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思い出のマーニー (新潮文庫)

感想・レビュー
548

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Dr. Hiro Tanaka
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じぶりで映画化されたのはよくわかる。時間と空間を超えた幻想の中にちょっぴり現実がのぞいている感じ。
0255文字
yama
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ネタバレ幼い頃に両親が事故で亡くなり、他者に心を開かないアンナ。育ての親に勧められて自然豊かなノーフォークで夏休みを過ごすことになり、湿地の館に住むマーニーという少女に出会う。アンナとマーニーはお互いの秘密を共有できる親友となるが、ある冒険を契機にマーニーは消え…。湿地の館の過去と現在、アンナと実の母親と祖母とのつながりが交差する不思議な物語。ラストで物語の全てのピースが揃う時、静かな感動があった。アンナの心の機微を柔らかかつ詳細に描く高水準な児童文学。スタジオジブリ映画の原作にもなっているのでいずれ観てみたい。
0255文字
たぬ
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☆4.5 映画は見てないんですよ。どんな内容? ほんのり百合なのか?(手を取り合って見つめあう二人の女の子がいたような…?) なにこれすごくいいじゃないよ。私はあの子が大好きで、あの子も私のことが大好きって確信が持てる関係いいよね。自分はこの輪の中にちゃんと入れているんだって実感できるのいいよね。マーニーはイマジナリーフレンドなのかしら? 後半の展開はもうドキドキでした。
たぬ

で、ジブリバージョンはどんな感じなんすかね。ジブリお得意の大胆アレンジメントかな? 地上波でやってたら見てみよう。

10/11 19:22
0255文字
tyra
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★★★★☆イギリスの温かい童話。ジブリの映画が好きで原著を当たった。マーニーが急にいなくなったり、ほとりで1人眠りこけたようなアンナの姿は、映画のように気持ちをざわつかせた
0255文字
Yuri
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映画はギュギュッと圧縮されていて、大筋は同じなんだけど、映画だけでは理解できていなかったことを知った。絵やセリフにならなかった精神的な部分。
0255文字
ゆ
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ネタバレジブリ版も全く観ていないので初見。 ファンタジーかつ、ミステリアスなユーモアがあるストーリー。マーニーとアンナの友情模様が素敵! 私もこんな幼少期を送ってみたかった、と思わされました。 読む年齢層によってかなり解釈、感想が変わりそうで、興味深いです!
0255文字
青乃108号
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ジブリのアニメは知らなかった。「赤毛のアン」シリーズはかつて何冊か読んだし「少女ポリアンナ」も好きだった。少女が主役の物語は読んでいて純粋な癒しを感じる事が出来るので本作も読んでみようと借りてきた。児童文学に分類される作品らしいが、「内」と「外」の概念や時を超越したマーニーとアンナの友情の物語は子供には少し敷居が高いかも知れない。面白く読めたが俺としてはもっとストレートな物語の方が好みである。「少女ポリアンナ」、時を超えて再読したくなった。
0255文字
豆大福
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読書記録 誰か他人のために勇敢に振る舞うのは簡単だけど
0255文字
よぽ
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ネタバレ身寄りがなく馴染めない養父母と暮らすアンナはノーフォークで一夏を過ごす。孤独で傷付いているアンナはある日マーニーと出会い…『トムは真夜中の庭で』『秘密の花園』を彷彿とさせる本作。何不自由なく生きている(ように見えるがアンナと同様の辛さを抱える)マーニーとの出会いにより、アンナは生き辛さを乗り越え愛や許しを学んだ。時間のあわいで出会えたことがアンナの未来を変えた。マーニーの日記にアンナは書かれていなかったが、マーニーにも心の支えが与えられたものと思いたい。
0255文字
Sarasa
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モネの絵画を文字にしたような、美しくて、儚い物語だった。
0255文字
二木康全
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ジブリがアニメ映画化したことでも大きな話題となった作品。主人公のアンナは、養親とロンドンで暮らしていたが、ぜんそくの転地療養のため田舎に住む老夫婦に預けられる。ある日、アンナは、海辺の古い館に住む不思議な少女マーニーと出会う。マーニーにアンナは心を開いていくが、ある出来事をきっかけにマーニーは姿を消してしまう。そして、物語の後半に至って、二人の運命を巡る驚きの真実が明らかになっていく。他人と繋がることで登場人物が癒されたり精神的に成長したりする様子を見て、自分も他人との繋がりを求めていこうと思いました。
0255文字
YK
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ネタバレロンドンからノーフォークのペグ夫妻に預けられたアンナは海沿いの古い館に住む不思議な少女マーニーと出会う。「トムは真夜中の庭で」との相似については解説に記載がある通りだが、明確なタイムリープ物ではなく「夢と現実が交錯する心理ファンタジー」となっている。前半はマーニーとの出会いと別れ、後半はリンゼイ家との交友が中心に描かれ、ラストで二本の線が一本につながる劇的な展開となる。ジブリアニメでは尺の都合で重要なシークエンスをかなり端折っているが、違いを確かめながら原作を読むのもまた良い。
0255文字
Alm1111
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ネタバレ岩波少年文庫より訳が現代風。例「あっけし草」→「サムファイア」、「藍染」→「ネイビーブルー」。文字も大きく読みやすいがやはり地図は欲しい。後半アンナの中のマーニーの記憶がリンゼイ家の子たちに置き換わり、どんどん消えていくのが切なすぎる。服の質感や肌の温もり。アンナにとって確かな存在だった筈のマーニー。「私を忘れないで」約束した筈なのに…たった数日前の出来事を思い出せなくなっていくのが辛い。アンナの幼少時の潜在記憶が白昼夢になっただけだろうか。それとも映画「シックスセンス」のような、本人だけに視える…あれ?
