リカーシブル

リカーシブル
あらすじ・内容
青春の痛ましさを描いた名作『ボトルネック』の感動ふたたび!

この町はどこかおかしい。父が失踪し、母の故郷に引越してきた姉ハルカと弟サトル。弟は急に予知能力を発揮し始め、姉は「タマナヒメ」なる伝説上の女が、この町に実在することを知る――。血の繋がらない姉と弟が、ほろ苦い家族の過去を乗り越えて田舎町のミステリーに迫る。著者2年ぶりとなる待望の長編登場。

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リカーシブルの感想・レビュー(2896)

*ネタばれありで*どこかおかしいどころじゃない町の真相に辿りつき、自分の今後もどうなるか分からないのに、実の母子の悲しい事実を知った後なのに、いやだからこそ味方が誰もいない弟を案じられる主人公の気丈さに心打たれたす。
★9 - コメント(1) - 2月3日

久しぶりに読書。読み始めた時は家庭環境が複雑な小・中学生の転校でどう馴染んで行くかっていう話かと思ってましたが違いました。民話伝承の残る閉鎖的な町でよそ者が入ってきて、て話ですごく好きなテイストの話でした。お父さんから離婚届が届くところでは少し涙が出ました。ハルカとサトルはこれからも逞しく生きるのかな。
★8 - コメント(0) - 2月1日

ハルカが母親やクラスの友達の反応を常に気にして、無難に過ごせる言動や行動を取っているのがとにかく切なかったです。母親の本当の姿を知っても、最後にサトルのことを守りたいと思える強さを持てるようになっていたのが救いでした。
★6 - コメント(0) - 1月21日

中学生の少女の成長物語かな?最近読んだ少年少女が主人公の作品の中で、一番人物が共感できる。感情移入しやすい。血のつながらない母からの自立、血のつながらない弟との絆、余所者なのにやたら積極的に受け入れてくれたクラスメイトの謎。少女の視点から徐々に明らかになる過疎の町の闇。さらに謎解きのエッセンスもあり極上のエンターテインメント。でもやはり、母、弟、クラスメイトとの関わりの変化を通した少女の心の動きが見所。じんわり力をもらえるような一冊。
★6 - コメント(0) - 2016年12月18日

辛い話だったなぁ。特にラストのママとの会話が苦しかった。だからこそ、主人公に共感できるのかな?
★3 - コメント(0) - 2016年12月18日

ボトルネックのような面白さを期待していたのですが、個人的にはイマイチでした。主人公の中学生が中学生にしては賢すぎると思うのですが。でも、ラストで弟に対しての姉弟愛が伝わってきてよかった。強くあろうとするハルカは嫌いじゃないです。それにしても、お母さんは怖い。生活苦しいのは分かるけれど子供を売るのは絶対駄目!サトルがかわいそう。
★3 - コメント(0) - 2016年12月15日

ボトルネックとはまた違った感じ。結末が気になり、後半はテンポよく一気に読めました。でも、少しモヤモヤが残るかな…
★2 - コメント(0) - 2016年12月14日

最初はだるかったけれど終わりの方は良かった。 もう少し疾走感欲しかったかな?ボトルネックから読めば良かった。
★3 - コメント(0) - 2016年12月4日

ボトルネックとかっぽいイヤ感。が、結末はある意味爽快。なんでだ。 自分は転校生になったことはないけど、人間関係構築に伴うヒリヒリした肌のすり合わせ感は非常に理解できる。進学するたびに感じるあの息苦しさ。ああ嫌だったな。
- コメント(0) - 2016年12月2日

米澤穂信氏の長編ミステリー。母親の故郷に帰ってきた女子中学生が,この田舎町で起こるちょっと変わった出来事,昔から語り継がれる「タマナヒメ」の存在,そして血のつながらない弟の不可思議な行動の謎の解明に奔走する。『ボトルネックの感動ふたたび!』とのキャッチコピーから,あのような展開・衝撃を期待していたが,ちょっと違うかな?この謎をどういう風にまとめていくんだろうとわくわくしながら読み進んでいったが,真相がわかった後でも,米澤氏の作品にしてはちょっと切れ味が悪い感じ。閉鎖的社会はヨソ者には厳しい!
★7 - コメント(0) - 2016年11月22日

rey
読解力が足りないのか…んー期待はずれでした。テーマは面白いのですが、予想の範囲内で全てが纏まってしまった寂しさと、〆がこれだけ⁉︎と拍子抜けしてしまい読後一気に冷めてしまいました…。。結局父親も母親もなんやねんー!それでも親かー!!と言わずにはいれない。先生が絡む辺りまでは面白かったのになぁ。個人的には断然『ボトルネック』の方が好きでした。
★22 - コメント(2) - 2016年11月16日

