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大川契り: 善人長屋

感想・レビュー
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あまいちろう
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江戸の人情話。善人長屋第3弾。今回は後半でお縫の母親、お俊の生い立ちと父儀右衛門と結ばれるまでが描かれている。水茶屋に勤める美貌のお俊は、男からは好色の目で見られ、同性の女からは嫉妬の目で見られる。この辺は現代と変わらないかもしれないけど、美貌が仇となり事件に巻き込まれる。しかし、事件を知った上での儀右衛門の包容力には参った。男と生まれたら、斯くありたいと思わせる作品だった。第4弾も楽しみ。
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くーすけ
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シリーズ第3巻。短編集。お縫の兄と姉が登場。最後の2話は、母お俊と父儀右衛門の馴れ初め。といってもほんわかした話ではなく、相当きつい話。だが、泥の中に咲く蓮の花のような凛としたお俊さんの生き方に、心打たれる。母と姉の葛藤も描かれ、姉が幸せに生きられることを願う。第4巻が出たそうで、読むのが楽しみ。
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anne@灯れ松明の火
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善人長屋の新作「牧谿の猿」が出て、喜んだら、2巻3巻が未読だった(大汗)こちら3巻。2巻は長編だったが、短編連作、人情ものに戻って、読みやすかった。「雁金貸し」は既視感があるなあと思ったら、ドラマの中の一話だった。8話入っているので、短めの話で、「これで終わり?」というのもあったが、余韻を楽しめばいいのかな。最後の2話は前後編的なつくりで、お縫の両親の意外な出会いを描いたもの。お俊さん、自分が招いた結果とはいえ、よく深川に留まった。しんどかったろう。儀右衛門さん、いい男! さあ、いよいよ新作へ!
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kei302
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シリーズ4作目『牧谿(読み方がわからん)の猿』発売されました! 前作を読んで長屋の雰囲気を味わう。お縫ちゃんがちょっと苦手だったのを思い出しました…。すぐに何にでも口を挟むし首を突っ込むし。長屋のおかみさん並みです。タイトルの「大川契り」はお縫両親の馴れ初め。儀一さん、格好いいです。
いつでも母さん

