タダイマトビラ

タダイマトビラ
あらすじ・内容
お母さん。私がたまたま自分のお腹から出てきたからって、好きになる必要ないよ――。

自分の子どもを愛せない母親のもとで育った少女は、湧き出る家族欲を満たすため、「カゾクヨナニー」という秘密の行為に没頭する。高校に入り年上の学生と同棲を始めるが、「理想の家族」を求める心の渇きは止まない。その彼女の世界が、ある日一変した――。「家族」とは何か? 驚愕の結末が話題を呼ぶ衝撃の長篇小説。

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タダイマトビラはこんな本です

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タダイマトビラの感想・レビュー(489)

自分の子供を愛せない母親と母親に愛されない子供、そんな形の〈家族〉がテーマのお話しでした。子供や母親の心理が理解できる様な描写があるのはわかりましたが全体的に私には物足りなくて、なので最後のクライマックスの変化はビックリしましたが実際に起こった未成年の猟奇的な事件を参考にされているのかなと思いました。子供を愛せない母親と母親に愛されない子供と父親という家の悲惨さはわかりますが、それぞれの内面の苦悩を改めてよく理解出来るという感じでもなくて最後まであまりよくわからずに読んだ感じでした。
★1 - コメント(0) - 1月17日

ラスト。 ハーモニー(伊藤計劃)読んだばかりなので、おおおおおって感触。 違うけど、近いものを感じる。 カゾクヨナニー。 アリス。
★5 - コメント(0) - 1月16日

学校から帰って「ただいま」と扉を開けると「おかえり」と笑顔で迎えてくれる母。そんな家庭に憧れる姉弟。姉は愛情を母に求める事を早々に諦めるが弟は幻想を諦められない。子供は両親にではなく母親だけに愛情を求めるんだな。父親は子供を愛する事のできない妻を攻めるがこの父親は一体子供に何を与えているんだろうか?
★6 - コメント(0) - 1月12日

エンディングがよく分からないながらも。。、現実には決して解決しないモヤモヤが、小説でなら葬れて良かった。なかったことにするのでもなくて良かった。安部公房の赤い繭思い出したわ。
★3 - コメント(0) - 2016年12月25日

村田沙耶香さんの「タダイマトビラ」(2012.3)を読了しました。「家族」「家」について深く考察した作品ではないかと思いました。私には不可解で意味不明ではありましたが・・・。村田沙耶香さんの作品、理解できるものとそうでないもの、面白い作品とそうでないもの、私には、半々ぐらいです。
★23 - コメント(1) - 2016年12月25日

「カゾクヨナニー」からもわかるように、家族関係について性行為に見立てて表現されていることが多く、言い回しがとても上手い。よく言う「家族だから」というのは理由であって理由でないような気もするし、「家族」というものが絶対的に万人にとって良いものとも限らないという現実を思い起こさせる。個性的な表現が多く、あっという間に読めてしまったが、読了後のあと味は良いとは言えない(笑)
★5 - コメント(0) - 2016年12月18日

狂気! 沙耶の唄みたいなオチになるとは想像もつかず。面白くはない。コンビニ人間は面白かったのになあ
★1 - コメント(0) - 2016年12月13日

村田沙耶香さん2冊目。 面白かったー!文のセンスが好き。 ラストの方はわかりそうでよくわからない…………誰か答えを教えてください…
★2 - コメント(0) - 2016年12月9日

図書館本。穏やかな表紙とは裏腹な複雑な内容。家族とは?その欲は?本物?偽物?村田さんの独特の世界観。本物を見つけた筈が違和感に気付き飛び出す主人公、で、家族のもとに戻る、、、が? ラストを理解するの難しい。でも面白かった~。
★7 - コメント(0) - 2016年12月6日

母がうまく機能しない家で育つ主人公は、家族欲を感じるとカーテンと戯れる「カゾクヨナニー」で欲求を満たす。このカタカナの選び方、さすがです。いつか自分の家庭のドアを見つけることを目標に彼女は大人になっていくが、見つけたのはヒトの社会から解放されることだった。精神を解き放ってうねうねする、音を出したり呼吸する肉体になっていくさまはとても気持ちよかった。子供の頃家にいて突然感じた生温かいまとわりつくような恐ろしい雰囲気。いつのまにかあれがなくなったのは道理がわかり周囲が見えるようになったからなのかな。
★21 - コメント(0) - 2016年12月5日

- コメント(0) - 2016年11月30日

人間が営む家族というのは、家族欲を満たすべく行われ続ける集団的自慰行為のためのシステムなのよ、みたいな感じ? しかし最後、どうなっちゃったんですかね。すがすがしいような、切ないような、恐ろしいような。。。ちなみにこの人の本、これが三冊目。なんとなく、沙耶香ワールド、つかめてきたかも。
★1 - コメント(0) - 2016年11月29日

