マザーズ

マザーズ
あらすじ・内容
母親であることの幸福と、凄まじい孤独。金原ひとみがすべてを注いだ最高傑作!

同じ保育園に子どもを託している、作家のユカ、主婦の涼子、モデルの五月。三人の若い母親たちが抱える、痛みにも似た孤独と焦燥、母であることの震えるような幸福。彼女たちは何に傷つき、何に憤り、何に慰撫されているのか。作家が自身の体験のすべてを注いで描きだす、現代日本の「母」、そして「家族」。渾身の最高傑作!

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457ページ
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マザーズの感想・レビュー(1363)

何と言う小説だろうか。 話の中に出てくるお母さんたち。 自分にも身に覚えがあり過ぎて、不快感を感じた程。 母親とは、そう孤独なものなんです。 愛していると憎たらしいの間を毎日行き来して、 自分はこんな母親で良いのだろうか、いやまだ大丈夫だ。と否定と肯定の繰り返し。 ここまで生々しく突っ込んで母親の精神を描いた作者は物凄い繊細か鈍いかのどちらかだと思う。 これは気持ちが浮上するのにしばらく時間がかかるぞ。
★2 - コメント(0) - 3月25日

胸騒ぎにざわざわし、時々泣いたりしつつ読了。登場人物それぞれの吐露に、見たくない見せたくないでも分かって欲しい切実さが、虚構と思いつつリアルで、目が離せなかった。女と母と育児について、自分はどうだろ?と心を探ってしまいそう。簡単な問題じゃない。
★2 - コメント(0) - 3月22日

かなり衝撃的だった。改行がなく長く感じる。子育て地獄はわかるけど子供のいない人は戸惑うよね。大変なのはほんの何年間。でもその時期が一番可愛かった。振り返らないとわからないもの。
★8 - コメント(0) - 2月18日

同じ保育園に子供を通わせる、作家、モデル、専業主婦の3人の母親たち。涼子の章では、誰か早く助けてあげてよー!と、読んでいてとてもしんどかった。彼女たちが、夫ともっといい関係の中で育児ができてたら...と思わずにいられない。遠いことのようでいて、実はすぐ後ろにあるような地獄。。すごい話だった(°_°)
★57 - コメント(0) - 2月15日

ユカ、五月、涼子、彼女達には子供がいて暮らしがある。端からみると、お金がある、仕事がある、幸せそう。でも当事者にしか分からない苦しみがある。育児における閉塞感や家庭内の不協和音を別の何かを足す事で均衡を保つ。小さな幸せの塊。それが時に重くのしかかる。子育ての全責任が母親にあるように感じて、読むのは苦しかった。彼女達のように振り切れて破綻せずとも皆どこかしらギリギリで踏ん張ってると思う。子育ては父親も当事者であるべきだ。でも彼女達は苦しんで均衡の取れる場所を見つけた。苦い経験もあったけれど、そこは救いかな。
★28 - コメント(0) - 2月11日

狂気。こんな風に母親ってなるのかーと妙に納得。私は子供はいないけど、専業主婦で子供と離れる時間が欲しいと言う人の気持ちを垣間見た気がする。ちょっと子供を持つのが恐くなるかな…
★9 - コメント(0) - 2月9日

決して愉快な話じゃない。でも、読むのをやめることが出来なかった。三人の母親は、皆どこか壊れている。結婚し母になるということは、壊れていくことなのだろうか?壊れた部分を修復し生きていくことなのだろうか?もしも、三人の子供が何事もなく成長していたら、三人で仲良く遊んだりしているのだろうか?なんて想像した。
★4 - コメント(0) - 1月31日

図書館本。三人三様の母親が育児と母親業、家庭の諸々を抱えながら毎日を送る様子が書かれているが、子育てに正解はないのに何故か他人と比べて不安になったり安心したり……母親だって初めてだらけで誰かに頼りたい。この話はクスリ、不倫、虐待、モデル、作家…などちょっと日常と離れてるけど、どこかで母親も安心を求めてるんだろうな。最後は上手くまとまってる感じでした。
★17 - コメント(0) - 1月30日

