人生の踏絵

人生の踏絵の感想・レビュー(20)

3月18日:りさ
遠藤周作さんの本を何年ぶりに読んだだろう。所々に見えるユーモア、昔読んだエッセイにいっぱいちりばめられていたのを思い出しました。何十年も前に読んだ作品ををもう一度手に取ってみたいと思いました。きっと今日とは違う私に会えるような気がします。早速、本棚に手を伸ばす私がいます。
★1 - コメント(0) - 3月13日

3月9日:逡巡ノアール
キリスト教信者でない証として踏み絵が使用されていた時代、踏み絵を踏まずに殉教した信者は後世まで英雄扱いされて、沢山資料が残っているが、恐怖のあまり、自分を守りたいがために転んだ信者についての資料はほとんど残っていないらしい。そんな「弱い者」を主人公として書いた小説、「沈黙」のご本人の講演内容。私は、同じ書籍を繰り返し読み味わう、という行為はせず、ただ消費していただけなのかもしれない。ご自身、キリスト教信者にも関わらず、神の存在を問うてることにただ疑問しかなかったが、こういうことだったのか。なんと深い。
★2 - コメント(0) - 3月8日

3月6日:hiropon
3月3日:Kunio Hanaoka
「彼ら(転んだ人)も人間である以上、私は彼らに声を与えたかったのです。彼らを沈黙の灰の中から呼び起こしたかった。沈黙の灰をかき集めて、彼らの声を聴きたい。そういう意味で『沈黙』という題をつけました。(P19)」困難に救いを与えてくれない神の沈黙ともかけたらしい。この本は連続講義録集プラスαの構成で、著者の前書き後書き、編者の言葉は一切なし。喋ったことを作品に当てはめて読みたい。『沈黙』、長崎に思いを馳せて。
★4 - コメント(0) - 3月3日

3月2日:いわせん
海外の文学作品を通してキリスト教を語るというテーマの講演内容を本にしたもの。抹香臭さなんて微塵も無く、だが、深い。他の作品も読みたくなって、まんまと狐狸庵先生の策にハマる(笑)。
★3 - コメント(0) - 3月2日

2月25日:隠居
2月22日:手羽先明太子
映画「沈黙-サイレンス-」が公開中ということもあって、最初に「沈黙」を執筆したときのエピソードが紹介されています。先日、瀬戸内海放送から、映画公開が話題になっていることもあって、岡山・香川の隠れキリシタンについての取材を受けました。高山右近が潜伏したと推測される小豆島の各所を取材記者に案内しました。伝承が残っている2か所の説明は上手く編集し、分かりやすく紹介してくれていました。この度右近は福者に列福されましたか、今後右近ゆかりの地に巡礼に来られる人たちが増えそうです。
★3 - コメント(0) - 2月22日

2月20日:後藤卓
2月15日:Makoto S.
「沈黙」,「侍」,「スキャンダル」などの自作と幾つかの外国作品を題材に人生を語る。遠藤周作は講演の名手だ!
★1 - コメント(0) - 2月13日

美しいものに惹かれるのは熱情であって愛ではない。神は不完全なものをこそ大事にする。それを愛という。だから離婚は禁じられており、自殺もまた同様。なぜかというと、人生もまた綺麗なだけのものではないから。そういう人生から逃げてはいけないから。 …という内容だった。まとめると。ただ、そういったものをどうやって大切にすればいいのか、また明らかに捨てた方がよいものもあるのではないか、といったことの解はなく今後の課題かもしれない。 でも確かに、神にはすべての人間を愛してほしいかもしれない。
★3 - コメント(0) - 2月11日

『沈黙』の著者である遠藤周作氏の生前の講演などをまとめたものです。長崎で遠藤氏が偶然目にした踏絵、その板にはべっとりと脂足の形が残っていて、そこからインスピレーションを得て『沈黙』を書いたそうです。また、現代にも踏まなければならない踏絵があると言います。思い起こせば私もたくさんの踏絵を踏んできました。意識的に踏んだり、知らないうちに踏んでいたり。「罪のなかにこそ救いの可能性がある」という一文が心に残りました。
★99 - コメント(7) - 2月6日

2月5日:末定智弘
2月1日:Ai
2017年5冊目。遠藤周作の講演録。作品を読むだけでは分からなかった著者の人柄(特にユーモア)がよく分かる。『沈黙』は原作を読み映画も観に行ったが、タイトルの意味は、信者の苦しみに対する「神の沈黙」であると、そこで思考が止まっていた。本書の中でもう一つの意味、華々しい殉教者とは違い、汚点として葬られてしまった「踏み絵を踏んだ弱き人たち」に対する「歴史・教会の沈黙」が語られていた。弱虫に対する眼差し、惨めな者にこそ向けられる愛。遠藤周作が持ち続けたテーマが、掲載されている講演の中に色濃く映し出されていた。
★5 - コメント(0) - 1月29日

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人生の踏絵の 評価:90 感想・レビュー:9
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