これはまた...表紙とは裏腹になんとも(;・∀・)なんといえばいいのか...。主人公は弟の方が愛情に飢え求めてるように思ってるけど、自分の方がよほどその傾向が強いように思う。弟は健全にグレてるけど、主人公は相当に歪んでいるだけで。最後はもう、振り切っちゃってるよね...。衝撃的な結末とあるけど、なんかよう分からんかった(゜ロ゜)でもまた他の著書も読みたいのである(笑)
★28 - コメント(0) - 2016年11月28日

初読み作家さん。『殺人出産』のタイトルと単行本の装丁のイメージが強く、ぐさぐさと容赦なく刺してくるようなお話を書かれる方なのかと思っていた。そのため、序盤は「なんだ、案外優しいなあ」と若干拍子抜け。家族欲を自己処理することを覚えた少女。どこに終着点があるのかわからぬまま、ずるずると読みすすめていると終盤に思いきり頭を揺すられる。ココ ハ ドコ。ワタシ ハ ダアレ。他の作品も読んでみたい。
- コメント(0) - 2016年11月22日

家族欲なんて性欲と同じようにオナニーで満たしてしまえばいい、他人のオナニーには巻き込まれたくない、というような感じの話なのでしょうか。
★13 - コメント(0) - 2016年11月13日

やっぱりこの人の世界観好きです。クレイジー!家族についてこんな風に考えたことがなかったので、いろいろ新鮮だった。でも結末はほんとに意味不明でそれもまた良いんだけどやっぱり気になる。
- コメント(0) - 2016年11月13日

いったい なんだったんだろう?異次元に迷い混んで 結局 そのまま終わってしまったような感じ。
★29 - コメント(0) - 2016年11月10日

この人の本は装丁に騙されちゃってダメだね。訴えたい事もわかるけど親だって子供を育てるのは初めての経験だからね。投げっぱなしの問題提起はなえる。
★54 - コメント(0) - 2016年10月20日

途中までは何となく理解できたけど、結末に近づくにつれて難解(と思うのは私だけですかね?)。ひとつ言えるのは淡いピンクの可愛らしいカバーに惑わされるな、だって沙耶香だぞってことで。
★8 - コメント(0) - 2016年10月9日

あああ。そうだった。「星が吸う水」「ハコブネ」など読んで、村田さんは合わない...って思ってたのにまた読んでしまった...。わたしは瑞希のような家庭で育ったから、「ほんとに恵奈のような家庭に生まれていたら」が上手く想像出来ない。恵奈の弟みたいに愛してアピールしそう。
★7 - コメント(0) - 2016年10月6日

ああああああ面白かった……後半は読んでいて頭がおかしくなりそうだった。はっきり言ってしまうと、個人的に、結末にはちょっと謎が残っている。家族だったもの達はどこへ行ったのだろう。
★4 - コメント(0) - 2016年9月28日

ラスト最高にクレイジー…
★1 - コメント(0) - 2016年9月27日

子どもを愛さない母に育てられている恵奈はカゾクヨナニーによって脳をだましながら成長する。最後はなんだこれ?と思いましたが、すごく興味深く面白かったので、最後の章だけ父か弟か家族目線で書いてほしかったかな?シゲアキさんの本棚にあった本。
★19 - コメント(0) - 2016年9月25日

「本当の家族」を求める恵奈の観念的な世界を描いた物語。"家族欲"ナルホドうまいこと言う。「カゾクヨナニー」=家族欲を自己処理すること。シンプルに求めたらいいのに…と思ってしまう。恵奈も恵奈の母親も家族もかわいそうだとしか思えない。「家族というシステムは、カゾクヨナニーシステムだったのだろうか」私は家族をそんなふうには考えたくないなぁ。"家族は日常"と語った伯母のように生きるのが幸せだと思うのは、家族システムに洗脳されてるのかな。驚愕の結末…これは死? クレイジーすぎてついていけない。
★11 - コメント(0) - 2016年9月25日

家族病理が取り返しのつかないところまで進んだ話って感じでした。父母が家族のあり方を省みて、立て直そう!ってところまで来ましたが、娘は取り返しのつかない状態までキテましたってオチです。父母の気づきで家族再生ハッピーエンドとならないのは、ある意味現実的だなぁと思いました。
★6 - コメント(0) - 2016年9月25日

芥川賞作家ということで手に取ってみた。ふわふわした日常を独特の切り口で描写している。ただ、何が言いたいのか読み取れなかったのが残念。
★5 - コメント(0) - 2016年9月24日

