一人の男が飛行機から飛び降りる (新潮文庫)

一人の男が飛行機から飛び降りる (新潮文庫)
あらすじ・内容
立ち読み歓迎!? この本の中には、あなたが昨夜見た夢が、どこかに書かれています。──リアルで、たのしい悪夢的超短編、満載。

一人の男が飛行機から飛び降りる。涙を流しながら、靴箱いっぱいのラ ブレターを空中に投げ捨て……/魚を先祖にもつ女の逸話/世界で最後 の煙草を持った男が、ブロンド女からマッチを手に入れようと苦労した 物語/サルタンのハーレムを警備していた私が、テントの中を覗き込ん で見たものとは……などなど、あなたが昨夜見たかもしれない、リアル でたのしい悪夢、149本の超短編。

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一人の男が飛行機から飛び降りるの感想・レビュー(286)

1〜4項の掌編ばかりの作品集。背表紙の説明通り悪夢じみたナンセンスと不条理の詰め合わせと言ったところ。意味や意図を探る様に読むより、次々に脈絡なく始まっては終わる悪夢的なイメージや雰囲気の連なりをぼんやり楽しむのが適切じゃないだろうか。
★2 - コメント(0) - 3月1日

シュールというよりはもはやナンセンスと言うべき不条理ショートショート149連発。そんで翻訳はやっぱり柴田元幸さん。こういうの好きそうって思った。
★8 - コメント(0) - 2016年12月12日

2〜3頁ほどの超短編が149本。どれもごく短い話なのに、読んでる最中からその筋はおろかタイトルすら怪しくなる。あれよあれよという間に読み終えたがどうにも視界はぼやける。どこか身覚えのある感覚だ。…夢。脈絡ない悪い夢を見た時のあれだ。朝起きると忘れてしまってて、思い出そうとするもモヤモヤして気持ち悪い。そんな風に不可思議な物語が畳み掛け、気がつけば寝ぼけ眼で読み終える。読んでる時の印象よりも、本を閉じてからの引きが強い。気になればいくらだって読み返すことが出来るけど、決して良い夢ではないのでお好みでどうぞ。
★9 - コメント(1) - 2016年11月9日

夢ってほんと、こういう感じだよなあと感じること、不条理なショートショート集。本気だったのに冗談のようだったり、冗談を言ったのに本気になっちゃったり、という話が多いような気がする。夢って、期待に応えてくれることが夢のくせにあんまりないよなあ。
- コメント(0) - 2016年11月4日

だいたい2ページくらいのショートショートを149本も収めている。夢のように唐突な組み合わせや場面の切り替えが起こるのでかなりボリュームがあった。意味不明過ぎたり、盛り上がってきたと思ったのに情景描写で終わってしまったり、何だこれはと思うだけだったものもけっこうあった。後半は慣れからか楽しめる割合が高くなった。あり得ない組み合わせの中でそれでも現れてしまう人間の性、そういう話が好みだった。それからオチがついてるのも。「庭」「イチゴ」「猿」「足跡」が気に入った。
★14 - コメント(0) - 2016年7月9日

トーキングヘッズのデイヴィッド・バーンは、ユアグローの小説について「デューク・エリントンの曲のなかでも僕がとりわけ気に入っている一連のうたのように、そこでは崇高と滑稽が合体している」 本書は、395頁に149の短編が収録されている、 翻訳は、私が大好きな柴田元幸さん、 古書店の100円コーナーで発掘、1作品=約0.72円!!
★3 - コメント(0) - 2016年5月15日

ふざけた設定、ストーリー。かなりの割合が下ネタで、後半は父母ネタ。空想なんだけどどこか人間じみていたり、現実っぽいけど変な進行をしたり。マジックリアリズムというよりも、気ままに言葉で遊んでいる感じ。表紙の絵が合う。
★7 - コメント(0) - 2016年5月1日

あー、なんか久々に読みましたが、今日の日中に変な夢(白昼夢?)だか記憶だかがよみがえったの、この子の影響って言われたらどことなく納得できるな……。いや実際、なんで私、読んだ本を食べたことがあるような気がして仕方なかったんだろう……意味わかんないよ……。個別に好きな話を選ぶなら、音楽、かな?うん、いい感じによくわかんないわ。こーいうの好き♪
★6 - コメント(0) - 2016年4月17日