小説家のユカ、専業主婦の涼子、モデルの五月、それぞれが、育児と母であることと1人の女性であることの狭間で苦しみ戦っていた。…苦手意識で手にしたことのなかった金原作品。強烈でした。ドラッグ、虐待、不倫、主人公が3人いるので、全てが上手く散ってはいましたが、すっかりお腹いっぱいです。(笑)幼児の子育てはホント大変。はるか昔の経験者ですが、遠い記憶の中で思い出すことがありました。自分の子は可愛い、があれば、最後は乗り切れることでしょうが、世間の数々の事件を見ると↓
★40 - コメント(1) - 1月22日

<図書館>母親は孤独。心の負担を考えれば、なんて割に合わない仕事なんだろう!主人公たちは仕事は違えど、同じ母親。女>母親な母たち。追い詰められて、現実逃避をするその「カタチ」は理解できるが、「内容」は非日常的なものだ。母親であれば誰でも少しは共感するのだろうか。夫の存在は「母親」でいることを良くも悪くも左右するのだな。幸せな家庭を築いてる家族が大多数だと思いたい。比較的改行が少ない文章が彼女たちの追い詰められた心理を想像し息苦しくなる。
★2 - コメント(0) - 2016年12月29日

忘れかけてた乳児の大変さを思い出した。
★2 - コメント(0) - 2016年11月6日

余りにも縦横無尽な母親達を傍目から見ていくと、もう、あなた達の感情?夫?家庭?親心?辛さ?不倫相手?愛?ドラッグ?虐待?埋められないもの?なんて知らねーよと苛立ちを覚えたが、読み進めていくうちにどんどんとおかしくなっていく彼女達のことが気になりだし、ページを捲る指が止まらなかった。物語に終着が見えず、弥生の死に無理やり転換させた感は否めなかったが、私はやっぱり金原ひとみの持つ表現力は大好きだなと思えることができました。母かあ。子どもかあ。子育てかあ。保育園かあ。素敵な家庭かあ。築きたいなあ!
★5 - コメント(1) - 2016年11月1日

のっけから困惑し、途中読み進めることが出来ずに中断するも、再開後は一気読みしました。自分の育児、他人の育児は違うもの。ましてや実際の様子なんて他人にはわからないこと。母親苦悩や葛藤なんてそもそも誰にも理解できないし、してもらおうとも思わない。混沌とした気持ちが終始私の周りに渦巻いていて、色んな事を思い出して辛かったね。思い出したく無いことを沢山思い出してしまった。3人のこれからが明るい展望でお話が終わった事が救い。母親って苦しいよね。子供たちも苦しいんだろうね。本当にごめんね。って気持ちで一杯の読後です。
★48 - コメント(0) - 2016年10月16日

初作者読み。んーあんまり好きじゃない
- コメント(0) - 2016年10月10日

読んでいて、胸が痛かった。 子育ての大変さが伝わってくる。 きっと経験した人なら、共感するところが沢山あるのでは。 3人それぞれの結末は想像と違っていたけど、 うまく収まっていて良かった。
★4 - コメント(0) - 2016年10月4日

文庫化まで我慢できずにハードカバーで購入。「トリップ・トラップ」で違和感を感じた、「母」というキーワード、そして今回3人の主人公も母親。ま、まさか金原さん出産したのでは!?疑惑が私の中で浮上。序盤~金原さんの小説じゃないものを読んでるような大人しさで、中盤から一気に金原ワールド全開。テンションあがりました。まってましたー!からの、後半に向けてのまたまた落ち着き具合。そのまま読了。私にとってはもやもやハッピーエンドに感じ受けました。思いっきり突き飛ばして超絶バットエンドにしてほしかったなぁと…↓つづき
★111 - コメント(1) - 2016年9月30日

育児に悪戦苦闘する3人の女たち。経済的に余裕のある家庭でもこんなに大変なんだから……と思うとぞっとする。どんなに大変か知らないで子どもを持つと、悲惨なことになる。くれぐれも慎重に。
★3 - コメント(0) - 2016年9月9日

atu
3人の女性の母親としての姿、三者別々に育児から解放される姿。その全部に共感させられる思いで読んだ。そもそも人は母なるものに聖母像を抱きすぎてない?腹から出て来たワケわからん者に急に人生の全てを支配されて、それでも穏やかに微笑んで赤ちゃんが可愛い。って姿を世間から強要される、それが私はすごくつらかった。子供は掛け値なしに可愛い、愛しい。でも、母は、母である前に一人の人で、急に聖母になれ。と、言われても、なかなか難しいものがあると今でも思う。
★4 - コメント(0) - 2016年9月4日