0255文字
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ネタバレ「あたしを、探しつづけてね。」
0255文字
シカ
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ジブリ映画が好きで、原作を読んでみよう!と手に取りました。アンナがマーニーとの出会いと別れ、リンゼイ一家との交流を経て内側・外側という自分でつくりだした疎外感から解放されていったのだろうと感じます。過去と現在が混ざり合うような物語でした。「絶対に」という約束ができる友だち、素敵です。
0255文字
昼のほたる
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映画も情景が美しくて好きだったので、手に取ってみた。第二次世界大戦後のイギリスといった、映画では変更された(映画はそもそも日本)の舞台設定がよりストーリーに深みを出していた。少女特有の視野の狭さなどの心理描写が、よく表現されていると思う。前半は状況を理解しにくいところもあったので、映画を見てから読んでよかった。
0255文字
皿倉山
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アンナが見たマーニーは現実のものなのか、それともアンナの深層心理が見せた幻なのか。 『思い出のマーニー』は、大人が読んでも何トンもの愛が伝わってきます。 このお話は、何といっても奇跡の物語で、読了感は爽快です。 アンナとマーニーの出会いから二人の悲しい別れ。 そしてリンゼイ家の人たちとのめぐり逢い、そこから隠れていた秘密の物語が紐解かれていきます。 このお話の素晴らしさがうまく言葉に出来ない事が残念でなりません。 余韻に浸りたくて、いつもは読まないあとがきまで、読んでしまいました。
0255文字
Masayuki  Echigoya
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最後の方は鳥肌が立った。序盤読みにくいなぁと思っていたけど、これは完全に手元に置いておく本です。愛されることがどんなに有り難いか、許すことがどんなに人を自由にするか、私に教えてくれました。
0255文字
いち
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微妙。頂いたので読んだのだが、趣味ではなかった。赤毛のアンの世界が好きな人が好む本だと思う。児童文学書らしいので、そういった点でも趣味じゃない本だったかなと思う。
0255文字
なつさや
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映画では読み取りきれなかった、アンナの心の内が描かれていて良かった。マーニーの思い出を追体験することで、他人の心の喜び、痛み、悲しみをアンナは知ることができた。寝込んだあとに友達もできるようになったのは精神的な成長というのか。親戚のおばさんとか、大人にどう接したらいいのか分からないとき私もあった(今では子供の時の感覚が分からなくなったけど)。最後はミステリーの謎解きのごとくすべてが繋がって感動。育ての親に遠慮していた心が溶け、打ち解けていく様子が嬉しかった。ひと夏の出来事とは思えない心温まる読了感。
0255文字
にゃるねんnnn
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ネタバレ「トムは真夜中の庭で」のオマージュのような作品とは露知らず、何だか急に読みたくなった。幼いアンナが祖母から聞かされた遠い記憶の中のお話が閉ざされたアンナの心を少しずつ開いていく過程が暖かくも切なかった。映画も見たけど舞台は日本設定に変更してたはず。アンナの名前のからくりってどうしてたんだろう?ずいぶん前の事なので忘れた…。
0255文字
イチコタ
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いい話
0255文字
華金絶対焼肉マン
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「トムは真夜中の庭で」が好きな私にとっては、この手の小説はハマりました。時をかけるファンタジーは胸が躍るし、切なくも暖かくて優しい気持ちになれる。一見アンナの過去が救われたような形で終わったけれど、本当に救われたのはマーニーの思い描いていたような未練じゃ無いかな。
0255文字
よっしー
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映画を昔観たが、あっさりしてて記憶になかったので読んでみた。 孤独な主人公アンナの成長の物語。正直、暗い過去があるにしても対人方法とか性格キツいなって序盤は少し嫌いな子だった。ミステリー要素も含んでいたりと面白い。終わり方を見るときっと人生がいい方向に行くんだろうなって思えたし、ほんわかとしたいい余韻に浸れる 作品だと思う。で、「思い出のマーニー」…マーニーはタイトル通りなのか…幽霊なのか….タイムスリップでもしてるのか….。タイトル通りだと思ってるんだけどどうだろうね?