家族のことが描かれた小説はたくさんあるけれど、ここまで変わった世界観を持つ家族小説は稀有だと思う。自分の子どもを愛せない母を持った恵菜は、家族欲を満たすために秘密の行動に没頭する。それはこどもにとってクタクタによれたタオルだったり、ぬいぐるみだったり・・・そういうもので安心したい気持ちは理解できるのだけど。白銀の砂を歩く蟻の描写で、私の小学校時代、学校の門の前で蟻の巣教材を売る業者をふと思い出した。村田さんだから、物語は想像もしない方向へ! 先日読んだ「ハコブネ」の知佳子を思い出した。独特な感性だ。
★76 - コメント(0) - 2016年9月24日

一読後、すぐに再読した。そして表紙を見ると、なるほどと思う。どちらの世界が幻影なのか、まるで映画のマトリックスのようだ。この見えている世界が別の景色にみえてくる。面白い。
★11 - コメント(0) - 2016年9月22日

受賞作品はすぐには読まないし、あまり興味も湧かないが、この作者は「クレイジー」のミドルネーム(?)がついてるとか。受賞作を読んだ知り合いが、「変わった人だよ」というので、とりあえず一冊読んでみたのがこれ。何がどうなったのだ!?というのがラストの展開。家族の縛りを求めたいのか嫌なのか。サザエさん的な家族はいまはそうそう見られないのだと分かっていても、結局帰りたいトビラの奥に、何を求めているのか。ただ、主人公が不意に感じた嫌悪感のようなもの(そういう表現は使わないが)、それはなんだか理解できる。
★4 - コメント(0) - 2016年9月18日

最後が最近読んだ本と味わいが似ていると思ったら、同じ作者の『ハコブネ』だった。この本では主人公が地球を起源とする生命の潮流に溶けていくが、『ハコブネ』ではこの惑星を温める恒星との交感だった。そういえば筒井康隆の七瀬シリーズの最後も宇宙との交感だった・・・
★4 - コメント(0) - 2016年9月17日

家族というシステムの難しさを痛感するお話。それは不自由なもので、忍耐でしかない。でも、これが現実なのかもしれません。後半の狂気じみた感覚が後味悪かったです。
★4 - コメント(0) - 2016年9月10日

衝撃のラストって、なんだったの。著者の作品、前も後ろもない、ただ一人で生きる存在という物がいつも思い浮かぶ。単性生殖でもない、ただ一人。ただ一つ。それでいて帰属する大いなるものへのあこがれは、無邪気な子ども以上のものだ。作品を好きかどうかは別にして、おもしろい作家のひとり。
★16 - コメント(0) - 2016年8月31日

見事な狂気です。
★2 - コメント(0) - 2016年8月26日

★★★☆☆
★2 - コメント(0) - 2016年8月20日

主人公の独白。こういうのを中二病というのではないのか。いったい周囲にどうしろというのかと、思わず笑いながら読んだ。家族にたいするこの思い入れの強さはいかにも女性的で、とことん引っ張る創作力はたいしたものだと思うが、あまりに終始、観念的。少女時代の思考などリアルさが微塵もない。
★2 - コメント(0) - 2016年8月15日

★★★☆☆
★4 - コメント(0) - 2016年8月15日

ラストは何が起こっているのか、わからなかったけど、読むことを止めることができなかった。不思議な本でした。
★16 - コメント(0) - 2016年8月9日

mao
共感しがたいけどなんだか惹き込まれる、村田沙耶香ワールドさすがです。確かに家族だからといって愛し愛されなければならないこともないのかもね。なんで産んだってだけで愛さなきゃいけないの?っていうお母さんの発言も。本来は愛するために産むわけじゃないのかな。でもこの世の中ではやっぱり家族は必要で逃げられないでしょ。夫婦が互いに家族欲を解消できるならいいんじゃない?家族のあり方の根本にはてなが浮かんで頭がごちゃごちゃになるけど、ボーッとするほど美しい作品。
★2 - コメント(0) - 2016年8月8日

自分も将来寄生虫を産むんだ、という認識がこの小説の全てだと思う。何処かに血ではなく自分自身で選んだ家族があって、自分はそこに帰るべきなんだと思う主人公。でも実際は取り替えのきく永遠の命の一部でしかなく、みんな個々にカゾクヨナニーをして集合体を家族と称して愛を謳っているだけ。この世界こそ脳の作り出した幻想で、言葉もなく蟻塚を築いている世界こそ本当なのかもしれない。ラストでそのことに気づいてしまった娘をネタに、急遽家族欲を満たし始める家族を見て「この人たちの頭は大丈夫だろうか」と思う主人公が面白かった。
★4 - コメント(0) - 2016年8月8日

初めて主人公に共感があまりできなかった本。心の中ではやっぱり家族の愛情が欲しかったからこその裏返しなのだろうか。誰しも心のどこかでは欲しているはず。
★2 - コメント(0) - 2016年8月7日

タダイマトビラの 評価:72 感想・レビュー:213
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