2度目読了。ドラッグ、虐待、不倫、流産、死別。小説と思って読んでいるけど、実際にもきっと。普通の幸せを実感して過ごしたい。
★6 - コメント(0) - 2016年7月31日

最初とてもグロテスクで合わないと思い他の本にいってしまいましたが、また戻ってきました。途中からとりあえずどうラストを迎えるのか気になって一気に読みました。最近家庭をテーマにした本を読むことが多いですが、この本が1番衝撃的でした。普通の主婦に見える涼子の虐待。モデルの五月の不倫と妊娠と流産と子どもの死。作家のユカのヤクと別居婚と離婚と再婚。3人が主人公となり次から次へと話が進んでいきます。ある意味女であり母親の本音の世界です。パンドラの箱を開けた気分です。
★37 - コメント(0) - 2016年7月27日

挫折。とりあえず今読むべき本ではなかったと感じる。金原さん自体が初読みだったのだけれど、段落が極端に少なくて文字ビッシリってのは、この方の作風なんですかね?当分、金原さんは手に取りません。
★36 - コメント(0) - 2016年7月2日

今までのどの作品よりもずしりと堪え、精神を消耗するものだった。出産経験のない私には、子育ての大変さもその中で得る幸福感も、絶対にわからない。大変なんだろうな、でも幸せそうだな、と想像することしかできない。最初はこの作品の登場人物である3人の子育て中の母親の苦闘を見てもやはり「大変そうだな」という完全に他人事という思いしかなかったが、だんだん、子育てしてるかどうかは関係なく自分の中で眠らせていた色々なことを半ば強制的に考えさせられてしまい、心を大きく揺さぶられた。この作家の凄さを初めて見た気がする。
★23 - コメント(0) - 2016年6月20日

図書館 子供を持つ身としてはかなりつらくて重たい内容でした。 クスリ、不倫、虐待など。 確かに子供がいると大変で、自分の時間がなくなるし、目が離せなかったりと、ストレスがたまることもあるけど、それ以上に幸せときも多いはずなのに。最低限やってはいけないことをおさえられない人ばかり。 でも、最後はみんなそれぞれ前向きになってきたから、まだよかったのかな。
★4 - コメント(0) - 2016年6月8日

母になった人たちがこんなに幼い考え方でよいのか?と思う反面、すべてが子供中心の生活になり、精神的にどんどん追い込まれていくのはきっと経験した人しかわからないことなんだろうと思う。 子どもを持つことを「当然のこと」「年齢が来たから」という理由で決めるのではなく、その後のあれこれも覚悟してもたなければならないと思う。
★14 - コメント(0) - 2016年5月6日

最初はなかなか感情移入できなかったけど、中盤からはそれぞれの登場人物のキャラクターに魅せられた。時々目を背けたくなるような描写があったけど、母になるってそういうことなんだ。と思う。ラストは3人とも自分の力で幸せを掴もうとしている感じがして救われた。
★6 - コメント(0) - 2016年4月10日

相変わらずめちゃくちゃにキレた本を書くなぁ、この人は。中毒性はあるけれど、精神が安定しない時に読むのは危険。引っ張りこまれて、振り回されて、振り切られる。
★6 - コメント(0) - 2016年3月14日

再読
★2 - コメント(0) - 2016年3月4日

母親の苦労が詰まった本。子育ては苦痛?結婚も出産もしていない身としては「母親はこんなことを考えながら子育てをしているの?」という感じ。子育てをしている人は読んで共感するのだろうか?
★7 - コメント(0) - 2016年3月1日

表現が過激な部分も多いけど、密室育児の辛さ・夫に理解されたい・愛されたい気持ちの心理は共感できた。でも、後半の弥生ちゃんのところは…読むのが辛かった。私の子供は今小学生なので、本当の小さいうちを振り返りながらあの頃、辛かったな…と読めたけど、まさに0~2歳児を育てているところだと、読むのが辛かったかもしれないな。
★8 - コメント(0) - 2016年2月28日