読み方が分からん←ぷぷぷ😁正直。もっけい・・私は頭に浮かんだのはこちらの『木鶏』

01/09 17:08
kei302

「もっけい」さんのことは知らなかった…。もんちっちさん

01/09 20:27
6件のコメントを全て見る
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ヨゾ
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ネタバレ再読したい。善人長屋シリーズ。「鴛鴦の櫛」も登場。と「大川契り」で儀右衛門とお俊の馴れ初めが語られるが、お俊の若い頃の話が語られる。手籠めにされたことに触れ、何だって生きていれば昔になる、と娘のお縫を諭すところがいい。他の話も全てよかった。お縫の兄の倫之助や姉のお佳代
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バジル
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ネタバレ善人長屋シリーズ3。大川の契りで儀右衛門とお俊の馴れ初めが分かり、お縫いの姉お佳代、兄の倫之助も出てくる。とても楽しめた。
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とうこ
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善人長屋はテレビで見て原作に興味を持った。長屋一帯が悪党ぞろいなのに、たったひとりの善人によって、図らずも人助けをしてしまう羽目になる、という主軸が面白いし、困り事を悪党達の得意分野のあの手この手で助けるところが痛快で楽しい。ただお佳代さんの頑なさとお俊さんの態度が不思議だった。読了したら腑に落ちたけど…。重い過去を先に読んでしまってナンだけど、「善人長屋」と「閻魔の世直し」も是非読みたいと思った。
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りりぃママ
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☆☆☆★ お縫の両親の話には、心打たれた 前半の短編集には、ちょっと飽きてきたところだったので 殊の外良かった
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chmclgrdn
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裏稼業持ちばかりの善人長屋で唯一の真の善人である加助は、今日も飽きずに不良少女やケガだらけの男児など、厄介な客を次々と連れて来る。ほっこり×ミステリーで今作も面白いけど、住人一体となって〜感は1巻に比べると弱めかな?それでもお縫の両親である主人夫婦の馴れ初めや、お縫自身の春を予感させる最後には、やっぱりにんまりさせられる。
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コウジ
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ドラマを見てシリーズ1作から再読。ずっと続けていただきたいシリーズ。
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またあした
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悪人だらけの長屋に付いた二つ名、「善人長屋」の3作目。
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nafko
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ネタバレ「善人長屋」シリーズの3作目。相変わらず加助がお節介からの厄介ごとを持ち込み、千七長屋の店子たちがてんやわんやする。表題作の「大川契り」はその前の「鴛鴦の櫛」とともに千鳥屋の夫婦の馴れ初めがテーマ。お俊の壮絶な過去、儀右衛門と覚悟をきめて再出発する姿に心を打たれます。ずっとすったもんだしている若い二人は、ようやく気持ちが通じたらしく、このシリーズはここで完結みたいです。
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みかりん
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善人長屋シリーズ第3弾。相変わらず加助の人助けで騒動に発展。お縫の両親の馴れ初めも切ない。お縫と文吉はじれったい。けど面白い。
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kupukupu
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善人長屋シリーズ3作目。 短編6話。 どれも読み応え有り、楽しく読了。 書き下ろしの最後の2話では驚きのお縫両親の馴れ初めが書かれていました。お縫の母の強さ、その祖母の強さが素晴らしい。 これでシリーズ完結なのでしょうか。文吉とお縫ちゃんのその後も見てみたい気がします。
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fukufuku
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シリーズ3作目。一作目が連作短編集で巻末2話が描き下ろしの続きもの、二作目は長編、本作は一作目と同様となりました。いつものメンバーで繰り広げられる騒動と、それよりヘビーな過去を孕んだ物語。質屋の娘の進展しない&自覚のない恋の行方が見えたようなみえないような。そして、長屋の差配夫婦の馴れ初めにぐっときます。続編はもう出ないのか。出てほしい。
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ルカリオ
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お縫の家族がそれぞれ出てくる連作でした。両親の馴れ初めが甘い感じじゃなくて、ほろっとさせられる話でした。まだまだ加助さんはやらかしそうだし、続きが読みたいです。
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Sakuran
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善人長屋シリーズの三作目。お縫の兄、姉、両親について書かれた作品を含む短編集。お人好しの加助の人助けがきっかけでおきる面倒ごとを、長屋の面々が裏家業の技も使いながら解決していく。表題作はお縫の両親の馴れ初めを描いたもの。
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hamm
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善人長屋シリーズ3作目。連作短編。 やはりお縫いとは合わない
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マッピー
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裏稼業を持つ悪党ばかりが住む善人長屋のはなし、これにて幕なんだな。書下ろしの(鴛鴦の櫛)と(大川契り)は、続きものであり、主人公お縫の両親のなれそめの話でもある。美人で切符のいい母のお俊が若かりし頃、自分の慢心からピンチを招き、生まれ育った家を出ていかなければならなくなったとき、同じく若かった儀右衛門はどう接したのかを、母が娘に語る。悪人に囚われて縛られているときに。絶体絶命の時に聞く両親のロマンス。そして、最後まで自分の気持ちに気づかない薄らとんかちの文吉より先に、お縫は自分の気持ちに気づいたんだね。
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ちゃちゃ
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お久しぶりの皆さん。相変わらずで嬉しいです。やっぱり短編の方が展開が早くていいかな。いつも素敵だけれど、表題作の儀右衛門さんはひときわ輝いていましたね。
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たまゆら
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善人長屋の短編集。善人な加助さんの人助けがなかなかに厄介ごとに繋がって……な、パターンが多いのが皮肉だなあ。とは、いえ、儀右衛門親分じゃなかった旦那、すごくカッコいい!!頼りがいのある大人の男です。お俊の芯の強さも背すじがのびる気がしました。なんて素敵な夫婦なんだろう。ドラマ見逃してるのが悔やまれます。再放送しないかなあ~第二弾でもいいのだけど。
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美幸
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お俊さんの壮絶な人生が自ら語られる。深川の人は土性骨が座ってるんだ。
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楽駿
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川崎図書館本。善人長屋第3弾。相変わらず、加助の善人炸裂で、それに長屋の面々が巻き込まれていく様は楽しい。結局、みんな、加助さんが好きだったりする。けれど、それを建前上は大きな声で言えないわけだ。そして今回の1番の読みどころは、最後の2話。質屋の夫婦の馴れ初めは、決して楽しい話ではないが、今、この夫婦の繋がりの深さが、どうして生まれたのかが、よく解る。上手く言葉にはできない、それぞれの事情、きちんと向き合って考えれば、なるほどと思う事も多い。まっつぐに真っ白な蓮の花の様に、そんな生き方をしたいよね。
もんらっしぇ