0255文字
十六夜
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「赤毛のアン」を読んでいた頃のワクワク感が甦った。たまにはファンタジーも悪くない。
0255文字
ぱんこむ
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ジブリの映画を見てみたいような、この読後感をずっと味わっていたいような。。
0255文字
東の海月
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小学生の頃ジブリ絵本の方を読んで、あまり好きではないがどこか印象に残っていた物語。しかしこちらはお気に入りになった。もやもやしていた部分が腑に落ちた感じ。大きな事件などはないが、アンナがマーニーを始め人々のつながりによって変わっていく様子が繊細に書かれていて良かった。また彼女の性格は自分と似通う部分もあって、親しみの湧くキャラクターだった。後半はリンゼイ一家との日々が楽しそうな反面、マーニーについてどうなるのか心配になったが、はー、そうだったのかと、切ないんだけど温かい終わり方。ほっとする余韻にひたれた。
0255文字
らむだ
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さびしさや、やるせなさの中で自分を“外側”の人間であると感じ塞ぎ込む主人公のアンナ。ノーフォーク“湿地の館”でのマーニーとの出会いからそんなアンナの世界は少しずつ動き出し、やがてマーニーの秘密・謎に突き当たる。その答えの先でアンナは様々な愛に触れ“内側”へと足を踏み出す。ひと夏の少女の成長物語。そして愛の物語。
0255文字
朔ちゃん
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映画を観て原作が読みたくなり、手にとる。ファンタジックで、どこか哀愁のただよう、とても優しい話だった。ノーフォークの自然のなか、マーニーという不思議な少女と出会い、アンナはこわばった心を解き放していく。マーニーの登場シーンは、映画のなかで流れていた「アルハンブラ宮殿の思い出」がBGM…読みながら、気持ちがホッコリ優しくなるのがわかった。
0255文字
mn
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誰それは何とかだからずるいとかそういう話じゃなくて寂しいかどうかは寂しいと感じるかどうかで決まるのだという視点は非常に大切ですね あなただったらよかったのに感情、ときに伝えてみることで何かが変わることがあるかどうかは時と場合によりますね  不器用だけど子供に優しい大人ばかりのいい世界 高校生ぶりに読み返した、よ、よかった〜〜!!
0255文字
Takashi
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主人公アンナの心の変遷に合わせるように、段々とほぐれて、温かな感動を伴って読了しました。現実と非現実、過去と現在の交錯が幻想的でワクワクしました。愛することや、心がすれ違うこと、寛容であること、赦すこと。言葉のやりとりから心の機微がしっかり伝わりました。 ちなみに今日、私は3人目の子供が産まれました。この小説の登場人物のように(特にリンゼイ夫人)大きな愛と寛容さで育てていこうと思いました。会社初の男性育児休暇も取れたので、しっかり子供たちに向き合います。
0255文字
せ~や
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ネタバレ映画が実は原作の半分ぐらいだった事の衝撃たるや…!外国書籍という事もあって、状況説明が多く、アンナの心理描写や冗談なども理解しづらく、読み終わるのに苦労しました。マーニーの正体がわかった時は驚きましたが、結局マーニーはアンナの何だったのか。アンナが「外側」で、マーニーは「内側」だったのだろうか。読み方がおかしい気がするけど、アンナのアイデンティティが少しずつ確立していくような物語。マーニーの正体はわかったけど、アンナと会っていた「マーニー」は一体なんだったのだろう?☆1.5
0255文字
さむ
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映画の映像と重ねながら読むのが癒された
0255文字
sea
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ネタバレ 作者による描写を通してしか彼女たちについて知る術を持たない私たち読者としては、マーニーの実在がアンナの手の感触をもって明言されている以上、最後に明かされる謎、つまり、これは、時を跨いだ少女たちのめぐり逢いであるという真相に対して、ずるい!としか言いようがなかった。  とかく、どこまでも続く水平線のような、どこか寂しさを感じさせる文体はいとおしいもの、そのものだった。
0255文字
池山 琴
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マーニーの過去はとても切なく悲しいものだった。
0255文字
駒
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良かったです。なんだかホッとする読後感。でもこれ少女時代に読みたかったなー。アンナもマーニーも問題を抱えていて、わかりやすい良い子ちゃんではないけど、それでも二人共可愛らしい。愛おしい。周りの人達も素敵だった。特にあの一家は大好き。繋がりが人を癒すんだなということを感じました。映画は多分ちゃんと観ていないので、そちらも観てみたい。
0255文字
藻
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確かに内側の人間と外側の人間がいると思う。その一方で、誰もが内側と外側を行き来していて、内側の人間にしか見えない人も外側の人間になるときがある。ずっと自分を外側の人間だと思っていたアンナが、内側にいると感じられる瞬間を迎えられてよかった。
0255文字
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