モナドの領域

モナドの領域
あらすじ・内容
著者自ら「わが最高傑作にして、おそらくは最後の長篇」と宣言する究極の小説、ついに刊行!

河川敷で発見された片腕はバラバラ事件の発端と思われた。美貌の警部、不穏なベーカリー、老教授の奇矯な振舞い、錯綜する捜査……。だが、事件はあらゆる予見を越え、やがてGODが人類と世界の秘密を語り始める――。巨匠が小説的技倆と哲学的思索の全てを注ぎ込んだ超弩級小説。

あらすじ・内容をもっと見る
213ページ
1198登録

モナドの領域はこんな本です

モナドの領域を読んだ人はこんな本も読んでいます

罪の声
4133登録
夜行
5837登録

モナドの領域の感想・レビュー(734)

掴みどころのない話だなという印象です。平和な町に起きる異変を通じて語られる神とは、世界とは何かというのがテーマなのでしょうか、大枠の主張というか言いたいことは分かるような気がするのですが最初から最後まで煙に巻かれているような気分にさせられました。
★7 - コメント(0) - 3月14日

世界の歪みのために神様がやって来た?とくに好きな話しではなかったかな。
★4 - コメント(0) - 3月8日

物理や哲学に明るくないのでGODの話は難しかった。ダイヤが二つあったところと預金残高が増えたところがニヤリとさせられた。
★9 - コメント(0) - 3月2日

芸術的な女性の片腕が見つかった事件、それと同じ腕の形をしたパンを作り話題になる男、猟奇的な感じになってきたところでGODなる存在が登場。テレビや法廷で思弁的でメタな討論を繰り広げる展開に。ラストの解決編までGOD(と作者)のターン。 自作ネタや社会風刺も見られる。
★8 - コメント(0) - 3月1日

KOU
手足が発見されるバラバラ事件の謎解きから始まった物語は、ベーカリーの動物バゲット、手と足を写実的に形どったバゲットの製造に関わる人たちの非日常的な経験や世の中の全ての事象が、モナドの理論でプログラミングされているとする哲学的な方向に進んで行く。哲学的な話に頭を混乱させられるが、これが作者の狙いであるから、はまってはいけない。
★6 - コメント(0) - 2月22日

人間の絶滅は非常に美しい、というセリフが印象的でした。同僚から紹介されて久々に面白い小説を読みました。
★6 - コメント(0) - 2月21日

今、図書館で一気に読み終わりました。本当に楽しい読書時間でした。筒井康隆さん。きっと貴方がGODなんでしょ?(笑)
★7 - コメント(0) - 2月18日

まだまだイケるな(=゚ω゚)ノ
★4 - コメント(0) - 2月16日

筒井康隆にそんなに詳しいわけではないけど、筒井康隆らしい小説なんだろうなと感じた。哲学的思考、メタフィクション、SF的要素、いろんなものをひっくるめて、でも独りよがりでない、エンターテインメントとして読ませる力というか。作中の言葉を借りていうなら、難しいんだけど、なんだか腑に落ちました、という感じ。
★13 - コメント(0) - 2月11日

齢八十にして、この思考力。お見それしました。ある老教授に憑依した神以上の存在は、この世界の真の姿を人々に語り始める。彼は自分をGODと名乗る。GODは何か目的があって、この地上に降臨したのだろうか?あいにくトマス・アクィナスもライプニッツも未読なので、GODの言葉は理解できない部分もあった。筒井氏お得意のメタフィクションも、少しシラケた感じで見てしまう。今作では必要なかったのでは、とも思う。それでもページをめくる手が止まる事もなく、存分に物語を楽しむことが出来た。流石である。
★25 - コメント(0) - 2月7日

面白かったです。かつてのキレはやや薄くなっているものの、筒井サンらしさは健在でした。日常から徐々に謎を呼ぶ展開へと盛り上がり、SF的な物語に結びつく流れが読ませます。かと思えば哲学も織り込まれているのが凄いなと。GODなる存在が狂気的やりとりがあると思いきや、最後にはGODが当たり前の発言をしているのが違和感を感じましたが、そこが狙いだったのかと思わされました。読みやすいのも意外。とはいえ、してやられた感はありますね。
★124 - コメント(0) - 2月3日

筒井康隆を読むのはもう20年以上ぶり?可能世界について語るGODの答えの一文に「ヤラレター!」と叫びそうになる。GODの答えは我々読者にしてみれば当たり前の事実であるにも関わらず、それに違和感さえ感じさせる筒井サンの手腕に脱帽。やっぱり面白いなぁ。改めて昔の作品も読み直してみたくなった。
★9 - コメント(0) - 1月30日

