想。モリアーティの影がちらついていることもあり、ホームズも気合い十分で今回も楽しめる。回想はホントに長くて閉口しかけたけど、この二部だけでもひとつのハードボイルド的な小説として成り立っている面白さを持っていることに気付き楽しく読めた
★70 - コメント(1) - 2月24日

二部はハードボイルドのようだ。ホームズの長編は面白いな。☆2.5
★5 - コメント(0) - 2月15日

僕は、ホームズが好きだ。彼の一挙手一投足すべてに魅かれる。そう考えてみると、この話はホームズ成分が足りない気もするかな。
★16 - コメント(0) - 2月7日

シリーズ最後の長編。これで長編コンプリートです^^* 「バスカヴィル家の犬」を読んだ時は”1番はこれだ!”と思いましたが、これが1番好きかも。二部構成の長編ですが、1部も2部も独立した物語としても楽しめると思います♪中編を2つ読んだ感じで大満足です。1部はホームズとワトスンのいつもの冒険譚ですが、2部からは雰囲気がガラッと変わった小説になっています。推理あり、愛憎劇ありの読み応えがある1冊でした。面白かったです♪
★26 - コメント(0) - 2月4日

S
シャーロック・ホームズシリーズ最後の長編。ホームズの元に届いた一通の暗号で書かれた手紙と、時を同じくして起こった惨殺事件。「顔がつぶされている」という時点で何となく流れが読めたが、意外性のある結末。二部構成となっていて、第一部だけでもれっきとした物語として楽しめるが、第二部で明らかにされる最初の殺人の根底にある出来事がつまびらかにり、とてもゾクゾクさせられる。短いながらもミステリーと復讐劇、愛憎と友情が詰め込まれており、ドラマ性に富み、読み応えがある一作。
★37 - コメント(0) - 1月17日

多分読んだ事はあるけど全く記憶がなく読んで見ました。2部構成で1部はシャーロックホームズが活躍。2部はその事件の背景。この構成結構気に入りました。
★6 - コメント(0) - 1月15日

昔読んだものの再読。/昔読んだ時、どんないい加減な読み方をしたのか、あまり印象に残らなかったのだが、今回読んでみたら、これがとても面白い。ホームズの解決編である第1部ももちろんだが、犯人や被害者の過去編とでも言うべき第2部もとてもスリリングで読み応えがある。ホームズが全然出てきていないのにここまで面白いとは。今更何を言ってるんだと言われそうだが、ホームズシリーズが人気あるのがこういう所でもよく分かる。
★9 - コメント(0) - 1月15日

お馴染みの二部構成。今作は特に二部が面白かった。こういうどんでん返しは好き。マクマードの豪傑っぷりも気持ち良かった。モリアティ教授の影がだいぶ薄かったけど、次回の対決を匂わせるラストで、次も読みたくなった。
★12 - コメント(0) - 1月11日

おお…ドイルにしては珍しい、ミステリらしくないミステリでした。二部構成がいい味出してます。一部で事件を解決。二部では内部事情が語られ、どっぷり物語に浸ることが出来、大変満足です。〝恐怖の谷〟と呼ばれる炭鉱都市が舞台。炭鉱とか鉱山は独特の雰囲気が有りますよね。解説にはモリアティ云々書いてありますが、モリアティって単語自体数える程度しか出てきせん。そこがファン心をくすぐるのですが…(^_^;)どんでん返しもあって、とても良い作品だったと思います。
★26 - コメント(0) - 1月9日

炭鉱や白煙の煤臭い情景が目に染みる2部ではお馴染みの述懐が始まり1部とどうリンクするか相変わらず疑問だったが、どんでん返しをもってそれを氷解せしめる構成になっていて、これがとても面白い。序盤に存在を匂わせ最後の最後にぬらぬらと影のような暗躍を成すモリアティ教授もいいスパイス。これだけ存在を喧伝していながら「最後の事件」に至るまでの過程がシリーズを通して殆ど描かれていないのが悔やまれる。1,2部共に意表を突く絶妙な仕掛けが面白くてとても好みな作品。長編ホームズで一番のお気に入りになった。
★29 - コメント(0) - 1月6日