お、お、お、おまえ、、あほ、、やろぉぉぉ、、
- コメント(0) - 2016年4月5日

16-52】再読。寝る前に少しずつ…と年末から読み始めて今に至る。今朝確認したら残り5分の1程の頁数だったから、もう一気に読んでしまおう!って気合い入れたのに結局その5分の1だけでも2時間以上かかった。149話収録にもかかわらず、文章の鋭さも世界観の濃度も薄まる事のない凄まじさ。母と父と私の悲惨や滑稽を何度となく覗き見ては、物語を次から次へと渡り歩く夢路の旅。最後まで読み終えてから、印をつけておいた気に入ったお話だけもう一度読む事で読了とした(個人的メモとしてコメントへ)。
★4 - コメント(2) - 2016年3月19日

149編収録の超短編集。悪夢のような不条理な世界観が続く。これで自分の夢が題材になっていないというと、作者の頭の中はどんなことになっているのだろう?
★7 - コメント(0) - 2016年1月27日

超現実的、エディプス的な夢魔の連続でなんとも刺激的なものばかりだった。あとがきでデビッド・バーンがデューク・エリントンの名前を出してるけど、セロニアス・モンク的な奇妙さだと思う。
★2 - コメント(0) - 2016年1月13日

こんな悪夢を見た。 この人、両親のこと憎んでるんだろうなぁ
★4 - コメント(0) - 2015年12月23日

1話が1ページから5ページくらいの短編集。怖いような、切なくて泣きたくなるような、笑ってしまうような、そしてちょっと淫靡な、そんな「たのしい悪夢」がつまっているので、読んでいるとウッカリ世界に巻き込まれる。賭けをした男が牛の体内にもぐりこんだり、女の子の流す涙が美しい小さな花を咲かせたり、シャボン玉から現れる亡くなった父親など、奇想天外なのでサッパリ訳わからないけど、それがいい。だって夢だもの。それと両親への執着、特に父親への尊敬と軽蔑が入り交じってる想いが伝わる話も多く「親」というものを考えさせる。
★37 - コメント(0) - 2015年12月2日

全部が面白いわけじゃないけど、寝る前にちょこっとずつ読めてイイ。
- コメント(0) - 2015年10月10日

超短編集です。好き嫌いが極端に分かれると思いますが個人的にはすごく好きです。正直つまらない、分かりにくい話も多いですが149も話がつまっているので「これはヤバい」とビビッと来るものも多々あります。自分はエクセルでタイトルとページだけメモしてます。また物語中の言葉の使い方が半端じゃないです。例えば「私は世界で最後の一箱の煙草を持っている。だがマッチがない。」の出だしで始まったり、「スタートしようかどうか迷っている恋愛のせいで、女としての体の新陳代謝がこのところめちゃくちゃになってしまったのだそうだ。」など。
★92 - コメント(0) - 2015年8月23日

超シュール。シュールレアリズムの絵を文章にした感じ。何なんだ? と思いながら、一度読み始めると止まらなくなる。ストーリーもへったくれもないのだけれど、何か好き。
★4 - コメント(0) - 2015年8月12日

他人の夢を覗き見ているような本。電車の中での暇つぶしとか、隙間時間に読めて面白い。
★3 - コメント(0) - 2015年7月2日

いろんな悪夢が149個書かれた本。毎晩ちびちび読みました。寝る前におすすめです。
★3 - コメント(0) - 2015年6月15日

まさに意味のわからない夢を見た感じ。ストーリー性は無く夢で見た、ちぎられた映像をそのまま文にしたような、訳のわからない短編が盛りだくさん。こんな夢見たくないなと思いつつ、この本を読んでるとどれか1つは自分の夢にも出てきそうで怖い。一気に読むと夢の世界から抜け出せなくなりそうなので、ちょっとずつ読みたい本。
★4 - コメント(0) - 2015年6月14日

とあるエッセイストが「最もつまらない話は人から聞く夢の話」という事を書いていた気がする。理由は、夢なのでなんでもあり、脈絡もオチも秩序も整合性もなんにもないかららしい。この本もまさにそういう印象。読むのが辛い、訳がわからないという感想が褒め言葉になりうる稀有な本だと思う。ワードセンスを磨くのに役立つかも。
★4 - コメント(0) - 2015年3月24日

99年の文庫初版を読んだ(単行本は96年)。表題名を冠した短編集(76編)と、「父の頭をかぶって」という短編集(73編)の合本で、計149本の、出だしを覚えていても結末を覚えられない、寝る前に読んだら安眠できないだろうと思うような話が延々と続く。作品としての表題作と「父の頭・・」は実際には無く、前者は「スープの骨」、後者は「小川のほとりで」の・・・超絶骨子である。読み疲れるが、お買い得。本文に負けないシュールなカバーはバクスターの作品で、03年に出た「バクスター危機いっぱつ」の表紙絵でもある。★★★☆☆☆
★1 - コメント(0) - 2015年2月7日