筒井康隆さんの本は、何か読みたい時に手に取ります。この本は本人が傑作と言うのだから、楽しみつつ溢れるユーモアと共に書いたと思われます。実際、最初から物語に引き込まれて謎が謎を呼ぶ展開ながら最後の方にうまい具合に収まるSFでした。哲学も大きなポイントですが、なんとなく分かったような煙に巻かれた風で面白いです。とても老作家の作品とは思えません。新進気鋭の人気作家の絶頂傑作作品と思えました。
★14 - コメント(0) - 1月25日

冒頭の事件描写から凡庸な日常に場面は切り替わり、ああ推理ものかと思いきやさにあらず。豹変した大学教授が登場したあたりから物語の展開に興味は増すのだが...。GODなる、主たる登場人物の饒舌さと冗長さに失速。エンターテイメント性に思想哲学を盛り込んだ風味。後者が書きたくて物語を創作したんだろうな、と思った。この落差のある組み合わせを読ませるのが筆力のなせる技なのだろう。私なりに、浅い知識と偏った解釈からGODの言葉をひくと「自由意志というものはないんでっせ。」と言ってたんかなと思った。
★40 - コメント(0) - 1月20日

★★★☆☆
★2 - コメント(0) - 1月19日

GODは どんなクズでも 最高傑作だと思ってるそうですので この作品も勿論傑作ですね なるほど
★7 - コメント(0) - 1月14日

かつての毒気(読んだことを人に話すのが憚られるような)が無くなって、ほっこりする結末。
★16 - コメント(0) - 1月10日

推理小説と思って読み始めたら哲学的になって、社会問題への嫌みも織りまぜつつ最後はSF?上手く纏まっていたけど結局そう言うことだったのかーと終わりにはちゃんと理解した。皆も言ってるように読みやすいし、読ませる。途中のGODの狂気なやり取りは筒井氏らしかった。何故かほっこりした読後だった。
★108 - コメント(0) - 1月3日

今年の読み始めは筒井康隆で。『著者最後の最高傑作』という大層な帯。期待したじゃないですか。ミステリ風に始まったけど、超越者godが出てきた後は一方的な展開でした。読みどころとしては、哲学的議論が面白いと思えるかどうか。どうも私は著者の想定する水準に達していないようで置いてきぼりをかまされたようで悔しい。後、「文章が読みやすい」との感想が多いですが、読みやすさなんてどうでいいし、読みづらい位でよくないでしょうか?
★21 - コメント(0) - 1月3日

CCC
私が神です、何でも答えよう。という企画ものと思って読みました。
★10 - コメント(0) - 2016年12月28日

昔トーリエイモスと言う歌手がいたのだか、大好きだった。久々に思い出した。神について歌っていたと思う。外も中も真っ黒の本を出せば世界中の人間に買われて大ベストセラーになるよ。真っ黒の紙を見て、人は読んだ気になり、大満足するよ。こ、怖い。現在の売れてるベストセラーのことだろうか。
★7 - コメント(0) - 2016年12月22日

してやられた〜って感じです。筒井作品は短編集「幻想の未来」しか読んだことのなかったにわかですが、長編でも著者らしい崩れないリズムがあって楽しく読めました。筒井康隆はどことなく「化け物」って感じだなあ近寄り難いなあと思っていたのですが、なるほどGODかあとまあそんな感じです。他も読んでみたいなあと思いました。P.191『もはやGODの姿はどこにもない。出演者たちの袖への引っ込みを見よ。まるで敗残の兵または墓場に戻る幽鬼の群ではないか』
★10 - コメント(0) - 2016年12月18日

難しい箇所がたくさんあるのにそれを感じさせずなるほどと思わせるのはさすがです。 こういう神の存在って在ると思っていますが、こんなに実生活に入り込んでくるのは綻びを正すというより神の遊びに思えてしまう。 随所に筒井先生らしい遊びゴコロがみえて面白いです。
★12 - コメント(0) - 2016年12月8日

この人の文章はどうしてこうもさくさく読めるのだろう。どういう技法によるものなのか、どっかに書いた本は無いだろうか。
★6 - コメント(0) - 2016年12月4日

難しいことはわからない。おじいちゃんがお人形ごっこに興じているといった体で、時代の流れを感じさせた。かつての短編「偏在」は濃密でエロティックだったのになあ
★5 - コメント(0) - 2016年12月4日