2部まで読んで1部の理解がさらに深まる。しかし、これがおとり捜査小説の嚆矢なのか。さすがに参りました。
★7 - コメント(0) - 2016年11月18日

コナン・ドイルの長編はなんというか、ワンパターンだなと思ってしまう。作品全体が2部構成で、1部でホームズたちが活躍する現代の話で、2部が今回の事件がなぜ起こったのかその背景を描く構成になっている。最初、「緋色の研究」を読んだときは面白い構成だとは思ったが、「4つの署名」も「恐怖の谷」も同様の手法だとどうしても、ね?
★7 - コメント(0) - 2016年11月16日

再読。ホームズ作品の長編の中で、唯一あまり内容を覚えていなかった。こんなに面白かったのに、どうして忘れてしまったのだろう。堀で囲まれた館で起こる殺人事件を描いた前半、事件の動機となる『恐怖の谷』での過去を描いた後半、という2部構成になっている。私は特に2部が好き。2部の中だけでも驚く仕掛けが施されており、読み終えるとすぐ2部の最初に戻って読み直したくなるほど興奮してしまった。後味の悪いラストも良い。モリアティ教授はそこまで絡んでこなかったが、表に全く出てこないところが教授の怖さなのだろう。
★31 - コメント(1) - 2016年11月11日

二部構成の推理小説というのも、あまりないんじゃないかと思う。ホームズばかりが活躍するわけではない。二部では別の探偵が、アメリカを舞台に巨悪組織を根こそぎ潰してしまう。「緋色の研究」なんかもそうだが、両大陸にまたがるスケールの大きな筋が面白い。
★69 - コメント(0) - 2016年11月10日

教授の影が見え隠れする前半に、どんでん返しの後半。 とても面白くて惹き込まれた。
★5 - コメント(0) - 2016年9月5日

やはり面白い。少数派だと思うが、前半が物足りなかったせいで後半の犯罪組織ものが面白かった。主人公がどんどん悪として成り上がり、これ前半にどうつなげるんだと思っていたら。あの一言で全てが反転しつながった。探偵って凄いって小説だ。
★4 - コメント(0) - 2016年8月21日

★★★
★15 - コメント(0) - 2016年7月29日

2部のどんでん返しはびっくり。過去のアメリカでの出来事なのでホームズやワトソン全く登場せず。アメリカでの結社の暗躍に怯える市民、恐怖の谷、抜けたくても抜けられない、舞台がレトロで面白かった。モリアティ教授は凄い悪人、犯罪の天才という煽りだけで結局描かれないのは何かつまらない。
★4 - コメント(0) - 2016年7月25日

それまでのホームズのシリーズと随分毛色が違ったので、途中で読み止めてしまった。被疑者の過去の話は面白かったが、自分が期待してるものではないので、あまり満足できなかった。執筆背景を考えると、仕方のないことかもしれない。
★2 - コメント(0) - 2016年7月21日

ホームズの中で一番好きかも。(でもホームズとワトソンの出番は少ないという…)
★12 - コメント(0) - 2016年7月15日

1部だけでも十分面白いんだけど、2部であっと驚くべき展開にスカッと胸のすく思い。どんどん悪事に手を染めていくマクマードに、いつ彼は改心するんだろう、そこまでやっちゃって大丈夫?ねえ?と思っていたのが、そう来たか!!ってもう。解説でバスカより人気がある作品と言っていたのも納得してしまう出来栄え(バスカ読んでないけど)。
★12 - コメント(0) - 2016年6月2日