楽駿さん、まだ読んでないので薄目あけて拝読しました(^○^)

08/05 18:32
楽駿

もんらっしぇさん 読後のレビュー楽しみに待ってます🎶

08/05 22:09
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チップ
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ネタバレ*図書館* お縫の姉と兄がついに登場。長屋の面々も達者。文吉もお縫もそろそろ気づいてほしい、自分の気持ちに。
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恵美
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お俊さんの過去が壮絶。文吉とお縫がくっつくのはまだ先か?
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ねここ
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ネタバレ3作目となると、それぞれの人となりが固定化してしまい、例えば加助の善行が半蔵の如く鬱陶しく感じたり、お縫いの物言いに、一々大人の話に首を突っ込むんじゃないよ、と言いたくなったり…。けれど楽しみに読んでしまうのは、儀右衛門夫婦、唐吉文吉兄弟、そしてなんと言っても新九郎が気に入っているから。今回も皆、良い味出ていて嬉しい。最後の二編で、壮絶なお俊の過去と、二人の出逢いを知った。どん底に落ちた時、儀右衛門から、泥の中から立ち上がる、決して折れない真っ白な蓮、と言われたお俊。いつまでも粋な夫婦でいて欲しい。
ねここ

「平気だよ、おまえさん。何があっても折れやしないー。そう言ってくれたのは、おまえさんだろう?」「あぁ、そうだったな」

06/29 07:12
0255文字
てまり
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今作も、おせっかいの加助が、あちこちから拾ってきた厄介が、長屋の住人達を騒動に巻き込む。悪はワルなりに落としどころがあるらしいが、善人長屋の住人は皆暖かい。儀右衛門とお俊の馴れ初めもこの作品にふさわしい。白いハスは、本当に美しい。
0255文字
おしゃべりメガネ
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なんとか読み切りました。シリーズ3作目。なんだろう、面白いは面白いのですが、夢中になって読み進めれるほどの集中力はなく、どちらかというと惰性でパラパラと読んでしまった感が否めません。登場人物が多数でてきており、自分の中でこの人がとても魅力的なキャラが最後まで定まらなかったのもあるのかもしれません。やっぱり最後まで「お縫」は苦手だったなぁ。なんだかんだいって、「お縫」の両親が一番よかったかも。「加助」は最初はいい味だしてましたが、なんとなく後半は失速気味だったかなと。他の西條さん作品にチャレンジします。
おしゃべりメガネ

〔図書館本64〕

05/18 14:56
0255文字
miou
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シリーズ3作目。今回は儀右衛門一家の話が中心。お縫ちゃん、兄姉がいたんだ!それにしても相変わらず加助さんに振り回される長屋の面々。だんだん被害が大きくなっているような…?文吉とお縫の仲も、本人たちは気付かずとも徐々に進んでいるようで微笑ましい。続き出るのかなぁ。
0255文字
サプリママ
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ネタバレ⭐⭐⭐⭐♥ 2015年11月初版。善人長屋の第3弾。短編集。巻末の「鴛鴦の櫛」「大川契り」はお縫の両親の壮絶な過去が語られ迫力満点。お縫の母と祖母の確執とお縫の色香が招いた悲劇と全てを受け止めた夫。「泥つき大根」玉木屋のお杉さんと石蔵の思い「弥生鳶」伝説の掏摸と孫娘「兎にも角にも」悋気な隠居を気前よくした兎の杖「子供質」橋助の障害を悲観して捨てた親とそれを救おうとした女中「雁金貸し」金貸しの証文の金額が変わるトリックとお縫の姉の話「侘梅」豊姫の縁談と若君の想いと火事場で迷った豊姫と文吉との豊後梅の香り
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こまそらねこ
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定番の面白さ。悪人長屋なんだろうが、憎めない。
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hitokoto
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 西條奈加さん、やっぱり相性が悪いみたいです。「大川契り 善人長屋」、2015.11発行。タイトルから面白そうと思って手に取りました。連作8話。全282頁。第1話の24頁で失速しました。(シリーズ物の第3作のようです)
hitokoto