田舎のよそ者に対する団結力の強さ。
★3 - コメント(0) - 2016年11月16日

全体的に間延びした感じで、最後まで感情移入できなかった。
★4 - コメント(0) - 2016年11月11日

過去に街で起きた出来事に街全体で起きている謎、今回はスケールの大きいミステリーでした。
★3 - コメント(0) - 2016年11月8日

真相が気になって一気読みしました。タイトルや表紙の印象で受けたより、ずっと日本的な、陰陽でいうと"陰"の部分の怖さを感じる物語だと思いました。あらすじにも「青春」のフレーズがある通り、思春期特有のヒリヒリした思いというのも描かれていて、結末も含めてざらりとした読後感が残る小説でした。
★4 - コメント(0) - 2016年11月6日

米澤穂信さんは「ボトルネック」に続いて二冊目。作品の後半から、ミステリの要素が気になりグイグイ読むことはできたのですが、作品全体のねっとりとした暗さが苦手です。
★35 - コメント(0) - 2016年10月26日

父親が犯罪を犯し失踪。父の再婚相手である母親に気を使いながら暮らす。経済的にも苦しく、転校して友達もいない。唯一仲良くなった友達と、気を使っていた母親にも、最後に裏切られて、でも、それでも、生きていく少女の話し。状況は暗いし、前向きとばかりは言えないけど、生きる勇気をもらえる物語。 最後まで登場しない父親は最低。
★1 - コメント(0) - 2016年10月19日

予知のような発言をする血の繋がらない弟、そこから民間伝承のタマナヒメを調べるハルカ。不気味な町の様子は恩田作品を思い出す。設定は好きだけど、あんまり面白くなかったのは何故かな?姉弟の「バカ」だらけのやり取りに疲れ、中途半端な母親の存在感、過去の事件のあやふやさ、スッキリしないラスト、少ないハラハラ感。ボトルネックを読んでみようかなぁ。
★4 - コメント(0) - 2016年10月17日

ボトルネック的印象を受けたのでそれなりの心構えをしながら読みましたが結果的にはボトルネックほど絶望的な訳では無かったです。語り手の置かれている切羽詰まった状況に見合わない冷淡さに闇を感じました。でもこれ、後日談はあまり見たく無いですね…ところで「高速道路(ry」って看板、似たようなのを近畿だったか中部だったかの田舎で見たことがある気がしますw
★2 - コメント(0) - 2016年10月8日

現実離れした話。しかしその異常さはほのかな異常さ。物足りない。彼女が今後どうなるのか心配です。
★4 - コメント(0) - 2016年9月24日

私的には新鮮な設定で単純に面白かった。下手したら漫画っぽくなるきわきわで。まーいくつか消化できないところもあるけれども、少女と弟が強くなっていく様とか町の臭いや錆までみえてきそうな感じとか良くて、こういう謎ときになるとは予想外でした。初読み作家さんなんで、え、ファンタジー?ホラー系なの?と誤解できたりして。
★8 - コメント(0) - 2016年9月19日

最後まで読んでみたけど、もやもやする。世界観はとてもよかったけど、締めがイマイチ。伏線の回収できていないところがあるので、続編が欲しいところです。
★3 - コメント(0) - 2016年9月17日

面白かった。米澤さん、レビューの高い「儚い羊・・・」が合わなかったのでどない?と思いながら読んだのが逆に良かった(と思って読後レビュー読むと、こっちのほうがいまいちなのね、大多数と合わないわあ)。上手に伝説が絡み、女子特有の友達との距離感やら、青春ヒリヒリハラハラ、血の繋がりだけじゃないんやんね!それにしても、母親こわっ!
★10 - コメント(0) - 2016年9月13日

以前読んだボトルネックとよく似た雰囲気のホラーサスペンス。閉鎖的な町で起こる事件と町の古い伝承との関係を主人公の少女が解き明かしていく。全体的に暗い感じだったけど前向きな終わり方で良かった。不幸な家庭環境でも強く生きるハルカ、応援したくなる。
★22 - コメント(0) - 2016年9月10日

途中の現実から離れていく感じから、終盤一気に現実に引き戻されました。タイトルで、さらに納得。悔しいけど、全ては作者の思惑通りなのでしょう。上手いなぁ…閉鎖的な村社会の恐怖を感じました。一度は外に出ても結局、元のコミュニティーに戻ってしまうんですね。サトルのママがいちばんこわい。。。ハルカの父親が講に嵌められたと考えると、よりこわい。
★48 - コメント(0) - 2016年9月6日

終わりがなんとも。それまでの雰囲気は良かったのに。ハルカもリンカもこんな中1いるかなと思ってしまう。結局サトルしか信用できない。これからどうするんだろう。
★29 - コメント(0) - 2016年8月22日

最近絶好調の著者の作品で読み忘れていた本作を読了。地方の田舎町に引越しを余儀なくされた血の繋がらない姉弟が遭遇するその土地での伝承にまつわる事件、それは実は何ともドロドロした事件であるのだけれども。父親は失踪しており母親も信用出来ない中で、最後はあんなに嫌いあっていた姉弟が唯一の頼りとなる。そこはかとなくなく恐怖が迫り、これは推理小説と言うより恐怖小説だ。これからこの姉弟、この町で暮らしていけるのだろか。
★6 - コメント(0) - 2016年8月22日