あらすじに教授の名前が出てたので遂に直接対決か!と期待したのですが、教授はデザート程度でメインはハードボイルドな探偵でした。緋色、署名と同じ二部構成ですが、ミステリー的思考回路を持っていないわたしはどちらのラストでも驚かされました…エドワーズかっこいい!!ホームズはどちらかというと冷静な感じですけど、熱血漢な探偵も良いですね(^O^)しかし探偵たちよりも、ワトスン博士の活躍を願ってやまないわたしはもう立派なワトソニアンなのかもしれません。
★17 - コメント(0) - 2016年5月18日

延原謙氏訳、1990年改版で延原展氏による修正有り。長編4冊目。「緋色の研究」と同様の二部構成であるが、あちらではただの回想シーンな印象であったが「恐怖の谷」ではそれだけに留まらないサスペンスの雰囲気の中で終盤に謎解けがとても味わい深いものだった。それに二部の舞台である労働者が多い暗黒街の雰囲気が発揮されていてレトロな描写が今回も発揮されてます。そんな二部効果で今回のホームズは出番が薄目、朝御飯と朝謎解き、その後遠出、締めの挨拶くらいしか活躍していなかったような。それでも各所で我が道を突き進んでいたけどw
★7 - コメント(0) - 2016年4月19日

4つの長編の中ではこれが一番好きかなあ、その次がバスカービルの犬で、4つの署名、緋色の順だな。ホームズの出番があまりなかったような…。それにしても4つの署名も緋色もこれも、執念深いわ。
★10 - コメント(0) - 2016年4月18日

なんとなく、2部からまた過去に戻ってアメリカに舞台が移るのは緋色の研究と同じだなと思いました。ワトソンってちょいちょいホームズに馬鹿にされてる感じなのにむかつかないんですかね?あと、よく「考え深げ」という言葉が出てくるんですが、これは「感慨深げ」と間違ってる訳ではないんですかね?考え深げって日本語使わないし、おかしいと思うんですが。あとこれはまんまと騙されました。てっきりダグラスという人が殺されてバーカーが犯人だろと思っていたので。でも結末がな~。せっかく逃げおおせたと思ったのに、結局これだもんな。
★7 - コメント(0) - 2016年4月15日

完全に木偶の坊と化したホームズ氏は、全作品通して唯一ではないでしょうか?無期限の暗殺を阻止するのは至難の技ですから、不利な条件ではありますが、何かしらの有効的な手段や助言を講じるでも無く、犯罪者に目的を達成されてしまっています。他にもホームズ氏が敗北した作品は存在しますが、アイリーン・アドラーが登場した時の様な、華やかさも爽快感も無く、ただただプロフェッサーの魅力を際立たせているだけの様な気がします。教授に対するスピンオフとしてならかなり面白い作品ですが、本人は登場しません。レアなホームズ物だと思います。
★9 - コメント(0) - 2016年4月13日

一人シャーロック・ホームズ祭り第8弾。聖典。再読。本作は聖典最後の長編だが、やはり短編に比べ、読み応えがある。トリックの解明に時間をかけているのはもちろん、犯人の動機を掘り起こす2部構成になっているのも良い。★★★★☆
★65 - コメント(0) - 2016年4月13日

kim
前半に起こった事件につながる20年前の事件が後半に書かれている。シャーロックは出てこないが、読者を気持ち良く騙してくれる展開があり面白い。
★3 - コメント(0) - 2016年4月6日

この長編では二人の名探偵が活躍します。1部はもちろんシャーロック。2部は… 正直1部より2部の方が面白かった。とくにラストは思わず声をあげてしまうほど驚いた。 名探偵の活躍を一冊で2回も(それも全く予期させずに…)楽しませるこの作者はやはりただ者ではない。
★23 - コメント(0) - 2016年3月2日

第一部も第二部もトリックは大方予想で途中でわかるのだけど、最後の最後は予測ができなかった…。そうか思えば事の始まりはココだったな…とちょっと悔しい気持ちになった。第二部の組織の悪行ぶりに割かれるページが長くてちょっと辟易してしまった部分もあるのだけどそれも演出なのかな。苦い終わり方をしただけにどうこの大きな物語に終止符を打つのかが楽しみです。
★7 - コメント(0) - 2016年3月1日