ナイス、恐縮です。有難うございます。

04/17 02:53
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リュミエール
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シリーズ3作目。前作が長編だったせいか、今回の連作短編は心なしかちょっと物足りなさを感じてしまいました。それでも、最後の2篇は繋がっており、しかもお縫ちゃんの両親儀右衛門さんとお俊さんの馴れ初め話も語られ、楽しく読めました。お俊さんの若かりし頃の話は、今のお俊さんからは想像もつきませんでしたが、儀右衛門さんと出逢い、様々な苦難を今日まで乗り越えてきて、その靭さ、二人の絆の深さの根っこを垣間見たような気がしました。お次はお縫ちゃんと文さん。続き期待してます。
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kameyomi
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『心淋し川』がセンスが良く読みやすかったので、西條奈加さんの時代小説をもう少し読んでみようと思った。 ごく初期の作品というわけではなさそうだが、こちらはどうも私には響いてこなかった。
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Suzu
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善人長屋シリーズ第3弾。お縫の両親、儀右衛門とお俊のなれそめがお俊から語られる。この夫婦の絆の強さの理由がこれだったのか。佳代と和解するのは難しいのかね。文吉とお縫はどうなるの?このシリーズこれで終わりなの?もっと読みたいんですけど。
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sanukinoasayan
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善人長屋シリーズ第3作。8編のスリリング且つ人情味溢れるエピソードに、心地よく浸り時間を忘れて読み耽った、なんとも幸せな読書時間に感謝のみ。最終の一編「大川契り」での主人公の両親儀一とお俊の馴れ初めに儀一が放った言葉には泣かされる。 「あんたは、蓮の花なんだ!どんな泥の中からも、まっつぐに伸びて花を咲かせる。あんたはそういう女だ」
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toshi
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「善人長屋」シリーズ第3巻。 第2巻の「閻魔の世直し」より先にこちらが見つかったので順番が逆になったけれど、思った通り何の問題も無かった。 書き下ろしの巻末の2作は第1巻「善人長屋」と同じく2作で1つの話になっていて、話の中で千鳥屋の秘密が明かされる構成になっている。 今回はお俊と儀右衛門の馴れ初め。 ただ、地の話の方の結末はちょっと。 同じ結末でも、そこまでのもって行き方がイマイチでした。
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さく
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悪人達が住む善人長屋。皆、心意気があって、理不尽なことには立ち向かう。なんだかんだで、弱気を助け、厄介ごとを抱え込んで。少しずつ助け合って、生きることが大切だと改めて感じる。見て見ぬふりをしない生き方が清々しい。優しくなりたい。
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chacha
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シリーズ3 相変わらず一日3善の加助さんこの善人ぶりに巻き込まれる長屋の面々。表題作にすべてもってかれましたね。儀右衛門とお俊の馴れ初めがまあ読ませますね。儀右衛門カッコいいなぁ。お縫と文吉のこと周りは気づいているのに 本人たちは・・・いつまでこの状態かな。 今回は お縫の姉や兄が登場した。
0255文字
きい
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シリーズ3作目。今回は連作短編集。相変わらずの加助さんの活躍?ぶり。 さくさくと読んでいったけれど、最後の表題作に全部持っていかれた感。西條さんの作品、追っかけます。
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