ミステリーとして読むには、「無理あるんじゃね?」感が否めない。思春期のクラスでの自分の位置取りのヒリヒリ感や、なんだかんだ喧嘩をしながらも、信頼を築いていくサトルとハルカを中心にした青春小説としては良かったと思う。
★2 - コメント(0) - 2016年8月16日

父が失踪し、義母の故郷に引っ越してきたハルカ。でもこの町は何か違う。タマナヒメ伝説のある町、そして弟ははじめての土地なのに来たことがある、見たことがあるといい、その上予知能力を発揮し始めた。何が起こっているのかわからない不安。中1という多感な時期に、まわりの子に合わせなければならないつらさ。弟を守るためにハルカは向かう。そして次第に核心に迫る。ママが結構怖い。最終的には「ボトルネックの方が好きかな。」
★21 - コメント(0) - 2016年8月4日

地域の伝奇タマナヒメの謎を巡るミステリー。こういう伝奇物は大好きで、何冊読んでも飽きない。この人の独特なミステリーもなんだか癖になる。
★7 - コメント(0) - 2016年7月30日

主人公の家庭環境と引っ越してきた母の故郷の謎・・・多感な中学生が田舎に引っ越して来たらこんな感じなんだろうなーとか思いながら読み進める。謎に肉薄しながら、この結末・・・「ボトルネック」を思い出してしまった。個人的にはボトルネックより好きです。
★34 - コメント(0) - 2016年7月28日

図書館返却日だというのに半分くらいまでしか読めていなくて夕方一気に読んだ。半分くらいまではなんだかすぐ眠くなってしまってなかなか読み進めることが出来なかったけど半分過ぎた頃からドキドキした。血がつながっていなくて嫌いだと言っても結局面倒みてしまうハルカ。お父さんにいつか会えるといいね!弟くんの描写は可愛すぎて声が聞こえてきそうだった。とくにバカハルカ!ママは怖い。。中学卒業までは面倒みるからとか。この姉と弟がこの先も仲良く暮らしていけますようにと願った。
★18 - コメント(0) - 2016年7月26日

なにかわからないけど、なにが起こっている、という不安を感じて読み進めた。怖かった。点が線になってからはむしろ恐怖は収まった。車に皆同じステッカーを貼っているのに気付くところがぞっとしました。
★20 - コメント(0) - 2016年7月25日

やむにやまれず血のつながりのない母、弟とともに常井にやってきた中学生ハルカを主人公にした物語。 民話や未来予知など謎が大量に撒かれていて、解決は思ったより大がかりなものでちょっと衝撃的。 この作者ではなんとなく他の作品とどこか違うような感覚を覚えました。 悪くはないし最後の方は一気に読んでしまいましたが、他の作品と比べるとどうも劣る気が。含みを残すラストは好きです。 それにしてもこれは「再帰」なんだろうか。
★6 - コメント(0) - 2016年7月24日

最後がしりつぼみだったかな。ママ、こわい。
★18 - コメント(0) - 2016年7月17日

中盤から終盤につれて一気に引き込まれる内容でした。 ハルカの「強くないから、強いふりをするんでしょ!」ってセリフと弟サトルの味方が誰もいないんだったら私が味方をするしかない「いちおう、お姉ちゃんなんだからね」ってのがもう立派なお姉ちゃんすぎて泣けた。
★11 - コメント(0) - 2016年7月14日

うーん、ダメでした。なぜか全然読み進められなかった。
★5 - コメント(0) - 2016年7月13日

思ったよりあっさりとした終わり方。登場人物に共感したりはできなかったな。お気に入り度はボトルネックの方が上。でも設定が魅力的で終始とりまく謎に興味津々。都市伝説の研究とかやってみたい。ずっと謎だったことは一つの嘘のせいであり、それが分かったらすぐ解決された。分かってしまえば簡単なこと。一つの嘘がこんなにも物事を複雑にするとは。血がつながっていなくても、弟という存在に対しては姉としての気持ちが現れてしまうんだろうな。母親も然り?この優しいママはこわいけど。例外もいるし、感情は人それぞれということかな…。
★13 - コメント(0) - 2016年7月8日

この手の話が上手い作家のこの手の話を読んだことがあるからかいまいちのめり込めなかった。
★128 - コメント(0) - 2016年7月8日

オビや装丁からもわかるとおり「ボトルネック」の姉妹編的な扱いらしいので、それなりの心構えで臨んだ一冊。青春という多感な時期と向き合うときに、前作は歪んだ蹉跌を、今作は苦い現状の先を見つめる強い眼差しを描いていてまさに表裏一体。構成も対照的なのでもし未読の方がいるなら二冊を併読するのをお勧めします。どちらが心に響くかはまた別の問題ですが。
- コメント(0) - 2016年7月2日

リカーシブルの 評価:66 感想・レビュー:1190
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