最初はミステリー風だったのが、段々とSFになり、哲学論になり……。中盤以降は私の理解力がついて行けなかった(;^_^A その割りには、ストレス感じずに読んでいたのが、我ながら不思議。
★36 - コメント(1) - 2016年12月2日

大人の児童文学のように、サイズ感、奥行き、まとまりの丁度良さが丁度良く、面白い。やさしく熱い気持ちで記してくれたのだと思い幸せを感じながら読めた。
★8 - コメント(0) - 2016年11月29日

筒井作品の長編は難解なものが多いがこの作品は非常に面白く一気に読んでしまった。知的好奇心もくすぐられる。
★5 - コメント(0) - 2016年11月23日

面倒な本やったぁ
★2 - コメント(0) - 2016年11月22日

河川敷で女性の片腕が発見されるという始まりで、ミステリー小説かな?と思い読み進めていたのですが、とんでもないSF小説でした。高度な哲学論や並行世界の話になりどう収拾がつくのかと思いきや、終わりはスッキリ。
★9 - コメント(0) - 2016年11月20日

「モナド」から連想される予定調和に揺さぶりをかけつつも、無秩序に拡散するのではなく収束し調和に向かわせたところに、筒井氏の並みならぬ技量と読者に優しい節度を感じます。
★9 - コメント(0) - 2016年11月18日

ごちゃごちゃと難しいっぽい内容が書かれているのに、物語として読み進めるのが苦にならないのは、きっと作者の力。流石は筒井康隆だ!全能なる者が戯れに退屈な現実を引っ掻きまわす痛快さは、先日読んだ『巨匠とマルガリータ』に通じるところがあるかもしれない。こっちもオススメ。
★3 - コメント(0) - 2016年11月12日

小説としてこれはどうなんだろうと疑問に思うけど、相変わらず筒井さんの本は好きだなと感じる。上手く言えないけど、読書の醍醐味を感じられて幸せです。しかし、同時に人になかなか勧めづらい一冊でもありますね。
★7 - コメント(0) - 2016年11月7日

どんなジャンルか分からず図書館で借りた。女性の片腕と片足が発見され、さぁ推理の幕開けだぁ~と思ったら全く違っていた。意外な展開にびっくりした。いかにも「時をかける少女」の作者らしいが、難しい説明部分は理解不能。結局、GODは作者自身なんだと思うことにしたが、そうするとGODが最後にこの世から足跡を消したと云うことは作者の今後を暗示しているのかもしれない。
★30 - コメント(0) - 2016年11月4日

初筒井康隆。不穏な序盤から人類が滅亡する類いの話を予想したが、爽やかに終わってホッとした。SF小説は滅多に読まないためメタ展開が新鮮でドキドキしつつ、(この世界の)全知全能の視点を垣間見れて想像力を刺激された。
★8 - コメント(0) - 2016年11月3日

神、超越者とは案外こんなものかもしれない。 なぜか、火の鳥を思い出した。
★2 - コメント(0) - 2016年10月24日

最後の長編かぁ。哲学とか神とかって、今までも書いてたし、今回は単語ちりばめただけだし。ううむ、それほどすげー小説ってわけでもない気がするが…ラストが、なんだかアニメのラストのようだし、「時かけ」への追憶も入れてるし。最近、アニメに寄ってません?
★6 - コメント(0) - 2016年10月21日

面白かった〜〜!せいせいして、スッキリした!晴れやかな気持ち。私もGODに会いたかったわ。モナドの領域だろうけどね。筒井先生いつまでも脳味噌はお若い。
★6 - コメント(0) - 2016年10月15日

世界を救うため降臨したGOD。世界の危機を作ったのもGOD。この世界は小説の世界だとGODは明言しているので当然GODは筒井康隆。問題を解決するために問題を創造するというのは物語作者がいつもやってることだが、この物語は作者がGODとして登場してマッチポンプまで明かしてしまうのだからメチャクチャだ。まるで「タイタンの妖女」のトラルファマドール星人やラムファードのようなGOD像は、ゲンロン2の対談を読む限り、こういう神だったら納得するという筒井の諦観からきているよう。ヴォネガットよりもヌルいが、共感しやすい。
★10 - コメント(0) - 2016年10月14日

△プラス
★1 - コメント(0) - 2016年10月13日

モナドの領域の 評価:84 感想・レビュー:329
ログイン新規登録(無料)