不躾な目覚まし時計のベルに起こされるように、唐突に千切られて終わってしまう夢のようにとりとめのない149本の短編集。何日かかけて少しずつ読みました。目を背けたくなる題材もあれば文字通り悪夢としか表現しようのない情景もあったけど、綺麗に研いだ刃物のきらめきのように読み終えた後も瞳の奥に余韻をずっと残すお話もありました。『遠い地域』の"さんざん悪態を伴った数分間"という表現の凄さに恐怖めいたものすら感じた。次に読み返すとしたら頁を折って目印をつけたものからかなあ。
★2 - コメント(1) - 2015年1月16日

某大型書店で衝動買い。結構長い話もあるが、基本的にはシュールな夢の世界を題材にしたショートショート集(ただ著者は自分の夢を題材に使うことはないらしい)。創造的なアンテナをくすぐられる。普段はなかなか使わない筋肉を鍛えられる感覚だった。後半は両親の出てくる話が多く、著者の父親への冷ややかな視点と母親への愛慕(且つ母親の女の部分へのユーモラスな反発)が何となく読み取れた。性的描写が多い点では、カフカよりも安部公房に近い。いくつかの話はオチがうっすら被っていた。これはこれで面白いけど、私は星新一の方が好きかな。
★11 - コメント(1) - 2014年11月23日

『庭』が素晴らしい。五億点あげたい。
★1 - コメント(0) - 2014年9月24日

一気には読めないので、ちまちま読んだ。だいぶ時間がかかってしまった。
★3 - コメント(0) - 2014年8月28日

毎日4編づつ読んでようやく読了。一枚の幻想絵画をみているような、(どちらかというと悪い)夢の世界。
★2 - コメント(0) - 2014年4月7日

森博嗣に薦められて読んだ。悪夢的な話だけど夢の内容として読むと楽しめなかったな。父親が女装する話 すき
★3 - コメント(0) - 2014年2月1日

「牛の腹をしこたま叩きゲラゲラ笑う女」「鼻くそをほじる美女」「雷にうたれながらも編み物する母」中でも「箒でライオンを叩く母」が好き。破天荒な女とダメな男共のコントラストが楽しい。
★2 - コメント(0) - 2013年12月12日

楽しい大人の自由作文。頭の中を空っぽにして感性で読むべし。
★1 - コメント(0) - 2013年11月9日

感情移入して没頭してどうこう、っていう感じではない荒唐無稽な短編集。あまりに短いし、一気に通読しようとするとキビシイかも。いつも手元において、ふんわり、適当に開いたページを楽しむとかそういう感じがいいかもね。
★3 - コメント(0) - 2013年7月1日

辛い。面白いものもあったのだが、数が多すぎるし、解りやすいオチがないためこちらから感受性を高めて読まなければならない。一通り読み終えた後、気になった作品をパラパラ読み返したり思い返したりしていれば後々になって良さが解ってくるかも。目新しいタイプのショートショートを読めたのは収穫だった。
★2 - コメント(0) - 2013年3月27日

『モーパッサン』はO・ヘンリ的な話だった。
- コメント(0) - 2013年3月22日

なかなか。油断して読んでるとラスト2行でびっくりさせられるのでおもいっきり油断して読むといいと思う。
★1 - コメント(0) - 2012年12月27日

一日の終わりに一編ずつ。ときどき何編か続けて読んだり。夢と同じで読んだそばから忘れていくような、ナイトメアのようなショートショート。全体的に読んだ傍から忘れていく話が多かったような。おもしろいけど、一気読みには向かないかも。歯医者の話が妙に残っている。
★4 - コメント(0) - 2012年11月19日

脳みそぐわんぐわん
★1 - コメント(0) - 2012年11月9日

ショートショートが149本も収録されているので、どこに行くにも持ち歩いて、少しずつ少しずつ読みました。ここ数ヶ月、ずっと一緒だったなぁ(^^)内容はというと、見たいような見たくないような、でもやっぱり見てみたい?、そんな"たのしい悪夢"。不穏で不気味で読んでいると宙に浮くような、大好きな感覚が味わえました。また、書き出しが素晴らしいとも思いました。続きを読まずにはいられない書き出しが多かったですね―。ユアグローの他の作品も読みたくなりました。
★21 - コメント(0) - 2012年10月29日

これも、丸谷才一さんの編集した1996年の書評の年間ベストに選ばれた一冊。BOOK OFFで105円で入手。 なんとも表現のしようがない 短編の連続。飽きることは無い反面、一気に読むほどでも無い。文章を、シーンにするのではなく、イマジネーションで読むとよさそう。
★3 - コメント(0) - 2012年10月21日

一人の男が飛行機から飛び降りるの 評価:84 感想・レビュー:104
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