初めて金原作品を読んだけど気持ちのよいものではない。文章の勢いや比喩は独特だけど、改行もなくぎっしりで読みにくい。虐待やドラッグのシーンは吐き気がするほど気持ち悪い。ただ、ストーリーの中で母親の抱く感情に興味をもつ部分もあって、読了できた。こじらせ女子たち、結局何がいいたいのか!
★5 - コメント(0) - 2016年2月13日

どれが誰だかどの子が誰の子だかどれが誰の夫だか、半分ちょっと進むまで覚えられなくて辛かった。子育て真っ最中に読むにはキツい話だったかなと思いました。車の乗り降りの時には子供から目を離さないようにしよう、と改めて心に刻みました。
★16 - コメント(0) - 2016年2月10日

余白がほとんどないため、読むのに時間がかかった。いつもの重い金原さんらしい作品。3人の性格キャラが被って、誰だかわからなくなる時があった。育児をしたくなくなりそうな作品。孤独で逃れられなくて後戻り出来ない。辛い。でも、3人とも、無理やり最終的に育児から離れて楽になったハッピーエンドなのか。
★9 - コメント(0) - 2016年1月28日

mk.
読むのに時間がかかってしまいました…私は結婚も出産も経験していませんが、ただただ子育てが怖くなりました。こんなことになっちゃう可能性があるの?と。3人ともが3人に合う幸せを見つけられますように。 でも、金原ひとみさんの本は過激すぎる部分もありますが、いつも読んでしまいます。
★5 - コメント(0) - 2016年1月13日

今まで何度か手に取ったがようやく読めた。子どもが大きくなってきたから、かもしれない。渦中だったら読めなかった気がする。3人の母親について共感はできない。でもそっち側にいっちゃった、暴力的になってしまった感じはわからなくはないのだ。一番めちゃくちゃなユカがハッピーエンドなのがちょっと解せない。薬とかさんざんやっていたのに・・・なかなか読み進められず、途中でラストのほうだけ先に読んでしまったよ。
★43 - コメント(0) - 2016年1月4日

彼女の作品の女たちは性格が悪くて口が悪くてスカッとする。
★4 - コメント(0) - 2015年11月16日

☆2.5
★1 - コメント(0) - 2015年10月31日

育児の理想と現実のギャップが分かる小説。三人の母親は、育児する環境が皆違う。もちろん、育休中の私も(私はこの三人ほど異質ではない)。一番印象的だった母親が虐待するシーンは、目を背けたくなるほど心が痛くて、そんなところを本を読んで想像する自分すら嫌になった。虐待は絶対にいけない。分かっているし、私は絶対にやらない。でも、虐待する人としない人は紙一重の差だ。一歩間違えればそうなる。母親の周りの人がどれだけ母親をサポートできるかが、重要だと改めて感じた。きっと筆者は、このことを声を大にして伝えたかったのでは。
★10 - コメント(0) - 2015年10月27日

なかなか進まなかった…読んでてしんどくなったかな?
★2 - コメント(0) - 2015年9月25日

ずいぶん前に買ったものを実家で見つけたので、帰省の際に。毎度のことながらこの方の作品は読むのにものすごく体力がいるのと、現実と妄想の境目を曖昧に書いてるところが苦手でもあって好きなところでもある。今回のテーマはまたなんというか体力を使う作品だなと。自分はまだ子供はいないので詳しくは語れないけれど、それでも気持ち悪さを感じるほどのリアリティー。
★5 - コメント(0) - 2015年9月18日

蛇にビアス、マリアージュ・マリアージュそして本作品、三作品目は読了にかなりの時間がかかった。とてもイライラして落ち着かなく、もう沢山だと思いながらまたページを捲る。その繰り返しでかなり体力を消耗した。帯に母であることの幸福と凄まじい孤独とある。私自身も三時間おきの授乳時、一日で良いから八時間ぐっすりと続けて眠りたいと何度思ったことか。確かにある一時期は辛い。はじめての子育てに不安がいっぱいで全ては手探り。泣き止まない子供と一緒に泣いたこともあった。心理描写は流石だけれど三人の母親に共感は一切ない。
★86 - コメント(1) - 2015年8月21日

マザーズの 評価:100 感想・レビュー:572
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