冒頭で大笑い、ホームズとワトソンの関係がたった一文で簡潔かつ的確に描かれている。さてお話は一部も二部も先を予測できず、とても楽しませてもらった。別の長編でも感じたが、ドイルにとってアメリカはそういう国に見えてたのね、(現実はどうあれ)それも面白い。
★6 - コメント(0) - 2016年2月17日

1部が盛り上がったところでドキドキを引っ張るように2部へ。上手いなあ、と思わずため息が。謎解き・推理が凝縮された1部のダグラス氏殺害事件は、誰が何のために犯行におよんだのか、ワトソンと一緒に悩んでは奔放なホームズに振り回されるばかりでした。2部は変わって過去話。全て1部に繋がってしまうため多くは語れませんが、まあ面白い!読んでいてじわじわ「最後はこうなるのかな」という予感はしてきますが、謎解きとは違ったスリルが味わえました。ただ、あの終わりには悔しさが残ります。明るいだけではないのが、シリーズの味ですね。
★26 - コメント(0) - 2016年2月9日

そっかこのホームズ・シリーズ第7冊目で長編最後のこのお話は、「最後の事件」の前に起こった事件だったんですね、冒頭ですっかりモリアティの復活かと思った私がバカなんですね。このシリーズには結構アメリカ帰りの人たちの話からアメリカでの出来事が長編の第二部に使われる事が多いですね。あと3冊(実質2冊と2編)の短編集となりました。
★41 - コメント(0) - 2016年1月31日

顔面に散弾銃ということで、すり替えトリックはすぐに分かってしまった……うみねこ様様ですかね
★4 - コメント(0) - 2016年1月30日

ホームズVSモリアティ。って書いてあったからついにあの有名なモリアティ教授の話が読める!とわくわくして読んだらモリアティほぼ関係なかった…(´Д` )モリアティ教授の出てくる話も読む順番もイマイチよくわかりません(´д` ;)でも面白かったです。2部でちょっとだれたけど…。「マ」のつく人物が多すぎて途中混乱しました。やっぱりホームズが活躍してる場面が一番楽しいですね!
★8 - コメント(0) - 2016年1月27日

シリーズ最後の長編とのことだが、わたしは順不同に読んでしまったため、モリアティの名をここで初めて見たことになってしまった。他ではどこに出ているのだろうか。とはいえ長編探偵小説として現代でも充分に楽しんで読める。死体のトリックは読了したからこそ「ああ、よくあるな」とは思えど、読んでいる最中に見抜くことはできなかった。良書である。
★12 - コメント(0) - 2016年1月13日

シャーロック・ホームズシリーズ⑦。長編としては四作目。暗号解読から始まって田舎の猟奇殺人事件が起こり、それを真ん中で解決したら、折り返しは開拓時代のアメリカを舞台とした回想編に突入する。「顔が潰れた死体を見たら……」のミステリーの定石を念頭に置いて読んでいた。巨大な犯罪組織と戦う正義の探偵(しかもほぼ1人で戦っている!)という構図は、今となってはベタだけどやっぱりかっけーなと思った。
★14 - コメント(0) - 2016年1月9日

Kindle Paperwhiteにて。小学生の頃に読んでるはずですがストーリーは全く記憶に残ってませんでした。当時の私はタイトルからホラーを期待してたのかもしれません(笑)。この小説は二部構成になっていて、一部でホームズが活躍するミステリ、二部はその事件のバックボーンを描く。どちらも、雰囲気満点のミステリ。さすがです!!!
★22 - コメント(0) - 2015年12月3日

ワトソニアン⁉︎
★2 - コメント(0) - 2015年11月30日

恐怖の谷の 評価:82 感想・レビュー:210
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